篝火花

2010年11月26日

第341号:『ぶたのまんじゅう』と呼ばないで…食べ物じゃないんだから(ToT)

いくつかある誕生花の本の中から選んだ花は『シクラメン』です♪


ホームセンターのチラシには、お馴染みの赤やピンクの他に青紫のものまであってびっくりしました。花びらのかたちも、ワサワサたくさんあるのもあって「ホントにシクラメン?」と思ったり…チューリップも八重とかあるから不思議ではないのでしょうけど、あまり手をくわえるのは…と複雑(-_-)


シクラメンは、 地中海地方原産ときいて、なんとなく意外。そして和名のは「豚の饅頭」と「篝火草(かがりびばな)」はあまりにも印象が違いすぎ!!


『豚の饅頭』は、ある植物学者が、シクラメンの英名:sow bread(雌豚のパン=シクラメンの球根が豚の餌になることから命名)を日本語に翻訳した名前だそうです。


『篝火花』はシクラメンを見たある日本の貴婦人(九条武子だといわれている)が、「これはかがり火の様な花ですね」と言ったのを聞いた牧野富太郎氏が名づけたそうです。球根と花を見て名づけているために、全然違う和名になったのですね(笑)


今は『シクラメン』をみんな使っていますが、こちらだとはなやかなドレスを着たヨーロッパのお姫さまが、軽やかにダンスしているみたい!


篝火花だと、どこか妖しげ~黒衣の伯爵夫人や、紅い唇の和服美人を思いうかべますね。私的にはもちろん、こちらの方が好みです(^o^)v




rohengram799 at 10:14コメント(7) 
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