2018年09月13日

菊咲雲便りNo.7:秋の・・・

下書き記事がたくさんあるので、少しずつ整理しているけれど、よくわからないもの多くて(^^;)(;^^) この「ブルーエルフィン」もタイトルは忘れたけれど、読んだ本の中に出てきて気になり調べたのだと思います。


http://www.teych.com/11ghana-14.html



俳句には秋の蝶(あきのちょう)」という季語があります。そのまま「秋に見かける蝶」のことで類義語・類語に「秋蝶」「しじみ蝶」などがあるとか。
他にも「秋の蚊」や「秋の蝿」「秋の蝉」なども。なんとなく「秋の」とつくと、夕暮れ時のもの悲しさ、心細さを感じますね。


「秋の蚊のよろよろと来て人を刺す」


正岡子規の俳句です。「秋の蚊」には「残る蚊」「別れ蚊」「蚊の名残」といった類語がありました。長く病床にいた子規の句だと思うと、ヨロヨロしながらも、命を繋げようとする姿が(本能なんでしょうが)とても尊いものに思えてきます。



今年は暑すぎたからか、蚊に刺されてカユイ!と思った記憶がないワタクシです。セミの鳴き声もあまり聞かなかったな( ´~`)



rohengram799 at 16:27コメント(0) 

2017年09月14日

竹酔雲便りNo.14:人間のショウメイ

台風の進路が気になりますが、今日は雲が多いながらも晴れて暑いですね~落ち着いた秋の雰囲気になるのはまだまだ先かも。


「季語には季霊(きれい)が宿っている」と平井照敏という俳人が言っていた、という記事を読みました。1931年(昭和6年)3月31日 - 2003年(平成15年)9月13 日)の俳人、フランス文学者だそうです。


『秋の夜の足音もみなフランス語』(昭和46)という作品、オシャレ~!と思いますが、これはパリでの生活がはじまった頃のフランス語ノイローゼを思い出して作ったものらしいです。短い旅行だったら、ああ、今自分はおフランスにいるのね~しあわせ(*´ω`*)な気持でしょうが、長い暮らしのこれからを考えたら不安な秋の夜長だったかも。 日本だったらフランス語ではなくて、関西弁とかがしっくり来るかしら!?(笑)



季語ってナンだろ?という言葉がたくさんありますが「焦螟(ショウメイ)」というのがありました。蚊のまつげに巣くうという想像上の非常に小さい虫のこと。そこで子を生ずるものとされる。季節は夏です。

また「度量の小さな人間の比喩になるとも考えられる」とありました。「○○の穴の小さいヤツ」より上品ではありますが、言っていることはこちらの方がかなり辛辣。度量が小さい、なんてモノではないですね。原子レベルの心の狭さ・・・イヤもう心を宿すことなど出来ないような。


「あなたってショウメイみたい」と言われた場合、多分一番最初に浮かぶのは「照明 」明るいわぁ~!だと思うのですが、ニッコリ笑った顔のウラにベッドの意味があったら・・・まぁこんなことを言われることはないだろうけれど(;´∀`)


でもでも、こんな度量の小さい、ケチくさい人間にはなるまい!と思った、小心者のワタクシでした!







rohengram799 at 15:10コメント(4) 
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