読売歌壇

2024年11月18日

深冷雲便りNo.10:わからない言語のような

おはようございます🥸

昨日はあんなに暑かったのに今日は……もう身体がついていかないですね。思考回路もいつも以上になんだかなぁ…になってしまいそうです😵‍💫


百合子さまの薨御。大往生ではありますが、やはりまたひとつの時代が終わった感じがします。そして喪主は信子さまではなく彬子さま。彬子さまはチャーミングな才女だと思いますが、やはりどこか「あなた達とは違うのよ」なところがチラホラ感じられ……。

過去のインタビューなど今は調べたら読むことが出来ますし……こちらにあったスキーの話にはちょっと😰😰😰 ワガママなお嬢さまの面がチラチラと。

http://retsugaiha.blog.fc2.com/blog-entry-3409.html


エリザベス女王の葬儀には慣例なんて関係ない!とばかりに渡英したのに、百合子さまの葬儀は慣例に従うという今上ご夫妻もそれはどうなのでしょうか……と思ってしまいます。またエリザベス女王の時もでしたが、ニヤニヤと笑っているように見える写真がニュースサイトにあるのも何だか……😓

美智子さまは車イス出はなく杖をお使いでしたね。順調に回復されているのでしょうか。しかし、皇室も高齢化……10代は悠仁さまおひとりですし、これからどうなるのでしょうか。


🍂


わからない言語のように眺めてる怒りでさえもきみの音楽 

讀賣新聞(11/12)読売歌壇・黒瀬珂瀾選の短歌。札幌市の方の作品。

【評】 怒りにまかせて叫び散らす「きみ」。まったくもって支離滅裂だけど、その罵声のなかにも「きみ」ならではの声の音楽を感じてしまう。人間の関係性は実に不思議ですね。


「来ないで」も「来て」も泣き声夏の月 

江渡華子さんの句を思い出しました。こちらは赤ちゃんの泣き声を詠んだものだったと思いますが、痴話喧嘩の一場面のようで🤭


🍂


【「七五三」の室礼】
https://ameblo.jp/tsutsumi-musubi/entry-12872984081.html

美しい日本の美✨

「柘榴(子種)は男の子の象徴、フジは女の子の象徴…」ってありましたが、ショウブとモモではないのか〜と思ったり。 なんとなく谷川俊太郎さんの「男の子のマーチ」という詩が浮かんだりして。

https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=978275


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高橋秀実さんの記事、読んでいて面白かったです。

https://president.jp/list/author/%E9%AB%99%E6%A9%8B%20%E7%A7%80%E5%AE%9F


🍂


昨晩から『あやかし手製本編纂館 あなたの想い、紡ぎます』(森原すみれ)を読んでいます🐥
https://www.kadokawa.co.jp/product/322402000615/

皆さまも秋の夜長に読書をお楽しみ下さいませ😄



思ったより時間がかかって「こんにちは」と挨拶した方がよい時間になってしまった😅

ではでは、今週もどうぞ「ご安全に」!









rohengram799 at 09:35コメント(4) 

2024年10月15日

いちじゅく雲便りNo.5:口がいのち

こんにちは🥸


テレビから「季節に特化した野菜」という言葉が聞こえてきたけれど、コレは「旬の野菜」という意味なのだろうか? 日本語、難しい😅


🌾


『風とマンダラ』の志加吾さんのイメージしかなかったので、今の写真を見てビックリ!

【登龍亭獅篭、尾張落語の新演目「真・黄金餅」を本格披露】
https://www.chunichi.co.jp/article/971418


そして金原亭馬遊さんの訃報。お名前しか知らないのですが58歳で…🥲
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c0fc8796b4a54ca2f3f167d111cdc85672909cd


🌾


昨日新聞記事で久永草太歌集『命の部首』が紹介されていました。獣医師さんだそうです。

https://www.honamisyoten.com/item/inochinobushu/

http://petalismos.net/tanka/kanran/kanran385.html



同じ紙面の読売歌壇で小池光さんが選ばれたうちの一首。


唐突に「優しかったね」と夫言いて吾の亡母(はは)の事誉めてくれたり 
(東京  高橋芙美子さん)


夫は「つま」と読むのかな、年齢はわからないのですが、ウチのダンナさんも「おとうさんもおかあさんもいいひとだったね」と最近言ってくれたことがあり……そこで「アナタの両親もね」と言えない😓 義母も一周忌を過ぎたのですが、心が狭いワタクシです😓😓😓


🌾


朝晩と昼間の気温差が大きくなってきましたね。10月も半ばなので当たり前なんですけど。

どうぞ皆さま、今週も「ご安全に」!




rohengram799 at 09:00コメント(0) 

2024年03月14日

禊月雲便りNo.10:方言と祈り

こんにちは🐥


年度末になり引っ越しされる方々も多そうです。
引っ越し専門の運送会社もありますね。こちらのCMは懐かしい😄
https://moto-neta.com/other/kirinsanga-sukidesu/

【今日からキリンが上司です】(AI漫画)
https://note.com/ouma/n/nc55d84559c2c



讀賣新聞(3/11)読売歌壇の俵万智さんが選んだ短歌の一首。(選者の方が10首選び、3首評がつけられます。俳句も同じ。選者はそれぞれ4人。投稿者は希望する歌人、俳人を選べるようです)


方言で喋ってみてよと東京の言葉で綺麗に笑われた春
(小金井市  中島 遥さん)


評:地方から東京へ転校した場面だろうか。ただ方言が珍しいという意味ではないだろう。「綺麗に笑」うという表現に、相手の意地の悪さや自分の悔しさや方言への引け目など、複雑な感情が渦巻いている。


詠まれた場面がありありと浮かんで来ますね。かわいい方言とか言われるものもありますが、どんな言葉でもアクセントが違うとかヘンなの、とかケチをつける気なんだろ?と思われます……😓


栗木京子さんが選ばれたコチラはホッコリしました。


「合格はぼくとみんなに」と書かれゐる湯島天神の絵馬のひとつに
(入間市  古屋 冴子さん)

評:合格祈願の絵馬。受験は競争の場ではあるが、努力した人たちはみんな報われてほしい。そんなやさしい願いに心があたたかくなる。湯島天神の梅もきっと見頃であろう。


この絵馬を見た(読んだ)ということは、この方も合格祈願の絵馬を納めに湯島天神にいらしたのかなぁ。
「ぼく」ということは中学受験かな? 願いが叶い、明るい春だといいな🍀


今年の千葉の公立高校入試問題の国語には『銀しゃり』が使われたようでした。 私は未読🥸

【銀しゃり  山本一力】
https://bookwalker.jp/de698a4691-2049-4352-b84e-1969f0573193/?adpcnt=7qM_t&_gl=1*1iv4vrm*_ga*MzUzODQ0OTY5LjE3MDk3MTM5ODI.*_ga_G35MR30J4Y*MTcxMDMxMDk2NC4zMC4xLjE3MTAzMTEwNTYuNDQuMC4w



最後に読売俳壇で正木ゆう子さんが選ばれた一句を。


雪降るや祈りは声を伴わず
(羽曳野市  鎌田 如水さん)


評:何もできないから祈る。言葉にならないから祈る。声が届かないから祈る。思いよ届けと祈る。見えないものを信じて祈る。祈るしかないから祈る。ただただ祈る。






rohengram799 at 09:30コメント(0) 

2021年10月26日

鹿茸雲便りNo.27:曼珠沙華

以前は駅に「一面の菜の花」ならぬ「一面の曼珠沙華」の観光地ポスターが貼ってあったのですが、コロナの影響もあるのか、ほとんど観光地ポスターは見かけなくなりました。成田詣のポスターは貼られていますけど。成田山も来月は七五三等でにぎやかになるんでしょう。未だに行ったことがないですが(^o^;)


ひとつずつリボンほどいてゆくように風が触ってゆく曼珠沙華 (平塚市・小林真希子さん)

昨日の読売新聞・読売歌壇で俵万智さんが選ばれた短歌のひとつです。万智さんの評 → 曼珠沙華の歌が多く寄せられる季節、今年一番と思った一首。独特の花びらの形状を、ほどけかかったリボンに見立てた。そのことによって、風の指までもが見えてくる。


風の指……なんて素敵な表現:*(〃∇〃人)*:


曼珠沙華の異名に「葉見ず花見ず」があるそうです。
https://note.com/310__sato/n/nc50916a173ac


曼珠沙華咲いて ここが私の寝るところ

いつまで生きる 曼珠沙華咲きだした

歩きつづける 彼岸花咲きつづける


山頭火の俳句に詠まれた曼珠沙華。彼の姿と花の様子が脳内で映像化されます。カラーでもよし、単色でもよし……!


来週はもう11月なんですよねぇ……来年の手帳やカレンダーも買わなくては。ではでは、皆さま、おだやかな1日をお過ごし下さいませ (*・ω・)ノ



rohengram799 at 09:10コメント(4) 

2019年06月17日

林鐘雲便りNo.15:もっとあした

今日のタイトルは、11日の読売新聞の読売歌壇、俵万智さんが選んだ作品にあった言葉です。



あさっては「もっとあした」の幼子に「もっともっと」の「あした」輝け

(たつの市 七条章子さん)


【評】明後日という語を知らなくても「もっと明日」で表現できる。幼子が少ない語彙を組み合わせる時、それが詩になる例だ。輝く未来を願う下の句の、全肯定感も素敵。




たつの市ってどこかと思ったら、兵庫県なんですね。2005年に合併して出来たそうで「播磨の小京都」とも言われているとか。あと醤油が有名らしいです。

https://histrip.jp/171109hyogo-tatsuno-2/




歴史の町に新しい命が生き生きと……「明日なんて来なくていいのに」と思い悩む日が来るのがずっとずっと先であるように、と思ってしまいます。いつでもだれにでも明日は希望に満ちたキラキラしたものであって欲しいですね✨



皆さまもよい1週間になりますようにヾ(´ー`)ノ





rohengram799 at 10:22コメント(0) 
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