糸引き娘

2017年05月07日

起雲便りNo.7:糸引き

「こどもの日」がくると必ず出生率とかの話が新聞に載りますが、今日の新聞では「台湾で不妊治療」「卵子提供受け110人誕生」とあり・・・少し前には人工子宮の話もあったし、なんというか、いろいろ複雑な気分です。主要国で第三者の卵子や精子提供に関する生殖医療の法整備が進んでいないのは日本だけだそうです。



「糸引き娘」という言葉があって、なんだろう、若いけれどお見合い斡旋業をしている人のことかしら、なんて思いますいたら・・・糸引き娘(いとひきむすめ)は「徳島県板野郡堀江村(現・鳴門市)に伝わる妖怪」と書いてあるじゃないですか!Σ( ̄□ ̄;)

その名の通り、路傍で糸引き車で糸をひいている美しい女性の姿で現れて、通りかかった人がその美しさに見とれていると、たちまち白髪の老婆に姿を変え、ガバッ!と食べるのか((((;゜Д゜)))とガクブルしていたら「大声で笑い出して相手を驚かせる」という・・・なんだ、イタズラ婆さんなのか(笑)



5月も1週間が過ぎました。GW明けの仕事は皆さん、大変でしょうなぁ・・・私は曜日も祝日も関係ないシフトなのですが、昼間は本当に暑くてゼェセェしてしまいます~かといって、ジメジメした梅雨が早く来るのもイヤ(((-д-´。)(。`-д-)))です!



若くして亡くなった詩人の立原道造が友人にあてた手紙の一文を紹介していた記事を読みました。


【ながいことなんのおとづれもなくもう五月になつてしまふ。風が僕の膚に吹くときに、それは何とこころよいこと! プラターヌも芽がのび、ポプラの緑も濃くなつた。あたらしい紺の背広のことなど夢みながら、毎日毎日はたらいている。外光の強くなつた硝子張りのアトリエでーー。】


なんてさわやかなの~! こんな手紙を書いたことももらった記憶もありませんわ。プラターヌってプラタナスのことですよね、きっと。 おニュー(死語だな)の背広を夢見て働く・・・私も1番何かしら美しく楽しい夢を見て働きたいと思います。同じ1日ならイライラするよりフフッ!と笑える方がずっといいですもんね(*´ー`*)




rohengram799 at 22:08コメント(7) 
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