竹下しづの女

2018年05月19日

若夏雲便りNo.21:イチゴ

スーパーに行ったら、イチゴをたくさん買っている人がいました。イチゴ、大好きなのですが、商売していた家で育ったせいか、買って食べるものというイメージがないのです。店頭にあって「食べてもいい?」と親にきいて「わーい♪ヽ(´▽`)/」とタダで食べるものの1つという感覚が消えません・・・リンゴもミカンもそうです。ブドウやモモなんて「いらない!」と言いたくなるくらい、親戚や近所からもらいましたわ。だから今でも巨峰とか値段を見ると信じられないくらい高い!と思ってしまいます。



イチゴの語源については、日本書紀に「伊致寐姑(いちびこ)」、新撰字鏡に「一比古(いちびこ)」とあり、これが転じてイチゴになったともいわれているそうです。変わった漢字もあるようです。


http://kanji08.jugem.jp/?eid=279



こちらのイチゴはちょっとホラーテイスト!

https://creatorsbank.com/oriisouan/works/333137





『苺ジャム男子はこれを食ふ可らず』(竹下しづの女
・1887-1951)


作者は大正-昭和時代の俳人。昭和10年代初期の作品らしいです。男子たるもの、甘いものを食べるなど、精神が弛んでいる!と言われていた時代でしょうね。食べ物にも男女差別があるというのもなぁ・・・甘いものは女・子どもが食べるもの!というのは古い考えですが、現代にも残っていそうですね。




rohengram799 at 16:14|PermalinkComments(8)
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