茨木のり子
2024年12月10日
冬茜雲便りNo.8:ししゅう
おはようございます🐥
スーパーで野菜のパプリカをさがしているであろうお客さまを、スパイスコーナーに案内している店員さんを見かけたことがあります〜「ししゅう」もそうだな、とこの詩を思い出しました。たしかに「詩集コーナー」ってないんですよね〜短歌や俳句はテレビの影響もあるのか目につきます。ないよりあった方がもちろんいいのですが、詩集コーナーも復活して欲しい🥸
『詩集と刺繡』 茨木のり子
詩集のコーナーはどこですか
勇を鼓して尋ねたらば
東京堂の店員はさっさと案内してくれたのである
刺繡の本のぎっしりつまった一角へ
そこではたと気づいたことは
詩集と刺繍
音だけならばまったくおなじ
ゆえに彼は間違っていない
けれど
女が尋ねたししゅうならば
刺繡とのみ思い込んだのは
正しいか しくないか
礼を言って
見たくもない図案集など
ぱらぱらめくる羽目になり
既に詩集を探す意志は砕けた
二つのししゅうの共通点は
共にこれ
天下に隠れもなき無用の長物
さりとて絶滅も不可能のしろもの
たとえ禁止令が出たとしても
下着に刺繡をするひとは絶えないだろう
言葉で何かを刺しかがらんとする者を根だやしにもで
きないさ
せめてもとニカッと笑って店を出る
🐥
秋篠宮ご夫妻が全日程終えトルコから帰国されました。紀子さまはかなりお疲れのように見えましたが(羽田に到着された時には安心されたのか、とても可愛らしい表情でした)帰国されてからもお忙しそうです。
紀子さまが訪問前の記者会見で「オヤ」について話されていましたね。
https://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/268
トルコはチューリップ・バブルしか思いつかなかったワタクシ、そして手芸とかも自分ではやらない……のですが、キレイなものを見るのは好きなので検索してみました。こちらが写真もたくさんあって詳しいかなと。
https://turkish.jp/blog/%E3%82%AA%E3%83%A4/
🐥
コチラは「こぎん刺し」のテディベア🧸
https://kurosuke3796.hatenablog.com/entry/2024/12/05/075851
昨日は雅子さまの誕生日🎂でしたが、相変わらず医師団ってナニをしてるのだろう?となりました。毎年、同じものを読まされている気がします。
3日の埼玉鴨場接待の報道がないのですが、今日は新浜鴨場で華子さまと彬子さまが接待にあたられるとか。こちらの報道はあるのかなぁ。
皇室の皆さま方にもいろんな事があった1年になりますね。
ではでは、また(˙❥˙)ノ
スーパーで野菜のパプリカをさがしているであろうお客さまを、スパイスコーナーに案内している店員さんを見かけたことがあります〜「ししゅう」もそうだな、とこの詩を思い出しました。たしかに「詩集コーナー」ってないんですよね〜短歌や俳句はテレビの影響もあるのか目につきます。ないよりあった方がもちろんいいのですが、詩集コーナーも復活して欲しい🥸
『詩集と刺繡』 茨木のり子
詩集のコーナーはどこですか
勇を鼓して尋ねたらば
東京堂の店員はさっさと案内してくれたのである
刺繡の本のぎっしりつまった一角へ
そこではたと気づいたことは
詩集と刺繍
音だけならばまったくおなじ
ゆえに彼は間違っていない
けれど
女が尋ねたししゅうならば
刺繡とのみ思い込んだのは
正しいか しくないか
礼を言って
見たくもない図案集など
ぱらぱらめくる羽目になり
既に詩集を探す意志は砕けた
二つのししゅうの共通点は
共にこれ
天下に隠れもなき無用の長物
さりとて絶滅も不可能のしろもの
たとえ禁止令が出たとしても
下着に刺繡をするひとは絶えないだろう
言葉で何かを刺しかがらんとする者を根だやしにもで
きないさ
せめてもとニカッと笑って店を出る
🐥
秋篠宮ご夫妻が全日程終えトルコから帰国されました。紀子さまはかなりお疲れのように見えましたが(羽田に到着された時には安心されたのか、とても可愛らしい表情でした)帰国されてからもお忙しそうです。
紀子さまが訪問前の記者会見で「オヤ」について話されていましたね。
https://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/268
トルコはチューリップ・バブルしか思いつかなかったワタクシ、そして手芸とかも自分ではやらない……のですが、キレイなものを見るのは好きなので検索してみました。こちらが写真もたくさんあって詳しいかなと。
https://turkish.jp/blog/%E3%82%AA%E3%83%A4/
🐥
コチラは「こぎん刺し」のテディベア🧸
https://kurosuke3796.hatenablog.com/entry/2024/12/05/075851
昨日は雅子さまの誕生日🎂でしたが、相変わらず医師団ってナニをしてるのだろう?となりました。毎年、同じものを読まされている気がします。
3日の埼玉鴨場接待の報道がないのですが、今日は新浜鴨場で華子さまと彬子さまが接待にあたられるとか。こちらの報道はあるのかなぁ。
皇室の皆さま方にもいろんな事があった1年になりますね。
ではでは、また(˙❥˙)ノ
2024年08月15日
龍燈雲便りNo.6:アンテナ
こんにちは🐥
台風🌀の進路が気になりますね。関東直撃っぽい😰😰😰
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240815/k10014549301000.html
今日はいつもと違うスーパーに行ったら、水はありましたが米の棚がスカスカに……😓😓😓
ひとり暮らしの高齢者の方とかなかなか外出出来ない方とか、暑さもありますが、不便で不安なことがたくさんあるのではないかと思ってしまいます。
🌵
79年目の夏🙏
【平和の俳句 2024】
https://www.tokyo-np.co.jp/heiwanohaiku
🌵
先日、夏だから夏のつくタイトルの本をで『悪い夏』を読みました。
https://bookwalker.jp/def24b8170-3b59-47a0-bb86-45e1bf9ae672/
生活保護不正受給問題、最近は話題になりませんがまだまだ根深い……いろんな制度があってもそれを正しく説明して本当に必要な人に活用してもらえない現実があり……壁に耳あり障子に目あり、で人が多い場所でやたらにプライベートな話はすべきではないなと思った😑 この小説、映画化されるんですね。
https://natalie.mu/eiga/news/576512
🌵
悠仁さまの18歳のお誕生日は翌月ですが、それにあわせたかのようにものすごく酷い週刊誌の見出し、記事などが目につくようになりました。関係者って誰? 宮内庁であれ学校関係者であれ、守秘義務はないのか? 皇位継承順位を覆してその先には何が? 皇室関係に限らないですが「思われる」だの「違いない」だの、事実じゃないってことですよね?
茨木のり子さんのこの詩が浮かびました。
「賑々しきなかの」 茨木のり子
言葉が多すぎる
というより
言葉らしきものが多すぎる
というより
言葉と言えるほどのものが無い
この不毛 この荒野
賑々しきなかの亡国のきざし
さびしいなあ
うるさいなあ
顔ひんまがる
時として
たっぷり充電
すっきり放たれた日本語に逢着
身ぶるいしてよろこぶ我が反応を見れば
日々侵されはじめている
顔ひんまがる寂寥の
ゆえなしとはせず
アンテナは
絶えず受信したがっている
ふかい喜悦を与えてくれる言葉を
砂漠で一杯の水にありついたような
忘れはてていたものを
瞬時に思い出させてくれるような
賑々しいと騒々しい ⇩
https://proverb-encyclopedia.com/dictionary/niginigisii/
🌵
8月も後半になります。
皆さま、どうぞご自愛下さいませ。
台風🌀の進路が気になりますね。関東直撃っぽい😰😰😰
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240815/k10014549301000.html
今日はいつもと違うスーパーに行ったら、水はありましたが米の棚がスカスカに……😓😓😓
ひとり暮らしの高齢者の方とかなかなか外出出来ない方とか、暑さもありますが、不便で不安なことがたくさんあるのではないかと思ってしまいます。
🌵
79年目の夏🙏
【平和の俳句 2024】
https://www.tokyo-np.co.jp/heiwanohaiku
🌵
先日、夏だから夏のつくタイトルの本をで『悪い夏』を読みました。
https://bookwalker.jp/def24b8170-3b59-47a0-bb86-45e1bf9ae672/
生活保護不正受給問題、最近は話題になりませんがまだまだ根深い……いろんな制度があってもそれを正しく説明して本当に必要な人に活用してもらえない現実があり……壁に耳あり障子に目あり、で人が多い場所でやたらにプライベートな話はすべきではないなと思った😑 この小説、映画化されるんですね。
https://natalie.mu/eiga/news/576512
🌵
悠仁さまの18歳のお誕生日は翌月ですが、それにあわせたかのようにものすごく酷い週刊誌の見出し、記事などが目につくようになりました。関係者って誰? 宮内庁であれ学校関係者であれ、守秘義務はないのか? 皇位継承順位を覆してその先には何が? 皇室関係に限らないですが「思われる」だの「違いない」だの、事実じゃないってことですよね?
茨木のり子さんのこの詩が浮かびました。
「賑々しきなかの」 茨木のり子
言葉が多すぎる
というより
言葉らしきものが多すぎる
というより
言葉と言えるほどのものが無い
この不毛 この荒野
賑々しきなかの亡国のきざし
さびしいなあ
うるさいなあ
顔ひんまがる
時として
たっぷり充電
すっきり放たれた日本語に逢着
身ぶるいしてよろこぶ我が反応を見れば
日々侵されはじめている
顔ひんまがる寂寥の
ゆえなしとはせず
アンテナは
絶えず受信したがっている
ふかい喜悦を与えてくれる言葉を
砂漠で一杯の水にありついたような
忘れはてていたものを
瞬時に思い出させてくれるような
賑々しいと騒々しい ⇩
https://proverb-encyclopedia.com/dictionary/niginigisii/
🌵
8月も後半になります。
皆さま、どうぞご自愛下さいませ。
2023年06月13日
暑劇雲便りNo.10:六月
こんにちは🐥 『六月』というタイトルの詩がありました。
『六月』
茨木のり子
どこかに美しい村はないか
一日の終りには一杯の黒麦酒
鍬を立てかけ 籠を置き
男も女も大きなジョッキをかたむける
どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮は
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる
どこかに美しい人と人との力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる
昨日は茨木のり子さんの誕生日だったそうです。そして今日はヤクルトが制定した「お父さんの日」🥸 ちょっとホラーな谷川俊太郎さんの詩と過去記事とあわせた記事をnoteに投稿したので、お時間がありましたらどうぞお読み下さいませ。
https://note.com/during0901/n/n04d573aedc75
ではでは、よい1日になりますように🍀
『六月』
茨木のり子
どこかに美しい村はないか
一日の終りには一杯の黒麦酒
鍬を立てかけ 籠を置き
男も女も大きなジョッキをかたむける
どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮は
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる
どこかに美しい人と人との力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる
昨日は茨木のり子さんの誕生日だったそうです。そして今日はヤクルトが制定した「お父さんの日」🥸 ちょっとホラーな谷川俊太郎さんの詩と過去記事とあわせた記事をnoteに投稿したので、お時間がありましたらどうぞお読み下さいませ。
https://note.com/during0901/n/n04d573aedc75
ではでは、よい1日になりますように🍀
2023年04月05日
陽春雲便りNo.5∶セイメイのおじょらぽん
こんにちは🐥
日曜日が千葉県議会議員選挙投票日です。選挙カーはほとんど見かけないのだけれど、どなたかが候補者に手を振ったのでしょうね~「おかあさん、ありがとうございます!」の声が。 娘の結婚の申込みに来た男性から「お父さん」と呼ばれて「私はキミの父親じゃない!!」ではありませんが「その人はアナタの母親じゃないと思うよ〜」と思ったワタクシです😅
さてさて……「よりかかる」の方言に「よしかかる」があることを知りました。最初、書き間違いなのかな?と思って調べたら方言でした。私は「よっかかる」と言ってたけど母は「おっかかる」と言っていた!と急に思い出しました。「ほんなん、おっかかっちょし!」(そんなによりかからないでヽ(`Д´)ノプンプン)……懐かしい田舎での時間がよみがえりましたわ。
よりかかる……でもうひとつ思い出したのが茨木のり子さんの詩集『倚りかからず』です。
https://1000ya.isis.ne.jp/1666.html
本と方言つながりでもう1冊🐤
『おじょらぽん』
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1737
気になったものはあとから調べるためにチラシの裏に走り書きするのだけれど、コレも書いてありました。睡眠導入絵本なのかな、子どもや動物たちに「おじょらぽん おじょらぽん ねんねんねん」を繰り返します。甲州弁に「おじょおもん(未婚の若い娘)」ってあるらしいけど、一度も聞いたことがないんだけど🥸 宮沢賢治の『やまなし』の「クラムポンはかぷかぶわらったよ」的なリズムの良さがあると思いました。絵も落ち着いた雰囲気で可愛らしいし。朗読動画もありました。
https://youtu.be/UR0sL89eEAA
今日は二十四節気のひとつ「清明」ですね。この言葉をヒント?に以前書いたものをnoteとpixivに投稿しました。noteは画像のショートversion、pixivは加筆したものです。お時間がありましたらのぞいてやって下さいませ🙏
note→https://note.com/during0901/n/n192094a6eb52
pixiv→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19630307
ではでは、また(๑˙❥˙๑)
日曜日が千葉県議会議員選挙投票日です。選挙カーはほとんど見かけないのだけれど、どなたかが候補者に手を振ったのでしょうね~「おかあさん、ありがとうございます!」の声が。 娘の結婚の申込みに来た男性から「お父さん」と呼ばれて「私はキミの父親じゃない!!」ではありませんが「その人はアナタの母親じゃないと思うよ〜」と思ったワタクシです😅
さてさて……「よりかかる」の方言に「よしかかる」があることを知りました。最初、書き間違いなのかな?と思って調べたら方言でした。私は「よっかかる」と言ってたけど母は「おっかかる」と言っていた!と急に思い出しました。「ほんなん、おっかかっちょし!」(そんなによりかからないでヽ(`Д´)ノプンプン)……懐かしい田舎での時間がよみがえりましたわ。
よりかかる……でもうひとつ思い出したのが茨木のり子さんの詩集『倚りかからず』です。
https://1000ya.isis.ne.jp/1666.html
本と方言つながりでもう1冊🐤
『おじょらぽん』
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1737
気になったものはあとから調べるためにチラシの裏に走り書きするのだけれど、コレも書いてありました。睡眠導入絵本なのかな、子どもや動物たちに「おじょらぽん おじょらぽん ねんねんねん」を繰り返します。甲州弁に「おじょおもん(未婚の若い娘)」ってあるらしいけど、一度も聞いたことがないんだけど🥸 宮沢賢治の『やまなし』の「クラムポンはかぷかぶわらったよ」的なリズムの良さがあると思いました。絵も落ち着いた雰囲気で可愛らしいし。朗読動画もありました。
https://youtu.be/UR0sL89eEAA
今日は二十四節気のひとつ「清明」ですね。この言葉をヒント?に以前書いたものをnoteとpixivに投稿しました。noteは画像のショートversion、pixivは加筆したものです。お時間がありましたらのぞいてやって下さいませ🙏
note→https://note.com/during0901/n/n192094a6eb52
pixiv→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19630307
ではでは、また(๑˙❥˙๑)
2022年04月24日
喜春雲便りNo.19:『私のカメラ』 📸
朽網山(くたみやま) 夕居る雲の うすれ往かば われは恋ひむな 公(きみ)が目を欲(ほ)り
万葉集に残る詠み人知らずの恋の歌(*)。「くたみやま」 は大分県の久住山とする説、福岡県北九州市小倉南区の朽網(くさみ)の山とする説があるそうですが、久住山説が有力ではないかと。
https://www.pref.oita.jp/site/archive/200778.html
朽網山に夕方、かかっている雲が薄れていったら私は恋しくなるだろう。あなたに逢いたくて。
あなたに逢いたくて 逢いたくて〜 と歌を歌いたくなる……そう言えば聖子ちゃんは福岡の出身🎤🎶
https://sp.uta-net.com/movie/9126/
「逢いたい」を「目を欲り」と表現したところが素晴らしい感性ではないかと。目が欲し……だと目が星⭐ 昭和の少女漫画の世界ね! と思ったり……愛し君の姿が瞳の中ではじける、流れ星は涙になり……とひとしきりアホな妄想に浸ってしまうのはお約束! 夕陽と相まって目に焼き付ける、絶対忘れたくない、という娘心から女心まで変化していくようにも感じますねぇ :*(〃∇〃人)*: ← すでに別世界にいる💦
そんなさまざまな妄想の果てに茨木のり子さんの『私のカメラ』という詩が待っておりました。お若い方たち(に限らない?)はもスマホで写真を撮るのが大好きですけど、ちゃんと「みる」って大事だなと思います。
「私のカメラ 」 茨木のり子
眼(め)
それは レンズ
まばたき
それは わたしの シャッター
髪でかこまれた
小さな 小さな 暗室もあって
だから わたし
カメラなんかぶらさげない
ごぞんじ? わたしのなかに
あなたのフィルムが沢山しまってあるのを
木漏れ陽のしたで笑うあなた
波を切る栗色の眩しいからだ
煙草に火をつける 子供のように眠る
蘭の花のように匂う 森ではライオンになったっけ
世界にたったひとつ だあれも知らない
わたしのフィルム・ライブラリイ
素敵なシャッターチャンスがいっぱいの日曜日でありますように (* ^ー゜)ノ
(*)https://search.yahoo.co.jp/amp/s/manyoshu-japan.com/10904/%3Famp%3D1%26usqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
万葉集に残る詠み人知らずの恋の歌(*)。「くたみやま」 は大分県の久住山とする説、福岡県北九州市小倉南区の朽網(くさみ)の山とする説があるそうですが、久住山説が有力ではないかと。
https://www.pref.oita.jp/site/archive/200778.html
朽網山に夕方、かかっている雲が薄れていったら私は恋しくなるだろう。あなたに逢いたくて。
あなたに逢いたくて 逢いたくて〜 と歌を歌いたくなる……そう言えば聖子ちゃんは福岡の出身🎤🎶
https://sp.uta-net.com/movie/9126/
「逢いたい」を「目を欲り」と表現したところが素晴らしい感性ではないかと。目が欲し……だと目が星⭐ 昭和の少女漫画の世界ね! と思ったり……愛し君の姿が瞳の中ではじける、流れ星は涙になり……とひとしきりアホな妄想に浸ってしまうのはお約束! 夕陽と相まって目に焼き付ける、絶対忘れたくない、という娘心から女心まで変化していくようにも感じますねぇ :*(〃∇〃人)*: ← すでに別世界にいる💦
そんなさまざまな妄想の果てに茨木のり子さんの『私のカメラ』という詩が待っておりました。お若い方たち(に限らない?)はもスマホで写真を撮るのが大好きですけど、ちゃんと「みる」って大事だなと思います。
「私のカメラ 」 茨木のり子
眼(め)
それは レンズ
まばたき
それは わたしの シャッター
髪でかこまれた
小さな 小さな 暗室もあって
だから わたし
カメラなんかぶらさげない
ごぞんじ? わたしのなかに
あなたのフィルムが沢山しまってあるのを
木漏れ陽のしたで笑うあなた
波を切る栗色の眩しいからだ
煙草に火をつける 子供のように眠る
蘭の花のように匂う 森ではライオンになったっけ
世界にたったひとつ だあれも知らない
わたしのフィルム・ライブラリイ
素敵なシャッターチャンスがいっぱいの日曜日でありますように (* ^ー゜)ノ
(*)https://search.yahoo.co.jp/amp/s/manyoshu-japan.com/10904/%3Famp%3D1%26usqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D