読書メーター
2025年05月04日
かしゅ雲便りNo.1:4月の本棚 2025 April
4月の読書メーター
読んだ本の数:112
読んだページ数:27450
ナイス数:2226
この度、筋肉バカ王子の教育係に任命されました【完全版】 (アマゾナイトノベルズ)の感想
親友に婚約者を奪われて領地で静かに暮らしていた伯爵令嬢のシャーロットはある日国王に呼び出される。第三王子の教育係になって欲しいと言われるが、彼はたしか筋トレにしか興味のないバカ王子では……!? 言うほど筋肉バカではなく、上の王子ふたりが暗殺されたこともありバカなフリをしていた
というパターン。ヒロインもあまり魅力的には思えず……やたらにKUのオススメにあがるので読んでみたけどちょっとハズレだった。
読了日:04月01日 著者:狭山 ひびき
SORAすべての風が交わる場所の感想
あまりにもファンタジーなのでどうもシュミに合わず、第一章のみで断念😑
読了日:04月01日 著者:虹藍 のぼる
転生アラサー女子の異世改活 1 政略結婚は嫌なので、雑学知識で楽しい改革ライフを決行しちゃいます! (HJ NOVELS HJN 82-01)の感想
コミカライズを試し読みしたあとにWEB版で。事故死したわけでもないのに転生して3歳の幼女に。3歳ってこんな話し方、行動力だっけ?と思いながら読む。父親にはそれなりの考えがありそうだけれど母親がコワい。
読了日:04月01日 著者:清水ゆりか
断罪されかけた令嬢はヤンデレ皇太子(推し)の溺愛に囚われる【完全版】 (アマゾナイトノベルズ)の感想
タイトルと内容と表紙がなんだかビミョーにズレているような🤔 転生ものかと思ったら転生したのはヒロインではなくモブで、その役割もうーん……なんかビミョー💦 媚薬が出てくるのもなんかイマイチで全てがビミョーというかなんというか……「推し」も「ヤンデレ」設定も使いこなせていない感じがした。KUで。
読了日:04月01日 著者:yori
窓の光が床につくまでの感想
タイトルが気になりKUで。窓の光が床につくまでがおじいさんのお店の営業時間。美味しい珈琲とパンのかおりが今日一日をステキなものにしてくれるような気がする。やわらかいパステルカラーの絵本で読みたくなるようなお話。いくらでも長い話に出来そうだけれど、この短さがいいのかも。
読了日:04月01日 著者:大野ちはる
冷徹騎士団長の淑女教育 (ベリーズ文庫)の感想
内容はタイトル通りだけれど、私のイメージと表紙イラストのふたりが違うかな。年の差も身分差もこえてハッピーエンド🥰 キャラは庭師のベンが好き。あとエリックが案外いいヤツだった(笑) KindleUnlimitedにもあるがWEB版で読了。
読了日:04月01日 著者:朧月あき
猫を処方いたします。4 (PHP文芸文庫)の感想
すでに4冊目。ロケットペンダントの話のくだりにあった「思い出は、思い出だ。戻ってこないし、身に着けても、なにかしてくれるわけではない。 だが、一緒に歩みたいと願う人はいる。たとえ思い出でも、ずっとそばにいてほしいと望む人はいるはずだ。」(P295〜296)が沁みるなぁ。なんとなく次で終わりなのかな、という雰囲気で終わったけれど、どうなるか?
読了日:04月01日 著者:石田 祥
霧の旗 (角川文庫)の感想
タイトルだけは知っていたけれど、こういう話だとは思わなかった。兄の無実をはらすべく九州から東京の有名弁護士のところにやってきたヒロイン。しかしはい わかりました、お引き受けしましょう!なんてうまいこというわけはなく……。弁護士と言えども聖人君子ではなく、むしろヒロインの方がきっちり一本スジが通っていてカッコよかった。決して万々歳の結末ではないけれど。
読了日:04月01日 著者:松本 清張
9度目の人生、聖女を辞めようと思うので敵国皇帝に抱かれます (ベリーズ文庫)の感想
聖女の印を持ちながら役立たずと呼ばれるセシリアは婚約者である王太子からも冷遇されている。が、初恋の彼を守るため、時間を巻き戻す魔法を使うがどうしても早死にさせてしまう。最後となるであろう9度目の人生は不貞を働き、聖女でなくなることを決意する。勇気を振り絞って一夜を過ごした男の正体は……。WEB版を読んだけれど、表紙イラストのイメージが合わない💦 キャラはベンジャミンが好きだけれど、どうしてもベンジャミン伊東(多分ある年齢以上の人しかわからない)が浮かんでしまう(笑)
読了日:04月02日 著者:朧月 あき
#真相をお話しします (新潮文庫 ゆ 16-3)の感想
すぐにオチがよめる話もあったけれど、イマドキをよく現した作品なのかも。タイトルが「真相をお話しします」ではなく「#真相をお話しします」なのがやはりミソなのかな。意外性は控えめだった。最後のYouTuberの話は子どもは親のオモチャじゃない!って腹立たしくなった。
読了日:04月02日 著者:結城 真一郎
社交界の毒婦とよばれる私 ~素敵な辺境伯令息に腕を折られたので、責任とってもらいます~ (ツギクルブックス)の感想
表紙のおねえさまのカッコよさに惹かれて(笑)実際は全然違ったのだけれど。父親に継母に腹違いの妹が酷すぎる、バカ過ぎるのできっちりお仕置きが出来てよかったです😁
書籍化された2巻にはWEB版の話の前後にバルゴア領での生活を書き下ろしがあるらしい。WEB版二部は読みましたが、こちらにもおバカさんが😰😰😰
読了日:04月02日 著者:来須みかん
田舎者にはよくわかりません ~ぼんやり辺境伯令嬢は、断罪された公爵令息をお持ち帰りする~ (ツギクルブックス)の感想
前に読んだ「社交界の毒婦とよばれる私 ~素敵な辺境伯令息に腕を折られたので、責任とってもらいます」に出てきたヒロインのお相手の妹の物語。こちらも兄同様、色恋沙汰には疎いようで……まぁ年齢もありますが。自分勝手なヤローにはまわりが本当に迷惑しますね。WEB版では第2部が2巻の続きに
なるらしい。
https://ncode.syosetu.com/n5599in/
読了日:04月02日 著者:来須みかん
人でなし神官長と棺の中の悪役令嬢 (フェアリーキス ピンク)の感想
帯には「ドS」とあるけれど、そうか?という感じ。処刑直前で悪役令嬢に転生したことに気がついたエライザ。前世はアラサーだった。棺の中で眠る姿から幽体離脱?した彼女は「聖女として公開して参拝料を頂く」とチョー美形な神官長アレクシスからそんなお願いをされてしまう。「小さきかわゆいものたち」が大好きなのにリスや小鳥たちに逃げられる逃げられるアレクシス(笑)最後にイラスト付きベッドシーンがやってくるとは思わなかった。いちいち確認して反応を楽しむのはヤメロ!
読了日:04月03日 著者:日向そら
わたしのやったわるいこと: waruikoto (釘と屏風文庫)の感想
「釘と屏風」というグループ?のひとりの短編集。ずいぶん前に読みはじめてだいぶ時間が経ってからまた読んだのだけれど、自分の体験談なのかな? 面白いかと言われると困る。なんか今の漫画にありそうな(昔のわかりやすい不良とかではない)感じがした。鹿児島の地理に詳しければああ、あの辺りとわかるのかも。
https://note.com/kugi_to_byoubu/n/n2d1f821af8ef
読了日:04月03日 著者:左部右人
泣き虫魔女と盟約の黒き竜の感想
内容はAmazonの本の概要を〜表紙をラノベっぽいイラストにしてタイトルももうちょい変えたらもっとたくさんの人に読んでもらえるのではないかと……アニメや漫画向きな話だと思う。ジャンプで短期連載してそうな話😄 KindleUnlimited。
読了日:04月03日 著者:アノニマス文庫
押しつけの婚約者に婚約破棄されたら美貌の公爵様に電撃求婚されました (ガブリエラブックス)の感想
継母が決めた婚約者に浮気の濡れ衣を着せられ、夜会で婚約破棄をされたヒロイン。感情のない無表情な彼女はどうでもいいわと、と言い返すことなく立ち去ろうとすると異国帰りの若き公爵シルヴェストルが求婚して……。彼はなぜそんなに彼女を大切に思うのかは物語の最初にもうコイツだな、とわかる展開。とてもいい話なのだけれど、ベッドシーンが多いのがちょっと。身体も心も結びつくのはいいがいささか読者サービス?が過ぎるような。だから初夜以外は読み飛ばした😅 KU。
読了日:04月04日 著者:北山すずな
神の汚れた手(下) (文春文庫 そ 1-18)の感想
上巻より下巻の方が産婦人科病院で働く人、お世話になる人のあれこれが生々しい気がした。主人公の医師の考えていることにはうんうんと同意してしまう。名言ばかりではないか。エルビス・プレスリーの歌は知らなかったので検索して聴いてみた。しかしこれが新聞小説だったというのがすごい。毎日コレを読んでいた人はどんな気持ちだったんだろうか。妊婦さんは読まなかっただろうけれど、若い人は読んでどんな感想を持つのだろうか。
読了日:04月04日 著者:曽野 綾子
幸福の感想
福の神と貧乏神は兄弟姉妹という話を思い出した。
【「グウ、グウ、グウ、グウ。」 と兎は高いいびきをかいて、さも楽しそうに昼寝をしていました。】ここがツボ!だったりする😁
読了日:04月05日 著者:島崎 藤村
私のことはどうぞお気遣いなく、これまで通りにお過ごしください。 (ツギクルブックス)の感想
公爵令嬢メリッサは10歳の誕生日を迎えた少し後に 両親を亡くした同い年の従妹アメリアが公爵家に引き取られてきたが、亡き母によく似た容姿のアメリアに父、兄、祖母も関心がいくようになる。そんな中でメリッサとアメリアの魔力の相性が悪く反発し、2人とも怪我をしてしまう。魔力操作が出来る
まで離れて過ごすようにと言われたメリッサは領地へと追いやられ……。アメリアはサイコパスなんだろうなぁ。そんな内容なのに挿し絵が幼児雑誌テイストなので、もう少し違うイラストなら読む人が増えそう。KU。
読了日:04月05日 著者:くびのほきょう
男装王女の悪妻計画 ~旦那様がぜんぜん離婚に応じてくれません~ (Mノベルスf)の感想
WEB版で。女性だとバレるのが早かったのでこれからどう話が展開するのかと思ったけれど、彼女自身がずっとこのままではいられないと自覚していた分、気の毒な気が。離婚しようとしてすることが裏目裏目に出てかえってそれがまた可愛らしく感じられるのだから困ったものだ(笑)
読了日:04月05日 著者:日車 メレ
騎士侯爵はふしだらな噂を立てられた高慢(じつは初心)令嬢を口説き落としたい (こはく文庫)の感想
伯爵令嬢のアグネスには2歳違いの妹がいる。妖精のように可憐な妹・エリーゼは男性との距離感も近く、それが姉への対抗心ではなく「悪意なき無神経」なのでたちが悪い😥 相手は勘違いしアグネスの婚約者たちも妹になびく。伯爵子息のトビアスと交際も周囲には秘密にしていたがやはり…。実はトビアスの狙いは最初からエリーゼだったという悲劇におかしな噂まで広がる。そこに喧嘩友だちのデニス登場で……なのだが、最後がなんだか急展開だし、多分誤字脱字と思われるところが目立って、なんだかあなぁ……になってしまった。KU。
読了日:04月05日 著者:逢矢沙希
染色令嬢の溺愛結婚事情 妹の元カレの公爵に嫁いだはずが彼は私だけを愛しているそうです (蜜猫文庫 ML 132)の感想
妹に婚約者を寝取られたのに、父の命令で妹に求婚していた公爵セイランに謝罪に行くことになったアニエス。彼は代わりにアニエスと結婚しようと……もともと花を贈るだけで10年間、顔を見せなかった妹の婚約者で契約結婚だと思っていたが。染色に夢中なので指先が染まったままなのを気にしているアニ
エス。妹が性悪でなくよかった。蜜猫文庫なので挿し絵イラストもH場面が多い。溺愛≒濡れ場になってしまうのが当たり前なのか、話自体が面白いと思ってもいささかゲンナリ😥 材料のアカツチコガネとか「こびとづかん」キャラを連想!KU。
読了日:04月06日 著者:茜たま
神さまの探しもの (メディアワークス文庫)の感想
猫神様に見守らる日立門商店街に「わたしの名前は見つけるさん。新米の神様です!」という女の子がやってきた! みんなちょっと変わった女の子だと思っていたけれど、実際探しものを見つけてもらったりしてみんなに受け入れられていき……。保護者のフリをしたニィさんとの掛け合い、その過去など話が進むにつれて面白くなってきたところで終わってしまった。続編があったらいいなと思う。付喪神もいろいろですな。KU。
読了日:04月06日 著者:扇風気 周
警告の侍女 (アリアンローズ)の感想
試し読みして面白かったのでWEB版で。 タイトルは「傾国の美女」にかけているよね😁 侍女のエディスの鈍さがなんとも言えず〜誕生日のプレゼントの話とかスキ😍 面白かった。
https://ncode.syosetu.com/n3250ia/
読了日:04月06日 著者:河辺螢
贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚 (PHP文芸文庫)の感想
「今世紀最強の霊媒師」で「浮遊霊、地縛霊問わず、あらゆる霊障、祟りに対処し、速やかに解決する」霊媒師・櫛備十三。だが肝心の霊を「祓う」力などはなく……持ち前の洞察力とハッタリで駆使し心霊現象の問題解決に奔走し、お金を手にする。助手の美幸は最初からユーレイなんだろうなと思っていたけれど、幽体離脱状態なのか。あまり肉体と離れない方がいいのでは?と思ったり。十三の過去やら生い立ちやらまだ気になることはたくさんあるのだけれど、次巻でわかるのだろうか? なんだかもやもやビミョーな感覚の話。KU。
読了日:04月06日 著者:阿泉 来堂
天国へのドレス 早月葬儀社被服部の奇跡 (PHP文芸文庫)の感想
お母さんが天国に行くために綺麗な靴がほしい、という話を読んだことがあるが、こちらは旅立ちの時に着る洋服を作ってくれる葬儀社の話。上に掛けるのではなくちゃんと着せてくれるのがスゴい。エンディングドレスの記事を以前読んだけど、うーん、あんまり😥 葬儀についてはいろんな考えがあって揉め事も大小かかわらずあると思う。ただ新しい幸せを掴もうとする人を責めるような展開はちょっと酷くない? KU。
https://rohengram799.livedoor.blog/archives/50845325.html
読了日:04月07日 著者:来栖 千依
異世界しあわせ恋食堂 (角川ルビー文庫)の感想
恋心を抱いて抱いて相手に騙され、多額の借金で破産寸前の料理人の留依は、気づくと店ごと異世界に転移していた!マレビトとして夢であった洋食屋を開店。そこに腹ぺこな様子のちびっこ兄弟がやってきて……兄弟は領主の子どもたちだった。男やもめの金髪美形な領主さまはなんとなく銀英伝のラインハルトさまを連想し黒髪のルイくんは料理は出来ないがヤンさんを連想し、脳内であやうくライ✕ヤンが出来上がるところだった😅イラストが最後にまとめてあるパターンは初めてかも。ギラついたりガツガツした感じではないふんわかしたBL。KU。
読了日:04月07日 著者:小中 大豆
出世花 (ハルキ文庫 た 19-6 時代小説文庫)の感想
女敵討ちのため矢萩源九郎は幼いお艶を連れて旅に出たが6年後、毒草を食べてしまい江戸近郊の下落合の青泉寺で行き倒れに。源九郎は落命、一命をとりとめたお艶は青泉寺の住職から「縁」という名をもらい新たな人生を歩むことに。青泉寺は死者の弔いを専門にする「墓寺」。真摯に死者を弔う人たち姿にお縁も湯灌場を手伝うようになる。2話目の「落合螢」がかなしい🥲 「偽り時雨」も初めて知る言葉だった。ハルキ文庫から新装版として発行された経緯などが書かれたあとがきを読んで作家さんの苦労を思った。続編も読む予定。
読了日:04月07日 著者:高田 郁
「愛するつもりはない」と言われた元お飾り妻は第二の人生を謳歌したい~元義弟からの求愛は想定外です!?~の感想
伯爵令嬢のジリアンは幼馴染の侯爵家嫡男と結婚した。政略結婚だとわかっていたが「女として愛するつもりはないし、妻として扱うつもりもない」と邸ではなく離れに追いやられてしまう。自由な外出など出来ず、1年後『白い結婚』であったことを証明すれば離婚できる!コレを希望に準備を進め、貴族から平民になり、新天地へ。と思ったら義弟がついてきた。元夫がバカ過ぎてどうしょうもない話。ドラマチックな展開もなくなんだか恋愛要素が薄いので、いささか物足りないかな。
読了日:04月07日 著者:香月航
犬を拾った、はずだった。 わけありな二人の初恋事情 (メディアワークス文庫)の感想
ボロボロに傷ついた黒い犬を拾い、お世話していたマリスだが、ある事件をきっかけに犬の「クロ」が失踪中の「救国の英雄」ゼレク・ウィンザーコートだといわれ……自分には犬にしか見えないのになんで?な話。最初、読みにくくて途中でやめようかと思ってしまった。あとバカップルという表現はあっていると思う。マリスの甘やかし具合やクロの独占欲というか、ウンザリはするが、人間らしい心ってやっぱりまわりの誰かと関わることから生まれるんだなと。イラストはナシ、閨事もナシでスッキリしている(笑) KU。
読了日:04月08日 著者:縞白
猫のいる喫茶店の名言探偵 (PHP文芸文庫)の感想
半分タイトル詐欺ではないかと😓 たしかに猫がいる喫茶店は出てくるし、名言マニアも出てくるけれど探偵かと言われると違う気がするし。場所が谷中とか(谷根千を意識した?)猫のいる喫茶店とかエヴァやガンダムやら懐かしい「仏ゾーン」とかヲタの一気を惹きたいのかと思ってしまった。兄はうだつの上がらない弁護士、秘書はアスペっぽい弟でイケメン。なんか下町の弁護士のホームドラマを狙っているのかという作品で、残念ながらいささか期待外れだった。KU。
読了日:04月08日 著者:北國 浩二
死に戻り令嬢は見知らぬ義弟に激重愛を注がれる~誰よりも、何よりも、君だけを愛してる~の感想
夫の浮気相手(自分の友人)に殺されたのに3年前に戻っている? そして記憶にない義弟はなぜ私を抱こうとしているの? でもなんだかどうでもいいやで流されるヒロイン……やる気なさすぎ😅なんだけど、ヒロインのみならず転生者がいるよう。また異様に義弟を恐れる人がいるのはなぜ?な展開からの純愛物語なんでしょうか。この執着心ってスゴいなぁ、と思っても羨ましくならないワタクシ、愛が足りないのかも💦 KU。
読了日:04月08日 著者:榎木ユウ
転生令嬢は悪名高い子爵家当主 ~領地運営のための契約結婚、承りました~ (カドカワBOOKS)の感想
WEB版で見つけて完結済とあったので読む。子爵令嬢に転生し父に代わって当主となり、貧乏領地を立て直したグレース。お約束の婚約破棄もあり、結婚は諦めていたのにある日突然、社交界で噂の伯爵様からプロポーズ💘 四姉妹の3番目の彼女だけれど、他の姉妹もカッコよく可愛らしくて面白い😄
https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n5014hx/
読了日:04月09日 著者:翠川 稜
短篇集 こばなしけんたろう 改訂版 (幻冬舎文庫)の感想
2年近く前からダラダラちまちまと読んでいた作品。面白いのもあったけれど、だからナニ?みたいにわかりにくいもの、ぶっちゃけつまらないものもあって、なんか詰め込まれ過ぎた感じだった。
読了日:04月09日 著者:小林 賢太郎
堕ちた聖職者は花を手折る (ソーニャ文庫)の感想
神殿で下働きをしていたユスティネは、その真面目な働きぶりから幼い頃に王太子の座を追われ聖職者となったレオリウスのお世話係になる。自分がこんなに美しく高貴な人に仕えるなんて…と思っていたが穏やかな彼に心惹かれるようになるが、ある日
変貌したレオリウスに純潔を奪われてしまい……夜の川で水浴びしていた時点でそうなるよな、と思ったけれど、初めてなのに野外はお気の毒……イヤ、そんなのは置いといて💦 聖なる場所での背徳感はヒロインにも無自覚にあったかも? 己のうちにある獣を飼いならすのは大変。KU。
読了日:04月09日 著者:山野辺 りり
実話 不可解談喫茶 (ぶんか社コミックス)の感想
SSだと思ったら漫画だった。短編集。日常生活で自分は体験したくないことばかりだ。おばあちゃんからもらったお守りを捨ててしまった話は地味にコワい……どうなったんだろ…きっとつかまったんだろうな😰 喫茶店の主さまが誰に(ナニに!?)お客さんから収集した話を聞かせているのか、気になる。KU。
読了日:04月09日 著者:宇田川うた子
名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは河童と踊る (ハルキ文庫 お 4-7)の感想
龍くんの進むべき道が決まった記念すべき?1冊。今回は名古屋のかっば伝説がメイン。かっば伝説って各地にあるけれど、笈瀬川(おいせがわ)流域のかっぱの伝承は初めて知った。https://www.n-kd.jp/column/14156.html
曾祖母の思い出が戦争の記憶とつながるのはかなしいことだけれど、丁寧に過去を辿っていけば思わぬ出会いや発見があるんだなぁ。名古屋でこの夏、妖怪展があるらしい。
https://www.yokaiimmersive.com/
読了日:04月10日 著者:太田 忠司
少女のスカートはよくゆれるの感想
最初からコレか😵💫とビックリした💦 女子高だっけれど避妊やらの授業を受けた記憶がない。でも性に関するアンケートみたいなのはあった気がする。学校ではなく県か自治体のなんかだったような。車いすの女の子の話が一番印象に残った。
https://www.ohtabooks.com/sp/skirt/
読了日:04月10日 著者:岡藤真依
顔だけ聖女なのに、死に戻ったら冷酷だった公爵様の本音が甘すぎます! (Mノベルスf)の感想
コミカライズを試し読みして面白そうだったので原作を読む。ありがちと言えばありがちだけれど、安心感がある?かわいい話。伯爵令嬢エステルは聖女を輩出する名門・シャルリエ家に生まれたが、魔力量が少なく見た目が美しいだけの『顔だけ聖女』と揶揄されてきた。養女の義妹は欲深くて聖女の座を奪い、家も追い出す。辺境の地へ送られる道中、エステルは何者かに殺害されてしまうが、目が覚めると一年前で、冷たかった婚約者は甘い言葉を吐きまくる😅 2巻までKUで読めるが、3巻は電子書籍のみらしい。WEB版も2巻までの内容なのかな。
読了日:04月10日 著者:一分咲
堕ちてゆくの感想
表紙とタイトルが気に入ったので。知らないところでつながっている人たちが堕ちてゆくさまを描いた短編集。みんな不幸な最期だ😰 漫画家、コミケ、同人誌絡みの話は面白いといったら問題かもしれないけれど、一番身近に感じられた話だった。シュミの世界って案外狭いのでアレ?なつながりがあったりする😂 KU。
読了日:04月10日 著者:岩井志麻子
捨てられ悪役令嬢、邪神に拾われる。 (ビーズログ文庫)の感想
婚約破棄の後、国外追放されたロゼリアは盗賊に襲われる。そんな彼女を助けた人物に見覚えがある…前世でプレイしていた乙女ゲームのラスボス・邪神ネロだった。彼は「安心しろよ。拾ったからには最後まで面倒みてやる」と言い……ヒロインもかなり勝ち気なところがあるので、かみ合わない会話も面白い。サクサク読める軽い展開。イラストが子どもっぽいのが残念。KU。
読了日:04月10日 著者:すずきこふる
鯉姫婚姻譚 (新潮文庫 ら 2-1)の感想
人魚が好きな方のブログ記事で紹介されていた1冊。登場人物はみんな好きになれなかった😓 特に人魚のおたつはダメなタイプ。異形のものだから仕方ないのだろうけれど。名前からして正体には驚きはしなかったけれど、駕籠かきがガメついが案外いい人?だった。人と人でないものとの婚姻話を語るのだけれど、その中で「つらら女」と「蛇女房」がよかった。あとこの話はファンタジーというよりホラーなんじゃないかと思う。
読了日:04月11日 著者:藍銅 ツバメ
悪役令嬢の執事様 破滅フラグは俺が潰させていただきます (ドラゴンノベルス)の感想
ゲーム内に転生の話。悪役令嬢とともに処刑されてしまったので、お嬢さまを悪役令嬢にはしない!自分も処刑されてたまるか、と6才で専属執事になるシリル。年齢のわりに皆さん、オトナなお子さまばかりでそのへんはちょっとと…なのだけれど、お嬢さまも執事もともに相手を思い、努力する姿はいい😄 恋心が報われるかどうかはまだわからないし、ゲームのシナリオとは違う方向に進んでいるので誰が本当の悪役になるのかがわからない〜とりあえず次巻へ! KU。
読了日:04月11日 著者:緋色の雨
祭りと信仰の怖い話 (竹書房怪談文庫 HO 710)の感想
書籍サイトの説明にもあるように知らない小さなお祭りや土着信仰に絡んだ怖いというより不思議な話がたくさん。ナマハゲの話が特に好きだった。あのナマハゲはお兄ちゃんだったのではないかと思っている。両墓制とか、はじめて知ったものもある。民俗学が好きな人にはいいかも。毎日少しずつ読むのにいい話。KU。
https://jf-aa.jp/column/pg881029.html
読了日:04月11日 著者:月の砂漠
眠れない夜は羊を探して (メディアワークス文庫)の感想
表紙とタイトルが気に入ったのでKUで。。幸運をくれると人気の占いアプリ『孤独な羊』、画面上を行きかうカラフルな羊たちの中にもしも黒い羊が現れたらどんな願いも叶うらしい、それが誰かへの殺意だとしても……という噂が。最初はうーん、小中学生向けか?と思ってしまったけれど、読んでいくうちにそれはなくなってきたかな。KU。こういう話を読むとこちらの作品を思い出す。
【死にたい日々】
https://www.pixiv.net/artworks/128521470#manga
読了日:04月12日 著者:遠野 海人
レディローズは平民になりたい (角川ビーンズ文庫)の感想
前世でプレイしていた乙女ゲーム「救国のレディローズ」そのままの世界に転生した主人公。悪役令嬢ではなくヒロインとして!なのにお妃様になる未来は全力回避して平民として暮らしたい。婚約破棄バンザイ!だったはずなのに攻略プレイヤー達がワラワラと……。2巻まで読んだのだけれど、登場人物が多いのと、主人公の心情語りが長く、また恋愛物語としてもイマイチでフランスパンしかアタマに残らない😂 3巻は悪役令嬢?の立場の彼女の話らしいけれど、一段落したしもういいです。コミカライズだとわかりやすいのかなぁ。KU。
読了日:04月12日 著者:こおりあめ
大川契り: 善人長屋 (新潮文庫)の感想
久しぶりのシリーズ。住人が全員悪党の「善人長屋」。そこになぜかに本当の善人・加助がいるが、またしても厄介事を持ち込んで……そのとばっちりで差配の母娘は盗人一味の人質になってしまう、表題作の「大川契り」。差配夫婦の馴れ初め、母親の過去、そして培ってきた信頼……大きな花火を打ち上げたくなるような気持ちで本を閉じた。しかし文吉、加助よりお前の方がある意味、問題かも😅
読了日:04月12日 著者:西條 奈加
人魚の夢の感想
表紙とタイトルに惹かれて。イラストは生成AIとのコラボレーションによって制作とのこと。「人魚姫」のように王子さまに恋をして……ではないけれど、見知らぬ世界に憧れて人間になりたいと願います。グリーンを基調としたイラストが綺麗だし文章もヘンに凝ったところがなく大人の童話という感じ。素敵な1冊。KU。
読了日:04月13日 著者:HY
りんご園の哲学者 5分文庫の感想
とても鈍感な哲学者の話だった〜恋する相手は選ぶべきだな。KU。
読了日:04月13日 著者:アンソニー・ホープ
悪役令嬢の執事様 破滅フラグは俺が潰させていただきます2 (ドラゴンノベルス)の感想
学園生活の花形?生徒会に入り学園祭を楽しむ!にはいろんな問題があり〜演劇をやる!キスシーンがあります!って定番ではありますが😅 3巻までKUなので読んだけれど、その先の予定は未定だからかなんとなく中途半端なハッピーエンドになっていた。年齢を考えるとこんなにアタマが働くか?という場面が多々あるけれど、恋の駆け引きなど面白く読んだシリーズ。
読了日:04月13日 著者:緋色の雨
風待心中 (PHP文芸文庫)の感想
母ひとり子ひとり、親思いでイケメン、優秀、蘭学所からの信頼も厚い真吉。あまりにも親思いで人格者なところが気持ち悪いくらいだし、母子関係も濃密でおいおい、まさかフランス書院文庫な展開にはならないよな、と思っていたら……そう来たか😱😱😱 最初からタイトル通りの凄惨な血まみれ場面が描かれているのでご注意。KU。
読了日:04月14日 著者:山口 恵以子
堅物騎士様の完璧な溺愛結婚計画 (ティアラ文庫)の感想
メガネ男子の表紙につられ〜思っていたよりエロい場面が多くてコレは予想外だった💦 挿し絵もそーゆーとこを選んでるし。幼馴染みで兄の同僚でもある憧れの騎士アレクと結婚した伯爵令嬢リディア。しかしあまりにも合理主義過ぎて家族計画以前の問題じゃないかと。だんだん人間らしくなっていく?行程は面白いというか、そういう変化がないと話が進まないよね😅 ヒロインのお兄さんがいい人だったので、彼にも幸せを!(笑) KU。
読了日:04月14日 著者:八巻 にのは
艶想の感想
作家集団とあるのに表紙が美麗なので漫画雑誌だと思っていた。官能小説って定義がやっぱりわからない😅最初の2作品くらいは読んでみた。作品のあとにアンケートがあってそれは全部読んだ。あと「奇譚クラブ」(1953年)から古川裕子のSM小説が最後に載っていてやはりこういう趣味趣向、性癖の人は昔からいたのだと思った。ラノベでも濡れ場が多い作品ってあるけど、やっぱり本職?は違うんだなと。私はやはり露骨なヤツよりお耽美系が好き🥸KU。http://kuroneko-do.com/special/kitan.html
読了日:04月15日 著者:プロ官能作家集団「与」,音梨はるか,佳那伊織,香坂燈也,佐伯香也子,津村しおり,野々原いちご,乃村寧音,深志美由紀
悪役令嬢の父親に転生したので、妻と娘を溺愛しますの感想
おっサンは異世界の貴族であるカリス・フォールになっていた。カリスは文武両道で優秀だが、とある出来事により女が苦手になったらしいが、とりあえず結婚して娘もいる。しかし家族を蔑ろにしていたらしく冷え切った関係だったらしく……妻も娘もこんなに可愛いのに!そして娘が前世らしき世界で乙女ゲームに登場する悪役令嬢であったことを思い出し、それはダメだ!と頑張るおっサン。人格変わりすぎ💦 1巻で終わりかと思ったらまだ続くらしい。うーん、双子が生まれたりきな臭い出来事も起こりそうだが、続きはいいかな😅 KU。
読了日:04月15日 著者:yui/サウスのサウス
時めぐりは、幼馴染み騎士と一緒に (フェアリーキス)の感想
タイトルが「岬めぐり」みたいだ(笑)と思いながら読んだのだけれど、メインカップルが好きになれなかった……サブキャラたちの方が好きだった。ヒロインのヒステリックなところとか、おいおい……となってしまい、セドリックに同情してしまった。あと呪文を唱える場面がどうしても『秘密のアッコちゃん』の「テクマクマヤコン」が浮かんでしまったのもいけなかったかも💦 KU。
読了日:04月15日 著者:ナツ
蓮花の契り 出世花 (ハルキ文庫 た 19-14 時代小説文庫)の感想
シリーズ2作目で完結編。桜花堂の仙太郎からしばらくのあいだ縁を預かりたいとの申し出があり、世間を知ることも大事と言われ実母お香の居る桜花堂で暮らしてみるが……仙太郎夫婦の問題、嫁姑問題に巻き込まれた「夢の浮橋」は、お前らなんだよ(# ゚Д゚)と思ってしまった。お縁の気持ちは無視して自分たちの願いを押し付ける、本当にムカついた。結婚して子どもを産んで生きるのか、三昧聖としての人生を全うするのか悩むお縁。永代橋が出てくるとやっぱりなあの惨事。明石の歩道橋事故を思い出した。それぞれの人生に幸あれ!
読了日:04月15日 著者:高田 郁
深海に住む人魚姫 (mure文庫)の感想
人魚の話を探していて表紙とタイトルが気になったので。バカップルというわけではないけれど、なんかフワフワした雰囲気のふたりは成人というよりまだ高校生みたいな感じ。最初、深海魚の話から始まるのでこのまま引き続きなのかと思ったらそうでもなく、自己表現が出来ず自己評価も低いコが彫り師と出逢ってタトゥーを入れて前向きになりました!と言えばそれで終ったてしまうような😅 少女漫画みたいな、ショートムービーにしたらいいのかな、みたいな話だった。タイトルからイメージした話とは違ったなぁ。KU。
読了日:04月16日 著者:桜蓮
薬屋兄弟の不思議な店~裏小路の泰福堂~ 1巻の感想
4巻までKUで。中華街に美しい兄弟が営む漢方薬局・泰福堂がある。そこにはなぜか、悩みを抱えた人ばかりが集まってくる。婚約者に裏切られた女性、横暴な父を憎む学生、永遠の美貌を手に入れたい人妻など。兄弟に処方された「願いが叶う薬」を飲むと……? お代は不要で変わりにある女性を見つけたら教えてほしいと言われるが、それは彼らの母親だった。うーん、最後まで読んだけれど、あんまりスッキリ感ような……欲深い人間って見苦し過ぎる。あとやっぱりあやしいお薬屋さんには近づかない、あやしいお薬は飲まない方がいいのでは!?(笑)
読了日:04月16日 著者:夏海 弘子
遊び人王子と私の賭け恋からはじまる幸せな誤算 (LUNA文庫)の感想
タイトルと表紙イラストがちょっと煽りすぎな気がする短めの話。病弱な兄のスペアとして幼少期から後継者教育を叩き込まれてきた侯爵家当主ローズ。社交にも恋愛にも疎い彼女には『氷の女侯爵』という二つ名がつけられていた。魔法が出てきた時にこの話で魔法?と思ったけれど、あ~この展開のために必要だったのかと……でもなんとなく中途半端な気もする。もっとドロドロな展開かと思ったのに😅初恋を叶えた話に落ち着いてしまった。義姉の話も読みたかったな。病弱な兄が文字だけの空気でかわいそうになった。KU。
読了日:04月16日 著者:天衣 サキ
啼かないカナリアの物語 声を出せない魔法使いと模造の小鳥の探しもの (ドラゴンノベルス)の感想
タイトルと表紙買い。1巻完結かと思ったら違った。思っていたより話の展開が遅くて探している人も見つかる気配はないし……WEB版もまだ連載中みたいだし、この作品はここまででいいや。KU。
https://ncode.syosetu.com/n2540gf/
読了日:04月16日 著者:綾村 実草
或る下僕の愛執~嘘にまみれた令嬢は淫獄に溺れる~の感想
タイトルがスゴいのだけれど😅
いろんな不幸が重なり、かつての使用人で今や大富豪で伯爵にまでなったとの恋を叶えたと周りから思われているアニエスだが、それは彼女にとって虚構でしかない。アニエスは公爵だった前夫の死後、濡れ衣を着せられ屋敷を追い出されたところをウェドに拉致されたようなもの。「今日からお嬢様の主人は私です」……内容は昼メロみたいで悪くない、というより結構好きかもしれない🤭 アニエスってただの性格が悪い女ではなくてどこか幼く純粋なところがある。「ただの引っ越し」の場面は🤣🤣🤣 KU。
読了日:04月17日 著者:朱里雀
銀河英雄伝説 32 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)の感想
遅いじゃないか、ミッターマイヤー………わかっていたけれど😭😭😭 ロイの最期に比べてベルゲンの最期の描き方が😰 そんな中、オベさまと犬の場面のひとコマが好き😍 あとヒルダの花嫁衣装がアレってどーなの😓😓😓
読了日:04月17日 著者:田中芳樹,藤崎竜
水底の花嫁 (ソーニャ文庫) (ソーニャ文庫 や 1-4)の感想
発行日をみたら10年くらい前の作品なのか。水の事故で記憶を失ったニア。優しい老夫婦に助けられ名前ももらって貧しくも穏やかに暮らしていたのだが、。ある日、突然訪れた子爵アレクセイに「君は私の妻セシリアだ」と告げられ、混乱したまま彼の屋敷へと連れて行かれてしまう。なくした記憶を取り戻す過程とかいろいろあったけれど、最後の星空の下のディスタンスじゃない(笑)お戯れ場面に全部もってかれた! イラストを見ると私が思っていたよりちゃんとしたドレスを着ている感じだったので、我慢しろや!と思った。KU。
読了日:04月17日 著者:山野辺りり
九月の四分の一 (新潮文庫)の感想
多分、◯月とつく作品を読もう!とタイトル買いしたのだと思う。最初の「報われざるエリシオのために」を読んでから1年くらい放置してしまったが「ケンジントンに捧げる花束」「悲しくて翼もなくて」「九月の四分の一」とタイトルも素敵な短編集だった。自分の知らない音楽がたくさん出てきたのでメモしておいて後で聞いてみようと思う。表題作はそういう意味なのか、とわかった時になんだかバンバンの「いちご白書をもう一度」が浮かんできた。石田衣良さんの解説もこの本にあっていたと思う。
読了日:04月17日 著者:大崎 善生
ご恩返し、いたします 3巻 (ティアード)の感想
4巻まで。ハルの学生時代、突然転校してしまったふたりとの和解もあり、よかったと思ったらハルは白血病?! ドナーになってくれるかも、と父親を探すがこの人では…という人物は性犯罪で捕まった過去があり……それは真実なのか? まだまだナゾが多い。基本的には悪人を成敗していく漫画なのかな。
読了日:04月18日 著者:木元 紀子
【職業男子アンソロジー】私だけが知っている彼の素顔 (マカロン文庫)の感想
マカロン文庫って初めてかも、とアンソロジーだしお試し感覚で読んでみた。最初の2作品がシスコンの兄が出てきたので、最後の話もそうかと思ったら違った。現実味のない3作品なのは仕方ないか😅 KU。
読了日:04月18日 著者:滝井みらん,浅井ひかり,いずみ
大正蜜恋政略結婚【元号旦那様シリーズ大正編】 (ベリーズ文庫)の感想
【元号旦那様シリーズ】ってなんだよ🤣と思いながら、平成・令和より面白いかなと面白い読んでみた。
子爵令嬢の郁子は父親が事業のためと作った借金払うために吉原へ売り渡されそうなところを紡績会社御曹司・敏正に助けられる。事業拡大を狙う敏正は政略結婚を持ちかけ、郁子はそれをやむなく受け入れることに。まぁあとはだいたいお約束の展開。 他の元号はパスかな。KU。
読了日:04月18日 著者:佐倉 伊織
意地悪な母と姉に売られた私。何故か若頭に溺愛されてます (富士見L文庫)の感想
4巻までKUだったので面白ければ続けて読もうかと思っだけど、なんか可もなく不可もなく…ものすごい盛り上がりもなく……なのでこの1巻だけで🙏 時代設定が違えばもっとドラマチックになるのかなぁ。漫画で読んだ方が案外盛り上がる話なのかも。
読了日:04月18日 著者:美月 りん
お呼びでしょうか ―私は死神でございます―の感想
内容はコチラで。KU。思っていた死神とはだいぶ違うイメージ。最後は勝手に教祖さまに祀り上げられた、愛妻のもとにいきたい男性の話。自分の行動を勝手に解釈して利用されるって……天上で再会出来てよかった。⇒https://aoyamalife.co.jp/review/oyobide.html?srsltid=AfmBOooBZoTHOyWPSnMdvcnB8ROyUS9bY9gXsl8WAk7w5o39ZWehRnXs
読了日:04月19日 著者:永井治郎
追放された公爵令嬢、ヴィルヘルミーナが幸せになるまで。(上) (アース・スター ルナ)の感想
上下巻。上巻のみKU。王妃になるべくして育てられてきたヴィルヘルミーナだが、やはりその賢さゆえに王太子から疎まれ、ふわふわ系のコに心をうつされての婚約破棄。平民まで身分を落とされいきなり結婚させられる。しかし夫となったアレクシの研究を支え、全力でバックアップ!国家や世界をも揺るがす世紀の発明!?の装置を作り会社まで設立してしまう。魔法が絡む復讐劇というよりお仕事小説っぽさもある? 恋愛関係についてはベタ甘なところはなく、使用人の方々がいい味をだしている気がした。
読了日:04月19日 著者:ただのぎょー
霊感王子様 1巻の感想
3巻完結かな、KUで。中2の王子様二(おうじようじ)は幼い頃から幽霊が視えていたが、最近はボンヤリでなく鮮明に視えるようになってしまった。手に癒しの力を持つイケメン整体師の様一(よういち)と(彼が霊を連れてくる)弟の様三(ようぞう)とともに三兄弟が奮闘するオカルト・コメディ。怖さはない😅
読了日:04月19日 著者:高田 祐子
それいゆ文庫 マダム・ベンゼルクの読書係の感想
朗読係と読書係は違うのかと思って多分ダウンロードした作品。シリーズ物のようだけれど、1巻だけでも話はまとまっている。ベンゼルク伯爵夫人の読書係になったアマーリエ。彼女は夫人から20年前に彼女と同じキーガン大学出身で読書係だった女性についての話を聞くことになる。本好きにはウンウンと同意する場面もあって、好きな本の話をずっと出来る相手がいるっていいなと思った。2巻以降はまたKUになったらかな😅
読了日:04月19日 著者:佐倉紫
愛が重いです、王子様!: 麗しの男装令嬢はじわじわとオとされる (ティアラ文庫)の感想
男装して舞踏会に参加する公爵令嬢ミーシャはミドルネームのアレクを名乗っている。単なる趣味で可愛らしい令嬢たちの姿を愛でたり恋バナを聞いてアドバイス達したり…と楽しく過ごしている20歳。隣国に留学していた超絶美形の王太子ヴィンセントに気に入られてずっとつきまとわれることに……ウザいヤローだと思っていたけど、ミーシャってわりと押しに弱いんだなと思った。脳内アレクとの会話は面白かったけれど、後半はベッドシーンがほとんどでそれしかアタマにないのか、ヴィンセント!って感じでウンザリしてしまった。KU。
読了日:04月20日 著者:月神 サキ
呪い師は誘拐犯に愛される (オーシャンノベルズ)の感想
読んだのはKindle版だけど、他の表紙もなんでこんな感じにしたのかなぁ〜表紙からのイメージとは違ったので、表紙でソンしてるような気がする。祖母を亡くし天涯孤独の呪い師オリビアは、自分を誘拐した犯罪者シエンと逃亡生活を続け、辺境の村で偽りの夫婦を演じ暮らしていた。逃亡中にいろんなことがあり、身体の関係も持つことになるのだけれど、オリビアは自分の恋心を隠し続け、シエンも自分の秘密を話すことはなく……エロい場面は少し減らしてもいいかなと思うけれど、後半の展開はなかなか盛り上がってワタシ的には面白かった。KU。
読了日:04月20日 著者:海田雲野
ものがたり洋菓子店 月と私 よっつの嘘 (ポプラ文庫)の感想
やっぱりお菓子がイメージ出来ないものが多くて💦
巻末にイラストで出てきたお菓子を紹介して欲しい。アニョー・パスカルは初めて知った。しかしあんなにたくさんの種類を少ない人数で作れるものだろうか? ちゃんと睡眠時間が確保出来ているのか気になる😅 母の日の話はよかった。語部さんと糖花の関係もダラダラしてるな〜と思ったら最後にコレは!?で次巻に期待しよう。
読了日:04月21日 著者:野村 美月
ぬいぐるみ専門医 綿貫透のゆるふわカルテ (マイナビ出版ファン文庫)の感想
たしかにゆるゆるふわふわな話……ぬいぐるみを治療する云々より最初からコレはBLなんですか?みたいな雰囲気があったので(実際は友情なのかもしれないが)なんかお仕事内容への関心が下がってしまい、ちょっと残念。KU。
読了日:04月21日 著者:内田 裕基
富豪令嬢の感想
王国随一の資産を有する男爵家の跡取り娘パトリツィア・レッジは国内の有力貴族子女が集うエーデル学園に護衛兼従者のロルフ・シュタレインと通っている。 「全ては推しのため」(笑)なを富豪令嬢がお金ですべてを解決する話。小金持ちでも成金でもない、本当のお金持ちってこうなのかも、と羨ましくなったりして! 深キョンのドラマ原作かと思ったけれどアレは「富豪刑事」だったなと。KU。
読了日:04月21日 著者:マチバリ
離縁されて家を乗っ取られましたが、最強の亡霊陛下と廃墟で同居(?)始めました~不遇令嬢は忌み嫌われた瞳で本当の幸せを見つけ出す~の感想
タイトルに全部書いてある😅 表紙のぬいぐるみとかを見てものすごいファンタジーなのかと思ったけれど、そうでもなかったかな。KU。
読了日:04月21日 著者:藤実花
悪役令嬢は二度目の人生を従者に捧げたい (ビーズログ文庫)の感想
乙女ゲーム・通称「おといず」の悪役令嬢ロザリアに転生した主人公。目覚めたら前世で最推しだった完璧従者リュカの姿がある! しかし喜んだのも束の間、このままだと従者(彼)は主人(私)の道連れとなり処刑されてしまうので破滅フラグ回避しなくては!と頑張るロザリアだが、彼女以上に彼の忠誠心(ロザリア愛)が強すぎる(笑) 正しく生きた分、悪役令嬢ではなくロザリア自身がヒロインになり、正ヒロインにも愛さて楽しい学園生活が!? 2巻ではゲームの続編世界に突入している。KU。
読了日:04月21日 著者:紅城 蒼
木暮姉弟のとむらい喫茶 2 (バンチコミックス)の感想
木暮姉弟の過去の話。義足の女の子の話はどこかで読んだ記憶がある。来月3巻が発売されるらしい。楽しみ。
読了日:04月22日 著者:うおやま
【全1-6セット】君を落としてみせるから 草食上司の瀬名さんがじつは肉食だった件【イラスト付】 (チュールキス)の感想
昼メロみたいな話😅 菜々子の勤めるIT企業の副社長・瀬名は、イケメンで物腰も柔らかく「白王子」と呼ばれ、みんなの憧れの的。しかし、浮いた噂が一つもなく誰が告白しても上手く躱されてしまうため「女性が苦手な草食系」と思われていた。元カレに浮気され傷心の菜々子を見た瀬名は「ずっと好きだった」と告白……職権乱用じゃないか?ストーカーだろ?ってくらいグイグイと迫る! 肉食というより拗らせ気味の思春期男子みたいだ。こんなカップルも私が知らないだけで世の中にはいるのかも。KU。
読了日:04月22日 著者:田沢みん
その怪異はまだ読まれていませんの感想
表紙が気に入ったのでKUで。「わたしはこの本を書くために、3名の人物に取材をおこないました。
彼らの身の回りでは不気味な出来事が起きているそうです。」……ホラーかと言われるとなんか違うけれど、自分は体験したくない出来事ばかり。文章は厭味、雑味がない感じでネットリではなくむしろアッサリ風味かも。コックリさんに絡んだ話が一番面白かった。
読了日:04月22日 著者:まくるめ
黒幕令嬢アナスタシアは、もうあきらめない 二度目の人生は自由を掴みます (ドラゴンノベルス)の感想
転生してやり直しの人生を!WEB版とはラストが違うらしい。続編に含みを持たせた終わり方になっているので、なんとなく消化不良な感じ。アナスタシアの父上さまが出番が少ないながらも一番印象に残った。挿し絵のアナスタシアや他の登場人物はなんか年齢がわかりにくく、服装も本文とあっていないような? KU。
読了日:04月22日 著者:雉子鳥 幸太郎
ペテン師ルカと黒き魔犬 (上) (WINGS NOVEL)の感想
魔術は禁忌で魔術師は見つかれば火刑…遍歴の学生と言ってペテンで小金を稼ぎながら旅をする青年ルカだが、彼には禁術とされる「力」があった。それを隠しながら先祖伝来の魔法書と父の仇を探している。旅の途上小犬と出会い、サーロと名付けたのだが実は……! 命の恩人だと厚遇してくれた人間が腹黒ヤローでルカのやさしさがアダになり気の毒🥲
陰謀渦巻く世界に取り込まれた人たちの今後が気になるので次巻へ。KU。
読了日:04月22日 著者:縞田 理理
ペテン師ルカと黒き魔犬 (下) (ウィングス・ノヴェル)の感想
マテオの命令に逆らえずルカが誘拐してきた皇帝セレスティアノスはルカと同じ「力」の持ち主だとわかる。幼いのに皇帝としての自分の立場をわかっていて不憫🥲 セレスに力の制御法を教え始めるルカだが、サーロが力の増幅剤であると本人に知られてしまい、その後サーロが姿を消してしまう。およよ!?な展開もあり、後半のルカの敵討ち?の展開にどこまでもゲスな野郎はゲスでとっとと地獄に行きやがれ!って感じ。ルカとサーロのBL展開でまた話が出来そうな気もした(笑)KU。
読了日:04月23日 著者:縞田 理理
目が覚めたら投獄された悪女だったの感想
転生ではなく入れ替わり。引きこもりの薬師・ソフィアは義母や義妹に虐げられ満足な食事も出来ない毎日だったはずなのに、目覚めると重罪で幽閉された悪徳令嬢・ヴァイオレットと体が入れ替わっていた! 薬は作り放題だし牢獄生活は意外と快適と喜んでいたら、一方の自分の体を操るヴァイオレットは実家で好き放題。なぜ彼女が入れ替わりを考えたのか……。なんか読んだような部分もあったのはわりと王道パターンだからなのか。1巻でもそれなりにまとまっているが黒幕はまだ不明。次巻でわかるのか?恋愛要素は薄い。KU。
読了日:04月23日 著者:皐月めい
経塚の妖怪の感想
沖縄の昔話をもとにした絵本。KU。
読了日:04月23日 著者:水蝸牛
しじみ河岸(青空文庫)の感想
今日(4/23)は「しじみの日」だというのでしじみが題名にある話を……で読む。江戸時代末期、深川冬木町で起きた一件の殺人事件。被害者は25歳の左官職・卯之吉、犯人として20歳のお絹が名乗り出たが、彼女の自白はあまりにも単純過ぎた。隠し事があるのでは?とカンが働いた若い与力・花房律之助は真実を暴くため奔走する。同じ長屋に住む人たちは貧しい人間の言うことなど聞かないだろうと沈黙する。お絹が自白した理由は多分そうだろなと思うものだった。冤罪を防げたのはよかったが、お絹の暮らしは変わらない気がしてかなしい🥲
読了日:04月23日 著者:山本 周五郎
血腐れ (新潮文庫 や 83-2)の感想
タイトルからずっと気になっていた1冊。「魂疫」
「血腐れ」「骨煤」「爪穢し」「声失せ」「影祓え」……それぞれのタイトルもまたいい! わかりやすい怖さというより人心から生まれたモヤモヤした怪しげな煙にまかれるような感じ。多分、同じような題材の話はあちこちにあると思うけれど、それをどう扱って作品に仕上げるかで差が出るんだろうな。「影祓え」は最初から奥さん、そんなに他人を信用しちゃダメだよ!と思っていたけれど、最後はそう来ましたか!となった。あと勝新太郎が母親の骨を食べたって言ってたな、なんてことを思い出した。
読了日:04月23日 著者:矢樹 純
聖女と悪魔の終身契約 (富士見L文庫)の感想
表紙とタイトルが気に入りKUで。幼い頃、魔物に襲われたエマは、クロエを召喚し生き延びた。エマを「姫さま」と呼び、世話を焼きまくるクロエ。エマには双子の妹がいたが魔物に襲われた時から行方不明に。エマの話し方がお嬢さま系なのかと思ったら愛想のない男子みたいでちょっとガッカリ。妹についてはそうだよね、な結末。クロエの過去話はよかった。あと終章の「あんなちっぽけな湖に執着している」はやっぱり「ちっぽけな子」の間違い?
読了日:04月24日 著者:水守 糸子
悪役令嬢は二度目の人生を従者に捧げたい 2 (ビーズログ文庫)の感想
王太子と婚約破棄して処刑エンドを免れた、悪役令嬢ロザリア。ゲーム内で最推しキャラで従者リュカの命も救えて一安心。だが今度は妖精の魔力の影響でとある村に閉じ込められてしまうことに。登場人物が多いけれど、ロザリアとリュカに嫌がらせをするとかあからさまな妨害もなく淡々としているかも? ゴブリンのゴブオが一番好きだった(笑)
ハッピーエンドだけれど、もう少し盛り上がりがあってもよかった気がする。KU。
読了日:04月24日 著者:紅城 蒼
午前3時33分、魔法道具店ポラリス営業中 (PHP文芸文庫)の感想
タイトル買い。毎晩枕元に現れる鍵束と繰り返される悪夢に悩まされている大学生の遠野晴貴。彼は「不思議現象を解決してくれる」と噂の骨董店に行くことにした。そこは同じ大学に通う、美人だが無愛想な女子大生・月城環が営む店で……。晴貴と環の掛け合いがあまり面白いとは思えず……環のキャラも中途半端な気がするし、魔法道具店の設定もあまり活かされていなかったような。うーん、期待したものと違って残念だった。KU。
読了日:04月24日 著者:藤まる
セーデルホルムの魔女の家 (一二三文庫 あ 01-01)の感想
妖精の姿を見ることができるメルヴィ。彼女の仕事は各地の御邸を転々としながら働く、派遣型のハウスメイド。今回の仕事は冬の休暇を別荘で過ごすためにやってきた軍人アダムと、友人の忘れ形見である少女の身の回りのお世話。契約期間は1ヶ月。ケイリントンは癇癪持ちでメイドが何人も辞めているのだが、メルヴィと同じく彼女もどうやら妖精の姿が見えているらしく…どんどんメルになついていく様子が可愛い。執事のポールの年長者らしい振る舞いもいい。「男たちの友誼」のヤローたちの会話も楽しかった。野外も馬小屋もダメ!KU。
読了日:04月24日 著者:彩瀬あいり
10年間身体を乗っ取られ悪女になっていた私に、二度と顔を見せるなと婚約破棄してきた騎士様が今日も縋ってくる (Kラノベブックス)の感想
伯爵令嬢のセイディは10年間身体を乗っ取られていたが、ある日ようやく元の身体に戻ることができた!?と気がついたのは次期侯爵であり騎士団長となったルーファスに婚約破棄をされている真っ最中で……どうやら身体を乗っ取られている間に好き放題して立派な悪役令嬢になっていたらしい。7歳から10年ってかなりの変変化がある時間だし、入れ替わっていた間はおばさんで奴隷のような暮らしをしていて、同じような子どもたち(外見は大人)がいた場所は一体…!? タイトルに「今日も縋ってくる」とあるのでダメ人間なのかと思ったら違った。
読了日:04月25日 著者:琴子
10年間身体を乗っ取られ悪女になっていた私に、二度と顔を見せるなと婚約破棄してきた騎士様が今日も縋ってくる2 (Kラノベブックスf)の感想
表紙からもわかるように無事誤解もとけてハッピーエンド😍 その過程はまぁいろいろで……人間の欲望ってスゴいな。魔法や魔導具が絡まないと成立しないい話ではあったけれど。処刑(断首)を見に行った場面はエッ、見に行くの!?となったけれど。あと結婚式で誓いのキスをするのに失敗しないように慣れておかないと!って……ヒロインはまだまだナカミはお子さまのまま、彼を煽っているとしか思えない🤣 挿し絵は違う雰囲気の方がよかった。KU。
読了日:04月25日 著者:琴子
動物ミステリー傑作選~動物は名探偵編~の感想
三毛猫ホームズを連想してしまうけれど(笑)名探偵というより不思議な話なのかなぁ。最初のボタン付けの話は読んだ記憶がある。鈴木雅子さんのネコを介して時空を超えた文通話はラストがうーん、このオチですか、でちょっと残念だった。KU。
読了日:04月25日 著者:山田也,くさの,鈴木 雅子,香川 祐美,大政 喜美子,未来
動物ミステリー傑作選~動物の恩返し編~の感想
ペットを飼っていたふたりが別れる時って絶対もめるよね…最初からどちらかが飼っていたならそのまま元の飼い主に、になるだろうけれど。押しつけ合って捨てられるよりはいいけど。恩返しのカタチはそれぞれ😄 KU。
読了日:04月25日 著者:秋本 尚美,山内 規子,有田 景,生田 悠理,湶乃 あやめ
麦藁帽子(青空文庫)の感想
麦藁帽子って楽しい夏の思い出の象徴みたいな気がするけれど、その分、どこがさみしさやせつなさがあったりする。西條八十のあの詩の影響もあるのかもしれない。そんな話かと思っていたけれど……。湯治先で出会った老人の話す、とある人物の恋物語。しかしその白痴の男は老人本人のことでみんな騙されるのだという。なにが本当なのかわからないが、老人の中ではそれが「真実」なのだ。そしてそれがすべてで、それでいいじゃないかと思った。文中の「搨抉(とうけつ)」という言葉は初めて知ったけれど、意味がよくわからない。
読了日:04月25日 著者:山本 周五郎
旦那様は妻の私より幼馴染の方が大切なようです (レジーナブックス)の感想
コミカライズを試し読みしてイヤぁ、ここまでバカなヤツもいないだろ!?とヒロインが結婚したラルフが気になり過ぎて(笑)結婚式の当日にラルフから彼の幼馴染であるアンジェラとの同居生活を告げられる。このコはワガママ放題、使用人もみんな彼女の味方。一度は受け入れたが、やはりムリ!と侯爵家から脱出、離婚を決意する。裁判になる話は初めてかも。アンジェラの言うことがムカつく。特に子どもに関わる話は気持ち悪くなるほど。リアルでも「私が名前をつけてあげるわ」という小姑とかいそう😰 第8章で名前が違っていたところがあった。
読了日:04月26日 著者:雨野六月
婚約者様へ。貴方の真実の愛のお相手は私の義妹ではありません。ついでに我が家の居候ですが? 上 (エンジェライト文庫)の感想
伯爵令嬢であるアデレードは婚約者である伯爵令息ベンに婚約破棄を告げられる。アデレードは「義妹」のリリーをいじめる悪女で、リリーと自分は真実の愛で結ばれていると主張……まぁ聞き飽きたセリフですな(笑)しかしリリーは「義妹」ではなく「居候」している従姉妹でひとつ歳上。また彼女は離れに住んでいるので虐めるほどの関わりなどはなく……本当におバカさんな人たちです😅 下巻も読もうかと思ったけれど、この1冊だけでいいかな。
KU。
読了日:04月26日 著者:朝霞花純
バルバルさん (こどものとも絵本)の感想
いろんなお客さんがやってきた、忙しくも楽しい1日。
読了日:04月26日 著者:乾 栄里子
なんてん長屋 ふたり暮らし (祥伝社文庫 い 28-8)の感想
表紙買いしたのだけれど、一緒に暮らしているのがお姑さんだと思ったら、以前奉公していたお店のおかみさんだったのでビックリ!それも店じまいして娘のところで暮らしていると思ったらいきなり長屋にやって来るとか迷惑でしかない💦 話が進むとおかみさんの生い立ちなどもわかるのだけれど。人情噺というにはちょっと薄味な気もするけど、さくさく読めていいのかも。飯マズの嫁に悩まされる旦那さんの話に出てきたものは本当に不味そう😰
シリーズ物になるかな?
表紙:瀬知エリカ⇒ https://sechierika88.com/
読了日:04月26日 著者:五十嵐佳子
卯の花月夜 江戸菓子茶店うさぎ屋 (ハルキ文庫 し 11-21)の感想
「江戸菓子舗照月堂」のなつめが自分の店を持った🎉 駒込の照月堂を辞めてから4年、内藤宿で菓子茶店うさぎ屋を開いて女将として切り盛りしている。照月堂のみんなや江戸店を出すことになったという果林堂の職人・安吉も出てきて懐かしかった。続きも楽しみ😄
読了日:04月26日 著者:篠 綾子
シンデレラ伯爵家の靴箱館 恋する乙女は雨を待つ (ビーズログ文庫)の感想
最終巻(7巻)までKUで読めるようなので手をだしたのだけれど、最初はなかなか物語に入り込めずどうしようかなぁ、と読みすすめていたところ、アッサリ敵役?悪役?がわかったので、これからどう関わるのかちょっと気になってきた(笑)シンデレラの末裔であるディセント伯爵家のアランの恋愛オンチぶりも気になるし、新米の靴職人としてお店で働くことになったエデルとの関係もモダモダするんだろうなぁ。靴の種類とか製造過程を知っていればもっと楽しめるのかも。区切り?にある靴マークもいい。
読了日:04月26日 著者:仲村つばき
私に片想いをする騎士様の夢(※超健全)にお邪魔するようになりました (夢中文庫アレッタ)の感想
※超健全 とあったので〜本当にその通りでした(笑)「脱いだらスゴイんです」って言葉だけ聞くと想像ばかり膨らむフレーズだなと。楽しく読めた1冊。KU。
読了日:04月27日 著者:瀬尾優梨,史歩
劇団拝ミ座 未練のひと時と異能の欠けた青年 (ことのは文庫)の感想
電子書籍版。無料なのはお試し版だったからか😱1話のみだけどなかなかよかったので紙本をそのうち買うかも。表紙の殿方はちょっと読んだイメージとは違うかなぁ。
読了日:04月27日 著者:森原すみれ
捨てられ公爵夫人は、平穏な生活をお望みのようですの感想
フランチェスカ王国に住むメルフィーナは結婚式当日に夫となる人に「愛するつもりはない」と言われ……しかし前世を思い出した彼女は「でしたら、私も好きにさせていただきます!」と北辺の僻地【エンカー地方】を手に入れた。前世、ゲームで培った雑学と漫画や小説で得た知識を活用し領主として領民の幸せのために働く。なにやら起こりそうなところで終わってしまい、次巻は6月らしいのでWEB版で続きを読むつもり。(まだ連載中)番外編もよかった。KU。
https://ncode.syosetu.com/n4395il/?p=1
読了日:04月27日 著者:カレヤタミエ
刑事さんの転生先は伯爵さまのメイドでした (ラルーナ文庫)の感想
19世紀のおそらく英国に転生してしまった諸井仁。見た目は20くらいのイケメン姿で実年齢よりはるかに若い青年となった彼はジーンとしてなにやら曰くありげな伯爵の家にメイド(笑)として雇われることに。美貌の伯爵オーガストに可愛くて天使のような双子が暮らす広大な屋敷には使用人がほとんどいない。少し前に夫人が吸血鬼に殺されたと噂され周りからも敬遠されていて…刑事魂に火のついたジーンは伯爵のハートにも火をつけたよう。話がそれなりに面白かったので情事場面はなくてもよかった気もするけど、物足りない人もいるかも😅 KU。
読了日:04月28日 著者:桜部さく
地味令嬢、しごでき皇妃になる! 契約婚のはずなのに冷血皇帝に溺愛されています (角川ビーンズ文庫)の感想
タイトルを「しごきで」と読み間違えていた……スパルタ教育で立派な皇妃になる話かと思っていたので、アレ?と違和感が😅 なのであんまり楽しめなかった。
読了日:04月28日 著者:遠都衣
魔獣になった傭兵のおっさんが、憧れの騎士に拾われた話 (ルビー文庫:D)の感想
ラブリーな?おっサンの姿に心奪われダウンロードしてしまいました………金原まさ子さんの「ヒトはケモノと菫は菫同志契れ」を思い出した。チャレンジしてわかったけど、BLの中では私にはあんまり合わないジャンルかもしれ
ない😓
読了日:04月29日 著者:水瀬 かずか
あなたの愛は要らない~グランド伯爵夫人は毒を飲んで死にました。今日から私は冷遇妻ではありません~ (リブラノベル)の感想
毒にまつわる3つの物語。特に目新しいとは思わなかったのだけれど(失礼💦)文章より漫画で読んだ方が面白いのでは?と思った。KU。
読了日:04月30日 著者:藍田ひびき
地味で無能な次女なので、私のことは忘れてください~私を虐げた家族の皆様、破滅はどうぞご勝手に~【極上の大逆転シリーズ2024】(ベリーズファンタジー)の感想
【極上の大逆転シリーズ2024】とあったけれど、いまひとつのような気が……三姉妹でなくても真ん中っていろいろ大変そう、というイメージがある💦
KU。
読了日:04月30日 著者:瑞希ちこ
読書メーター
読んだ本の数:112
読んだページ数:27450
ナイス数:2226

親友に婚約者を奪われて領地で静かに暮らしていた伯爵令嬢のシャーロットはある日国王に呼び出される。第三王子の教育係になって欲しいと言われるが、彼はたしか筋トレにしか興味のないバカ王子では……!? 言うほど筋肉バカではなく、上の王子ふたりが暗殺されたこともありバカなフリをしていた
というパターン。ヒロインもあまり魅力的には思えず……やたらにKUのオススメにあがるので読んでみたけどちょっとハズレだった。
読了日:04月01日 著者:狭山 ひびき

あまりにもファンタジーなのでどうもシュミに合わず、第一章のみで断念😑
読了日:04月01日 著者:虹藍 のぼる

コミカライズを試し読みしたあとにWEB版で。事故死したわけでもないのに転生して3歳の幼女に。3歳ってこんな話し方、行動力だっけ?と思いながら読む。父親にはそれなりの考えがありそうだけれど母親がコワい。
読了日:04月01日 著者:清水ゆりか

タイトルと内容と表紙がなんだかビミョーにズレているような🤔 転生ものかと思ったら転生したのはヒロインではなくモブで、その役割もうーん……なんかビミョー💦 媚薬が出てくるのもなんかイマイチで全てがビミョーというかなんというか……「推し」も「ヤンデレ」設定も使いこなせていない感じがした。KUで。
読了日:04月01日 著者:yori

タイトルが気になりKUで。窓の光が床につくまでがおじいさんのお店の営業時間。美味しい珈琲とパンのかおりが今日一日をステキなものにしてくれるような気がする。やわらかいパステルカラーの絵本で読みたくなるようなお話。いくらでも長い話に出来そうだけれど、この短さがいいのかも。
読了日:04月01日 著者:大野ちはる

内容はタイトル通りだけれど、私のイメージと表紙イラストのふたりが違うかな。年の差も身分差もこえてハッピーエンド🥰 キャラは庭師のベンが好き。あとエリックが案外いいヤツだった(笑) KindleUnlimitedにもあるがWEB版で読了。
読了日:04月01日 著者:朧月あき

すでに4冊目。ロケットペンダントの話のくだりにあった「思い出は、思い出だ。戻ってこないし、身に着けても、なにかしてくれるわけではない。 だが、一緒に歩みたいと願う人はいる。たとえ思い出でも、ずっとそばにいてほしいと望む人はいるはずだ。」(P295〜296)が沁みるなぁ。なんとなく次で終わりなのかな、という雰囲気で終わったけれど、どうなるか?
読了日:04月01日 著者:石田 祥

タイトルだけは知っていたけれど、こういう話だとは思わなかった。兄の無実をはらすべく九州から東京の有名弁護士のところにやってきたヒロイン。しかしはい わかりました、お引き受けしましょう!なんてうまいこというわけはなく……。弁護士と言えども聖人君子ではなく、むしろヒロインの方がきっちり一本スジが通っていてカッコよかった。決して万々歳の結末ではないけれど。
読了日:04月01日 著者:松本 清張

聖女の印を持ちながら役立たずと呼ばれるセシリアは婚約者である王太子からも冷遇されている。が、初恋の彼を守るため、時間を巻き戻す魔法を使うがどうしても早死にさせてしまう。最後となるであろう9度目の人生は不貞を働き、聖女でなくなることを決意する。勇気を振り絞って一夜を過ごした男の正体は……。WEB版を読んだけれど、表紙イラストのイメージが合わない💦 キャラはベンジャミンが好きだけれど、どうしてもベンジャミン伊東(多分ある年齢以上の人しかわからない)が浮かんでしまう(笑)
読了日:04月02日 著者:朧月 あき

すぐにオチがよめる話もあったけれど、イマドキをよく現した作品なのかも。タイトルが「真相をお話しします」ではなく「#真相をお話しします」なのがやはりミソなのかな。意外性は控えめだった。最後のYouTuberの話は子どもは親のオモチャじゃない!って腹立たしくなった。
読了日:04月02日 著者:結城 真一郎

表紙のおねえさまのカッコよさに惹かれて(笑)実際は全然違ったのだけれど。父親に継母に腹違いの妹が酷すぎる、バカ過ぎるのできっちりお仕置きが出来てよかったです😁
書籍化された2巻にはWEB版の話の前後にバルゴア領での生活を書き下ろしがあるらしい。WEB版二部は読みましたが、こちらにもおバカさんが😰😰😰
読了日:04月02日 著者:来須みかん

前に読んだ「社交界の毒婦とよばれる私 ~素敵な辺境伯令息に腕を折られたので、責任とってもらいます」に出てきたヒロインのお相手の妹の物語。こちらも兄同様、色恋沙汰には疎いようで……まぁ年齢もありますが。自分勝手なヤローにはまわりが本当に迷惑しますね。WEB版では第2部が2巻の続きに
なるらしい。
https://ncode.syosetu.com/n5599in/
読了日:04月02日 著者:来須みかん

帯には「ドS」とあるけれど、そうか?という感じ。処刑直前で悪役令嬢に転生したことに気がついたエライザ。前世はアラサーだった。棺の中で眠る姿から幽体離脱?した彼女は「聖女として公開して参拝料を頂く」とチョー美形な神官長アレクシスからそんなお願いをされてしまう。「小さきかわゆいものたち」が大好きなのにリスや小鳥たちに逃げられる逃げられるアレクシス(笑)最後にイラスト付きベッドシーンがやってくるとは思わなかった。いちいち確認して反応を楽しむのはヤメロ!
読了日:04月03日 著者:日向そら

「釘と屏風」というグループ?のひとりの短編集。ずいぶん前に読みはじめてだいぶ時間が経ってからまた読んだのだけれど、自分の体験談なのかな? 面白いかと言われると困る。なんか今の漫画にありそうな(昔のわかりやすい不良とかではない)感じがした。鹿児島の地理に詳しければああ、あの辺りとわかるのかも。
https://note.com/kugi_to_byoubu/n/n2d1f821af8ef
読了日:04月03日 著者:左部右人

内容はAmazonの本の概要を〜表紙をラノベっぽいイラストにしてタイトルももうちょい変えたらもっとたくさんの人に読んでもらえるのではないかと……アニメや漫画向きな話だと思う。ジャンプで短期連載してそうな話😄 KindleUnlimited。
読了日:04月03日 著者:アノニマス文庫

継母が決めた婚約者に浮気の濡れ衣を着せられ、夜会で婚約破棄をされたヒロイン。感情のない無表情な彼女はどうでもいいわと、と言い返すことなく立ち去ろうとすると異国帰りの若き公爵シルヴェストルが求婚して……。彼はなぜそんなに彼女を大切に思うのかは物語の最初にもうコイツだな、とわかる展開。とてもいい話なのだけれど、ベッドシーンが多いのがちょっと。身体も心も結びつくのはいいがいささか読者サービス?が過ぎるような。だから初夜以外は読み飛ばした😅 KU。
読了日:04月04日 著者:北山すずな

上巻より下巻の方が産婦人科病院で働く人、お世話になる人のあれこれが生々しい気がした。主人公の医師の考えていることにはうんうんと同意してしまう。名言ばかりではないか。エルビス・プレスリーの歌は知らなかったので検索して聴いてみた。しかしこれが新聞小説だったというのがすごい。毎日コレを読んでいた人はどんな気持ちだったんだろうか。妊婦さんは読まなかっただろうけれど、若い人は読んでどんな感想を持つのだろうか。
読了日:04月04日 著者:曽野 綾子

福の神と貧乏神は兄弟姉妹という話を思い出した。
【「グウ、グウ、グウ、グウ。」 と兎は高いいびきをかいて、さも楽しそうに昼寝をしていました。】ここがツボ!だったりする😁
読了日:04月05日 著者:島崎 藤村

公爵令嬢メリッサは10歳の誕生日を迎えた少し後に 両親を亡くした同い年の従妹アメリアが公爵家に引き取られてきたが、亡き母によく似た容姿のアメリアに父、兄、祖母も関心がいくようになる。そんな中でメリッサとアメリアの魔力の相性が悪く反発し、2人とも怪我をしてしまう。魔力操作が出来る
まで離れて過ごすようにと言われたメリッサは領地へと追いやられ……。アメリアはサイコパスなんだろうなぁ。そんな内容なのに挿し絵が幼児雑誌テイストなので、もう少し違うイラストなら読む人が増えそう。KU。
読了日:04月05日 著者:くびのほきょう

WEB版で。女性だとバレるのが早かったのでこれからどう話が展開するのかと思ったけれど、彼女自身がずっとこのままではいられないと自覚していた分、気の毒な気が。離婚しようとしてすることが裏目裏目に出てかえってそれがまた可愛らしく感じられるのだから困ったものだ(笑)
読了日:04月05日 著者:日車 メレ

伯爵令嬢のアグネスには2歳違いの妹がいる。妖精のように可憐な妹・エリーゼは男性との距離感も近く、それが姉への対抗心ではなく「悪意なき無神経」なのでたちが悪い😥 相手は勘違いしアグネスの婚約者たちも妹になびく。伯爵子息のトビアスと交際も周囲には秘密にしていたがやはり…。実はトビアスの狙いは最初からエリーゼだったという悲劇におかしな噂まで広がる。そこに喧嘩友だちのデニス登場で……なのだが、最後がなんだか急展開だし、多分誤字脱字と思われるところが目立って、なんだかあなぁ……になってしまった。KU。
読了日:04月05日 著者:逢矢沙希

妹に婚約者を寝取られたのに、父の命令で妹に求婚していた公爵セイランに謝罪に行くことになったアニエス。彼は代わりにアニエスと結婚しようと……もともと花を贈るだけで10年間、顔を見せなかった妹の婚約者で契約結婚だと思っていたが。染色に夢中なので指先が染まったままなのを気にしているアニ
エス。妹が性悪でなくよかった。蜜猫文庫なので挿し絵イラストもH場面が多い。溺愛≒濡れ場になってしまうのが当たり前なのか、話自体が面白いと思ってもいささかゲンナリ😥 材料のアカツチコガネとか「こびとづかん」キャラを連想!KU。
読了日:04月06日 著者:茜たま

猫神様に見守らる日立門商店街に「わたしの名前は見つけるさん。新米の神様です!」という女の子がやってきた! みんなちょっと変わった女の子だと思っていたけれど、実際探しものを見つけてもらったりしてみんなに受け入れられていき……。保護者のフリをしたニィさんとの掛け合い、その過去など話が進むにつれて面白くなってきたところで終わってしまった。続編があったらいいなと思う。付喪神もいろいろですな。KU。
読了日:04月06日 著者:扇風気 周

試し読みして面白かったのでWEB版で。 タイトルは「傾国の美女」にかけているよね😁 侍女のエディスの鈍さがなんとも言えず〜誕生日のプレゼントの話とかスキ😍 面白かった。
https://ncode.syosetu.com/n3250ia/
読了日:04月06日 著者:河辺螢

「今世紀最強の霊媒師」で「浮遊霊、地縛霊問わず、あらゆる霊障、祟りに対処し、速やかに解決する」霊媒師・櫛備十三。だが肝心の霊を「祓う」力などはなく……持ち前の洞察力とハッタリで駆使し心霊現象の問題解決に奔走し、お金を手にする。助手の美幸は最初からユーレイなんだろうなと思っていたけれど、幽体離脱状態なのか。あまり肉体と離れない方がいいのでは?と思ったり。十三の過去やら生い立ちやらまだ気になることはたくさんあるのだけれど、次巻でわかるのだろうか? なんだかもやもやビミョーな感覚の話。KU。
読了日:04月06日 著者:阿泉 来堂

お母さんが天国に行くために綺麗な靴がほしい、という話を読んだことがあるが、こちらは旅立ちの時に着る洋服を作ってくれる葬儀社の話。上に掛けるのではなくちゃんと着せてくれるのがスゴい。エンディングドレスの記事を以前読んだけど、うーん、あんまり😥 葬儀についてはいろんな考えがあって揉め事も大小かかわらずあると思う。ただ新しい幸せを掴もうとする人を責めるような展開はちょっと酷くない? KU。
https://rohengram799.livedoor.blog/archives/50845325.html
読了日:04月07日 著者:来栖 千依

恋心を抱いて抱いて相手に騙され、多額の借金で破産寸前の料理人の留依は、気づくと店ごと異世界に転移していた!マレビトとして夢であった洋食屋を開店。そこに腹ぺこな様子のちびっこ兄弟がやってきて……兄弟は領主の子どもたちだった。男やもめの金髪美形な領主さまはなんとなく銀英伝のラインハルトさまを連想し黒髪のルイくんは料理は出来ないがヤンさんを連想し、脳内であやうくライ✕ヤンが出来上がるところだった😅イラストが最後にまとめてあるパターンは初めてかも。ギラついたりガツガツした感じではないふんわかしたBL。KU。
読了日:04月07日 著者:小中 大豆

女敵討ちのため矢萩源九郎は幼いお艶を連れて旅に出たが6年後、毒草を食べてしまい江戸近郊の下落合の青泉寺で行き倒れに。源九郎は落命、一命をとりとめたお艶は青泉寺の住職から「縁」という名をもらい新たな人生を歩むことに。青泉寺は死者の弔いを専門にする「墓寺」。真摯に死者を弔う人たち姿にお縁も湯灌場を手伝うようになる。2話目の「落合螢」がかなしい🥲 「偽り時雨」も初めて知る言葉だった。ハルキ文庫から新装版として発行された経緯などが書かれたあとがきを読んで作家さんの苦労を思った。続編も読む予定。
読了日:04月07日 著者:高田 郁

伯爵令嬢のジリアンは幼馴染の侯爵家嫡男と結婚した。政略結婚だとわかっていたが「女として愛するつもりはないし、妻として扱うつもりもない」と邸ではなく離れに追いやられてしまう。自由な外出など出来ず、1年後『白い結婚』であったことを証明すれば離婚できる!コレを希望に準備を進め、貴族から平民になり、新天地へ。と思ったら義弟がついてきた。元夫がバカ過ぎてどうしょうもない話。ドラマチックな展開もなくなんだか恋愛要素が薄いので、いささか物足りないかな。
読了日:04月07日 著者:香月航

ボロボロに傷ついた黒い犬を拾い、お世話していたマリスだが、ある事件をきっかけに犬の「クロ」が失踪中の「救国の英雄」ゼレク・ウィンザーコートだといわれ……自分には犬にしか見えないのになんで?な話。最初、読みにくくて途中でやめようかと思ってしまった。あとバカップルという表現はあっていると思う。マリスの甘やかし具合やクロの独占欲というか、ウンザリはするが、人間らしい心ってやっぱりまわりの誰かと関わることから生まれるんだなと。イラストはナシ、閨事もナシでスッキリしている(笑) KU。
読了日:04月08日 著者:縞白

半分タイトル詐欺ではないかと😓 たしかに猫がいる喫茶店は出てくるし、名言マニアも出てくるけれど探偵かと言われると違う気がするし。場所が谷中とか(谷根千を意識した?)猫のいる喫茶店とかエヴァやガンダムやら懐かしい「仏ゾーン」とかヲタの一気を惹きたいのかと思ってしまった。兄はうだつの上がらない弁護士、秘書はアスペっぽい弟でイケメン。なんか下町の弁護士のホームドラマを狙っているのかという作品で、残念ながらいささか期待外れだった。KU。
読了日:04月08日 著者:北國 浩二

夫の浮気相手(自分の友人)に殺されたのに3年前に戻っている? そして記憶にない義弟はなぜ私を抱こうとしているの? でもなんだかどうでもいいやで流されるヒロイン……やる気なさすぎ😅なんだけど、ヒロインのみならず転生者がいるよう。また異様に義弟を恐れる人がいるのはなぜ?な展開からの純愛物語なんでしょうか。この執着心ってスゴいなぁ、と思っても羨ましくならないワタクシ、愛が足りないのかも💦 KU。
読了日:04月08日 著者:榎木ユウ

WEB版で見つけて完結済とあったので読む。子爵令嬢に転生し父に代わって当主となり、貧乏領地を立て直したグレース。お約束の婚約破棄もあり、結婚は諦めていたのにある日突然、社交界で噂の伯爵様からプロポーズ💘 四姉妹の3番目の彼女だけれど、他の姉妹もカッコよく可愛らしくて面白い😄
https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n5014hx/
読了日:04月09日 著者:翠川 稜

2年近く前からダラダラちまちまと読んでいた作品。面白いのもあったけれど、だからナニ?みたいにわかりにくいもの、ぶっちゃけつまらないものもあって、なんか詰め込まれ過ぎた感じだった。
読了日:04月09日 著者:小林 賢太郎

神殿で下働きをしていたユスティネは、その真面目な働きぶりから幼い頃に王太子の座を追われ聖職者となったレオリウスのお世話係になる。自分がこんなに美しく高貴な人に仕えるなんて…と思っていたが穏やかな彼に心惹かれるようになるが、ある日
変貌したレオリウスに純潔を奪われてしまい……夜の川で水浴びしていた時点でそうなるよな、と思ったけれど、初めてなのに野外はお気の毒……イヤ、そんなのは置いといて💦 聖なる場所での背徳感はヒロインにも無自覚にあったかも? 己のうちにある獣を飼いならすのは大変。KU。
読了日:04月09日 著者:山野辺 りり

SSだと思ったら漫画だった。短編集。日常生活で自分は体験したくないことばかりだ。おばあちゃんからもらったお守りを捨ててしまった話は地味にコワい……どうなったんだろ…きっとつかまったんだろうな😰 喫茶店の主さまが誰に(ナニに!?)お客さんから収集した話を聞かせているのか、気になる。KU。
読了日:04月09日 著者:宇田川うた子

龍くんの進むべき道が決まった記念すべき?1冊。今回は名古屋のかっば伝説がメイン。かっば伝説って各地にあるけれど、笈瀬川(おいせがわ)流域のかっぱの伝承は初めて知った。https://www.n-kd.jp/column/14156.html
曾祖母の思い出が戦争の記憶とつながるのはかなしいことだけれど、丁寧に過去を辿っていけば思わぬ出会いや発見があるんだなぁ。名古屋でこの夏、妖怪展があるらしい。
https://www.yokaiimmersive.com/
読了日:04月10日 著者:太田 忠司

最初からコレか😵💫とビックリした💦 女子高だっけれど避妊やらの授業を受けた記憶がない。でも性に関するアンケートみたいなのはあった気がする。学校ではなく県か自治体のなんかだったような。車いすの女の子の話が一番印象に残った。
https://www.ohtabooks.com/sp/skirt/
読了日:04月10日 著者:岡藤真依

コミカライズを試し読みして面白そうだったので原作を読む。ありがちと言えばありがちだけれど、安心感がある?かわいい話。伯爵令嬢エステルは聖女を輩出する名門・シャルリエ家に生まれたが、魔力量が少なく見た目が美しいだけの『顔だけ聖女』と揶揄されてきた。養女の義妹は欲深くて聖女の座を奪い、家も追い出す。辺境の地へ送られる道中、エステルは何者かに殺害されてしまうが、目が覚めると一年前で、冷たかった婚約者は甘い言葉を吐きまくる😅 2巻までKUで読めるが、3巻は電子書籍のみらしい。WEB版も2巻までの内容なのかな。
読了日:04月10日 著者:一分咲

表紙とタイトルが気に入ったので。知らないところでつながっている人たちが堕ちてゆくさまを描いた短編集。みんな不幸な最期だ😰 漫画家、コミケ、同人誌絡みの話は面白いといったら問題かもしれないけれど、一番身近に感じられた話だった。シュミの世界って案外狭いのでアレ?なつながりがあったりする😂 KU。
読了日:04月10日 著者:岩井志麻子

婚約破棄の後、国外追放されたロゼリアは盗賊に襲われる。そんな彼女を助けた人物に見覚えがある…前世でプレイしていた乙女ゲームのラスボス・邪神ネロだった。彼は「安心しろよ。拾ったからには最後まで面倒みてやる」と言い……ヒロインもかなり勝ち気なところがあるので、かみ合わない会話も面白い。サクサク読める軽い展開。イラストが子どもっぽいのが残念。KU。
読了日:04月10日 著者:すずきこふる

人魚が好きな方のブログ記事で紹介されていた1冊。登場人物はみんな好きになれなかった😓 特に人魚のおたつはダメなタイプ。異形のものだから仕方ないのだろうけれど。名前からして正体には驚きはしなかったけれど、駕籠かきがガメついが案外いい人?だった。人と人でないものとの婚姻話を語るのだけれど、その中で「つらら女」と「蛇女房」がよかった。あとこの話はファンタジーというよりホラーなんじゃないかと思う。
読了日:04月11日 著者:藍銅 ツバメ

ゲーム内に転生の話。悪役令嬢とともに処刑されてしまったので、お嬢さまを悪役令嬢にはしない!自分も処刑されてたまるか、と6才で専属執事になるシリル。年齢のわりに皆さん、オトナなお子さまばかりでそのへんはちょっとと…なのだけれど、お嬢さまも執事もともに相手を思い、努力する姿はいい😄 恋心が報われるかどうかはまだわからないし、ゲームのシナリオとは違う方向に進んでいるので誰が本当の悪役になるのかがわからない〜とりあえず次巻へ! KU。
読了日:04月11日 著者:緋色の雨

書籍サイトの説明にもあるように知らない小さなお祭りや土着信仰に絡んだ怖いというより不思議な話がたくさん。ナマハゲの話が特に好きだった。あのナマハゲはお兄ちゃんだったのではないかと思っている。両墓制とか、はじめて知ったものもある。民俗学が好きな人にはいいかも。毎日少しずつ読むのにいい話。KU。
https://jf-aa.jp/column/pg881029.html
読了日:04月11日 著者:月の砂漠

表紙とタイトルが気に入ったのでKUで。。幸運をくれると人気の占いアプリ『孤独な羊』、画面上を行きかうカラフルな羊たちの中にもしも黒い羊が現れたらどんな願いも叶うらしい、それが誰かへの殺意だとしても……という噂が。最初はうーん、小中学生向けか?と思ってしまったけれど、読んでいくうちにそれはなくなってきたかな。KU。こういう話を読むとこちらの作品を思い出す。
【死にたい日々】
https://www.pixiv.net/artworks/128521470#manga
読了日:04月12日 著者:遠野 海人

前世でプレイしていた乙女ゲーム「救国のレディローズ」そのままの世界に転生した主人公。悪役令嬢ではなくヒロインとして!なのにお妃様になる未来は全力回避して平民として暮らしたい。婚約破棄バンザイ!だったはずなのに攻略プレイヤー達がワラワラと……。2巻まで読んだのだけれど、登場人物が多いのと、主人公の心情語りが長く、また恋愛物語としてもイマイチでフランスパンしかアタマに残らない😂 3巻は悪役令嬢?の立場の彼女の話らしいけれど、一段落したしもういいです。コミカライズだとわかりやすいのかなぁ。KU。
読了日:04月12日 著者:こおりあめ

久しぶりのシリーズ。住人が全員悪党の「善人長屋」。そこになぜかに本当の善人・加助がいるが、またしても厄介事を持ち込んで……そのとばっちりで差配の母娘は盗人一味の人質になってしまう、表題作の「大川契り」。差配夫婦の馴れ初め、母親の過去、そして培ってきた信頼……大きな花火を打ち上げたくなるような気持ちで本を閉じた。しかし文吉、加助よりお前の方がある意味、問題かも😅
読了日:04月12日 著者:西條 奈加

表紙とタイトルに惹かれて。イラストは生成AIとのコラボレーションによって制作とのこと。「人魚姫」のように王子さまに恋をして……ではないけれど、見知らぬ世界に憧れて人間になりたいと願います。グリーンを基調としたイラストが綺麗だし文章もヘンに凝ったところがなく大人の童話という感じ。素敵な1冊。KU。
読了日:04月13日 著者:HY

とても鈍感な哲学者の話だった〜恋する相手は選ぶべきだな。KU。
読了日:04月13日 著者:アンソニー・ホープ

学園生活の花形?生徒会に入り学園祭を楽しむ!にはいろんな問題があり〜演劇をやる!キスシーンがあります!って定番ではありますが😅 3巻までKUなので読んだけれど、その先の予定は未定だからかなんとなく中途半端なハッピーエンドになっていた。年齢を考えるとこんなにアタマが働くか?という場面が多々あるけれど、恋の駆け引きなど面白く読んだシリーズ。
読了日:04月13日 著者:緋色の雨

母ひとり子ひとり、親思いでイケメン、優秀、蘭学所からの信頼も厚い真吉。あまりにも親思いで人格者なところが気持ち悪いくらいだし、母子関係も濃密でおいおい、まさかフランス書院文庫な展開にはならないよな、と思っていたら……そう来たか😱😱😱 最初からタイトル通りの凄惨な血まみれ場面が描かれているのでご注意。KU。
読了日:04月14日 著者:山口 恵以子

メガネ男子の表紙につられ〜思っていたよりエロい場面が多くてコレは予想外だった💦 挿し絵もそーゆーとこを選んでるし。幼馴染みで兄の同僚でもある憧れの騎士アレクと結婚した伯爵令嬢リディア。しかしあまりにも合理主義過ぎて家族計画以前の問題じゃないかと。だんだん人間らしくなっていく?行程は面白いというか、そういう変化がないと話が進まないよね😅 ヒロインのお兄さんがいい人だったので、彼にも幸せを!(笑) KU。
読了日:04月14日 著者:八巻 にのは

作家集団とあるのに表紙が美麗なので漫画雑誌だと思っていた。官能小説って定義がやっぱりわからない😅最初の2作品くらいは読んでみた。作品のあとにアンケートがあってそれは全部読んだ。あと「奇譚クラブ」(1953年)から古川裕子のSM小説が最後に載っていてやはりこういう趣味趣向、性癖の人は昔からいたのだと思った。ラノベでも濡れ場が多い作品ってあるけど、やっぱり本職?は違うんだなと。私はやはり露骨なヤツよりお耽美系が好き🥸KU。http://kuroneko-do.com/special/kitan.html
読了日:04月15日 著者:プロ官能作家集団「与」,音梨はるか,佳那伊織,香坂燈也,佐伯香也子,津村しおり,野々原いちご,乃村寧音,深志美由紀

おっサンは異世界の貴族であるカリス・フォールになっていた。カリスは文武両道で優秀だが、とある出来事により女が苦手になったらしいが、とりあえず結婚して娘もいる。しかし家族を蔑ろにしていたらしく冷え切った関係だったらしく……妻も娘もこんなに可愛いのに!そして娘が前世らしき世界で乙女ゲームに登場する悪役令嬢であったことを思い出し、それはダメだ!と頑張るおっサン。人格変わりすぎ💦 1巻で終わりかと思ったらまだ続くらしい。うーん、双子が生まれたりきな臭い出来事も起こりそうだが、続きはいいかな😅 KU。
読了日:04月15日 著者:yui/サウスのサウス

タイトルが「岬めぐり」みたいだ(笑)と思いながら読んだのだけれど、メインカップルが好きになれなかった……サブキャラたちの方が好きだった。ヒロインのヒステリックなところとか、おいおい……となってしまい、セドリックに同情してしまった。あと呪文を唱える場面がどうしても『秘密のアッコちゃん』の「テクマクマヤコン」が浮かんでしまったのもいけなかったかも💦 KU。
読了日:04月15日 著者:ナツ

シリーズ2作目で完結編。桜花堂の仙太郎からしばらくのあいだ縁を預かりたいとの申し出があり、世間を知ることも大事と言われ実母お香の居る桜花堂で暮らしてみるが……仙太郎夫婦の問題、嫁姑問題に巻き込まれた「夢の浮橋」は、お前らなんだよ(# ゚Д゚)と思ってしまった。お縁の気持ちは無視して自分たちの願いを押し付ける、本当にムカついた。結婚して子どもを産んで生きるのか、三昧聖としての人生を全うするのか悩むお縁。永代橋が出てくるとやっぱりなあの惨事。明石の歩道橋事故を思い出した。それぞれの人生に幸あれ!
読了日:04月15日 著者:高田 郁

人魚の話を探していて表紙とタイトルが気になったので。バカップルというわけではないけれど、なんかフワフワした雰囲気のふたりは成人というよりまだ高校生みたいな感じ。最初、深海魚の話から始まるのでこのまま引き続きなのかと思ったらそうでもなく、自己表現が出来ず自己評価も低いコが彫り師と出逢ってタトゥーを入れて前向きになりました!と言えばそれで終ったてしまうような😅 少女漫画みたいな、ショートムービーにしたらいいのかな、みたいな話だった。タイトルからイメージした話とは違ったなぁ。KU。
読了日:04月16日 著者:桜蓮

4巻までKUで。中華街に美しい兄弟が営む漢方薬局・泰福堂がある。そこにはなぜか、悩みを抱えた人ばかりが集まってくる。婚約者に裏切られた女性、横暴な父を憎む学生、永遠の美貌を手に入れたい人妻など。兄弟に処方された「願いが叶う薬」を飲むと……? お代は不要で変わりにある女性を見つけたら教えてほしいと言われるが、それは彼らの母親だった。うーん、最後まで読んだけれど、あんまりスッキリ感ような……欲深い人間って見苦し過ぎる。あとやっぱりあやしいお薬屋さんには近づかない、あやしいお薬は飲まない方がいいのでは!?(笑)
読了日:04月16日 著者:夏海 弘子

タイトルと表紙イラストがちょっと煽りすぎな気がする短めの話。病弱な兄のスペアとして幼少期から後継者教育を叩き込まれてきた侯爵家当主ローズ。社交にも恋愛にも疎い彼女には『氷の女侯爵』という二つ名がつけられていた。魔法が出てきた時にこの話で魔法?と思ったけれど、あ~この展開のために必要だったのかと……でもなんとなく中途半端な気もする。もっとドロドロな展開かと思ったのに😅初恋を叶えた話に落ち着いてしまった。義姉の話も読みたかったな。病弱な兄が文字だけの空気でかわいそうになった。KU。
読了日:04月16日 著者:天衣 サキ

タイトルと表紙買い。1巻完結かと思ったら違った。思っていたより話の展開が遅くて探している人も見つかる気配はないし……WEB版もまだ連載中みたいだし、この作品はここまででいいや。KU。
https://ncode.syosetu.com/n2540gf/
読了日:04月16日 著者:綾村 実草

タイトルがスゴいのだけれど😅
いろんな不幸が重なり、かつての使用人で今や大富豪で伯爵にまでなったとの恋を叶えたと周りから思われているアニエスだが、それは彼女にとって虚構でしかない。アニエスは公爵だった前夫の死後、濡れ衣を着せられ屋敷を追い出されたところをウェドに拉致されたようなもの。「今日からお嬢様の主人は私です」……内容は昼メロみたいで悪くない、というより結構好きかもしれない🤭 アニエスってただの性格が悪い女ではなくてどこか幼く純粋なところがある。「ただの引っ越し」の場面は🤣🤣🤣 KU。
読了日:04月17日 著者:朱里雀

遅いじゃないか、ミッターマイヤー………わかっていたけれど😭😭😭 ロイの最期に比べてベルゲンの最期の描き方が😰 そんな中、オベさまと犬の場面のひとコマが好き😍 あとヒルダの花嫁衣装がアレってどーなの😓😓😓
読了日:04月17日 著者:田中芳樹,藤崎竜

発行日をみたら10年くらい前の作品なのか。水の事故で記憶を失ったニア。優しい老夫婦に助けられ名前ももらって貧しくも穏やかに暮らしていたのだが、。ある日、突然訪れた子爵アレクセイに「君は私の妻セシリアだ」と告げられ、混乱したまま彼の屋敷へと連れて行かれてしまう。なくした記憶を取り戻す過程とかいろいろあったけれど、最後の星空の下のディスタンスじゃない(笑)お戯れ場面に全部もってかれた! イラストを見ると私が思っていたよりちゃんとしたドレスを着ている感じだったので、我慢しろや!と思った。KU。
読了日:04月17日 著者:山野辺りり

多分、◯月とつく作品を読もう!とタイトル買いしたのだと思う。最初の「報われざるエリシオのために」を読んでから1年くらい放置してしまったが「ケンジントンに捧げる花束」「悲しくて翼もなくて」「九月の四分の一」とタイトルも素敵な短編集だった。自分の知らない音楽がたくさん出てきたのでメモしておいて後で聞いてみようと思う。表題作はそういう意味なのか、とわかった時になんだかバンバンの「いちご白書をもう一度」が浮かんできた。石田衣良さんの解説もこの本にあっていたと思う。
読了日:04月17日 著者:大崎 善生

4巻まで。ハルの学生時代、突然転校してしまったふたりとの和解もあり、よかったと思ったらハルは白血病?! ドナーになってくれるかも、と父親を探すがこの人では…という人物は性犯罪で捕まった過去があり……それは真実なのか? まだまだナゾが多い。基本的には悪人を成敗していく漫画なのかな。
読了日:04月18日 著者:木元 紀子

マカロン文庫って初めてかも、とアンソロジーだしお試し感覚で読んでみた。最初の2作品がシスコンの兄が出てきたので、最後の話もそうかと思ったら違った。現実味のない3作品なのは仕方ないか😅 KU。
読了日:04月18日 著者:滝井みらん,浅井ひかり,いずみ

【元号旦那様シリーズ】ってなんだよ🤣と思いながら、平成・令和より面白いかなと面白い読んでみた。
子爵令嬢の郁子は父親が事業のためと作った借金払うために吉原へ売り渡されそうなところを紡績会社御曹司・敏正に助けられる。事業拡大を狙う敏正は政略結婚を持ちかけ、郁子はそれをやむなく受け入れることに。まぁあとはだいたいお約束の展開。 他の元号はパスかな。KU。
読了日:04月18日 著者:佐倉 伊織

4巻までKUだったので面白ければ続けて読もうかと思っだけど、なんか可もなく不可もなく…ものすごい盛り上がりもなく……なのでこの1巻だけで🙏 時代設定が違えばもっとドラマチックになるのかなぁ。漫画で読んだ方が案外盛り上がる話なのかも。
読了日:04月18日 著者:美月 りん

内容はコチラで。KU。思っていた死神とはだいぶ違うイメージ。最後は勝手に教祖さまに祀り上げられた、愛妻のもとにいきたい男性の話。自分の行動を勝手に解釈して利用されるって……天上で再会出来てよかった。⇒https://aoyamalife.co.jp/review/oyobide.html?srsltid=AfmBOooBZoTHOyWPSnMdvcnB8ROyUS9bY9gXsl8WAk7w5o39ZWehRnXs
読了日:04月19日 著者:永井治郎

上下巻。上巻のみKU。王妃になるべくして育てられてきたヴィルヘルミーナだが、やはりその賢さゆえに王太子から疎まれ、ふわふわ系のコに心をうつされての婚約破棄。平民まで身分を落とされいきなり結婚させられる。しかし夫となったアレクシの研究を支え、全力でバックアップ!国家や世界をも揺るがす世紀の発明!?の装置を作り会社まで設立してしまう。魔法が絡む復讐劇というよりお仕事小説っぽさもある? 恋愛関係についてはベタ甘なところはなく、使用人の方々がいい味をだしている気がした。
読了日:04月19日 著者:ただのぎょー

3巻完結かな、KUで。中2の王子様二(おうじようじ)は幼い頃から幽霊が視えていたが、最近はボンヤリでなく鮮明に視えるようになってしまった。手に癒しの力を持つイケメン整体師の様一(よういち)と(彼が霊を連れてくる)弟の様三(ようぞう)とともに三兄弟が奮闘するオカルト・コメディ。怖さはない😅
読了日:04月19日 著者:高田 祐子

朗読係と読書係は違うのかと思って多分ダウンロードした作品。シリーズ物のようだけれど、1巻だけでも話はまとまっている。ベンゼルク伯爵夫人の読書係になったアマーリエ。彼女は夫人から20年前に彼女と同じキーガン大学出身で読書係だった女性についての話を聞くことになる。本好きにはウンウンと同意する場面もあって、好きな本の話をずっと出来る相手がいるっていいなと思った。2巻以降はまたKUになったらかな😅
読了日:04月19日 著者:佐倉紫

男装して舞踏会に参加する公爵令嬢ミーシャはミドルネームのアレクを名乗っている。単なる趣味で可愛らしい令嬢たちの姿を愛でたり恋バナを聞いてアドバイス達したり…と楽しく過ごしている20歳。隣国に留学していた超絶美形の王太子ヴィンセントに気に入られてずっとつきまとわれることに……ウザいヤローだと思っていたけど、ミーシャってわりと押しに弱いんだなと思った。脳内アレクとの会話は面白かったけれど、後半はベッドシーンがほとんどでそれしかアタマにないのか、ヴィンセント!って感じでウンザリしてしまった。KU。
読了日:04月20日 著者:月神 サキ

読んだのはKindle版だけど、他の表紙もなんでこんな感じにしたのかなぁ〜表紙からのイメージとは違ったので、表紙でソンしてるような気がする。祖母を亡くし天涯孤独の呪い師オリビアは、自分を誘拐した犯罪者シエンと逃亡生活を続け、辺境の村で偽りの夫婦を演じ暮らしていた。逃亡中にいろんなことがあり、身体の関係も持つことになるのだけれど、オリビアは自分の恋心を隠し続け、シエンも自分の秘密を話すことはなく……エロい場面は少し減らしてもいいかなと思うけれど、後半の展開はなかなか盛り上がってワタシ的には面白かった。KU。
読了日:04月20日 著者:海田雲野

やっぱりお菓子がイメージ出来ないものが多くて💦
巻末にイラストで出てきたお菓子を紹介して欲しい。アニョー・パスカルは初めて知った。しかしあんなにたくさんの種類を少ない人数で作れるものだろうか? ちゃんと睡眠時間が確保出来ているのか気になる😅 母の日の話はよかった。語部さんと糖花の関係もダラダラしてるな〜と思ったら最後にコレは!?で次巻に期待しよう。
読了日:04月21日 著者:野村 美月

たしかにゆるゆるふわふわな話……ぬいぐるみを治療する云々より最初からコレはBLなんですか?みたいな雰囲気があったので(実際は友情なのかもしれないが)なんかお仕事内容への関心が下がってしまい、ちょっと残念。KU。
読了日:04月21日 著者:内田 裕基

王国随一の資産を有する男爵家の跡取り娘パトリツィア・レッジは国内の有力貴族子女が集うエーデル学園に護衛兼従者のロルフ・シュタレインと通っている。 「全ては推しのため」(笑)なを富豪令嬢がお金ですべてを解決する話。小金持ちでも成金でもない、本当のお金持ちってこうなのかも、と羨ましくなったりして! 深キョンのドラマ原作かと思ったけれどアレは「富豪刑事」だったなと。KU。
読了日:04月21日 著者:マチバリ

タイトルに全部書いてある😅 表紙のぬいぐるみとかを見てものすごいファンタジーなのかと思ったけれど、そうでもなかったかな。KU。
読了日:04月21日 著者:藤実花

乙女ゲーム・通称「おといず」の悪役令嬢ロザリアに転生した主人公。目覚めたら前世で最推しだった完璧従者リュカの姿がある! しかし喜んだのも束の間、このままだと従者(彼)は主人(私)の道連れとなり処刑されてしまうので破滅フラグ回避しなくては!と頑張るロザリアだが、彼女以上に彼の忠誠心(ロザリア愛)が強すぎる(笑) 正しく生きた分、悪役令嬢ではなくロザリア自身がヒロインになり、正ヒロインにも愛さて楽しい学園生活が!? 2巻ではゲームの続編世界に突入している。KU。
読了日:04月21日 著者:紅城 蒼

木暮姉弟の過去の話。義足の女の子の話はどこかで読んだ記憶がある。来月3巻が発売されるらしい。楽しみ。
読了日:04月22日 著者:うおやま

昼メロみたいな話😅 菜々子の勤めるIT企業の副社長・瀬名は、イケメンで物腰も柔らかく「白王子」と呼ばれ、みんなの憧れの的。しかし、浮いた噂が一つもなく誰が告白しても上手く躱されてしまうため「女性が苦手な草食系」と思われていた。元カレに浮気され傷心の菜々子を見た瀬名は「ずっと好きだった」と告白……職権乱用じゃないか?ストーカーだろ?ってくらいグイグイと迫る! 肉食というより拗らせ気味の思春期男子みたいだ。こんなカップルも私が知らないだけで世の中にはいるのかも。KU。
読了日:04月22日 著者:田沢みん

表紙が気に入ったのでKUで。「わたしはこの本を書くために、3名の人物に取材をおこないました。
彼らの身の回りでは不気味な出来事が起きているそうです。」……ホラーかと言われるとなんか違うけれど、自分は体験したくない出来事ばかり。文章は厭味、雑味がない感じでネットリではなくむしろアッサリ風味かも。コックリさんに絡んだ話が一番面白かった。
読了日:04月22日 著者:まくるめ

転生してやり直しの人生を!WEB版とはラストが違うらしい。続編に含みを持たせた終わり方になっているので、なんとなく消化不良な感じ。アナスタシアの父上さまが出番が少ないながらも一番印象に残った。挿し絵のアナスタシアや他の登場人物はなんか年齢がわかりにくく、服装も本文とあっていないような? KU。
読了日:04月22日 著者:雉子鳥 幸太郎

魔術は禁忌で魔術師は見つかれば火刑…遍歴の学生と言ってペテンで小金を稼ぎながら旅をする青年ルカだが、彼には禁術とされる「力」があった。それを隠しながら先祖伝来の魔法書と父の仇を探している。旅の途上小犬と出会い、サーロと名付けたのだが実は……! 命の恩人だと厚遇してくれた人間が腹黒ヤローでルカのやさしさがアダになり気の毒🥲
陰謀渦巻く世界に取り込まれた人たちの今後が気になるので次巻へ。KU。
読了日:04月22日 著者:縞田 理理

マテオの命令に逆らえずルカが誘拐してきた皇帝セレスティアノスはルカと同じ「力」の持ち主だとわかる。幼いのに皇帝としての自分の立場をわかっていて不憫🥲 セレスに力の制御法を教え始めるルカだが、サーロが力の増幅剤であると本人に知られてしまい、その後サーロが姿を消してしまう。およよ!?な展開もあり、後半のルカの敵討ち?の展開にどこまでもゲスな野郎はゲスでとっとと地獄に行きやがれ!って感じ。ルカとサーロのBL展開でまた話が出来そうな気もした(笑)KU。
読了日:04月23日 著者:縞田 理理

転生ではなく入れ替わり。引きこもりの薬師・ソフィアは義母や義妹に虐げられ満足な食事も出来ない毎日だったはずなのに、目覚めると重罪で幽閉された悪徳令嬢・ヴァイオレットと体が入れ替わっていた! 薬は作り放題だし牢獄生活は意外と快適と喜んでいたら、一方の自分の体を操るヴァイオレットは実家で好き放題。なぜ彼女が入れ替わりを考えたのか……。なんか読んだような部分もあったのはわりと王道パターンだからなのか。1巻でもそれなりにまとまっているが黒幕はまだ不明。次巻でわかるのか?恋愛要素は薄い。KU。
読了日:04月23日 著者:皐月めい

沖縄の昔話をもとにした絵本。KU。
読了日:04月23日 著者:水蝸牛

今日(4/23)は「しじみの日」だというのでしじみが題名にある話を……で読む。江戸時代末期、深川冬木町で起きた一件の殺人事件。被害者は25歳の左官職・卯之吉、犯人として20歳のお絹が名乗り出たが、彼女の自白はあまりにも単純過ぎた。隠し事があるのでは?とカンが働いた若い与力・花房律之助は真実を暴くため奔走する。同じ長屋に住む人たちは貧しい人間の言うことなど聞かないだろうと沈黙する。お絹が自白した理由は多分そうだろなと思うものだった。冤罪を防げたのはよかったが、お絹の暮らしは変わらない気がしてかなしい🥲
読了日:04月23日 著者:山本 周五郎

タイトルからずっと気になっていた1冊。「魂疫」
「血腐れ」「骨煤」「爪穢し」「声失せ」「影祓え」……それぞれのタイトルもまたいい! わかりやすい怖さというより人心から生まれたモヤモヤした怪しげな煙にまかれるような感じ。多分、同じような題材の話はあちこちにあると思うけれど、それをどう扱って作品に仕上げるかで差が出るんだろうな。「影祓え」は最初から奥さん、そんなに他人を信用しちゃダメだよ!と思っていたけれど、最後はそう来ましたか!となった。あと勝新太郎が母親の骨を食べたって言ってたな、なんてことを思い出した。
読了日:04月23日 著者:矢樹 純

表紙とタイトルが気に入りKUで。幼い頃、魔物に襲われたエマは、クロエを召喚し生き延びた。エマを「姫さま」と呼び、世話を焼きまくるクロエ。エマには双子の妹がいたが魔物に襲われた時から行方不明に。エマの話し方がお嬢さま系なのかと思ったら愛想のない男子みたいでちょっとガッカリ。妹についてはそうだよね、な結末。クロエの過去話はよかった。あと終章の「あんなちっぽけな湖に執着している」はやっぱり「ちっぽけな子」の間違い?
読了日:04月24日 著者:水守 糸子

王太子と婚約破棄して処刑エンドを免れた、悪役令嬢ロザリア。ゲーム内で最推しキャラで従者リュカの命も救えて一安心。だが今度は妖精の魔力の影響でとある村に閉じ込められてしまうことに。登場人物が多いけれど、ロザリアとリュカに嫌がらせをするとかあからさまな妨害もなく淡々としているかも? ゴブリンのゴブオが一番好きだった(笑)
ハッピーエンドだけれど、もう少し盛り上がりがあってもよかった気がする。KU。
読了日:04月24日 著者:紅城 蒼

タイトル買い。毎晩枕元に現れる鍵束と繰り返される悪夢に悩まされている大学生の遠野晴貴。彼は「不思議現象を解決してくれる」と噂の骨董店に行くことにした。そこは同じ大学に通う、美人だが無愛想な女子大生・月城環が営む店で……。晴貴と環の掛け合いがあまり面白いとは思えず……環のキャラも中途半端な気がするし、魔法道具店の設定もあまり活かされていなかったような。うーん、期待したものと違って残念だった。KU。
読了日:04月24日 著者:藤まる

妖精の姿を見ることができるメルヴィ。彼女の仕事は各地の御邸を転々としながら働く、派遣型のハウスメイド。今回の仕事は冬の休暇を別荘で過ごすためにやってきた軍人アダムと、友人の忘れ形見である少女の身の回りのお世話。契約期間は1ヶ月。ケイリントンは癇癪持ちでメイドが何人も辞めているのだが、メルヴィと同じく彼女もどうやら妖精の姿が見えているらしく…どんどんメルになついていく様子が可愛い。執事のポールの年長者らしい振る舞いもいい。「男たちの友誼」のヤローたちの会話も楽しかった。野外も馬小屋もダメ!KU。
読了日:04月24日 著者:彩瀬あいり

伯爵令嬢のセイディは10年間身体を乗っ取られていたが、ある日ようやく元の身体に戻ることができた!?と気がついたのは次期侯爵であり騎士団長となったルーファスに婚約破棄をされている真っ最中で……どうやら身体を乗っ取られている間に好き放題して立派な悪役令嬢になっていたらしい。7歳から10年ってかなりの変変化がある時間だし、入れ替わっていた間はおばさんで奴隷のような暮らしをしていて、同じような子どもたち(外見は大人)がいた場所は一体…!? タイトルに「今日も縋ってくる」とあるのでダメ人間なのかと思ったら違った。
読了日:04月25日 著者:琴子

表紙からもわかるように無事誤解もとけてハッピーエンド😍 その過程はまぁいろいろで……人間の欲望ってスゴいな。魔法や魔導具が絡まないと成立しないい話ではあったけれど。処刑(断首)を見に行った場面はエッ、見に行くの!?となったけれど。あと結婚式で誓いのキスをするのに失敗しないように慣れておかないと!って……ヒロインはまだまだナカミはお子さまのまま、彼を煽っているとしか思えない🤣 挿し絵は違う雰囲気の方がよかった。KU。
読了日:04月25日 著者:琴子

三毛猫ホームズを連想してしまうけれど(笑)名探偵というより不思議な話なのかなぁ。最初のボタン付けの話は読んだ記憶がある。鈴木雅子さんのネコを介して時空を超えた文通話はラストがうーん、このオチですか、でちょっと残念だった。KU。
読了日:04月25日 著者:山田也,くさの,鈴木 雅子,香川 祐美,大政 喜美子,未来

ペットを飼っていたふたりが別れる時って絶対もめるよね…最初からどちらかが飼っていたならそのまま元の飼い主に、になるだろうけれど。押しつけ合って捨てられるよりはいいけど。恩返しのカタチはそれぞれ😄 KU。
読了日:04月25日 著者:秋本 尚美,山内 規子,有田 景,生田 悠理,湶乃 あやめ

麦藁帽子って楽しい夏の思い出の象徴みたいな気がするけれど、その分、どこがさみしさやせつなさがあったりする。西條八十のあの詩の影響もあるのかもしれない。そんな話かと思っていたけれど……。湯治先で出会った老人の話す、とある人物の恋物語。しかしその白痴の男は老人本人のことでみんな騙されるのだという。なにが本当なのかわからないが、老人の中ではそれが「真実」なのだ。そしてそれがすべてで、それでいいじゃないかと思った。文中の「搨抉(とうけつ)」という言葉は初めて知ったけれど、意味がよくわからない。
読了日:04月25日 著者:山本 周五郎

コミカライズを試し読みしてイヤぁ、ここまでバカなヤツもいないだろ!?とヒロインが結婚したラルフが気になり過ぎて(笑)結婚式の当日にラルフから彼の幼馴染であるアンジェラとの同居生活を告げられる。このコはワガママ放題、使用人もみんな彼女の味方。一度は受け入れたが、やはりムリ!と侯爵家から脱出、離婚を決意する。裁判になる話は初めてかも。アンジェラの言うことがムカつく。特に子どもに関わる話は気持ち悪くなるほど。リアルでも「私が名前をつけてあげるわ」という小姑とかいそう😰 第8章で名前が違っていたところがあった。
読了日:04月26日 著者:雨野六月

伯爵令嬢であるアデレードは婚約者である伯爵令息ベンに婚約破棄を告げられる。アデレードは「義妹」のリリーをいじめる悪女で、リリーと自分は真実の愛で結ばれていると主張……まぁ聞き飽きたセリフですな(笑)しかしリリーは「義妹」ではなく「居候」している従姉妹でひとつ歳上。また彼女は離れに住んでいるので虐めるほどの関わりなどはなく……本当におバカさんな人たちです😅 下巻も読もうかと思ったけれど、この1冊だけでいいかな。
KU。
読了日:04月26日 著者:朝霞花純

いろんなお客さんがやってきた、忙しくも楽しい1日。
読了日:04月26日 著者:乾 栄里子

表紙買いしたのだけれど、一緒に暮らしているのがお姑さんだと思ったら、以前奉公していたお店のおかみさんだったのでビックリ!それも店じまいして娘のところで暮らしていると思ったらいきなり長屋にやって来るとか迷惑でしかない💦 話が進むとおかみさんの生い立ちなどもわかるのだけれど。人情噺というにはちょっと薄味な気もするけど、さくさく読めていいのかも。飯マズの嫁に悩まされる旦那さんの話に出てきたものは本当に不味そう😰
シリーズ物になるかな?
表紙:瀬知エリカ⇒ https://sechierika88.com/
読了日:04月26日 著者:五十嵐佳子

「江戸菓子舗照月堂」のなつめが自分の店を持った🎉 駒込の照月堂を辞めてから4年、内藤宿で菓子茶店うさぎ屋を開いて女将として切り盛りしている。照月堂のみんなや江戸店を出すことになったという果林堂の職人・安吉も出てきて懐かしかった。続きも楽しみ😄
読了日:04月26日 著者:篠 綾子

最終巻(7巻)までKUで読めるようなので手をだしたのだけれど、最初はなかなか物語に入り込めずどうしようかなぁ、と読みすすめていたところ、アッサリ敵役?悪役?がわかったので、これからどう関わるのかちょっと気になってきた(笑)シンデレラの末裔であるディセント伯爵家のアランの恋愛オンチぶりも気になるし、新米の靴職人としてお店で働くことになったエデルとの関係もモダモダするんだろうなぁ。靴の種類とか製造過程を知っていればもっと楽しめるのかも。区切り?にある靴マークもいい。
読了日:04月26日 著者:仲村つばき

※超健全 とあったので〜本当にその通りでした(笑)「脱いだらスゴイんです」って言葉だけ聞くと想像ばかり膨らむフレーズだなと。楽しく読めた1冊。KU。
読了日:04月27日 著者:瀬尾優梨,史歩

電子書籍版。無料なのはお試し版だったからか😱1話のみだけどなかなかよかったので紙本をそのうち買うかも。表紙の殿方はちょっと読んだイメージとは違うかなぁ。
読了日:04月27日 著者:森原すみれ

フランチェスカ王国に住むメルフィーナは結婚式当日に夫となる人に「愛するつもりはない」と言われ……しかし前世を思い出した彼女は「でしたら、私も好きにさせていただきます!」と北辺の僻地【エンカー地方】を手に入れた。前世、ゲームで培った雑学と漫画や小説で得た知識を活用し領主として領民の幸せのために働く。なにやら起こりそうなところで終わってしまい、次巻は6月らしいのでWEB版で続きを読むつもり。(まだ連載中)番外編もよかった。KU。
https://ncode.syosetu.com/n4395il/?p=1
読了日:04月27日 著者:カレヤタミエ

19世紀のおそらく英国に転生してしまった諸井仁。見た目は20くらいのイケメン姿で実年齢よりはるかに若い青年となった彼はジーンとしてなにやら曰くありげな伯爵の家にメイド(笑)として雇われることに。美貌の伯爵オーガストに可愛くて天使のような双子が暮らす広大な屋敷には使用人がほとんどいない。少し前に夫人が吸血鬼に殺されたと噂され周りからも敬遠されていて…刑事魂に火のついたジーンは伯爵のハートにも火をつけたよう。話がそれなりに面白かったので情事場面はなくてもよかった気もするけど、物足りない人もいるかも😅 KU。
読了日:04月28日 著者:桜部さく

タイトルを「しごきで」と読み間違えていた……スパルタ教育で立派な皇妃になる話かと思っていたので、アレ?と違和感が😅 なのであんまり楽しめなかった。
読了日:04月28日 著者:遠都衣

ラブリーな?おっサンの姿に心奪われダウンロードしてしまいました………金原まさ子さんの「ヒトはケモノと菫は菫同志契れ」を思い出した。チャレンジしてわかったけど、BLの中では私にはあんまり合わないジャンルかもしれ
ない😓
読了日:04月29日 著者:水瀬 かずか

毒にまつわる3つの物語。特に目新しいとは思わなかったのだけれど(失礼💦)文章より漫画で読んだ方が面白いのでは?と思った。KU。
読了日:04月30日 著者:藍田ひびき

【極上の大逆転シリーズ2024】とあったけれど、いまひとつのような気が……三姉妹でなくても真ん中っていろいろ大変そう、というイメージがある💦
KU。
読了日:04月30日 著者:瑞希ちこ
読書メーター
rohengram799 at 19:00|Permalink│Comments(2)
2025年04月30日
春江雲便りNo.6:感謝とともに四月尽🌸
おはようございます🥸
書くことより読むことが面白くて……誕生日には更新しようと思っていたのに4月最終日になってしまいました💦
お祝い ありがとうございました😍
今日からNetflixで劇場版の「ベルばら」世界独占配信開始ですね。日本は16:00からみたいですが、この時間すでにどこかで視聴している方がいるのかしらん?
こんな記事を読みました。
【ChatGPTに異世界タイムリープを頼んだら、フランス革命の時代に飛ばされた話】
https://note.com/joyous_lynx2409/n/nb04f529615d1
柏の🔔🌹マンホールカードの配布も初日にかなりの人が並んだみたいですね。一番乗りのファンは午前7時に案内所前に到着したとか。並ばないで、って注意されていたと思うのでが💦
追記
https://togetter.com/li/2545360
私は「あなたが手にした毒は」の診断メーカーをやって、フムフム、なにか書けそう、でも書けない……みたいな🤣
アンドレさんの小瓶の主成分は追憶です。さて、報復しますか?準備はこちらに。
#shindanmaker
https://shindanmaker.com/550756
ジェローデルさんの小瓶の主成分は嫉妬です。さて、復讐しますか?準備はこちらに。
#shindanmaker
https://shindanmaker.com/550756
来月もまた気が向いたら更新になりそうです🙏
下書きメモはたくさんあるので、いずれ詰め合わせ記事にしたいですが、まだまだ先になるかも。
だいたい読書メーターにはいますので、何してるのかなぁ、と気になったらのぞいてやって下さい。
https://bookmeter.com/users/718307
ではでは、皆さま、来月も「ご安全に」!
書くことより読むことが面白くて……誕生日には更新しようと思っていたのに4月最終日になってしまいました💦
お祝い ありがとうございました😍
今日からNetflixで劇場版の「ベルばら」世界独占配信開始ですね。日本は16:00からみたいですが、この時間すでにどこかで視聴している方がいるのかしらん?
こんな記事を読みました。
【ChatGPTに異世界タイムリープを頼んだら、フランス革命の時代に飛ばされた話】
https://note.com/joyous_lynx2409/n/nb04f529615d1
柏の🔔🌹マンホールカードの配布も初日にかなりの人が並んだみたいですね。一番乗りのファンは午前7時に案内所前に到着したとか。並ばないで、って注意されていたと思うのでが💦
追記
https://togetter.com/li/2545360
私は「あなたが手にした毒は」の診断メーカーをやって、フムフム、なにか書けそう、でも書けない……みたいな🤣
アンドレさんの小瓶の主成分は追憶です。さて、報復しますか?準備はこちらに。
#shindanmaker
https://shindanmaker.com/550756
ジェローデルさんの小瓶の主成分は嫉妬です。さて、復讐しますか?準備はこちらに。
#shindanmaker
https://shindanmaker.com/550756
来月もまた気が向いたら更新になりそうです🙏
下書きメモはたくさんあるので、いずれ詰め合わせ記事にしたいですが、まだまだ先になるかも。
だいたい読書メーターにはいますので、何してるのかなぁ、と気になったらのぞいてやって下さい。
https://bookmeter.com/users/718307
ではでは、皆さま、来月も「ご安全に」!
rohengram799 at 07:25|Permalink│Comments(4)
2025年04月04日
春江雲便りNo.1:3月の本棚 2025 March
3月の読書メーター
読んだ本の数:115
読んだページ数:21723
ナイス数:2580
南島譚 01 幸福の感想
横柄な主人に奴隷のようにこき使われ、衣食住も満足ではない男はある時から夢の中でその主人と立場が入れ替わり、美味しいものを食べて、女性関係も……で、なぜか現実での見た目もだんだん良くなる。一方、太りすぎて性格も悪い主人は奴隷にしていた仕打ちを自分が夢の中で受けることになり……
「うつし世はゆめ 夜の夢こそまこと」という言葉を思い出すような話だった。
『ものがたりのお菓子箱』に収められていると知り朗読動画で。https://bookmeter.com/books/80607
読了日:03月01日 著者:中島 敦
あした死のうと思ってたのにの感想
表題作のみnoteで。
https://note.com/horahareta13/n/n850526035a0d
読了日:03月01日 著者:吉本ユータヌキ
川の感想
短いつぶやきのような話。自分が大切に思うもの、郷愁のようなものを他人が同じように感じてくれるわけではないのだ。以下全文。
「彼の家は川端にはなかったが、彼の生れた街には川が流れてゐた。彼の記憶にも川が流れてゐた。
雪が東京の下宿屋の庭を埋めた日、床のなかで彼は遠くの川を想った。」「春が来て彼は故郷へ帰って川上を歩いてみた。川にみとれながら、川にみとれた記憶にみとれながら。
ある日、東京から友達が来たので彼は何気なくその男に川上の風景を案内した。友達は一向興もなさ
げに彼について歩いた。」
読了日:03月01日 著者:原 民喜
早く昔になればいい (新潮文庫 く 20-3)の感想
表紙とタイトル買い。おしゃれ狂女をリンカンした思春期の記憶を美しい思い出に故郷で懐古するオッサンの話と書くと身も蓋もない気がするけれど、筆力がなければただこういう感想の話になってしまうかも。そこはさすがに久世光彦だなと思うけれど、あまり気分のいい話ではない。生きていた時も記憶の中でも女たちは男の玩具なのだろうかと思ってしまう。身勝手な初老の男の妄想にも思えるし、実はずっとおかしいのは主人公ではないのか? コレは彼が精神病院で書いた話です、というオチがついても納得してしまう。
読了日:03月02日 著者:久世 光彦
三月の空の下の感想
医は仁術。しかしそれだけではどうにもならないのが現実。水仙の清らかな花の姿を思い出すとせつなくかなしくやるせない。
読了日:03月02日 著者:小川 未明
月と海豹の感想
いなくなった子どもを待ち続けるアザラシに「岸壁の母」を連想してしまった。アザラシの母さんより世間を知っているお月さま。月から渡された太鼓。最後に響く太鼓の音。未明もふたり子どもを亡くしているというし、そんな背景もあるのかもしれないと最初単純に「時間薬が効いたのか」と思ったけれど……この最後をどう受け取るべきなのか。いろんな人の解釈を読んだりしたのだけれど、悲しみを抱えている人に月のようにずっと寄り添い続けるのって難しい。
読了日:03月02日 著者:小川 未明
修学旅行で仲良くないグループに入りました (BeLuck文庫)の感想
タイトル通りのその後のワチャワチャした展開。修学旅行に夏休みに学園祭に………かなり頑張ってアピールしているのに(表紙右側の彼)なかなか気がついてくれないというか。学校生活の1年を書いているからかダラダラ感があるかな、やっぱり。まわりの友人たちの反応もそんなに生ぬるく見守るか?という気もあり…BL感は薄いかな。KindleUnlimitedで。
読了日:03月02日 著者:隠木鶉
弥生、三月 (徳間文庫)の感想
三月なので、三月にちなんだ話を探していてコレを。映画は見ていない。なんかあんまり……病気の人を利用した恋愛物語に思えてモヤモヤしながら読み終わった。金八先生みたいなところも、いろな感涙と言われるドラマをつなぎ合わせたみたいで。構成もちょっとわかりにくい。好きな人には申し訳ないが、私は好きにはれない話だった。KindleUnlimitedで。
https://moviewalker.jp/mv69620/
読了日:03月03日 著者:遊川和彦,南々井梢
家出熟女(1) (アクションコミックス)の感想
期間限定無料。家出少女ではなく熟女! 彼女の名前はゆうこ。 ゆう子、ゆーこ、ユウコになったりもする31歳。 一晩の宿を貸りた後はいなくなる。なんとなく福の神みたいな感じもするけど(イヤ弁天さま?)なんでこんなフラフラしているのかはワカラナイ。既刊分、全部期間限定無料にしてくれたらいいのに(笑)
読了日:03月03日 著者:艶 々
婚約破棄ですか? 私の婚約者はちゃんと別にいて、あなたではないのです。 前編 (Seasons)の感想
前後編にわけなくてもいい長さだと思うけどなぁ。(後編も読んだ)ふたりともいい性格だ(笑) もっと話をふくらませて小説でも読みたいかも。
読了日:03月03日 著者:炬とうや,三月べに
凡人田中圭史の大災難 (光文社文庫 え 7-10)の感想
主人公の田中圭史64歳。メガバンク・みずなみ銀行に勤め、55歳で転籍した関連会社勤めもあと1年、そのままつつがなく終わるはずだったのに……大学の同窓で同ゼミの中村(五菱銀行へ就職、合併後のみずなみ銀行で出世)が彼の勤める会社の社長に就任したのだ。そこから田中の人生の歯車が狂い始め、退職することに。退職後も悠々自適とはいかず、思いがけないことが次々とやってくる。無責任な噂話とか自分に都合の良い相談やら、あ~、程度の差はあれあるあると頷いてしまった。エンディングノート、用意しようかな😅
読了日:03月04日 著者:江上剛
太陽の子トミの感想
太陽から生まれたトミ、月から生まれた女の子ルミ。ふたりを中心に宗教的なこと(仏教もキリスト教もごちゃまぜになっているような)心理学的なこと、ファンタジーっぽいのに哲学的な、インドの昔話、動物が出てくる説法に似ているようなよくわからない話😅 挿し絵はどれもシャガールっぽい(私個人の感覚)し登場人物の名前もあの人をもじったネーミング?となったりする。KindleUnlimitedで。
読了日:03月04日 著者:宗田 光一
凩の感想
凩吹く日に見かけた老人。彼の姿を見てはその生きてきた過程を考える。「このような取り止めのない妄想に耽っている間に、老人の淋しい影は何処ともなく消え去った。突然向うの曲り角から愉快な子供の笑い声が起って周囲の粛殺を破った。あたかも老翁の過去の歓喜の声が、ここに一時反響しているかのごとく。」家に招いたりお金を渡したりするのかなと思ったけれど、そんなことはなく、それがかえって生々しい感情に思えた。
読了日:03月04日 著者:寺田 寅彦
にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳(祥伝社文庫)の感想
『にゃん!鈴江藩江戸屋敷見聞帳』改題作品。多分2月の猫の日にあわせて読もうと表紙買いしたのだと思うが、お子さま向けなのかと思うようなのドタバタした雰囲気が私は好きになれず……漫画やアニメならいいけど、文字だとなんだかクドい気がして……猫にお家騒動で『猫奥』(山村東)や『殿様は空のお城に住んでいる』(川原泉)が浮かんできた。
読了日:03月04日 著者:あさのあつこ
マリヴロンと少女の感想
やわらかな、でも明確な拒絶を感じてしまった。もっと大きな世界を見なさい、感じなさいということなのか。。朗読動画でhttps://youtu.be/wdNQnIdhqhQ?si=dwLo5q5qAntOWMsf
◆「めくらぶだうと虹」に手を加えた?のがこの「マリヴロンと少女」らしい。
https://ihatov.cc/blog/archives/2016/07/post_854.htm
読了日:03月04日 著者:宮沢 賢治
坂の上の赤い屋根 (徳間文庫)の感想
久しぶりの真梨幸子作品。ねっとりした厭らしくドーンと来る作品かと思ったら、そうでもなく霧みたいで薄い膜が少しずつ巻き付いてくるみたいな感覚で、期待していたイヤミスとは違った。その残虐性から世間を激震させた『文京区両親強盗殺人事件』から18年後に事件をモチーフにした小説が週刊誌で連載されることになるのだが、それまで報道されていたことは真実なのか? 自分の中にある小さな引っかかり、疑問が他人の言葉により自分に都合の良く(それがよくない方向でも)増幅していく……週刊誌の記事など話半分以下で読むに限る。
読了日:03月04日 著者:真梨幸子
おとうパンの感想
私も子どもたちも「おとうパン」と言っていたことがあったので(笑)朗読動画で。いいお話🥰
https://youtu.be/0RsDiEZMEHc?feature=shared
読了日:03月05日 著者:田中ひろこ
仇討ち娼婦 ~家族惨殺から始まる血の報復~(分冊版) 【第35話】 (ストーリーな女たち)の感想
37話までKindleUnlimitedで。
読了日:03月05日 著者:飯島淳子
同居人シンドローム 合冊版1の感想
BL漫画。先に響の過去を扱った漫画を読んでしまったので(「かわいそうなひと」……pixivでも読めるがあまりオススメしたい内容ではない…
連載中)コチラの響が落ち着いたようで(本当はそんなことはないのかも)よかったと思ってしまった。3巻までKindleUnlimitedで。エロい場面は
まだほとんどなく、相手を思い距離を保ちながら暮らしている姿がなんだかせつなくかわいい。それぞれ?過去が気になる。オマケの4コママンガがイイ🥰
読了日:03月05日 著者:勇の字
月夜に猫のねがいごとの感想
魚屋の娘・海月(みづき)と神社に住む泥棒ネコとのファンタジーな漫画。KindleUnlimitedでも読めるけれど私はスキマで。(無料)
https://www.sukima.me/book/title/BT0000662650/
読了日:03月05日 著者:佐原ナギ
いただきますは、ふたりで。:恋と食のある10の風景 (新潮文庫 し 21-112)の感想
タイトルから想像していた内容とちょっと違ったかな。食事がもっとメインなのかと思っていた。錦見映里子さんの「くちうつし」奥田亜希子さんの「白と悪党」が好き。奥田さんのは主人公が初恋は実らないなんてジンクスは信じない、というより姉やまわりから言われたことに対しての反抗心、コンプレックスからの結婚みたいに感じた。まぁ本人がそれで満足ならいいけど。「私は彼が求めているとおりの言葉を口にした。(略)小ずるいとは、可愛いのことなのだ。」(P231)ヒャー!🤣🤣🤣
読了日:03月05日 著者:一穂 ミチ,古内 一絵,田辺 智加,君嶋 彼方,錦見 映理子
元・最下位の妃、2度目の政略結婚で氷の冷酷王に嫁ぎます~「愛は望むな」と言われた出戻り王女が愛され妃になるまで~ (ベリーズ文庫)の感想
15歳の時に大国の王太子のハーレムに送られたアリス。熟女マニア?の王太子、大勢いる妃の中で子ども子どもした彼女はハーレムで最下位、身体も清らかなまま7年。夫である王太子が失脚&ハーレム解散となり……なんか似たような話を読んだ気がしたので、同じ本か?と思ったけれど、違ったようだ。バツイチ出戻り王女だと陰口を叩かれるが氷の国の“冷酷王”と噂されるウィルフリッドから求婚される。「愛も子も望むな」と言われたが……。アリスの素直さというか社交性が羨ましい。ヒーロー感はイマイチかも。KindleUnlimited。
読了日:03月05日 著者:三沢ケイ
佐原ナギの猫の短編集 くろねこタクシーの感想
表題作は2話。『くろねこタクシー』全2話。他は 王子様を夢見る小学生の結子の家に宇宙から猫の王子がやってきた!の『猫と星の王冠』。 猫と花見の場所取りの奪い合い!?の『桜の下で待ち合わせ』。引っ越したばかりの町で迷子の猫を見つけたが飼い主を探せるのか?『この猫のおうちはどこですか?』 サンタ一族の娘サンディの話『ジングルベルと猫の歌』。スキマで読了。
読了日:03月06日 著者:佐原ナギ
夫の遺言が「同人誌描け」だったもので 1 (星海社COMICS)の感想
タイトルだけは知っていたけれど、読まずにいた漫画をオススメされてコチラでイッキ読み😆 規模の大小はあれど参加したことがあるので、準備やら当日の熱気やら在庫保管やら😅いろいろ思い出してわかる、わかる!となりました。やっぱり創作の世界は楽しいですね🤗
https://sai-zen-sen.jp/comics/twi4/doujinkake/
読了日:03月06日 著者:むんこ
口の悪い男子校マネージャーのサポート力が凄すぎる (コルク)の感想
pixivで読んで気に入ったのでKindleで3巻まで購入。メガネ男子はやはりイイ!ラグビー部のみんなもカワイイし青春してる😆 ヘンにBL展開にならないでこのままでいてもらいたい。
読了日:03月06日 著者:えの
ふしぎな光のしずく: けんたとの約束の感想
東日本大震災の津波で息子を亡くした両親の物語。
コチラの記事を読んだ後にYouTubeで。
https://mainichi.jp/articles/20250305/k00/00m/040/295000c
◆https://youtu.be/aQ1yZshbrAs?si=T5hknGopZajm4A_g
読了日:03月06日 著者:木村真紀・田村弘美
中学校狂師 ~カラス女は許さない~ (8) (ストーリーな女たち)の感想
マリコさま、もう異常過ぎる……息子のために躾けていた(監禁)娘が島を抜け出した! サキは教師を辞めさせられ、代わりにやって来たのが竹刀を振り回すとんでもない女教師だった……次回から反撃開始かな。
読了日:03月06日 著者:小田原愛
逃亡悪女と極悪商人~一度きりの契約だと思っていたのに、毎夜執拗に愛されて疲労困憊なのですが!?~ (夢中文庫プランセ)の感想
表紙とタイトルだけで選んだのでサブタイトルとレーベルを確認して、あ〜コレは中身がなくエロいだけの話か、やっちまったな😱と……エロい場面は最初の契約として純潔をいただきます、のところだけ読んで(先の展開に関係するかと思って)あとは読み飛ばす! 前世の記憶をヒスイにふれて取り戻す場面がはじめにあり唐突な印象だったけど、エロい場面をカットすれば初恋に執着したストーカー系男子の話でまぁ悪くはなかったかも。挿し絵がないのもよかったかもしれない。KindleUnlimitedで。
読了日:03月07日 著者:日向そら,カズアキ
ケーキ屋さんの彼女 1の感想
高3年の春樹はケーキ屋で働く可愛い子に一目惚れした。童顔な彼女は20歳の大学生なのだが、高校生だと思い込んでいて彼女も実年齢を言えず……春樹の思い込みと時々出てくるへんなじぃさん(魔法使い的な妖精さん的な?)にいささかウンザリする。そんなのいらないんだけどなぁ〜ギャグにしたいのかファンタジーにしたいのか……普通にモダモダした恋愛漫画でいいのに。スキマで4巻まで無料だったので読んでみた。
読了日:03月07日 著者:ぴぺ
はじまりの魔法使いは生贄の乙女しか愛せない (蜜猫文庫 ML 133)の感想
「ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない」とかシリーズ物?のスピンオフだそう。タイトルで選んだけど、なんかなし崩し的にベッドインした場面に「はぁ?このコはアホなんだろうか」(失礼)と思ってしまい、あんまり話にはのめり込めなかった。エロい挿し絵もいらなかった。KindleUnlimitedで。
読了日:03月07日 著者:クレイン
せかいでいちばんつよい国の感想
いちばんつよい……何を持って「つよさ」とするのか。なぜか映画『野性の証明』のキャッチコピーは「男はタフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」を思い出してしまった。本当のつよさはやさしさや思いやりに裏打ちされたものではないのか。子どもたちにはなんでも力づくで奪いとって自分のものにすること、大きくすることが「つよさ」ではないと感じてもらいたいなぁ。兵隊さんの絵が好き。ちょっとサントリートリスのおじさんを思い出す(笑)彼の座右の銘は「フツー」だそう。
読了日:03月08日 著者:デビッド マッキー
ホペイロの憂鬱 JFL篇の感想
映画にもなったらしい。サッカーには興味がないが、KindleUnlimitedで見つけて読んだことがない作家さんだったので。ホペイロの坂上くんは道具係というより雑用係でいいように使われているとしか思えない。撫子はワガママ、自分勝手過ぎて気分が悪くなり途中で読むのをやめようかと思ってしまった。あとスーパーに貼らせてもらったポスターが盗まれた話だが、なんで貼らせてもらった方が謝るのかわからない。盗まれたスーパーの方に責任はないのか? なんかスッキリしない。続編もあるようだけれど、読む気にはならないなぁ。
読了日:03月08日 著者:井上 尚登
魔力のないオタク令嬢は、次期公爵様の一途な溺愛に翻弄される (プティルブックス)の感想
タイトルほどオタク度はなかったような? ただ事務仕事(帳簿つけ)に熱心なご令嬢という感じだし、溺愛も翻弄も今まで読んで来たものがスゴかったのか、なんかそれほどでも……タイトルがオーバー過ぎてソンしてるかも? ラストは好き。KindleUnlimitedで。
読了日:03月08日 著者:糸加
老公爵の後妻、遺言書により孫と結婚する!? (オーシャンノベルズ)の感想
もともと高齢公爵のところに家のために身売りされたようなものだし、孫とは同い年だし……無茶な遺言状もまぁ孫の純情を知る祖父の最後のプレゼントだろうな、みたいな……でだいたいあらすじはタイトルからも想像出来てしまうけれど、いろんな肉付けがあってほー、まだこんな出来事が!となかなか楽しめました。挿し絵ありversionとは何が違うのか?こちらはAI画像みたいな庭園とか室内のカラーイラストが何枚か入っていたけれど。KindleUnlimited。
読了日:03月08日 著者:海田雲野
わたしとなかよしの感想
他人のご機嫌を取るのではなく自分のご機嫌をとって毎日を楽しく明るく元気よく、大好きな「わたし」と暮らしていく……絵も可愛いし、最後の笑顔がとても素敵😍
読了日:03月09日 著者:ナンシー カールソン
ミャンマーで尼になりましたの感想
仏教について瞑想についてすぐ理解出来るわけではないけれど、紙本で手元に置いて何かあった時に読み返したい1冊だなと思った。絵も可愛いし、おしつけや説教くさくないところもいい。KindleUnlimited。
読了日:03月09日 著者:天野和公
『縁結び令嬢』がモテ王子の婚活を手伝ったら、なぜか口説かれているのですが!? (ティアラ文庫 6983)の感想
タイトルと表紙と内容がちょっとずつズレているような気がするけど(申し訳ないが挿し絵がちょっと……まるっきりナシかもう少し上手い方がよかった)面白かった。ヒロインには18歳になったら童貞の殿方だけの心の声が聞こえる呪いがかけられていて……なんて恐ろしい!……イヤ、男性でDTヤローの本音がバンバン聞こえるのも地獄だな💦 トラウマ持ちのヒーロー、ちょっと子どもっぽさにうーんとなるけれど、まぁヒロインがそれでもいいならいいや(笑)なハッピーエンド😍 KindleUnlimitedで。
読了日:03月10日 著者:ナツ
おじ転生~悪役令嬢の加齢なる生活~ (1) (サンデーうぇぶり)の感想
悪女クロエ・デマントイドは死の間際、生まれ変わったら清く正しく生きることを誓った……そしてクロ謎の声に導かれ現代日本に転生する。ナイスバディの美しい乙女ではなくイケメンでもなく、加齢臭漂う中年男性・黒江正路として🤣🤣🤣 もう笑いすぎておなかが痛い! Kindleで読んだけれど、紙で欲しくなったので2巻と合わせて買うつもり。
読了日:03月10日 著者:相葉 キョウコ
卍ともえ (講談社文庫)の感想
大阪・天満、油問屋の黄櫨屋(はぜや)は人骨を使っての精油法を秘伝としていた。その骨の持ち主た百、幾千の男女の怨霊となる。嫁いで来た由布も犠牲になり。ダンナとなる男は義母と懇ろな関係、墓をあばき骨を集め死姦も😱不要とあれば惨殺の地獄絵図😰
登場人物が殺されたり生き返ったりを繰り返すので誰が誰だかわからなくなってくる話だった。短くまとめればまとめられる話なんだろうけど。赤ん坊が巨大化したりする場面はBLEACHのマユリさまの金色疋殺地蔵(こんじきあしそぎじぞう)を思い出してしまった。椿の花が美しく悲しい。
読了日:03月10日 著者:野坂昭如
父の感想
生意気な年頃、他人を自分の言葉のセンスでボロクソに評価したくなる気持ちはわからなくもない。
修学旅行に行くという浮き足立った気分もあるのかも。しかし自分の父親(知らない友人もいて、アイツはどうだとけしかける)をこき下ろすのはなんとも…愉快な気分ではなかっただろうな。父親はこっそり見送りに来ただけなのに。最後がなんとも言えない。
「ちゃくい」は「ずるい」という意味の甲州弁という話もあるが、私は聞いたことがない。福岡弁なのか? 「羊羹色」とは着古した感じを言ったのか、とか出てくる言葉に気になるものが多すぎる。
読了日:03月11日 著者:芥川 竜之介
そらのことばが降ってくる: 保健室の俳句会 (teens’best selections 57)の感想
中学に入り、鼻の下にあるホクロをからかわれ教室に行けなくなってしまったソラは保健室登校をしていた。そこでで同級生のハセオに出会う。彼からナゾクという俳句遊びに誘われ……だんだんと俳句に興味をもちはじめたソラは養護教諭の北村先生と三人での俳句会をするようになり、新しい仲間が入り……俳句がたくさん出てきて入門編みたいだった。読み手の受取り方も様々。ソラという名前はやっぱり芭蕉と奥の細道を旅した曽良と掛けているのかな? ひまわりの花にウクライナを連想し『ウクライナ、地下壕から届いた俳句 』を読みたいと思った。
読了日:03月12日 著者:高柳 克弘
しろねこしろちゃん (幼児絵本シリーズ)の感想
YouTubeで。読むスピードがちょっと早いけれど。味わい深いネコの絵がたまらん😆😆😆 なんとなく「鬼灯の冷徹」の白澤が描く猫好好を思い出してしまう😄
https://youtu.be/k_DBsrCJJKc?feature=shared
読了日:03月12日 著者:森 佐智子
隠れ町飛脚 三十日屋 (ポプラ文庫 た 12-1)の感想
長屋の腰高障子に書かれた細い月は「三十日屋」の印。三十日屋は隠れ町飛脚だ。店主はとある「過去」を抱えるお静。お上の許しを得ずにこっそり仕事を受けてはいるが、後ろ暗い商いはしていない。ただ扱うのは「普通の飛脚屋では扱えない『曰くつき』の品」で「お代はお客が決めること」になっている。初恋の思い出・若旦那の大望・桜と幽霊・
亡き妻への文の4話。最後の話が一番よかったかな。続編もありそうな時代小説。KindleUnlimitedで。
読了日:03月12日 著者:鷹山 悠
ナタリア姫と忠実な騎士【SS付】【イラスト付】 (フェアリーキス)の感想
なろう作品の書籍化らしい。KindleUnlimited。
気品にあふれ優しい性格の第一王女ナタリアは子どもたちにも好かれて人気者。しかしその容姿は兄や妹に比べてかなり地味で、小さい頃からまわりにいろいろ言われ過ぎて自己評価がとても低くい。そんなナタリアは幼馴染である近衛騎士のエドワルドに片思いをしている。エドワルドも同じ気持ちなのに堅物過ぎて……焦れったい両片思いのふたりに周囲はヤキモキ!隣国の美しい第二王子との縁談が持ち上がるが、コイツがまたアホ😑 でもその分、いい働きをしてくれた気がする(笑)
読了日:03月13日 著者:ナツ
鳥箱先生とフウねずみの感想
ヒヨドリの出てくる話を青空文庫で探していて、まずはコチラを。
【猫大将は、
「ハッハッハ、先生もだめだし、生徒も悪い。先生はいつでも、もっともらしいうそばかり云ってゐる。生徒は志がどうもけしつぶより小さい。これではもうとても国家の前途
が思ひやられる。」と云ひました。】ニャンコ先生はやはり言うことが違う!……いやいや、賢治の生きていた時代から今も変わらないような気がするのが一番問題かも。爪を研いでいる猫大将が国外にたくさんいないか…?
読了日:03月13日 著者:宮沢 賢治
路地裏わがまま眼鏡店 ~メガネ男子のおもてなし~ (マイナビ出版ファン文庫)の感想
「小説家になろう」『お仕事小説コン』優秀賞受賞だそう。自分もメガネをかけているし、メガネ男子(メガネっ娘も)が好きなのでタイトルと表紙につられてKindleUnlimitedで読む。
OLの志乃は路地裏でおしゃれな店『Granz』を発見する。看板には「わがままな眼鏡店」と書かれていた。無愛想すぎる店員・天王寺に姿が見えない謎な店長。メガネのデザインや性能について語られるけど、イマイチ想像出来なかったので巻末にまとめて出てきたメガネ一覧イラストが欲しかった。
読了日:03月13日 著者:相戸 結衣
リセアネ姫と亡国の侍女【SS付】【イラスト付】 ナタリア姫と忠実な騎士 (フェアリーキス)の感想
「ナタリア姫と忠実な騎士」の続編でナタリアの兄と妹の恋物語編。兄は亡国の皇女との結婚に、妹は政略結婚から歳の差をこえて心を結び合わせる展開。前の話もだけどモダモダ、ジレジレして相手を思うばかりにすれ違い……過剰なイチャコラ場面やムダなベッドシーンがないのが読みやすくてイイ! イラスト(挿し絵)は女性がもうちょい可愛らしければいいのになぁと思う。KindleUnlimited。
読了日:03月13日 著者:ナツ
流星たちに伝えてよの感想
流れ星をテーマにした短編集。最後の作品は日航ジャンボ機墜落事故の時に遺されたメモを思い出した。KindleUnlimitedで。
読了日:03月13日 著者:大井昌和
悪役令嬢たちは揺るがない1 (フロース コミック)の感想
悪役令嬢というよりいわゆる聖女(見習い)サマがおバカ過ぎるので、より高貴な心映えが引き立つというか。ノブレス・オブリージュ(フランス語の「la noblesse」(貴族)と「obliger」(義務を背負わせる)の複合語」で、上流階級に生まれたものは「社会に対する還元の義務がある」というような意味)という言葉を思い浮かべる漫画。続きも楽しみ。
読了日:03月14日 著者:赤羽 にな
クマにあったらどうするか―アイヌ民族最後の狩人 姉崎 等の感想
実際、クマと向き合ってきた人の言葉は重みがあるけれど、自分が体験したかのように考えるには想像力が足りないワタクシ…最近はクマ出没のニュースが少なくなったけれど、どこかでウロウロしているんだろうな。 写真も多かった。KindleUnlimitedで。
http://www.kirakusha.com/smp/book/b213174.html
読了日:03月14日 著者:姉崎 等,片山 龍峯
SFマガジン 2024年 06 月号 [雑誌]の感想
「宇多田ヒカル×小川哲」のみ。全文無料公開されていたのを見つけたので。有り難や🙏
https://www.hayakawabooks.com/n/ne1e3a561f442
宇多田ヒカルちゃんのこの話とか面白かった。
『これプチ自慢なんですけど、川端康成さんは私の母(藤圭子)のファンだったらしく、母がデビューしたころにどこかのホテルのお部屋で川端さんとその奥様とお話をしたうえに、鳥の剥製をいただいたそうです(笑)。彼女も読書家だったけどあまりピンと来ていなかったみたいで、後から聞いて「えー!」って。』
読了日:03月14日 著者:
おもひばやの感想
タイトル買い。尼子一族の血を守ること、厳格な祖母は一族以外の者との恋愛結婚をアサ乃に禁じていた。実は彼女は先祖のお姫様の生まれ変わり。戦国時代、毛利に追われながらも随行を許されなかった家臣・平兵衛は自害したが、姫であった奥方の守護霊として成仏することを拒んできた。が、ついに奥方と若君が、現代で出会うことになり……。思っていたより話が長くて読むのに時間がかかってしまった。もう少しスッキリまとめて欲しかった気がする。地理や歴史に詳しければもっと興味深く楽しめたのかも。KindleUnlimitedで。
読了日:03月15日 著者:佐木 呉羽
ポケットに婚約指輪 (ベリーズ文庫)の感想
表紙とタイトルからメルヘンチックでファンタジーな話かと思ったら、同期入社の彼氏と不倫。結婚が決まったからと清算したはずなのになんかズルズル未練があったり、いささかフタマタっぽいところもあるし。いかにも悪役っぽい先輩とか、深夜のテレビドラマ彼氏レディースコミックかみたいな話だったなぁ、と読み終わってから思った。束縛したい男にされたい女の構図が。ただ会話のうまい切り返しやかわし方は勉強になったかも? 主人公の彼氏になった里中さんの素性はナゾのままだな〜元カノが義兄を好きになった、というのもよくわからない。
読了日:03月15日 著者:坂野真夢
おばあさんのひっこし (こどものとも絵本)の感想
ボロいウチがイヤになり猫たちと引っ越しをするおばあさん。無人宅だからと気に入った家を見つけるとすぐ住んでしまうのがスゴい(笑)引っ越しの時に目覚まし時計を忘れたのはそういうワケでしたか!の最後、絵も綺麗だし本のサイズもよかった。
読了日:03月15日 著者:エドナ・ベッカー
マザー・カード1 (マンガの金字塔)の感想
様々な要因でお金に困った人間の前に現れる黒づくめの女。彼女は無限のお金をもたらすマザーカードなるものを渡す。それをどう使うか。私はスキマで全巻(4巻)無料で読んだ。
https://www.sukima.me/book/title/BT0000534328/
KindleUnlimitedでも。
読了日:03月15日 著者:生島 玲,本能寺 ガルオ
おじ転生~悪役令嬢の加齢なる生活~ (2) (サンデーうぇぶり)の感想
1巻を電子書籍で読み、面白かったのであらためて紙本で2巻も買うことに。どれだけファミ◯キが好きなんだ〜同僚とも仲良くなり油ギッシュな生活は続く(笑) あらたなキャラも登場したし。しかししまぶーの「トリコ」が出てくるとは思わなかった。ジャンプ系でなくサンデーだし😅
読了日:03月15日 著者:相葉 キョウコ
コンサルタント嬢、アマルティアの婚姻 1 (恋するソワレ)の感想
領地経営に優れた才能を持った子爵令嬢・メガネっ娘アマルティア。その才能を見込まれ次期伯爵・トマスの婚約者にと望まれる。だがトマスは領地戦略をアマルティアに丸投げし、その手柄は自分のものに。おまけに公爵令嬢と浮気!それを言ったらお決まりの婚約破棄。そこへ偶然視察に訪れていた皇太子がアマルティアにプロポーズを申し込み…かりそめの婚約者だと言いながら心が傾いていき……分冊9巻まで。
読了日:03月15日 著者:橙乃モト
エロティックス (新潮文庫)の感想
杉本彩さんの小説は今回はじめて読んだけれど可もなく不可もなくって感じだった。団鬼六センセとの対談は面白かったし、選ばれた作品もコレはまた…な知らないものがほとんどで「すこぶる変態」は全くそのとおりだった😅 太宰の「満願」はあんなに短い話だとは思わず、最初はなぜコレが「エロティックス」なのだ?と考えてしまった。「ベアトリーチェの陵辱」は、はぁ!?な話で衝撃だった。いかにもなヤッてるだけのエロ小説アンソロジーとは違って面白かった。もし他の人が同じテーマで選ぶとしたらどんな作品をセレクトするのだろう?
読了日:03月16日 著者:
歴史人2025年3月号の感想
昭和100年。「ジャパン・アズ・ナンバーワンの陰で公害問題」今は公害の話など新聞記事でもほとんど見かけることはないような……水に関心がある、ライフワークと言われる今上さまには新潟水俣病、水俣病、イタイイタイ病、田子の浦のヘドロ汚染などその場所に足を運んでニュースに大きく取り上げられるようにしていただきたいと思ってしまう。昭和天皇の最後の「全国戦没者追悼式」の映像を見たりすると、やはりまだ自分の中では天皇陛下=昭和天皇になるのだなと思ったりする。
読了日:03月16日 著者:歴史人編集部
あなたにぴったりの靴 (フェアリーキス)の感想
何も悪くないのに誤解され修行先の靴屋を追い出された職人の少女・パール。田舎に帰る途中、暴漢に襲われそうになった彼女を助けてくれたのは枯井戸の神さまではなく麗しき魔王さま! でも足はシカ!?でヒヅメあり。子ども用の音が出る靴がピッタリ!だとたいそうお気に入りに。田舎でひらいたパールの靴屋にも訪ねてきて「靴の履き心地がいささか悪くなった。何とか致せ」と注文をつける。パールのお父さんも魔王さまの妹も可愛い。井戸で魔界と現世を行き来するとかどこかで聞いたような?(笑)KindleUnlimited。
読了日:03月16日 著者:くるひなた
辺境領主令嬢の白い結婚 (メディアワークス文庫)の感想
辺境領主令嬢のオルテンシアは16歳。ある日、王妃から命を狙われている第二王子のトゥライビス殿下を辺境領で匿うために殿下と契約結婚をすることにした。いわゆる「白い結婚」。殿下は辺境領独自の動植物に興味を持ち、自分の境遇を淡々と受け入れているようで、そんな彼と過ごすうちにオルテンシアは恋心を抱いてしまうが、彼女にも秘密があり……。お互いの恋心を意識したところで終わり!?と思ったら今月続編が出るのか。出てくる魔獣がビミョーに可愛い(笑)KindleUnlimitedで。
読了日:03月16日 著者:藍野 ナナカ
死神皇女の結婚 2 (マッグガーデンコミック avarusシリーズ)の感想
婚約を装って暗殺するはずがターゲットに一目惚れしたシャンタル帝国皇帝の妹・ルシル。ヴィルツェンの王・ユーリーへの気持ちに戸惑っているところにユーリーの幼馴染であるロレッタという女性が子どもを連れてやってきた!殺伐としながらもラブコメ要素がたくさんなので楽しい。
読了日:03月16日 著者:多貫カヲ
婚約した理想の王子が呪われていました (フェアリーキス ピュア)の感想
自分ではコントロール出来ない鳥獣に変身するという困った異能を持つ王女フローライト。20までというが、そのせいで結婚も遠ざかりまだ約2年もあるのか、と思っていたら結婚の申し込みが!お相手のジェイド王子は21歳だが昼間子供になる呪いをかけられていた。それを解く鍵はフローライトの能力にあるらしく……。可愛い動物限定ならまだしも突然ヒョウに変身とか、人間に戻った時には全裸とかいろいろ大変過ぎる💦 この作家さんは煽り過ぎのイチャコラシーンがないのでウンザリすることなく面白く読めてイイ😄
読了日:03月16日 著者:ナツ
仔牛の感想
牛の世界でも子どもには過度な期待をかけるものなのかしら😅 羽根が生えなくても鹿みたいな角が生えなくても立派なわが子!と親バカなのがほほえましい。
読了日:03月16日 著者:新美 南吉
不思議の扉 時をかける恋 (角川文庫 あ 101-1)の感想
不思議の扉シリーズの一作目。恩田陸さんの「ライオン・ハート」はSMAPの歌が流行った頃に読んだけれど全く覚えていなかった。太宰の「浦島さん」は亀とのやりとりや玉手箱を開けておじいさんになった後の方にこそ物語があるのだと気付かされた。「机の中のラブレター」のロマンチックさは早春の夜中、おやぢの頭にトキメキの花が咲きまくる話だった(笑)このテの話はたくさんあるけれど、やっぱりせつなくてでも素敵な話😍
読了日:03月17日 著者:大森 望
訳ありモブ侍女は退職希望なのに次期大公様に目をつけられてしまいました (フェアリーキス ピュア)の感想
乙女ゲーで遊んでいた転生者で王太子妃になったリリーが主人公ではなく、孤児院でワガママな彼女のお世話係だったモブが主人公。王太子妃付きの侍女になったマリーベルは、実は前国王の隠し子で、王太子が持つとされている『神の恩寵』の真の所持者だった。この秘密がバレる前に退職したいと思っていたのに、ある日『神の恩寵』の力が発動した場面を王太子の右腕である小大公アルフォンに目撃されてしまう!しかし彼はマリーベルの秘密を守るために協力するので偽の恋人同士を演じようと……。アルフォンのブラコン過ぎる妹がコワい😱 KU作品。
読了日:03月17日 著者:風見くのえ
悪役令嬢な私と悪役王子な彼が、極甘ハッピーエンドを掴むまで (ティアラ文庫)の感想
乙女ゲームの悪役令嬢ヴィオラに転生したことに気づいた主人公。破滅ルートを避けるためにあと2年はあると頑張ってみたが、やはり婚約破棄イベントへ進んでしまう。どうやらゲームヒロインも転生者らしい。しかし大勢の前で断罪されそうなところに悪役王子と呼ばれていたアルバートが登場する。彼との出会い、別れ、再会……やけに濡れ場にページ数をさいている気がしたけれど、そういうオチでしたか!まぁ考えてみたらそれらしいことがチラホラとあったわ💦 ヒロインの気持ちの変化とかうまく書かれていたところはスキ。KU作品。
読了日:03月17日 著者:月神 サキ
女たちへのエレジー (講談社文芸文庫 かD 5)の感想
『愛情69』を読みたかったので。読めない漢字や名称?が想像出来ない、意味がわからないものが多くて苦労した。というかわからないところは流し読みになってしまった。女性に対しての目線はやさしい気はする。
読了日:03月17日 著者:金子 光晴
戦車椅子-TANK CHAIR-(1) (シリウスKC)の感想
『椅子』のタイトルを探していたらコレが出てきた。妹を銃弾から守ったことで意識が戻らなくなってた最強の殺し屋・平良凪(タイラナギ)。しかし彼は“殺意”を向けられるとわずかな時間だけ意識が戻る特殊体質の持ち主で……兄を完全覚醒させるため妹は“リハビリ相手”をさがしているようだが、なんというか絵面が文字通り血湧き肉躍るという感じで還暦おやぢにはちとハード😰 2巻まで今なら無料で読めるけれど1巻でお腹いっぱい😓
読了日:03月17日 著者:やしろ 学
モブに転生したら、断罪後の悪役令嬢の身代わりにされました (フェアリーキス ピュア)の感想
前世でプレイした乙女ゲームのモブキャラに転生したドロシーは魔女。オズの魔法使いかよ?😅 悪役令嬢が婚約破棄されるというお馴染みのイベント発生。両家は有力貴族なのでその結びつきがなくなるのは国を二分する恐れが出てくるということで、姿替えの魔法で悪役令嬢になりすまして学園に潜入し破棄を撤回させるべく尽力するが、なぜか攻略対象外キャラの王太子ディリックに目をつけられたらしく……そこからまたゴタゴタと。アホな聖女候補も転生者、実はもう一人いて…面白く読めたので満足。
KindleUnlimited。
読了日:03月18日 著者:風見くのえ
この世の土産さがしもの帖 (富士見L文庫)の感想
霊感の強い未涼は幽霊が見えることで幼い頃から苦労してきたが、父と別居している母も同じ体質で、大阪で幽霊相手の商売をしていた。無職になった未涼は母からの連絡でその仕事の見習いになり……死者が心残りなく成仏できるようにナマケモノなのか有能なのか、居候探偵・翠川と共に「この世の土産」探しをに奮闘する。翠川とのかかわりは多分そうだよね、とすぐわかる。まだナゾは残るのだけれど、大阪という場所を活かした?ホワホワした話。KindleUnlimited。
読了日:03月18日 著者:森川秀樹
いしゃがよい (幼児絵本シリーズ)の感想
こちらの記事を読み、絵が可愛くて気になったので。
https://common3.pref.akita.lg.jp/kosodate/kosodate-info/books/p20250317090513
◆読み聞かせ動画を見つけたので視聴🐼
https://youtu.be/kjt9dvNXAWc?feature=shared
読了日:03月18日 著者:さくら せかい
深黄泉 怪談社禁忌録 (竹書房怪談文庫 HO 694)の感想
心霊現象もただコワいだけではなく深読みしたら実は……なこともあったりして!? 科学的根拠が云々ではなくてそういうこともあるのかと思ったり、やっぱり説明出来なかったり……読みやすくてよかったです。ユーレイ話の噂がないホテルもアヤシイものだと思った。KindleUnlimited。
読了日:03月18日 著者:伊計翼
七まちの刃~堺庖丁ものがたり~ (マイナビ出版ファン文庫)の感想
大阪・堺で代々刃付けと呼ばれる研ぎの工程を担っている一家に生まれた凪。婿養子の父は祖父と意見が合わず対立し家を出て行方不明に。堺と刃物の歴史や伝統行事、名物などお仕事小説、ご当地グルメ小説的なところもあるかも。その分、説明が多い印象で退屈に感じることも。幼なじみの歳上の彼がイケメンで出来るヤツ過ぎる(笑)
「とんかつと牛刀」 「鱧と骨切り包丁」 「古墳と昆布と煙草包丁」 「たまごサンドとパン切り包丁」
「水茄子と三徳包丁」 「穴子と出刃包丁」「金魚と夏祭りと水本焼包丁」KindleUnlimited。
読了日:03月19日 著者:遠原 嘉乃
叶恋どうぶつえん (マーガレットコミックスDIGITAL)の感想
その動物園を訪れると恋が叶う💘 いろんな恋心を抱える人たちが両想いになれるように動物たちが一生懸命頑張ります!なオムニバス・ストーリー🥰 スキマで1巻無料だったので。
https://www.sukima.me/book/title/BT0001824229/
読了日:03月19日 著者:森月あめ
悪役令嬢(予定)らしいけど、私はお菓子が食べたい~ブロックスキルで穏やかな人生目指します~ 1巻 (ZERO-SUMコミックス)の感想
悪魔のような伯爵家の令嬢として周囲から冷たい視線を向けられ疎まれているリネア。本人ではなく父親が酷いのだが。ある日、誕生日に叔父からプレゼントをされたお菓子を食べたリネアは悪夢を見てしまう……お菓子大好き令嬢のラブコメかと思ったら違うようだで……期間限定無料で1巻のみ読んだ。原作小説はなろう作品だというので今読んでいるところ
https://ncode.syosetu.com/n8201fq/1/
読了日:03月19日 著者:chany,佐槻 奏多,紫 真依
密室を開ける手 (講談社文庫 ふ 48-10)の感想
理系男子高校生が主人公で数式とか数学的思考?はよくわからないところはあったけれど、戦争というものが直接的にも間接的にも多大な影響を与え苦しめるものだと思った。最初の穴掘りはここに繋がるのかと。以前、島田雅彦さんの『君が異端だった頃』の紹介記事の最後にあった「死者は生きている者の意識の中で再生する。時限爆弾のようにさく裂するんです」が浮かんだ。人の記憶に残る様々なものって他人にはわからないし、自分自身も制御出来ない気がする。 作者の父上さまの体験したことがベースになっているらしく、いろいろ考えさせられた。
読了日:03月20日 著者:藤本 ひとみ
悲恋エンドはお断り!: 敵国(?)同士だけど、王子と王女は幸せ婚をめざします (ティアラ文庫)の感想
この作者さんはやたらにベッドシーンがないのが気に入っていたので、こちらの作品ではえっ!?となってしまった。それまでは宝塚で観てみたいなぁ〜なんて思っていたのだけれど、ちょっと抑えが効かない殿方はうーん……ヒロインが天然ボケっぽく無意識に素直に感情を表すことがよけいに煽る結果になったとは思うのだけれど、今まで読んできたものからかなりエロ度?が進んだ気がする。ヒロインの性格は悪くないし姫君としても堂々としていて好きだったので、なんとなく複雑。初夜の場面は読み飛ばしたら話が終わりになった💦
読了日:03月20日 著者:ナツ
春啼き鳥の感想
家族小説というか日記みたいに昔を振り返るみたいな感じ? KindleUnlimited。
読了日:03月20日 著者:水鳥 茜
魔食 味見方同心(四) おにぎり寿司は男か女か (講談社文庫)の感想
今回もまたへんな食べ物が……ゾウの雑煮とか。魚之進が描いたゾウの絵は見たかったな。今回はあまりおのぶちゃんの活躍はナシ。そしてあらたなクセモノも登場。タイトルにあるおむすびの形をした寿司、むすび寿司はあるらしい。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000179.000049164.html
読了日:03月21日 著者:風野 真知雄
だいじょうぶだよ、ゾウさんの感想
メガネをかけたぞうさんの姿が可愛い😍 亡くなってから橋を渡るのではなく、その前に橋を渡り森に行くのか。アレではぞうさんの体重に耐えられないように見えるのだけれど💦 森はぞうさんで作られているように見える。朗読動画があったので⇒
https://youtu.be/13WVUdFkv4U?si=Kofhy7jMe_i0l332
読了日:03月21日 著者:ローレンス ブルギニョン
【全1-6セット】エリート弁護士との秘密の婚姻関係 ~愛する旦那様でしたが、契約結婚解消します!~【イラスト付】 (チュールキス)の感想
年の離れた夫と死別し再婚した母。その母が亡くなり遺産目当ての義父から逃れるため契約結婚をし戸籍上だけの夫婦となり自分を守ってくれた弁護士の國弘。年の差はあれいつか本当の夫婦にと思っていたのに日本とNYで離れて暮らす國弘に恋人が……? 短期間にいろんなことがあり過ぎるし、ガーターベルト着用のところからヒロインも耳年増になった分、肉食系で妄想バリバリだったのかも。高校時代から8年だもんなぁ。義弟も坊っちゃんでまだお子さまのストーカー体質。みんなちょっとずつヘンなんだけど😅 濡れ場多し。KU。
読了日:03月21日 著者:佐木ささめ
豚の死なない日の感想
タイトルはそういう意味だったのか……牛のお産を手伝い、仔豚をもらった時から薄々後半の展開はわかっていたけれど。長くはない描写だが、しばらくは何とも言えない気分に。シェーカー教がわからなくて検索したのだけれど、やっぱり教義とかよくわからないので、記事を読むより服装などの写真を見ることにした。
https://www.gettyimages.co.jp/search/2/image?phrase=%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%95%99
読了日:03月22日 著者:ロバート・ニュートン・ペック
二年半待て (徳間文庫)の感想
「就活」「婚活」「恋活」「妊活」「保活」「離活」「終活」……涙活なんてのもあったと思うけれど、自分の知らないところで皆さん、いろいろやっているのかもしれない。コレって主人公が男性だとしたらどんな物語になるんだろう? このパターンもちょっと読んでみたい。タイトル「2年半待って」じゃなくて「待て」だったのか…今、気がついた💦
KindleUnlimited。
読了日:03月22日 著者:新津 きよみ
喫煙四十年の感想
禁煙の日なので😁 ウチのダンナさんも多分同じくらいの喫煙歴。値上げされても電子タバコと併用?して禁煙する気はゼロ。煙について書かれているところとか学者さんらしいというか。会議室で、パチ屋でタバコの煙がモクモクなんて今の若い人にはわからない世界で、シケモクとか死語なんだろうなぁ。気管支が弱い、喘息だ、と言いながらタバコを吸っている人がいるけれど、それはどーなの?と思う。
読了日:03月22日 著者:寺田 寅彦
十五年の感想
幼い息子と娘を水の事故で亡くした男は、山仕事の帰り道、思わず「あの子らを生き返らせてくれ」と山の神に叫んだら白い犬が現れて……。帰宅すると子どもたちが何事もなかったかのように出迎えてくれた。まわりの景色に多少の変化はあったが、奇跡に感謝し日々を過ごし………でもやっぱり歪みは生じて来る。BOOK☆WALKERの無料作品。
読了日:03月22日 著者:野山通
右手に指輪をする夫(1) (コミックなにとぞ)の感想
11巻まで。3歳の娘を持つ爽子。働くことにも賛成してくれて家事もしてくれる理想的な夫だが、結婚指輪の代わりに身内の形見だと言う指輪をしている。ある日、指輪の内側に掘られた文字から形見ではなく元カノとのペアリングで、娘の名前も元カノと同じだと知ってしまい……そして娘の通う保育園の先生だった😱😱😱
読了日:03月22日 著者:樹ユウマ
君が最後に遺した歌 (メディアワークス文庫)の感想
闘病物のラブストーリーってたくさんあって、泣かせようとしてるな、とかご都合主義だな、とか思うものが多いのだけれど、コレはわりと素直に受け入れられた小説かもしれない。表紙も似たようなものが多いのでダブって買ったかと思ってしまった。ディスレクシアって『秘密』(木原音瀬)で初めて知ったけれど、目に見えてわかりやすいものではないからよけいに「音」や「リズム」とかにこだわり惹かれたのかな。
https://bookmeter.com/books/7729849
読了日:03月23日 著者:一条 岬
茸の舞姫の感想
菖蒲団子(あやめだんご)を検索していた時に見つけたのだが(地域により違うらしいがしょう油味らしい)やはり読みにくいので現代語訳にしたものを見つけたので読む。不思議というより不可解なお伽噺のよう。マジックマッシュルームを食べましたか?みたいな😓悪魔祓い的な祭りは金沢にあったらしい。「やしこばば」は「やひこばば」なんだろうな。
読了日:03月23日 著者:泉 鏡花
魚の餌の感想
まだ戦争中の10年ほど前、自分の餌箱から今でもそ餌を盗んだのであろう兄弟と彼らに対しての自分の態度を思い返す話。問い詰めればよかったのか、もうかかわるまいと無視すればよかったのか。釣りに来ていた彼らの暮らしぶりはわからない。たまに思い返す出来事だが、ふたりも同じように思い返すことがあるとしたら、自分はどんな人間に映っていたのか。餌のゴカイの描写がなんとも……どんな餌かは見るつもりはないが😅
読了日:03月23日 著者:梅崎 春生
溺愛の感想
某ホラー小説賞候補作(長編部門)に加筆……とあったが、最初はDVが行き過ぎた親父だと思い、そのうち死人が生き返ったりしたのでホラーだと思い、最後はもう病人の妄想なのでは?となってしまった。先に読んだ「十五年」がよかったのでそれに比べるとコチラはあんまり……😥
読了日:03月24日 著者:野山通
まよなかさんの感想
読み聞かせ動画を見つけたので
https://youtu.be/3KxdJnQyjbc?si=h-W74rMrrY0yLAfp
読了日:03月24日 著者:早川 純子
豚の死なない日 続の感想
父親が亡くなり母と伯母と力を合わせて農場を守ろうとする主人公だが現実は厳しい。干ばつにより作物の収穫は望めず.税金も払えず農場は手放すことに。ロバートの彼女がとてもいい娘でよかった。「血のつながった人たちが近くにいると感じることができれば、どこであれ、そこがふるさとだ。」(P165)ファーガソンさんの言葉が沁みる。ロバートは大人にならざるを得なかったのだけれど、真摯にいろんなことに向き合って父の教えを大切にしてきた。前作がとても悲しい気持ちで終わり、続編も辛さはあったけど、救われたような気持ち。
読了日:03月24日 著者:ロバート・ニュートン・ペック
天使が消えていく (光文社文庫)の感想
タイトルと表紙が気に入り、KindleUnlimitedで。重症心臓疾患児ゆみ子、そして母親の神崎志保と取材で知り合った婦人誌の記者・砂見亜紀子。亜紀子がゆみ子にスゴい愛情を傾けていたので、こんな自堕落な母親のところには…と誘拐する話なのかと思っていたら違った💦 時代もあるのだろうけれど、みんなベラベラ喋りすぎな気がしないでもない。最後の志保から亜紀子への手紙はせつなかった。
読了日:03月24日 著者:夏樹 静子
ブラザーズ・ブラジャー (河出文庫 さ 54-1)の感想
父の再婚で新しい母・瞳子と弟・晴彦(中2)と暮らすことになった高1のちぐさ。ある日、自宅で晴彦がブラジャーを着けているところに遭遇!どんなキミでも弟になったんだから受け入れるよ、とちょっと上から目線の気持ちは簡単に見破られ…おしゃれだからブラが好きという男子がいてもおかしくはないよなぁ。しかし思春期の子どもがいるのに再婚ってスゴいなと思ってしまう。私なら親の立場でも子どもの立場でも躊躇う。本音を家族でも友だちでもどこまで言えるかってやっぱり考えるし難しい。晴彦の実父にムカついたが自分も案外そうなのかも。
読了日:03月24日 著者:佐原 ひかり
期間限定恋人契約 御曹司な同僚は傷心女子を逃がさない (オパール文庫 8498)の感想
ジョシロマ系……そんなジャンルがあるのか😅 閨事場面はたくさんあるんだろうなと想定していたけれど……花見の席で恋人が同期と結婚することを知らされ(見事なクズ野郎だった)のショックを受けた芙美は、同じく同期の三村に慰められ、誘われるまま軽井沢の傷心旅行に……からのカラダが結びつく展開が早っ! 彼が頭のいい男ということもあるけれど、社長の三男という立場を活かして手を回せるし、囲い込み方もうまい。登場人物がほとんど会社の人間だったな。まぁハッピーエンドで、夢物語として好きな人にはたまらん話だと思う。KU。
読了日:03月25日 著者:りりす
拾われ弟子と美麗魔術師〜ものぐさ師匠の靴下探しは今日も大変です~の感想
顔に酷い火傷のあるアリア、どうも呪われているらしいのだが、大魔術師ルーカス・ベイリーに拾われて弟子というより家政婦のような仕事をしている。ルーカスは古城に隠れ住み、女性のような言葉使いでる人間嫌いの偏屈家だが、美しい(笑)アリアの過去もルーカスの過去もまだまだわからないのにコレで終わり?と思ったが続編が出るらしい。アリアとルーカスが砂を吐くようなあま~い恋人関係になることはあまり想像出来ないけれど、最終的にはそういう関係に落ち着くのかな。アリアの相棒になったドラゴンがヒトカゲを連想してかわいい💞
KU。
読了日:03月25日 著者:ナユタ
まるで、彼みたいな彼 (シャレード文庫 ゆ 4-12)の感想
タイトルと表紙買い。ゆるめのBLだろうと思って選んだんだけど、まさかのファンタジー! BL初心者にオススメかもしれない(笑)
ツバメがもう少し活躍するのかと思っていた。
読了日:03月25日 著者:夢乃咲実
女神降臨 1 (LINEコミックス)の感想
映画の宣伝を見たような気がして期間限定無料だったので5巻まで。オールカラーの韓国漫画なのか。お化粧して変わるのは楽しいとは思うけれど、学校生活では汗をかくことも多いだろうからいろいろ大変そう。お金もかかるだろうし。
読了日:03月26日 著者:yaongyi
夫が邪魔 (徳間文庫)の感想
表題作の「夫が邪魔」の他「マタニティ・メニュー」「二十五時の箱」「左手の記憶」「捕えられた声」「永遠に恋敵」「殺意が見える女」の7作品。今だと個人情報が…とかでいろんな話を聞き出すことが大変だろうなと思ってしまうところが多いけれどうまい聞き込み方だと感心したり😅 「永遠に恋敵」はふたりともそう思わないとプライドが保てないからじゃないのか?と考えたり。男性側に否があるのはたしかなんだけれど、やっぱり自分のことも客観的にみた方がいいよね。 逆バージョンの「妻が邪魔」な内容の短編集だったら売れない気がする😅
読了日:03月26日 著者:新津きよみ
明け方の若者たち (幻冬舎文庫)の感想
タイトルと表紙が気に入ったのとKUで読めたから。
北村匠海くん主演で映画化されていたらしく、予告も見たけど彼女のイメージはちょっと違ったかな。
明大前で開かれた飲み会で出会った彼女に一瞬で恋をした主人公だが、社会人になり「こんなハズじゃなかった」とやっぱり思う〜なんか青春の影って感じ(笑)いろんな歌が出てきたけれど知らないものばかりなのであとから検索したりした。出てくる場所のいくつかや満員電車の窮屈さとか遠い昔に体験したことを思い出したり。彼女と連絡が取れなくなった理由には、あ、そういうことだったのかと。
読了日:03月26日 著者:カツセマサヒコ
木暮姉弟のとむらい喫茶 1 (バンチコミックス)の感想
社交的なキッチン担当の千景と、人見知りなのだが接客を担当するテル。正反対な性格のふたりが営む「こかげ」にはなぜか悲しみや後悔、怨みごとまでさまざまな喪失感を抱えた人がやってくる。姉弟とあるけれど、ふたりの関係性も気になる。1巻のみKUで。
読了日:03月27日 著者:うおやま
逆ハーエンドに興味はないので、本づくりに励んでいたところ、死ぬはずの王子に溺愛されました (ミーティアノベルス)の感想
子爵令嬢のサラは前世で一度だけクリアしたことがある逆ハーエンドの乙女ゲームの主人公に転生していることに気がついた。しかし逆ハーエンドはなんとしてでも回避したい……ゲームの開始時点までの時間を利用してこの世界にはない図書館を作ることを考える。この思いつきの影響か、ゲーム内で序盤に亡くなる第一王子の命は助かり彼から好意を寄せられることになり……他の攻略対象者たちもそれぞれの婚約者を裏切ることなくみんな幸せになる『原作を超えたハッピーエンドの世界』🍀 サラの一生懸命な姿がいい!KindleUnlimited。
読了日:03月27日 著者:小乃マル
告白。 (ピュアフル文庫 ん 1-2 ピュアフル・アンソロジー)の感想
卒業シーズンは告白シーズン(笑)だと思って選んだのだけれど、恋の告白ばかりではなかった。学校の自転車に放置された自転車が見ている学生たちの姿を描いた『自転車くるくる』と優等生と見られている、でもやっぱり乙女な部分のあるコと男遊びも慣れたもの、みたいなコが隣り合わせの席になってからの『マルスのキッス』が特に好きだった。メガネ同士はうまく角度を調整しないとクチビルよりメガネが先にぶつかるよ(笑)
読了日:03月27日 著者:芦原 すなお
破滅の魔術師は、人形姫に終焉の恋を捧ぐ (電撃の新文芸)の感想
タイトルが気になりKUで。王国を守るため18歳になったら女神のもとにかえる(という美しい言葉を使うが生贄だ)「人形姫」として育てられた王女コーデリア。幼い頃失明してから専属朗読師の青年レイヴェルを心の支えに生きてきたが、儀式も間近のある日、レイヴェルの魔術によって国が滅ぼされたことを知る。絶望する彼女に“女神”は視力を与え、一年前に戻ることになる。悲劇の運命は変えられるのか? 国の安定、権力の維持のために都合よく改変され、訂正されることなく語り継がれ伝説になるのはなんと恐ろしい😱 今でもありそう💦
読了日:03月27日 著者:染井 由乃
ド田舎の迫害令嬢は王都のエリート騎士に溺愛される1 (DREコミックス)の感想
1巻を読んで面白かったので原作をWEBサイトで完結まで読む。ロイドという名前がどうしても別作者さまの付喪神・メガネのロイドを連想してしまった。母親と姉が怖すぎる😰
https://ncode.syosetu.com/n7286hr/
読了日:03月27日 著者:幸原ゆゆ
四季二巡りの恋形見〜婚約破棄されたのんびり令嬢は、慰謝料の使い道をゆっくりゆっくり考えます。〜(1)の感想
のんびりおっとりした令嬢がスイッチの切り替えでデキる淑女に変身!して婚約者(本当はしたくないと思っている)からの婚約破棄を乗り越えハッピーエンドを目指す話……なのか? 最初二重人格?と思ったけれど、それとも違うのかな? WEBで連載版を見つけたけれど、更新が止まっていた😥 https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n9935hq/
読了日:03月27日 著者:メアリー=ドゥ,飛水晶名
神の汚れた手(上) (文春文庫 そ 1-17)の感想
産婦人科医が一番生命の倫理がなんちゃら…と世間から言われる職業のような気がする。1986年発行の文庫本だけれど、今とあまり変わらないような気がする。患者やその家族の態度とかも今の方が案外情報がアチコチから取り込めるから、自分の都合のいいところだけ信用して医者に文句を言いそう。中絶はよくないと言いながら避妊をしている段階でもうたくさんの精子を殺しているじゃないか、という文章をどこかで読んだ気がする。「しかし、神の手でさえも。働く時は汚れるんですよく。というか汚れていなければ、実際は働んのです」下巻も楽しみ。
読了日:03月28日 著者:曽野 綾子
婚約破棄された令嬢は伯爵さまの年の差執愛に抗いたい~諦めて、もがき続ける~の感想
表紙の殿方が好みだったのだが、ヒロインに執着して大切にしてくれるのかと思ったらそうでもなく、むしろ最初の扱いがひどい……ハッピーエンドなのかもしれないけれど、あんまりいい気分にならない話だった。スヴェンが気の毒過ぎて辛い。
読了日:03月28日 著者:真白燈
寝ている間に嫁がされた引きこもり令嬢が幸せになるまで (ベリーズファンタジースイート)の感想
引きこもり、ということはないと思う。軟禁されていたというか監視されていたというか。モフモフの獣人陛下とのラブストーリーとは思わなかった😅
悪役が悪役らしく水戸黄門的な肉親のためには気が進まない悪事にも手を染めねば…なメイドとか、読みやすくわかりやすいというか。ヒロインがちょっと天然のお姫さまっぽくいい人なので全体的にホワホワした雰囲気でサクサク進む1冊。KU。
読了日:03月29日 著者:八色鈴
蝶の骨 (徳間文庫)の感想
赤江瀑作品はタイトルからして美しい😍 そして内容もどう考えてもお前がおかしい、ストーカーもどきの変態と後ろ指をさされても仕方ない人物なのに、そうするのが当たり前に思えるように描くところがまた惹かれてしまう。岸田流子は15年の時間をかけ見事に変身し美しい蝶になった。ある日、女の爪に飾り彫刻をしている高村涼介に流子と出会い、関係を持つのだが、この涼介と友人ふたりは大学生時代にレイブ事件を起こしていて……。彼女の歪んだ感情は自己愛なのでは? ラストはさすがの赤江瀑さんだったな〜満足🥸 KU。
読了日:03月29日 著者:赤江瀑
美しき悪魔、落ちこぼれ呪術師のしもべとなる (DIANA文庫)の感想
孤児のリゼットは天才呪術師エルネストに見込まれ弟子になったが、15年経った今、才能を開花させることができない。あとからやってきた弟子たちにも先を越され雑用を言いつけられても黙って従うしかない。使い魔くらいなら召喚できるかも、と魔法陣を描いたら出てきたのは悪魔だった! 師匠のエルネストは彼女を助けるどころか彼女をそしるだけで……うまくまとまってはいるけれど、なんだか物足りない気がした。KU。
読了日:03月29日 著者:羽鳥 紘
子狐たちの災園 (角川ホラー文庫)の感想
6歳の奈津江には失せ物さがしの能力があった。誰優しい両親とともに穏やかな日々を過ごしてきたのに突然、立て続けに両親を失うという不幸が。そして両親は自分の実の親ではないと知らされた呆然。実姉を名乗る深咲に連れられ、父が経営する子どもたちの施設“祭園”に引き取られることになるのだが……。読みながら奈津江って何歳だっけ?と思う場面があり過ぎて😅 あと建物の構造がうまく脳内再生出来なかったので恐怖感もイマイチになってしまい、最後がえっ、これからもっとヤバいことになるんじゃ……と一番怖くなった(笑) KU。
読了日:03月30日 著者:三津田 信三
その溺愛は不意打ちです!: 冷徹眼鏡宰相は気ままな王女がすごい好き!? (ティアラ文庫 6961)の感想
メガネの殿方が好きなので表紙買い。この性格ではベッドシーンが多くなっても仕方ないよな😅 王女としての自覚と責任感を持ち生きてきたプレイたが、降嫁してそういう暮らしから少しでも自由な生活がしたいと思っていた。そこで恋愛に興味なく女嫌いらしい冷徹宰相ハイネと白い結婚をして自由気ままに暮らずのよ!と思っていたのに「あなただけは特別です。ずっと愛していました」と重た過ぎる愛情を全身に受けることになり……バカップルなのがバレて?メデタシメデタシ?KU。イラスト、フレアはもう少し可愛い方がよかった。
読了日:03月31日 著者:月神 サキ
試着室で思い出したら本気の恋だと思う (幻冬舎文庫)の感想
なんというか女性には受けがいいかもしれないが、殿方にはあんまり……な作品という印象だった。バブル期のトレンディドラマみたいだ、と思ってしまった。都会にいなければこんなお店に行くこともないだろうし、登場人物たちの気持ちは住んでいる場所なんか関係ないのだろうけれど、職業なども自分の身近な人にはいないし、還暦オバサンには現実感のない中途半端な夢物語のようで😂思っていた内容とは違ってあんまり。KUで読んで正解だったな。あと「クローゼット」というエロい漫画があるので、店名がなんとなくそちらに引きづられてしまった。
読了日:03月31日 著者:尾形 真理子
読書メーター
読んだ本の数:115
読んだページ数:21723
ナイス数:2580

横柄な主人に奴隷のようにこき使われ、衣食住も満足ではない男はある時から夢の中でその主人と立場が入れ替わり、美味しいものを食べて、女性関係も……で、なぜか現実での見た目もだんだん良くなる。一方、太りすぎて性格も悪い主人は奴隷にしていた仕打ちを自分が夢の中で受けることになり……
「うつし世はゆめ 夜の夢こそまこと」という言葉を思い出すような話だった。
『ものがたりのお菓子箱』に収められていると知り朗読動画で。https://bookmeter.com/books/80607
読了日:03月01日 著者:中島 敦

表題作のみnoteで。
https://note.com/horahareta13/n/n850526035a0d
読了日:03月01日 著者:吉本ユータヌキ

短いつぶやきのような話。自分が大切に思うもの、郷愁のようなものを他人が同じように感じてくれるわけではないのだ。以下全文。
「彼の家は川端にはなかったが、彼の生れた街には川が流れてゐた。彼の記憶にも川が流れてゐた。
雪が東京の下宿屋の庭を埋めた日、床のなかで彼は遠くの川を想った。」「春が来て彼は故郷へ帰って川上を歩いてみた。川にみとれながら、川にみとれた記憶にみとれながら。
ある日、東京から友達が来たので彼は何気なくその男に川上の風景を案内した。友達は一向興もなさ
げに彼について歩いた。」
読了日:03月01日 著者:原 民喜

表紙とタイトル買い。おしゃれ狂女をリンカンした思春期の記憶を美しい思い出に故郷で懐古するオッサンの話と書くと身も蓋もない気がするけれど、筆力がなければただこういう感想の話になってしまうかも。そこはさすがに久世光彦だなと思うけれど、あまり気分のいい話ではない。生きていた時も記憶の中でも女たちは男の玩具なのだろうかと思ってしまう。身勝手な初老の男の妄想にも思えるし、実はずっとおかしいのは主人公ではないのか? コレは彼が精神病院で書いた話です、というオチがついても納得してしまう。
読了日:03月02日 著者:久世 光彦

医は仁術。しかしそれだけではどうにもならないのが現実。水仙の清らかな花の姿を思い出すとせつなくかなしくやるせない。
読了日:03月02日 著者:小川 未明

いなくなった子どもを待ち続けるアザラシに「岸壁の母」を連想してしまった。アザラシの母さんより世間を知っているお月さま。月から渡された太鼓。最後に響く太鼓の音。未明もふたり子どもを亡くしているというし、そんな背景もあるのかもしれないと最初単純に「時間薬が効いたのか」と思ったけれど……この最後をどう受け取るべきなのか。いろんな人の解釈を読んだりしたのだけれど、悲しみを抱えている人に月のようにずっと寄り添い続けるのって難しい。
読了日:03月02日 著者:小川 未明

タイトル通りのその後のワチャワチャした展開。修学旅行に夏休みに学園祭に………かなり頑張ってアピールしているのに(表紙右側の彼)なかなか気がついてくれないというか。学校生活の1年を書いているからかダラダラ感があるかな、やっぱり。まわりの友人たちの反応もそんなに生ぬるく見守るか?という気もあり…BL感は薄いかな。KindleUnlimitedで。
読了日:03月02日 著者:隠木鶉

三月なので、三月にちなんだ話を探していてコレを。映画は見ていない。なんかあんまり……病気の人を利用した恋愛物語に思えてモヤモヤしながら読み終わった。金八先生みたいなところも、いろな感涙と言われるドラマをつなぎ合わせたみたいで。構成もちょっとわかりにくい。好きな人には申し訳ないが、私は好きにはれない話だった。KindleUnlimitedで。
https://moviewalker.jp/mv69620/
読了日:03月03日 著者:遊川和彦,南々井梢

期間限定無料。家出少女ではなく熟女! 彼女の名前はゆうこ。 ゆう子、ゆーこ、ユウコになったりもする31歳。 一晩の宿を貸りた後はいなくなる。なんとなく福の神みたいな感じもするけど(イヤ弁天さま?)なんでこんなフラフラしているのかはワカラナイ。既刊分、全部期間限定無料にしてくれたらいいのに(笑)
読了日:03月03日 著者:艶 々

前後編にわけなくてもいい長さだと思うけどなぁ。(後編も読んだ)ふたりともいい性格だ(笑) もっと話をふくらませて小説でも読みたいかも。
読了日:03月03日 著者:炬とうや,三月べに

主人公の田中圭史64歳。メガバンク・みずなみ銀行に勤め、55歳で転籍した関連会社勤めもあと1年、そのままつつがなく終わるはずだったのに……大学の同窓で同ゼミの中村(五菱銀行へ就職、合併後のみずなみ銀行で出世)が彼の勤める会社の社長に就任したのだ。そこから田中の人生の歯車が狂い始め、退職することに。退職後も悠々自適とはいかず、思いがけないことが次々とやってくる。無責任な噂話とか自分に都合の良い相談やら、あ~、程度の差はあれあるあると頷いてしまった。エンディングノート、用意しようかな😅
読了日:03月04日 著者:江上剛

太陽から生まれたトミ、月から生まれた女の子ルミ。ふたりを中心に宗教的なこと(仏教もキリスト教もごちゃまぜになっているような)心理学的なこと、ファンタジーっぽいのに哲学的な、インドの昔話、動物が出てくる説法に似ているようなよくわからない話😅 挿し絵はどれもシャガールっぽい(私個人の感覚)し登場人物の名前もあの人をもじったネーミング?となったりする。KindleUnlimitedで。
読了日:03月04日 著者:宗田 光一

凩吹く日に見かけた老人。彼の姿を見てはその生きてきた過程を考える。「このような取り止めのない妄想に耽っている間に、老人の淋しい影は何処ともなく消え去った。突然向うの曲り角から愉快な子供の笑い声が起って周囲の粛殺を破った。あたかも老翁の過去の歓喜の声が、ここに一時反響しているかのごとく。」家に招いたりお金を渡したりするのかなと思ったけれど、そんなことはなく、それがかえって生々しい感情に思えた。
読了日:03月04日 著者:寺田 寅彦

『にゃん!鈴江藩江戸屋敷見聞帳』改題作品。多分2月の猫の日にあわせて読もうと表紙買いしたのだと思うが、お子さま向けなのかと思うようなのドタバタした雰囲気が私は好きになれず……漫画やアニメならいいけど、文字だとなんだかクドい気がして……猫にお家騒動で『猫奥』(山村東)や『殿様は空のお城に住んでいる』(川原泉)が浮かんできた。
読了日:03月04日 著者:あさのあつこ

やわらかな、でも明確な拒絶を感じてしまった。もっと大きな世界を見なさい、感じなさいということなのか。。朗読動画でhttps://youtu.be/wdNQnIdhqhQ?si=dwLo5q5qAntOWMsf
◆「めくらぶだうと虹」に手を加えた?のがこの「マリヴロンと少女」らしい。
https://ihatov.cc/blog/archives/2016/07/post_854.htm
読了日:03月04日 著者:宮沢 賢治

久しぶりの真梨幸子作品。ねっとりした厭らしくドーンと来る作品かと思ったら、そうでもなく霧みたいで薄い膜が少しずつ巻き付いてくるみたいな感覚で、期待していたイヤミスとは違った。その残虐性から世間を激震させた『文京区両親強盗殺人事件』から18年後に事件をモチーフにした小説が週刊誌で連載されることになるのだが、それまで報道されていたことは真実なのか? 自分の中にある小さな引っかかり、疑問が他人の言葉により自分に都合の良く(それがよくない方向でも)増幅していく……週刊誌の記事など話半分以下で読むに限る。
読了日:03月04日 著者:真梨幸子

私も子どもたちも「おとうパン」と言っていたことがあったので(笑)朗読動画で。いいお話🥰
https://youtu.be/0RsDiEZMEHc?feature=shared
読了日:03月05日 著者:田中ひろこ

37話までKindleUnlimitedで。
読了日:03月05日 著者:飯島淳子

BL漫画。先に響の過去を扱った漫画を読んでしまったので(「かわいそうなひと」……pixivでも読めるがあまりオススメしたい内容ではない…
連載中)コチラの響が落ち着いたようで(本当はそんなことはないのかも)よかったと思ってしまった。3巻までKindleUnlimitedで。エロい場面は
まだほとんどなく、相手を思い距離を保ちながら暮らしている姿がなんだかせつなくかわいい。それぞれ?過去が気になる。オマケの4コママンガがイイ🥰
読了日:03月05日 著者:勇の字

魚屋の娘・海月(みづき)と神社に住む泥棒ネコとのファンタジーな漫画。KindleUnlimitedでも読めるけれど私はスキマで。(無料)
https://www.sukima.me/book/title/BT0000662650/
読了日:03月05日 著者:佐原ナギ

タイトルから想像していた内容とちょっと違ったかな。食事がもっとメインなのかと思っていた。錦見映里子さんの「くちうつし」奥田亜希子さんの「白と悪党」が好き。奥田さんのは主人公が初恋は実らないなんてジンクスは信じない、というより姉やまわりから言われたことに対しての反抗心、コンプレックスからの結婚みたいに感じた。まぁ本人がそれで満足ならいいけど。「私は彼が求めているとおりの言葉を口にした。(略)小ずるいとは、可愛いのことなのだ。」(P231)ヒャー!🤣🤣🤣
読了日:03月05日 著者:一穂 ミチ,古内 一絵,田辺 智加,君嶋 彼方,錦見 映理子

15歳の時に大国の王太子のハーレムに送られたアリス。熟女マニア?の王太子、大勢いる妃の中で子ども子どもした彼女はハーレムで最下位、身体も清らかなまま7年。夫である王太子が失脚&ハーレム解散となり……なんか似たような話を読んだ気がしたので、同じ本か?と思ったけれど、違ったようだ。バツイチ出戻り王女だと陰口を叩かれるが氷の国の“冷酷王”と噂されるウィルフリッドから求婚される。「愛も子も望むな」と言われたが……。アリスの素直さというか社交性が羨ましい。ヒーロー感はイマイチかも。KindleUnlimited。
読了日:03月05日 著者:三沢ケイ

表題作は2話。『くろねこタクシー』全2話。他は 王子様を夢見る小学生の結子の家に宇宙から猫の王子がやってきた!の『猫と星の王冠』。 猫と花見の場所取りの奪い合い!?の『桜の下で待ち合わせ』。引っ越したばかりの町で迷子の猫を見つけたが飼い主を探せるのか?『この猫のおうちはどこですか?』 サンタ一族の娘サンディの話『ジングルベルと猫の歌』。スキマで読了。
読了日:03月06日 著者:佐原ナギ

タイトルだけは知っていたけれど、読まずにいた漫画をオススメされてコチラでイッキ読み😆 規模の大小はあれど参加したことがあるので、準備やら当日の熱気やら在庫保管やら😅いろいろ思い出してわかる、わかる!となりました。やっぱり創作の世界は楽しいですね🤗
https://sai-zen-sen.jp/comics/twi4/doujinkake/
読了日:03月06日 著者:むんこ

pixivで読んで気に入ったのでKindleで3巻まで購入。メガネ男子はやはりイイ!ラグビー部のみんなもカワイイし青春してる😆 ヘンにBL展開にならないでこのままでいてもらいたい。
読了日:03月06日 著者:えの

東日本大震災の津波で息子を亡くした両親の物語。
コチラの記事を読んだ後にYouTubeで。
https://mainichi.jp/articles/20250305/k00/00m/040/295000c
◆https://youtu.be/aQ1yZshbrAs?si=T5hknGopZajm4A_g
読了日:03月06日 著者:木村真紀・田村弘美

マリコさま、もう異常過ぎる……息子のために躾けていた(監禁)娘が島を抜け出した! サキは教師を辞めさせられ、代わりにやって来たのが竹刀を振り回すとんでもない女教師だった……次回から反撃開始かな。
読了日:03月06日 著者:小田原愛

表紙とタイトルだけで選んだのでサブタイトルとレーベルを確認して、あ〜コレは中身がなくエロいだけの話か、やっちまったな😱と……エロい場面は最初の契約として純潔をいただきます、のところだけ読んで(先の展開に関係するかと思って)あとは読み飛ばす! 前世の記憶をヒスイにふれて取り戻す場面がはじめにあり唐突な印象だったけど、エロい場面をカットすれば初恋に執着したストーカー系男子の話でまぁ悪くはなかったかも。挿し絵がないのもよかったかもしれない。KindleUnlimitedで。
読了日:03月07日 著者:日向そら,カズアキ

高3年の春樹はケーキ屋で働く可愛い子に一目惚れした。童顔な彼女は20歳の大学生なのだが、高校生だと思い込んでいて彼女も実年齢を言えず……春樹の思い込みと時々出てくるへんなじぃさん(魔法使い的な妖精さん的な?)にいささかウンザリする。そんなのいらないんだけどなぁ〜ギャグにしたいのかファンタジーにしたいのか……普通にモダモダした恋愛漫画でいいのに。スキマで4巻まで無料だったので読んでみた。
読了日:03月07日 著者:ぴぺ

「ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない」とかシリーズ物?のスピンオフだそう。タイトルで選んだけど、なんかなし崩し的にベッドインした場面に「はぁ?このコはアホなんだろうか」(失礼)と思ってしまい、あんまり話にはのめり込めなかった。エロい挿し絵もいらなかった。KindleUnlimitedで。
読了日:03月07日 著者:クレイン

いちばんつよい……何を持って「つよさ」とするのか。なぜか映画『野性の証明』のキャッチコピーは「男はタフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」を思い出してしまった。本当のつよさはやさしさや思いやりに裏打ちされたものではないのか。子どもたちにはなんでも力づくで奪いとって自分のものにすること、大きくすることが「つよさ」ではないと感じてもらいたいなぁ。兵隊さんの絵が好き。ちょっとサントリートリスのおじさんを思い出す(笑)彼の座右の銘は「フツー」だそう。
読了日:03月08日 著者:デビッド マッキー

映画にもなったらしい。サッカーには興味がないが、KindleUnlimitedで見つけて読んだことがない作家さんだったので。ホペイロの坂上くんは道具係というより雑用係でいいように使われているとしか思えない。撫子はワガママ、自分勝手過ぎて気分が悪くなり途中で読むのをやめようかと思ってしまった。あとスーパーに貼らせてもらったポスターが盗まれた話だが、なんで貼らせてもらった方が謝るのかわからない。盗まれたスーパーの方に責任はないのか? なんかスッキリしない。続編もあるようだけれど、読む気にはならないなぁ。
読了日:03月08日 著者:井上 尚登

タイトルほどオタク度はなかったような? ただ事務仕事(帳簿つけ)に熱心なご令嬢という感じだし、溺愛も翻弄も今まで読んで来たものがスゴかったのか、なんかそれほどでも……タイトルがオーバー過ぎてソンしてるかも? ラストは好き。KindleUnlimitedで。
読了日:03月08日 著者:糸加

もともと高齢公爵のところに家のために身売りされたようなものだし、孫とは同い年だし……無茶な遺言状もまぁ孫の純情を知る祖父の最後のプレゼントだろうな、みたいな……でだいたいあらすじはタイトルからも想像出来てしまうけれど、いろんな肉付けがあってほー、まだこんな出来事が!となかなか楽しめました。挿し絵ありversionとは何が違うのか?こちらはAI画像みたいな庭園とか室内のカラーイラストが何枚か入っていたけれど。KindleUnlimited。
読了日:03月08日 著者:海田雲野

他人のご機嫌を取るのではなく自分のご機嫌をとって毎日を楽しく明るく元気よく、大好きな「わたし」と暮らしていく……絵も可愛いし、最後の笑顔がとても素敵😍
読了日:03月09日 著者:ナンシー カールソン

仏教について瞑想についてすぐ理解出来るわけではないけれど、紙本で手元に置いて何かあった時に読み返したい1冊だなと思った。絵も可愛いし、おしつけや説教くさくないところもいい。KindleUnlimited。
読了日:03月09日 著者:天野和公

タイトルと表紙と内容がちょっとずつズレているような気がするけど(申し訳ないが挿し絵がちょっと……まるっきりナシかもう少し上手い方がよかった)面白かった。ヒロインには18歳になったら童貞の殿方だけの心の声が聞こえる呪いがかけられていて……なんて恐ろしい!……イヤ、男性でDTヤローの本音がバンバン聞こえるのも地獄だな💦 トラウマ持ちのヒーロー、ちょっと子どもっぽさにうーんとなるけれど、まぁヒロインがそれでもいいならいいや(笑)なハッピーエンド😍 KindleUnlimitedで。
読了日:03月10日 著者:ナツ

悪女クロエ・デマントイドは死の間際、生まれ変わったら清く正しく生きることを誓った……そしてクロ謎の声に導かれ現代日本に転生する。ナイスバディの美しい乙女ではなくイケメンでもなく、加齢臭漂う中年男性・黒江正路として🤣🤣🤣 もう笑いすぎておなかが痛い! Kindleで読んだけれど、紙で欲しくなったので2巻と合わせて買うつもり。
読了日:03月10日 著者:相葉 キョウコ

大阪・天満、油問屋の黄櫨屋(はぜや)は人骨を使っての精油法を秘伝としていた。その骨の持ち主た百、幾千の男女の怨霊となる。嫁いで来た由布も犠牲になり。ダンナとなる男は義母と懇ろな関係、墓をあばき骨を集め死姦も😱不要とあれば惨殺の地獄絵図😰
登場人物が殺されたり生き返ったりを繰り返すので誰が誰だかわからなくなってくる話だった。短くまとめればまとめられる話なんだろうけど。赤ん坊が巨大化したりする場面はBLEACHのマユリさまの金色疋殺地蔵(こんじきあしそぎじぞう)を思い出してしまった。椿の花が美しく悲しい。
読了日:03月10日 著者:野坂昭如

生意気な年頃、他人を自分の言葉のセンスでボロクソに評価したくなる気持ちはわからなくもない。
修学旅行に行くという浮き足立った気分もあるのかも。しかし自分の父親(知らない友人もいて、アイツはどうだとけしかける)をこき下ろすのはなんとも…愉快な気分ではなかっただろうな。父親はこっそり見送りに来ただけなのに。最後がなんとも言えない。
「ちゃくい」は「ずるい」という意味の甲州弁という話もあるが、私は聞いたことがない。福岡弁なのか? 「羊羹色」とは着古した感じを言ったのか、とか出てくる言葉に気になるものが多すぎる。
読了日:03月11日 著者:芥川 竜之介

中学に入り、鼻の下にあるホクロをからかわれ教室に行けなくなってしまったソラは保健室登校をしていた。そこでで同級生のハセオに出会う。彼からナゾクという俳句遊びに誘われ……だんだんと俳句に興味をもちはじめたソラは養護教諭の北村先生と三人での俳句会をするようになり、新しい仲間が入り……俳句がたくさん出てきて入門編みたいだった。読み手の受取り方も様々。ソラという名前はやっぱり芭蕉と奥の細道を旅した曽良と掛けているのかな? ひまわりの花にウクライナを連想し『ウクライナ、地下壕から届いた俳句 』を読みたいと思った。
読了日:03月12日 著者:高柳 克弘

YouTubeで。読むスピードがちょっと早いけれど。味わい深いネコの絵がたまらん😆😆😆 なんとなく「鬼灯の冷徹」の白澤が描く猫好好を思い出してしまう😄
https://youtu.be/k_DBsrCJJKc?feature=shared
読了日:03月12日 著者:森 佐智子

長屋の腰高障子に書かれた細い月は「三十日屋」の印。三十日屋は隠れ町飛脚だ。店主はとある「過去」を抱えるお静。お上の許しを得ずにこっそり仕事を受けてはいるが、後ろ暗い商いはしていない。ただ扱うのは「普通の飛脚屋では扱えない『曰くつき』の品」で「お代はお客が決めること」になっている。初恋の思い出・若旦那の大望・桜と幽霊・
亡き妻への文の4話。最後の話が一番よかったかな。続編もありそうな時代小説。KindleUnlimitedで。
読了日:03月12日 著者:鷹山 悠

なろう作品の書籍化らしい。KindleUnlimited。
気品にあふれ優しい性格の第一王女ナタリアは子どもたちにも好かれて人気者。しかしその容姿は兄や妹に比べてかなり地味で、小さい頃からまわりにいろいろ言われ過ぎて自己評価がとても低くい。そんなナタリアは幼馴染である近衛騎士のエドワルドに片思いをしている。エドワルドも同じ気持ちなのに堅物過ぎて……焦れったい両片思いのふたりに周囲はヤキモキ!隣国の美しい第二王子との縁談が持ち上がるが、コイツがまたアホ😑 でもその分、いい働きをしてくれた気がする(笑)
読了日:03月13日 著者:ナツ

ヒヨドリの出てくる話を青空文庫で探していて、まずはコチラを。
【猫大将は、
「ハッハッハ、先生もだめだし、生徒も悪い。先生はいつでも、もっともらしいうそばかり云ってゐる。生徒は志がどうもけしつぶより小さい。これではもうとても国家の前途
が思ひやられる。」と云ひました。】ニャンコ先生はやはり言うことが違う!……いやいや、賢治の生きていた時代から今も変わらないような気がするのが一番問題かも。爪を研いでいる猫大将が国外にたくさんいないか…?
読了日:03月13日 著者:宮沢 賢治

「小説家になろう」『お仕事小説コン』優秀賞受賞だそう。自分もメガネをかけているし、メガネ男子(メガネっ娘も)が好きなのでタイトルと表紙につられてKindleUnlimitedで読む。
OLの志乃は路地裏でおしゃれな店『Granz』を発見する。看板には「わがままな眼鏡店」と書かれていた。無愛想すぎる店員・天王寺に姿が見えない謎な店長。メガネのデザインや性能について語られるけど、イマイチ想像出来なかったので巻末にまとめて出てきたメガネ一覧イラストが欲しかった。
読了日:03月13日 著者:相戸 結衣

「ナタリア姫と忠実な騎士」の続編でナタリアの兄と妹の恋物語編。兄は亡国の皇女との結婚に、妹は政略結婚から歳の差をこえて心を結び合わせる展開。前の話もだけどモダモダ、ジレジレして相手を思うばかりにすれ違い……過剰なイチャコラ場面やムダなベッドシーンがないのが読みやすくてイイ! イラスト(挿し絵)は女性がもうちょい可愛らしければいいのになぁと思う。KindleUnlimited。
読了日:03月13日 著者:ナツ

流れ星をテーマにした短編集。最後の作品は日航ジャンボ機墜落事故の時に遺されたメモを思い出した。KindleUnlimitedで。
読了日:03月13日 著者:大井昌和

悪役令嬢というよりいわゆる聖女(見習い)サマがおバカ過ぎるので、より高貴な心映えが引き立つというか。ノブレス・オブリージュ(フランス語の「la noblesse」(貴族)と「obliger」(義務を背負わせる)の複合語」で、上流階級に生まれたものは「社会に対する還元の義務がある」というような意味)という言葉を思い浮かべる漫画。続きも楽しみ。
読了日:03月14日 著者:赤羽 にな

実際、クマと向き合ってきた人の言葉は重みがあるけれど、自分が体験したかのように考えるには想像力が足りないワタクシ…最近はクマ出没のニュースが少なくなったけれど、どこかでウロウロしているんだろうな。 写真も多かった。KindleUnlimitedで。
http://www.kirakusha.com/smp/book/b213174.html
読了日:03月14日 著者:姉崎 等,片山 龍峯
![SFマガジン 2024年 06 月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/41kUiQpj8VL._SL120_.jpg)
「宇多田ヒカル×小川哲」のみ。全文無料公開されていたのを見つけたので。有り難や🙏
https://www.hayakawabooks.com/n/ne1e3a561f442
宇多田ヒカルちゃんのこの話とか面白かった。
『これプチ自慢なんですけど、川端康成さんは私の母(藤圭子)のファンだったらしく、母がデビューしたころにどこかのホテルのお部屋で川端さんとその奥様とお話をしたうえに、鳥の剥製をいただいたそうです(笑)。彼女も読書家だったけどあまりピンと来ていなかったみたいで、後から聞いて「えー!」って。』
読了日:03月14日 著者:

タイトル買い。尼子一族の血を守ること、厳格な祖母は一族以外の者との恋愛結婚をアサ乃に禁じていた。実は彼女は先祖のお姫様の生まれ変わり。戦国時代、毛利に追われながらも随行を許されなかった家臣・平兵衛は自害したが、姫であった奥方の守護霊として成仏することを拒んできた。が、ついに奥方と若君が、現代で出会うことになり……。思っていたより話が長くて読むのに時間がかかってしまった。もう少しスッキリまとめて欲しかった気がする。地理や歴史に詳しければもっと興味深く楽しめたのかも。KindleUnlimitedで。
読了日:03月15日 著者:佐木 呉羽

表紙とタイトルからメルヘンチックでファンタジーな話かと思ったら、同期入社の彼氏と不倫。結婚が決まったからと清算したはずなのになんかズルズル未練があったり、いささかフタマタっぽいところもあるし。いかにも悪役っぽい先輩とか、深夜のテレビドラマ彼氏レディースコミックかみたいな話だったなぁ、と読み終わってから思った。束縛したい男にされたい女の構図が。ただ会話のうまい切り返しやかわし方は勉強になったかも? 主人公の彼氏になった里中さんの素性はナゾのままだな〜元カノが義兄を好きになった、というのもよくわからない。
読了日:03月15日 著者:坂野真夢

ボロいウチがイヤになり猫たちと引っ越しをするおばあさん。無人宅だからと気に入った家を見つけるとすぐ住んでしまうのがスゴい(笑)引っ越しの時に目覚まし時計を忘れたのはそういうワケでしたか!の最後、絵も綺麗だし本のサイズもよかった。
読了日:03月15日 著者:エドナ・ベッカー

様々な要因でお金に困った人間の前に現れる黒づくめの女。彼女は無限のお金をもたらすマザーカードなるものを渡す。それをどう使うか。私はスキマで全巻(4巻)無料で読んだ。
https://www.sukima.me/book/title/BT0000534328/
KindleUnlimitedでも。
読了日:03月15日 著者:生島 玲,本能寺 ガルオ

1巻を電子書籍で読み、面白かったのであらためて紙本で2巻も買うことに。どれだけファミ◯キが好きなんだ〜同僚とも仲良くなり油ギッシュな生活は続く(笑) あらたなキャラも登場したし。しかししまぶーの「トリコ」が出てくるとは思わなかった。ジャンプ系でなくサンデーだし😅
読了日:03月15日 著者:相葉 キョウコ

領地経営に優れた才能を持った子爵令嬢・メガネっ娘アマルティア。その才能を見込まれ次期伯爵・トマスの婚約者にと望まれる。だがトマスは領地戦略をアマルティアに丸投げし、その手柄は自分のものに。おまけに公爵令嬢と浮気!それを言ったらお決まりの婚約破棄。そこへ偶然視察に訪れていた皇太子がアマルティアにプロポーズを申し込み…かりそめの婚約者だと言いながら心が傾いていき……分冊9巻まで。
読了日:03月15日 著者:橙乃モト

杉本彩さんの小説は今回はじめて読んだけれど可もなく不可もなくって感じだった。団鬼六センセとの対談は面白かったし、選ばれた作品もコレはまた…な知らないものがほとんどで「すこぶる変態」は全くそのとおりだった😅 太宰の「満願」はあんなに短い話だとは思わず、最初はなぜコレが「エロティックス」なのだ?と考えてしまった。「ベアトリーチェの陵辱」は、はぁ!?な話で衝撃だった。いかにもなヤッてるだけのエロ小説アンソロジーとは違って面白かった。もし他の人が同じテーマで選ぶとしたらどんな作品をセレクトするのだろう?
読了日:03月16日 著者:

昭和100年。「ジャパン・アズ・ナンバーワンの陰で公害問題」今は公害の話など新聞記事でもほとんど見かけることはないような……水に関心がある、ライフワークと言われる今上さまには新潟水俣病、水俣病、イタイイタイ病、田子の浦のヘドロ汚染などその場所に足を運んでニュースに大きく取り上げられるようにしていただきたいと思ってしまう。昭和天皇の最後の「全国戦没者追悼式」の映像を見たりすると、やはりまだ自分の中では天皇陛下=昭和天皇になるのだなと思ったりする。
読了日:03月16日 著者:歴史人編集部

何も悪くないのに誤解され修行先の靴屋を追い出された職人の少女・パール。田舎に帰る途中、暴漢に襲われそうになった彼女を助けてくれたのは枯井戸の神さまではなく麗しき魔王さま! でも足はシカ!?でヒヅメあり。子ども用の音が出る靴がピッタリ!だとたいそうお気に入りに。田舎でひらいたパールの靴屋にも訪ねてきて「靴の履き心地がいささか悪くなった。何とか致せ」と注文をつける。パールのお父さんも魔王さまの妹も可愛い。井戸で魔界と現世を行き来するとかどこかで聞いたような?(笑)KindleUnlimited。
読了日:03月16日 著者:くるひなた

辺境領主令嬢のオルテンシアは16歳。ある日、王妃から命を狙われている第二王子のトゥライビス殿下を辺境領で匿うために殿下と契約結婚をすることにした。いわゆる「白い結婚」。殿下は辺境領独自の動植物に興味を持ち、自分の境遇を淡々と受け入れているようで、そんな彼と過ごすうちにオルテンシアは恋心を抱いてしまうが、彼女にも秘密があり……。お互いの恋心を意識したところで終わり!?と思ったら今月続編が出るのか。出てくる魔獣がビミョーに可愛い(笑)KindleUnlimitedで。
読了日:03月16日 著者:藍野 ナナカ

婚約を装って暗殺するはずがターゲットに一目惚れしたシャンタル帝国皇帝の妹・ルシル。ヴィルツェンの王・ユーリーへの気持ちに戸惑っているところにユーリーの幼馴染であるロレッタという女性が子どもを連れてやってきた!殺伐としながらもラブコメ要素がたくさんなので楽しい。
読了日:03月16日 著者:多貫カヲ

自分ではコントロール出来ない鳥獣に変身するという困った異能を持つ王女フローライト。20までというが、そのせいで結婚も遠ざかりまだ約2年もあるのか、と思っていたら結婚の申し込みが!お相手のジェイド王子は21歳だが昼間子供になる呪いをかけられていた。それを解く鍵はフローライトの能力にあるらしく……。可愛い動物限定ならまだしも突然ヒョウに変身とか、人間に戻った時には全裸とかいろいろ大変過ぎる💦 この作家さんは煽り過ぎのイチャコラシーンがないのでウンザリすることなく面白く読めてイイ😄
読了日:03月16日 著者:ナツ

牛の世界でも子どもには過度な期待をかけるものなのかしら😅 羽根が生えなくても鹿みたいな角が生えなくても立派なわが子!と親バカなのがほほえましい。
読了日:03月16日 著者:新美 南吉

不思議の扉シリーズの一作目。恩田陸さんの「ライオン・ハート」はSMAPの歌が流行った頃に読んだけれど全く覚えていなかった。太宰の「浦島さん」は亀とのやりとりや玉手箱を開けておじいさんになった後の方にこそ物語があるのだと気付かされた。「机の中のラブレター」のロマンチックさは早春の夜中、おやぢの頭にトキメキの花が咲きまくる話だった(笑)このテの話はたくさんあるけれど、やっぱりせつなくてでも素敵な話😍
読了日:03月17日 著者:大森 望

乙女ゲーで遊んでいた転生者で王太子妃になったリリーが主人公ではなく、孤児院でワガママな彼女のお世話係だったモブが主人公。王太子妃付きの侍女になったマリーベルは、実は前国王の隠し子で、王太子が持つとされている『神の恩寵』の真の所持者だった。この秘密がバレる前に退職したいと思っていたのに、ある日『神の恩寵』の力が発動した場面を王太子の右腕である小大公アルフォンに目撃されてしまう!しかし彼はマリーベルの秘密を守るために協力するので偽の恋人同士を演じようと……。アルフォンのブラコン過ぎる妹がコワい😱 KU作品。
読了日:03月17日 著者:風見くのえ

乙女ゲームの悪役令嬢ヴィオラに転生したことに気づいた主人公。破滅ルートを避けるためにあと2年はあると頑張ってみたが、やはり婚約破棄イベントへ進んでしまう。どうやらゲームヒロインも転生者らしい。しかし大勢の前で断罪されそうなところに悪役王子と呼ばれていたアルバートが登場する。彼との出会い、別れ、再会……やけに濡れ場にページ数をさいている気がしたけれど、そういうオチでしたか!まぁ考えてみたらそれらしいことがチラホラとあったわ💦 ヒロインの気持ちの変化とかうまく書かれていたところはスキ。KU作品。
読了日:03月17日 著者:月神 サキ

『愛情69』を読みたかったので。読めない漢字や名称?が想像出来ない、意味がわからないものが多くて苦労した。というかわからないところは流し読みになってしまった。女性に対しての目線はやさしい気はする。
読了日:03月17日 著者:金子 光晴

『椅子』のタイトルを探していたらコレが出てきた。妹を銃弾から守ったことで意識が戻らなくなってた最強の殺し屋・平良凪(タイラナギ)。しかし彼は“殺意”を向けられるとわずかな時間だけ意識が戻る特殊体質の持ち主で……兄を完全覚醒させるため妹は“リハビリ相手”をさがしているようだが、なんというか絵面が文字通り血湧き肉躍るという感じで還暦おやぢにはちとハード😰 2巻まで今なら無料で読めるけれど1巻でお腹いっぱい😓
読了日:03月17日 著者:やしろ 学

前世でプレイした乙女ゲームのモブキャラに転生したドロシーは魔女。オズの魔法使いかよ?😅 悪役令嬢が婚約破棄されるというお馴染みのイベント発生。両家は有力貴族なのでその結びつきがなくなるのは国を二分する恐れが出てくるということで、姿替えの魔法で悪役令嬢になりすまして学園に潜入し破棄を撤回させるべく尽力するが、なぜか攻略対象外キャラの王太子ディリックに目をつけられたらしく……そこからまたゴタゴタと。アホな聖女候補も転生者、実はもう一人いて…面白く読めたので満足。
KindleUnlimited。
読了日:03月18日 著者:風見くのえ

霊感の強い未涼は幽霊が見えることで幼い頃から苦労してきたが、父と別居している母も同じ体質で、大阪で幽霊相手の商売をしていた。無職になった未涼は母からの連絡でその仕事の見習いになり……死者が心残りなく成仏できるようにナマケモノなのか有能なのか、居候探偵・翠川と共に「この世の土産」探しをに奮闘する。翠川とのかかわりは多分そうだよね、とすぐわかる。まだナゾは残るのだけれど、大阪という場所を活かした?ホワホワした話。KindleUnlimited。
読了日:03月18日 著者:森川秀樹

こちらの記事を読み、絵が可愛くて気になったので。
https://common3.pref.akita.lg.jp/kosodate/kosodate-info/books/p20250317090513
◆読み聞かせ動画を見つけたので視聴🐼
https://youtu.be/kjt9dvNXAWc?feature=shared
読了日:03月18日 著者:さくら せかい

心霊現象もただコワいだけではなく深読みしたら実は……なこともあったりして!? 科学的根拠が云々ではなくてそういうこともあるのかと思ったり、やっぱり説明出来なかったり……読みやすくてよかったです。ユーレイ話の噂がないホテルもアヤシイものだと思った。KindleUnlimited。
読了日:03月18日 著者:伊計翼

大阪・堺で代々刃付けと呼ばれる研ぎの工程を担っている一家に生まれた凪。婿養子の父は祖父と意見が合わず対立し家を出て行方不明に。堺と刃物の歴史や伝統行事、名物などお仕事小説、ご当地グルメ小説的なところもあるかも。その分、説明が多い印象で退屈に感じることも。幼なじみの歳上の彼がイケメンで出来るヤツ過ぎる(笑)
「とんかつと牛刀」 「鱧と骨切り包丁」 「古墳と昆布と煙草包丁」 「たまごサンドとパン切り包丁」
「水茄子と三徳包丁」 「穴子と出刃包丁」「金魚と夏祭りと水本焼包丁」KindleUnlimited。
読了日:03月19日 著者:遠原 嘉乃

その動物園を訪れると恋が叶う💘 いろんな恋心を抱える人たちが両想いになれるように動物たちが一生懸命頑張ります!なオムニバス・ストーリー🥰 スキマで1巻無料だったので。
https://www.sukima.me/book/title/BT0001824229/
読了日:03月19日 著者:森月あめ

悪魔のような伯爵家の令嬢として周囲から冷たい視線を向けられ疎まれているリネア。本人ではなく父親が酷いのだが。ある日、誕生日に叔父からプレゼントをされたお菓子を食べたリネアは悪夢を見てしまう……お菓子大好き令嬢のラブコメかと思ったら違うようだで……期間限定無料で1巻のみ読んだ。原作小説はなろう作品だというので今読んでいるところ
https://ncode.syosetu.com/n8201fq/1/
読了日:03月19日 著者:chany,佐槻 奏多,紫 真依

理系男子高校生が主人公で数式とか数学的思考?はよくわからないところはあったけれど、戦争というものが直接的にも間接的にも多大な影響を与え苦しめるものだと思った。最初の穴掘りはここに繋がるのかと。以前、島田雅彦さんの『君が異端だった頃』の紹介記事の最後にあった「死者は生きている者の意識の中で再生する。時限爆弾のようにさく裂するんです」が浮かんだ。人の記憶に残る様々なものって他人にはわからないし、自分自身も制御出来ない気がする。 作者の父上さまの体験したことがベースになっているらしく、いろいろ考えさせられた。
読了日:03月20日 著者:藤本 ひとみ

この作者さんはやたらにベッドシーンがないのが気に入っていたので、こちらの作品ではえっ!?となってしまった。それまでは宝塚で観てみたいなぁ〜なんて思っていたのだけれど、ちょっと抑えが効かない殿方はうーん……ヒロインが天然ボケっぽく無意識に素直に感情を表すことがよけいに煽る結果になったとは思うのだけれど、今まで読んできたものからかなりエロ度?が進んだ気がする。ヒロインの性格は悪くないし姫君としても堂々としていて好きだったので、なんとなく複雑。初夜の場面は読み飛ばしたら話が終わりになった💦
読了日:03月20日 著者:ナツ

家族小説というか日記みたいに昔を振り返るみたいな感じ? KindleUnlimited。
読了日:03月20日 著者:水鳥 茜

今回もまたへんな食べ物が……ゾウの雑煮とか。魚之進が描いたゾウの絵は見たかったな。今回はあまりおのぶちゃんの活躍はナシ。そしてあらたなクセモノも登場。タイトルにあるおむすびの形をした寿司、むすび寿司はあるらしい。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000179.000049164.html
読了日:03月21日 著者:風野 真知雄

メガネをかけたぞうさんの姿が可愛い😍 亡くなってから橋を渡るのではなく、その前に橋を渡り森に行くのか。アレではぞうさんの体重に耐えられないように見えるのだけれど💦 森はぞうさんで作られているように見える。朗読動画があったので⇒
https://youtu.be/13WVUdFkv4U?si=Kofhy7jMe_i0l332
読了日:03月21日 著者:ローレンス ブルギニョン

年の離れた夫と死別し再婚した母。その母が亡くなり遺産目当ての義父から逃れるため契約結婚をし戸籍上だけの夫婦となり自分を守ってくれた弁護士の國弘。年の差はあれいつか本当の夫婦にと思っていたのに日本とNYで離れて暮らす國弘に恋人が……? 短期間にいろんなことがあり過ぎるし、ガーターベルト着用のところからヒロインも耳年増になった分、肉食系で妄想バリバリだったのかも。高校時代から8年だもんなぁ。義弟も坊っちゃんでまだお子さまのストーカー体質。みんなちょっとずつヘンなんだけど😅 濡れ場多し。KU。
読了日:03月21日 著者:佐木ささめ

タイトルはそういう意味だったのか……牛のお産を手伝い、仔豚をもらった時から薄々後半の展開はわかっていたけれど。長くはない描写だが、しばらくは何とも言えない気分に。シェーカー教がわからなくて検索したのだけれど、やっぱり教義とかよくわからないので、記事を読むより服装などの写真を見ることにした。
https://www.gettyimages.co.jp/search/2/image?phrase=%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%95%99
読了日:03月22日 著者:ロバート・ニュートン・ペック

「就活」「婚活」「恋活」「妊活」「保活」「離活」「終活」……涙活なんてのもあったと思うけれど、自分の知らないところで皆さん、いろいろやっているのかもしれない。コレって主人公が男性だとしたらどんな物語になるんだろう? このパターンもちょっと読んでみたい。タイトル「2年半待って」じゃなくて「待て」だったのか…今、気がついた💦
KindleUnlimited。
読了日:03月22日 著者:新津 きよみ

禁煙の日なので😁 ウチのダンナさんも多分同じくらいの喫煙歴。値上げされても電子タバコと併用?して禁煙する気はゼロ。煙について書かれているところとか学者さんらしいというか。会議室で、パチ屋でタバコの煙がモクモクなんて今の若い人にはわからない世界で、シケモクとか死語なんだろうなぁ。気管支が弱い、喘息だ、と言いながらタバコを吸っている人がいるけれど、それはどーなの?と思う。
読了日:03月22日 著者:寺田 寅彦

幼い息子と娘を水の事故で亡くした男は、山仕事の帰り道、思わず「あの子らを生き返らせてくれ」と山の神に叫んだら白い犬が現れて……。帰宅すると子どもたちが何事もなかったかのように出迎えてくれた。まわりの景色に多少の変化はあったが、奇跡に感謝し日々を過ごし………でもやっぱり歪みは生じて来る。BOOK☆WALKERの無料作品。
読了日:03月22日 著者:野山通

11巻まで。3歳の娘を持つ爽子。働くことにも賛成してくれて家事もしてくれる理想的な夫だが、結婚指輪の代わりに身内の形見だと言う指輪をしている。ある日、指輪の内側に掘られた文字から形見ではなく元カノとのペアリングで、娘の名前も元カノと同じだと知ってしまい……そして娘の通う保育園の先生だった😱😱😱
読了日:03月22日 著者:樹ユウマ

闘病物のラブストーリーってたくさんあって、泣かせようとしてるな、とかご都合主義だな、とか思うものが多いのだけれど、コレはわりと素直に受け入れられた小説かもしれない。表紙も似たようなものが多いのでダブって買ったかと思ってしまった。ディスレクシアって『秘密』(木原音瀬)で初めて知ったけれど、目に見えてわかりやすいものではないからよけいに「音」や「リズム」とかにこだわり惹かれたのかな。
https://bookmeter.com/books/7729849
読了日:03月23日 著者:一条 岬

菖蒲団子(あやめだんご)を検索していた時に見つけたのだが(地域により違うらしいがしょう油味らしい)やはり読みにくいので現代語訳にしたものを見つけたので読む。不思議というより不可解なお伽噺のよう。マジックマッシュルームを食べましたか?みたいな😓悪魔祓い的な祭りは金沢にあったらしい。「やしこばば」は「やひこばば」なんだろうな。
読了日:03月23日 著者:泉 鏡花

まだ戦争中の10年ほど前、自分の餌箱から今でもそ餌を盗んだのであろう兄弟と彼らに対しての自分の態度を思い返す話。問い詰めればよかったのか、もうかかわるまいと無視すればよかったのか。釣りに来ていた彼らの暮らしぶりはわからない。たまに思い返す出来事だが、ふたりも同じように思い返すことがあるとしたら、自分はどんな人間に映っていたのか。餌のゴカイの描写がなんとも……どんな餌かは見るつもりはないが😅
読了日:03月23日 著者:梅崎 春生

某ホラー小説賞候補作(長編部門)に加筆……とあったが、最初はDVが行き過ぎた親父だと思い、そのうち死人が生き返ったりしたのでホラーだと思い、最後はもう病人の妄想なのでは?となってしまった。先に読んだ「十五年」がよかったのでそれに比べるとコチラはあんまり……😥
読了日:03月24日 著者:野山通

読み聞かせ動画を見つけたので
https://youtu.be/3KxdJnQyjbc?si=h-W74rMrrY0yLAfp
読了日:03月24日 著者:早川 純子

父親が亡くなり母と伯母と力を合わせて農場を守ろうとする主人公だが現実は厳しい。干ばつにより作物の収穫は望めず.税金も払えず農場は手放すことに。ロバートの彼女がとてもいい娘でよかった。「血のつながった人たちが近くにいると感じることができれば、どこであれ、そこがふるさとだ。」(P165)ファーガソンさんの言葉が沁みる。ロバートは大人にならざるを得なかったのだけれど、真摯にいろんなことに向き合って父の教えを大切にしてきた。前作がとても悲しい気持ちで終わり、続編も辛さはあったけど、救われたような気持ち。
読了日:03月24日 著者:ロバート・ニュートン・ペック

タイトルと表紙が気に入り、KindleUnlimitedで。重症心臓疾患児ゆみ子、そして母親の神崎志保と取材で知り合った婦人誌の記者・砂見亜紀子。亜紀子がゆみ子にスゴい愛情を傾けていたので、こんな自堕落な母親のところには…と誘拐する話なのかと思っていたら違った💦 時代もあるのだろうけれど、みんなベラベラ喋りすぎな気がしないでもない。最後の志保から亜紀子への手紙はせつなかった。
読了日:03月24日 著者:夏樹 静子

父の再婚で新しい母・瞳子と弟・晴彦(中2)と暮らすことになった高1のちぐさ。ある日、自宅で晴彦がブラジャーを着けているところに遭遇!どんなキミでも弟になったんだから受け入れるよ、とちょっと上から目線の気持ちは簡単に見破られ…おしゃれだからブラが好きという男子がいてもおかしくはないよなぁ。しかし思春期の子どもがいるのに再婚ってスゴいなと思ってしまう。私なら親の立場でも子どもの立場でも躊躇う。本音を家族でも友だちでもどこまで言えるかってやっぱり考えるし難しい。晴彦の実父にムカついたが自分も案外そうなのかも。
読了日:03月24日 著者:佐原 ひかり

ジョシロマ系……そんなジャンルがあるのか😅 閨事場面はたくさんあるんだろうなと想定していたけれど……花見の席で恋人が同期と結婚することを知らされ(見事なクズ野郎だった)のショックを受けた芙美は、同じく同期の三村に慰められ、誘われるまま軽井沢の傷心旅行に……からのカラダが結びつく展開が早っ! 彼が頭のいい男ということもあるけれど、社長の三男という立場を活かして手を回せるし、囲い込み方もうまい。登場人物がほとんど会社の人間だったな。まぁハッピーエンドで、夢物語として好きな人にはたまらん話だと思う。KU。
読了日:03月25日 著者:りりす

顔に酷い火傷のあるアリア、どうも呪われているらしいのだが、大魔術師ルーカス・ベイリーに拾われて弟子というより家政婦のような仕事をしている。ルーカスは古城に隠れ住み、女性のような言葉使いでる人間嫌いの偏屈家だが、美しい(笑)アリアの過去もルーカスの過去もまだまだわからないのにコレで終わり?と思ったが続編が出るらしい。アリアとルーカスが砂を吐くようなあま~い恋人関係になることはあまり想像出来ないけれど、最終的にはそういう関係に落ち着くのかな。アリアの相棒になったドラゴンがヒトカゲを連想してかわいい💞
KU。
読了日:03月25日 著者:ナユタ

タイトルと表紙買い。ゆるめのBLだろうと思って選んだんだけど、まさかのファンタジー! BL初心者にオススメかもしれない(笑)
ツバメがもう少し活躍するのかと思っていた。
読了日:03月25日 著者:夢乃咲実

映画の宣伝を見たような気がして期間限定無料だったので5巻まで。オールカラーの韓国漫画なのか。お化粧して変わるのは楽しいとは思うけれど、学校生活では汗をかくことも多いだろうからいろいろ大変そう。お金もかかるだろうし。
読了日:03月26日 著者:yaongyi

表題作の「夫が邪魔」の他「マタニティ・メニュー」「二十五時の箱」「左手の記憶」「捕えられた声」「永遠に恋敵」「殺意が見える女」の7作品。今だと個人情報が…とかでいろんな話を聞き出すことが大変だろうなと思ってしまうところが多いけれどうまい聞き込み方だと感心したり😅 「永遠に恋敵」はふたりともそう思わないとプライドが保てないからじゃないのか?と考えたり。男性側に否があるのはたしかなんだけれど、やっぱり自分のことも客観的にみた方がいいよね。 逆バージョンの「妻が邪魔」な内容の短編集だったら売れない気がする😅
読了日:03月26日 著者:新津きよみ

タイトルと表紙が気に入ったのとKUで読めたから。
北村匠海くん主演で映画化されていたらしく、予告も見たけど彼女のイメージはちょっと違ったかな。
明大前で開かれた飲み会で出会った彼女に一瞬で恋をした主人公だが、社会人になり「こんなハズじゃなかった」とやっぱり思う〜なんか青春の影って感じ(笑)いろんな歌が出てきたけれど知らないものばかりなのであとから検索したりした。出てくる場所のいくつかや満員電車の窮屈さとか遠い昔に体験したことを思い出したり。彼女と連絡が取れなくなった理由には、あ、そういうことだったのかと。
読了日:03月26日 著者:カツセマサヒコ

社交的なキッチン担当の千景と、人見知りなのだが接客を担当するテル。正反対な性格のふたりが営む「こかげ」にはなぜか悲しみや後悔、怨みごとまでさまざまな喪失感を抱えた人がやってくる。姉弟とあるけれど、ふたりの関係性も気になる。1巻のみKUで。
読了日:03月27日 著者:うおやま

子爵令嬢のサラは前世で一度だけクリアしたことがある逆ハーエンドの乙女ゲームの主人公に転生していることに気がついた。しかし逆ハーエンドはなんとしてでも回避したい……ゲームの開始時点までの時間を利用してこの世界にはない図書館を作ることを考える。この思いつきの影響か、ゲーム内で序盤に亡くなる第一王子の命は助かり彼から好意を寄せられることになり……他の攻略対象者たちもそれぞれの婚約者を裏切ることなくみんな幸せになる『原作を超えたハッピーエンドの世界』🍀 サラの一生懸命な姿がいい!KindleUnlimited。
読了日:03月27日 著者:小乃マル

卒業シーズンは告白シーズン(笑)だと思って選んだのだけれど、恋の告白ばかりではなかった。学校の自転車に放置された自転車が見ている学生たちの姿を描いた『自転車くるくる』と優等生と見られている、でもやっぱり乙女な部分のあるコと男遊びも慣れたもの、みたいなコが隣り合わせの席になってからの『マルスのキッス』が特に好きだった。メガネ同士はうまく角度を調整しないとクチビルよりメガネが先にぶつかるよ(笑)
読了日:03月27日 著者:芦原 すなお

タイトルが気になりKUで。王国を守るため18歳になったら女神のもとにかえる(という美しい言葉を使うが生贄だ)「人形姫」として育てられた王女コーデリア。幼い頃失明してから専属朗読師の青年レイヴェルを心の支えに生きてきたが、儀式も間近のある日、レイヴェルの魔術によって国が滅ぼされたことを知る。絶望する彼女に“女神”は視力を与え、一年前に戻ることになる。悲劇の運命は変えられるのか? 国の安定、権力の維持のために都合よく改変され、訂正されることなく語り継がれ伝説になるのはなんと恐ろしい😱 今でもありそう💦
読了日:03月27日 著者:染井 由乃

1巻を読んで面白かったので原作をWEBサイトで完結まで読む。ロイドという名前がどうしても別作者さまの付喪神・メガネのロイドを連想してしまった。母親と姉が怖すぎる😰
https://ncode.syosetu.com/n7286hr/
読了日:03月27日 著者:幸原ゆゆ

のんびりおっとりした令嬢がスイッチの切り替えでデキる淑女に変身!して婚約者(本当はしたくないと思っている)からの婚約破棄を乗り越えハッピーエンドを目指す話……なのか? 最初二重人格?と思ったけれど、それとも違うのかな? WEBで連載版を見つけたけれど、更新が止まっていた😥 https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n9935hq/
読了日:03月27日 著者:メアリー=ドゥ,飛水晶名

産婦人科医が一番生命の倫理がなんちゃら…と世間から言われる職業のような気がする。1986年発行の文庫本だけれど、今とあまり変わらないような気がする。患者やその家族の態度とかも今の方が案外情報がアチコチから取り込めるから、自分の都合のいいところだけ信用して医者に文句を言いそう。中絶はよくないと言いながら避妊をしている段階でもうたくさんの精子を殺しているじゃないか、という文章をどこかで読んだ気がする。「しかし、神の手でさえも。働く時は汚れるんですよく。というか汚れていなければ、実際は働んのです」下巻も楽しみ。
読了日:03月28日 著者:曽野 綾子

表紙の殿方が好みだったのだが、ヒロインに執着して大切にしてくれるのかと思ったらそうでもなく、むしろ最初の扱いがひどい……ハッピーエンドなのかもしれないけれど、あんまりいい気分にならない話だった。スヴェンが気の毒過ぎて辛い。
読了日:03月28日 著者:真白燈

引きこもり、ということはないと思う。軟禁されていたというか監視されていたというか。モフモフの獣人陛下とのラブストーリーとは思わなかった😅
悪役が悪役らしく水戸黄門的な肉親のためには気が進まない悪事にも手を染めねば…なメイドとか、読みやすくわかりやすいというか。ヒロインがちょっと天然のお姫さまっぽくいい人なので全体的にホワホワした雰囲気でサクサク進む1冊。KU。
読了日:03月29日 著者:八色鈴

赤江瀑作品はタイトルからして美しい😍 そして内容もどう考えてもお前がおかしい、ストーカーもどきの変態と後ろ指をさされても仕方ない人物なのに、そうするのが当たり前に思えるように描くところがまた惹かれてしまう。岸田流子は15年の時間をかけ見事に変身し美しい蝶になった。ある日、女の爪に飾り彫刻をしている高村涼介に流子と出会い、関係を持つのだが、この涼介と友人ふたりは大学生時代にレイブ事件を起こしていて……。彼女の歪んだ感情は自己愛なのでは? ラストはさすがの赤江瀑さんだったな〜満足🥸 KU。
読了日:03月29日 著者:赤江瀑

孤児のリゼットは天才呪術師エルネストに見込まれ弟子になったが、15年経った今、才能を開花させることができない。あとからやってきた弟子たちにも先を越され雑用を言いつけられても黙って従うしかない。使い魔くらいなら召喚できるかも、と魔法陣を描いたら出てきたのは悪魔だった! 師匠のエルネストは彼女を助けるどころか彼女をそしるだけで……うまくまとまってはいるけれど、なんだか物足りない気がした。KU。
読了日:03月29日 著者:羽鳥 紘

6歳の奈津江には失せ物さがしの能力があった。誰優しい両親とともに穏やかな日々を過ごしてきたのに突然、立て続けに両親を失うという不幸が。そして両親は自分の実の親ではないと知らされた呆然。実姉を名乗る深咲に連れられ、父が経営する子どもたちの施設“祭園”に引き取られることになるのだが……。読みながら奈津江って何歳だっけ?と思う場面があり過ぎて😅 あと建物の構造がうまく脳内再生出来なかったので恐怖感もイマイチになってしまい、最後がえっ、これからもっとヤバいことになるんじゃ……と一番怖くなった(笑) KU。
読了日:03月30日 著者:三津田 信三

メガネの殿方が好きなので表紙買い。この性格ではベッドシーンが多くなっても仕方ないよな😅 王女としての自覚と責任感を持ち生きてきたプレイたが、降嫁してそういう暮らしから少しでも自由な生活がしたいと思っていた。そこで恋愛に興味なく女嫌いらしい冷徹宰相ハイネと白い結婚をして自由気ままに暮らずのよ!と思っていたのに「あなただけは特別です。ずっと愛していました」と重た過ぎる愛情を全身に受けることになり……バカップルなのがバレて?メデタシメデタシ?KU。イラスト、フレアはもう少し可愛い方がよかった。
読了日:03月31日 著者:月神 サキ

なんというか女性には受けがいいかもしれないが、殿方にはあんまり……な作品という印象だった。バブル期のトレンディドラマみたいだ、と思ってしまった。都会にいなければこんなお店に行くこともないだろうし、登場人物たちの気持ちは住んでいる場所なんか関係ないのだろうけれど、職業なども自分の身近な人にはいないし、還暦オバサンには現実感のない中途半端な夢物語のようで😂思っていた内容とは違ってあんまり。KUで読んで正解だったな。あと「クローゼット」というエロい漫画があるので、店名がなんとなくそちらに引きづられてしまった。
読了日:03月31日 著者:尾形 真理子
読書メーター
rohengram799 at 07:15|Permalink│Comments(5)
2025年01月08日
静晨雲便りNo.8:2024 DECEMBER 〜 12月の本棚
12月の読書メーター
読んだ本の数:41
読んだページ数:7796
ナイス数:1157
くまのコールテンくんの感想
noteでのつぶやきにいただいたコメントでこの絵本を知り、朗読動画で。
https://note.com/during0901/n/n828fcc54baa1
読了日:12月02日 著者:D.(ドン) フリーマン
オシャベリ姫の感想
最後はメデタシメデタシなのだけれど、それまでが😅 夢も現実もわからなくなるくらいのオシャベリとか……途中からホラー風味になってカエルやらクモが苦手で想像力がゆたかな人には向かない話だと思うけれど、ワクワクハラハラ感があり面白かった。
読了日:12月02日 著者:夢野 久作
呑仙士の感想
カンカン帽が出てくる話をさがしていて見つけた話。やっぱりヨッパライって……😰😰😰となるのだけれど、話を聞く分にはおもしろくていいのかもしれない😆 夢野さんは呑まない(呑めない)人だったのか。
読了日:12月03日 著者:夢野 久作
乗物綺談 異形コレクションLVI (光文社文庫 い 31-46)の感想
久しぶりの異形コレクション。やっぱり面白い😄
篠たまきさんの「天眼通の夢」柴田勝家さんの「電車家族」そして平山夢明さんの「スイゼンジと一緒」はグロかったけどラストがスキ😆😆😆 空木春宵さんのは読みにくさにパスしてしまったのでいずれまた😅
読了日:12月05日 著者:井上雅彦,芦花公園,平山夢明,上田早夕里,澤村伊智,空木春宵,黒木あるじ,黒史郎,斜線堂有紀,柴田勝家,篠たまき,宮澤伊織,大島清昭,有栖川有栖,坂崎かおる,久永実木彦
バナナくん (たべもの×ともだち【4歳 5歳からの絵本】) (PHPにこにこえほん)の感想
読み聞かせ動画で。メガネのいちごちゃんがかわいい😍
https://youtu.be/AHBhZaflFFY?feature=shared
読了日:12月05日 著者:さとう めぐみ
酒のあとさきの感想
中原中也との件がたまらん😆
読了日:12月05日 著者:坂口 安吾
果物屋の広告文の感想
広告文というには長すぎる気がするかな。商品の数が多いからそう思うのか。「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい」な感じ。しかしコレは本当に果物のことなのか、暗喩なのか、とちょっと考えてしまった。龍眼って本当に眼みたいなので「はいお眼をおつむりになり 舌の上におのせになつて一口に吸ふものなのでございます。」の文章がカニバリズムっぽく感じてしまった😵💫
読了日:12月07日 著者:仲村 渠
嫉妬/事件 (ハヤカワepi文庫 エ 1-2 epi106)の感想
たまには海外作品を、で薄い本を買う。
「嫉妬」は別れた男が他の女と暮らすと知って、どこに住んでいる、どんな女なのか、とにかく気になってあらゆる方法で知ろうとする、感情のうねりが冷静に描かれているような。
「事件」は1963年、中絶が違法だった時代のフランスが舞台。妊娠したが中絶して大学で勉強を続けたい大学生。闇医者ってどこにでもいるとは思うけれど、実態は恐ろしい。
若い人や男性が読んだらどんな風に感じるのだろう?
読了日:12月07日 著者:アニー・エルノー
日曜演奏後の感想
青空文庫で見つけた短い詩。
「繞つて」は「めぐって」であっているのか?なんだかロマンチックにも感じるし、ホラーっぽさもあるかも。
本名は「仲村渠致良(なかんだかり ちりょう)」というらしい。
https://gdgdwktk.blog.shinobi.jp/%E4%BA%BA%E7%89%A9/%E4%BB%B2%E6%9D%91%20%E6%B8%A0
なかなかオトコマエ🤭
https://x.com/marikarikari/status/1356266931540529160
読了日:12月08日 著者:仲村 渠
ものがたり洋菓子店 月と私 さんどめの告白 (ポプラ文庫 の 5-3)の感想
知らないうちに3冊目が出ていた! 今回はバレンタインデーをメインにしたお話。「月が綺麗ですね」……そのままの意味で使ったのに漱石のアレだと誤解されることもあるかも、と思ってしまった。姉妹の恋愛模様も少し進展した気がする。恋しちゃったら年上も年下も関係ないよねぇ。このお店の商品を実際に食べてみたい。
読了日:12月12日 著者:野村 美月
金銀小判の感想
欲をかくとロクなことにならないよねぇ…最初の幸運を有り難く受け取ればよかったのに。「両替りょ、両替、小判の両替」と年明けに宝船や餅玉の木きに結びつける小判を売り歩く子どもに高樹のぶ子さんの「ほとほと」を思い出した。新年の季語。
中国地方を中心にその年の幸福を予祝し小正月に行われた行事。簑や笠、風呂敷などで顔や体を隠して神の化身に扮した若者が家々をまわり、鏡餅などの縁起物を置くかわりに餅や祝儀をもらう。家々の戸をたたくときの音、又は家々をまわるときに唱える「ほとほと」という声が名前の由来らしい。
読了日:12月12日 著者:小川 未明
23時の喫茶店 明日を彩る特別な一杯を (メディアワークス文庫)の感想
♪紅茶の美味しい喫茶店〜 と柏原芳恵ちゃんの歌が脳内に😄 表紙とタイトル買い。もっと軽いノリの話かと思ったけれど、そうでもなかった。感情が「色」で見える共感覚の主人公。美人な大家さんに誘われ紅茶店でバイトを始めるが、普通の店ではなく23時からの予約制。ちょっとカウンセリング的な感じ? 大家さんの苗字が「椿紅(つばい)」と変わっていて石川県に多い苗字らしい。続編ありかな?
Spinさんのイラストを使用した表紙が美しい✨
https://www.pixiv.net/users/15659716
読了日:12月13日 著者:杜宮 花歩
百年と一日 (ちくま文庫 し-49-2)の感想
タイトルから想像していたのとは違った、34のそれぞれの記憶のカケラを集めたような物語。突然の別れ、曖昧な出来事、昔と今と自分がいなくなった未来……自分の思っていた事が正しく遺された人たちに繋がるとは限らない。それはわかっているけれど、やっぱりちょっとかなしいなと思ったり。淡々とした語り口なのがまた「そうなんだよねぇ」となって、こんな気分で暮らしているのは自分だけじゃないんだと思って安心したりする😅 ブックカルテで選んでもらった1冊。
読了日:12月13日 著者:柴崎 友香
正体 (光文社文庫 そ 4-1)の感想
映画の番宣を続けて見ているうちになんだか気になって買ってしまった1冊。WOWOWでドラマにもなっていたようですが、映像作品は見ていない。結末は変えてあるらしいですが、まぁ改変したくなるだろうなと思いました。でも文庫化にあたりそれをしなかった作者には敬意を。文庫に解説がなくて作者のあとがきだけなのもよかった。「ベンゾー」というあだ名がツボに入ってしまった。生きるため、真実をあきらかにするための逃亡、その先々で彼が見せるやさしさがとてもせつなかった。
読了日:12月14日 著者:染井為人
ママはきみを殺したかもしれない (幻冬舎文庫 ひ 25-1)の感想
竹下しづの女が「短夜や乳ぜり泣く児を須可捨焉乎(すてちまおか)」と詠んでいたけれど、子育ては可愛い可愛いだけではなくて、イライラすることも多く、他の人たちはみんないいお母さんで自分だけがダメなんじゃないかと思ってしまう。タイトル買いした1冊だったけれど、子育て真っ最中な時期には読まない話だなぁ。もう一段落したから読める話だと思う。ダンナさんは理解のあるいい人だと思うが、なんか一番わかってほしいところはスルーされているような。タイムリープ物かと思っていたけれどそうじゃなかった。そこはよかったのかも。
読了日:12月16日 著者:樋口美沙緒
こぼれそうな唇の感想
多分タイトル買いしたのだと思う。最初、なんかいかにもな三角関係の話かと思って読むのをやめようかと思った💦 まだスマホじゃなくてケータイの時代で電池パックにプリクラとかあったなぁ、とバブルの残滓を感じるような物語。この人とあの人って…という人間関係がチラリなんだけど、そのあたりは書き込まれず……エミリの家族関係をもう少し知りたかったな。なんとなくここは中途半端な気がした。エミリと孝太の関係って共依存ぽい? 幸せになれるのか、どうも不安。彩に感情移入をすることもなく登場人物はみんな好きになれなかった。
読了日:12月17日 著者:LiLy
ベージュ (新潮文庫 た 60-5)の感想
タイトルは「米寿」に掛けてなのか😆 階段の詩があったけれど、まど・みちおさんの階段の詩とはまた違うな、と当たり前だけど思ったり。「顔は蓋」やあとがきにあったひらがな回帰に現象についての話もよかった。表紙も好き出し持ち歩き安い薄さもいい。ページ数と内容の濃さは比例しないのだ。
読了日:12月19日 著者:谷川 俊太郎
大正學生愛妻家(1) (モーニングKC)の感想
おすすめされて読んでみましたが、かっ、かわいいっ!(笑) 大正時代設定の作品ってたくさんありますが、その中でも絵も可愛いしキュンっ❣️となる度合いがかなり高い😆
坊っちゃんとの新婚生活、波乱もありそうですがしあわせな結末でありますように。続きが楽しみです。
読了日:12月19日 著者:粥川 すず
もつれ糸の感想
芝居の一場面のような。ダメンズ銀さんを見捨てられない女の心情が哀れ。絶対、コイツはダメだと思う。 「空を仰いで虹のやうな息を吐く。」という文章がイイ。「お前そういつておいでだけども、ねえ、銀さん、何も時と時節だわね。そう一酷こくにさ、いや忌々しいの、腹が立つのといつていたんじや、一日だつて世の中に生きていられはしないよ、
世の中が思つたり適つたりで暮らせる位なら、人間にア涙なんてえものァいらないものさ。それがある点とこがうき世をいつたものじやないの。」
読了日:12月20日 著者:清水 紫琴
木曜日の子ども (角川文庫)の感想
「命を捨てたいわけじゃない。誰だって、自分の命がなくなるのなんて嫌ですよ、せっかく生まれてきたんですから。でも、明日をどうしても迎えたくないと思ったら……しょうがないじゃないですか。」(P347)だからやたらにタイムリープ物や異世界物が増えているのかな。自分ひとりで世界を完結出来ず、だ他人を巻き込むのはやはりボウヤだよ、と思ってしまった。家庭内のことは他人からはわからない。調べたら私は日曜日生まれだったが、マザー・グース、私はそんな子どもじゃなかったぞ!となんとも言えない気分をごまかしたくなる。重い話😑
読了日:12月20日 著者:重松 清
十五夜草 小烏神社奇譚 (幻冬舎時代小説文庫 し 45-10)の感想
裏表紙に「竜晴の真の使命が明らかになる最終巻!」とあったけれど、明らかになったその先は「オレたちの戦いはまだまだこれからだ」的な。恋愛より友情を取ります、舞台をかえて新章突入します!みたいでスッキリよりモヤモヤが残った感じ💦
読了日:12月21日 著者:篠綾子
もみの木の感想
やはり生のモミの木を飾るのは……と思ってしまった。短い間だけもてはやされたモミの木、気の毒といえば気の毒ではあるけれど。若い時をもっと有意義にいろんなものに目を向け心を寄せていたら、同じ結末でも思うことは違ったのかな。心あたたまる話ではないのがなんとも😅
https://ecotopia.earth/article-5569/
読了日:12月21日 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
魔食 味見方同心(二) 料亭駕籠は江戸の駅弁 (講談社文庫 か 134-22)の感想
サブタイトルにある料亭駕籠、駕籠に揺られながら仕出し弁当を食べるとか絶対吐くだろ!?と思いながら読んだ😂 おのぶちゃんと仲良しで何より。3巻も読まねば!
読了日:12月22日 著者:風野 真知雄
銀河英雄伝説 31 (ヤングジャンプコミックス)の感想
シリアスな場面もすべてお笑いに感じさせるフジリューの銀英伝もとうとうここまで話が進んで来たか!って感じ。エヴァにロイと戦わなければならないかも…の話をした場面、原作のエヴァの言葉を入れて欲しかったなぁ。ロイエンタールの大バカヤロー! そしてベルゲンのことを思うと😭😭😭
読了日:12月22日 著者:藤崎 竜
殺人ダイヤル9999 (ホラーエクスタシー)の感想
グロい描写もあるので読む時間帯には注意が必要かも……内容自体は目新しさはないのだけれど(失礼💦)コマ割りがスッキリしていて読みやすい。人の思い(込み)ってやっぱり怖い。
こちらの記事を読んで、今、御茶漬海苔先生ってこんな状態なのかと…😟
https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/yt22f323bc8a234fea9e9456c3d648bc0c
読了日:12月22日 著者:御茶漬海苔
魔食 味見方同心(三) 閻魔さまの怒り寿司 (講談社文庫 か 134-23)の感想
おのぶちゃんがご懐妊🤭 「きったねうどん」とか相変わらずネーミングがスゴい💦 「棘の蜜」ってなんだかアダルティなタイトルだったけど、内容は…。祖父が沖縄本土復帰してすぐだったか、沖縄に行った時にサトウキビをおみやげに買ってきてくれたような気がする……そんな曖昧な記憶がよみがえった。
読了日:12月22日 著者:風野 真知雄
霊感保険調査員 神鳥谷サキ 愛憎人形 (ぶんか社コミックス)の感想
誰かを恨むって自分のエネルギーを全部そっちに取られてしまうのだから、どうにかしてうまくその気持ちを消化(昇華)させた方がいい。2話の「彼らのしあわせ」がよかった。自分で自分を救えるように、処方箋となるアレコレを本の中からたくさん見つけておきたい。
読了日:12月23日 著者:ひとみ翔,紫陽
ラストエグザイル-銀翼のファム-(1) (角川コミックス・エース)の感想
アニメを見ていたので懐かしくなり…KindleUnlimitedで。
https://sp.b-ch.com/titles/3109/001
読了日:12月23日 著者:宮本 ろば,GONZO
彗星の話の感想
ケメトスは星になったのではなく彗星になったのか……じいさんの言葉が余計に彼を彗星に近づけてしまったのかも。最近、正やん(伊勢正三)が歌う「星空」をよく聴き返していたのだけれど、なんとなくこの歌詞を思い出してしまった。
https://www.uta-net.com/movie/223613/
読了日:12月25日 著者:豊島 与志雄
何年、生きても (中公文庫 さ 89-1)の感想
『花は散っても』改題。単行本の方が表紙が素敵かも。戦争がふたりの運命を変えたのか、殿方の存在がなければまた違ったのか。養女にしてもらった咲子、その家の娘の龍子。共依存ぶりがなんだか怖い。「人ってどうして、花鳥風月を愛でるだけでは満足して生きてゆけないのかしら」(P286)のつぶやきに「お腹いっぱいにならないから」と教え諭すことが出来なかったのは罪深くないか? 自分たちの自己満足な世界に巻き込まれた人たちが気の毒に感じる。吉屋信子的な世界は好きなんたけれど、この話はちょっとなぁ😟
読了日:12月25日 著者:坂井 希久子
洗脳されかけていた悪役令嬢ですが家出を決意しました。 (novelスピラ)の感想
真っ赤な瞳を持つのマリアンナは誰からも恐れられる魔力の持ち主だが、幼い頃から大好きな王太子・アレクシスの妃の筆頭候補に。しかしお約束のライバル・エレナの出現で自分は悪役令嬢でバッドエンドまっしぐら…!? 定番パターンのおバカ王太子かと思ったらそうではなく、予想以上に話は練られていたように感じた。コイツはスゴい!とかイヤなヤツ!と特出したキャラがいるようには思えなかったのと、最後がなんとなくバタバタしていたのが惜しい気がする。イラストは私のイメージとは合わなかった。KindleUnlimitedで。
読了日:12月26日 著者:谷六花
雪の花(新潮文庫)の感想
KindleUnlimitedにもあったのか〜本屋で見て綺麗な表紙だから買ってしまったじゃないか😅 映画化の記事をいくつか見たけど、思ったより薄い本だった。福井藩の町医者が主人公。私財をなげうち生活を賭け天然痘の予防接種に尽力する。奥方の心情などもう少し詳しく知りたいなと思った。資料、史料を読み込む吉村昭先生らしい作品。演じる側はいろんな葛藤を表現するのが難しそう。オーバーアクションばかりでは嘘っぽくなりそうだし。
天然痘というとベルばらのルイ15世と帚木蓬生氏の「アフリカの蹄」を思い出す。
読了日:12月26日 著者:吉村昭
ざまぁされた王子の三度目の人生 (ツギクルブックス)の感想
1度目のクラウスのまぁ酷いこと、酷いこと! 親もどうかとは思うけど、わがままな王子過ぎる。2度目の人生では孤児になり……3度目の人生でやっと婚約者だったリーゼと多忙でしあわせな人生を!
過去生を振り返り悶絶する姿は面白かった。これがあるからやたらに重いじっとりした雰囲気にならず、ファンタジーの世界を楽しめたように思う。だけどイラストがなぁ……ちょっと私の好みではなかった😅 KindleUnlimitedで。
読了日:12月27日 著者:海野はな
涙が星に変わるときの感想
帯に『「ただひたすらに美しい」とヨーロッパで絶賛された真実の愛の物語。』とあったけれど…たしかに文章は綺麗かなと思ったけれど、内容は…そうか?と思ってしまった。浮気男の都合のいい幻想のようにしか思えなかった。私には真実の愛がわからないのかも😵💫😵💫😵💫
読了日:12月27日 著者:チンギス アイトマートフ
放蕩王子のしつけ係 ~女騎士は王太子妃に任命されました~ (こはく文庫)の感想
表紙とタイトルからいささかヤバいないようなのか?と思ったが、残念ながら!?そんなことはなかった。隣国子爵令嬢(家を出て女騎士として活躍中)にとりあえずの婚約者になってもらうってなかなかのムチャな設定ではあるけれど、王子との掛け合いや心をゆるしていく過程などはキュン💕としてしまった。しかし初夜がうまくいきました、メデタシメデタシの終わり方はアレ?だったので、その後のふたりの様子も少しは書いて欲しかった。媚薬効果もある麻薬の白い花…は似たような話をどこかで読んだ気がする。
読了日:12月27日 著者:大江戸ウメコ
幼女戦記 (31) (角川コミックス・エース)の感想
ターニャちゃんがあんなに後方勤務!と切望しているのに叶う気配がない💦 レルゲンとの仲はもう公認なのね🤭 彼の胃痛も気になるけれど まだ髪の毛は大丈夫そうだからターニャちゃんを守ってほしい。
読了日:12月28日 著者:東條 チカ
碁盤斬り 柳田格之進異聞 (文春文庫 か 85-1)の感想
最初はツヨちゃんのイメージと重ならなくて、うーん、この人物を演じたのか?と思っていたのだけれど、だんだん合っているかも、と思うようになり、最後の方はうん、ツヨちゃんだわ、となりました。
いいラストだった。父娘の関係も綺麗事じゃないかと思う人もいるだろうけれど、それでも(笑)囲碁はやったこともないし「ヒカルの碁」を読んだのもだいぶ前なので、対局の様子がなかなか想像出来なかったのは(自分の知識不足たけれど)残念。
読了日:12月28日 著者:加藤 正人
婚約破棄されて冴えない王弟に嫁がされましたが、幸せになります【完全版】 (アマゾナイトノベルズ)の感想
侯爵令嬢のリズは婚約者である王太子の浮気により一方的に婚約破棄されてしまう。そのかわりに 王王弟ポール・アンセンと結婚したらいいって……自分の叔父さんと結婚しろとは、コレはまた…このポールという人物は太っているし、話し方もオドオドしていて嫁の来てなどなく……でもそこからの大逆転! 外見が変われば年長者らしい落ち着きと色気が🤭 あら、まぁまぁ〜!と面白く読みました。KindleUnlimitedで。
読了日:12月29日 著者:桜 百合
四畳半王妃I ~マリー・アントワネット 転生王妃のやり直し~ (シルフコミックス)の感想
3巻完結だったのでKindle版を購入し読む。🔔🌹を読んだ時にはマリーさまってワガママな人のイメージが強かったけれど、こちらも歳を重ねマリーさまに関する情報なども見聞きするようになり、彼女の抱えていたさみしさや辛さなどを考えるようになっだったので、ただ転生してJKライフを楽しむパターンではないのもよかった。好きなものを好きだと言えない、それを否定されるってどの時代でもイヤだよなぁ。絵柄も可愛いし、さらりと読んで楽しめる漫画だった。原作は未読。
読了日:12月29日 著者:花園 あずき
情事と事情 (幻冬舎文庫 こ 22-4)の感想
ラストが怖い……😱😱😱 なんかバブルの余韻を引きずっているような人たち。歳をとれば恋愛も貪欲なだけでなくうまく自分の中で整理できるようになるのか…のならない人もいるんだろうな。ドラマは見ていない。
https://lemino.docomo.ne.jp/ft/0000084/
読了日:12月29日 著者:小手鞠るい
君の夜に触れる【単行本版(特典付き)】 (from RED)の感想
タイトルと表紙に惹かれ……漫画だったのか。話も絵柄も美しくて大晦日に読む〆の1冊としてお耽美でよかったかも🤭
KindleUnlimitedで。
読了日:12月31日 著者:もりもより
読書メーター
読んだ本の数:41
読んだページ数:7796
ナイス数:1157

noteでのつぶやきにいただいたコメントでこの絵本を知り、朗読動画で。
https://note.com/during0901/n/n828fcc54baa1
読了日:12月02日 著者:D.(ドン) フリーマン

最後はメデタシメデタシなのだけれど、それまでが😅 夢も現実もわからなくなるくらいのオシャベリとか……途中からホラー風味になってカエルやらクモが苦手で想像力がゆたかな人には向かない話だと思うけれど、ワクワクハラハラ感があり面白かった。
読了日:12月02日 著者:夢野 久作

カンカン帽が出てくる話をさがしていて見つけた話。やっぱりヨッパライって……😰😰😰となるのだけれど、話を聞く分にはおもしろくていいのかもしれない😆 夢野さんは呑まない(呑めない)人だったのか。
読了日:12月03日 著者:夢野 久作

久しぶりの異形コレクション。やっぱり面白い😄
篠たまきさんの「天眼通の夢」柴田勝家さんの「電車家族」そして平山夢明さんの「スイゼンジと一緒」はグロかったけどラストがスキ😆😆😆 空木春宵さんのは読みにくさにパスしてしまったのでいずれまた😅
読了日:12月05日 著者:井上雅彦,芦花公園,平山夢明,上田早夕里,澤村伊智,空木春宵,黒木あるじ,黒史郎,斜線堂有紀,柴田勝家,篠たまき,宮澤伊織,大島清昭,有栖川有栖,坂崎かおる,久永実木彦

読み聞かせ動画で。メガネのいちごちゃんがかわいい😍
https://youtu.be/AHBhZaflFFY?feature=shared
読了日:12月05日 著者:さとう めぐみ

中原中也との件がたまらん😆
読了日:12月05日 著者:坂口 安吾

広告文というには長すぎる気がするかな。商品の数が多いからそう思うのか。「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい」な感じ。しかしコレは本当に果物のことなのか、暗喩なのか、とちょっと考えてしまった。龍眼って本当に眼みたいなので「はいお眼をおつむりになり 舌の上におのせになつて一口に吸ふものなのでございます。」の文章がカニバリズムっぽく感じてしまった😵💫
読了日:12月07日 著者:仲村 渠

たまには海外作品を、で薄い本を買う。
「嫉妬」は別れた男が他の女と暮らすと知って、どこに住んでいる、どんな女なのか、とにかく気になってあらゆる方法で知ろうとする、感情のうねりが冷静に描かれているような。
「事件」は1963年、中絶が違法だった時代のフランスが舞台。妊娠したが中絶して大学で勉強を続けたい大学生。闇医者ってどこにでもいるとは思うけれど、実態は恐ろしい。
若い人や男性が読んだらどんな風に感じるのだろう?
読了日:12月07日 著者:アニー・エルノー

青空文庫で見つけた短い詩。
「繞つて」は「めぐって」であっているのか?なんだかロマンチックにも感じるし、ホラーっぽさもあるかも。
本名は「仲村渠致良(なかんだかり ちりょう)」というらしい。
https://gdgdwktk.blog.shinobi.jp/%E4%BA%BA%E7%89%A9/%E4%BB%B2%E6%9D%91%20%E6%B8%A0
なかなかオトコマエ🤭
https://x.com/marikarikari/status/1356266931540529160
読了日:12月08日 著者:仲村 渠

知らないうちに3冊目が出ていた! 今回はバレンタインデーをメインにしたお話。「月が綺麗ですね」……そのままの意味で使ったのに漱石のアレだと誤解されることもあるかも、と思ってしまった。姉妹の恋愛模様も少し進展した気がする。恋しちゃったら年上も年下も関係ないよねぇ。このお店の商品を実際に食べてみたい。
読了日:12月12日 著者:野村 美月

欲をかくとロクなことにならないよねぇ…最初の幸運を有り難く受け取ればよかったのに。「両替りょ、両替、小判の両替」と年明けに宝船や餅玉の木きに結びつける小判を売り歩く子どもに高樹のぶ子さんの「ほとほと」を思い出した。新年の季語。
中国地方を中心にその年の幸福を予祝し小正月に行われた行事。簑や笠、風呂敷などで顔や体を隠して神の化身に扮した若者が家々をまわり、鏡餅などの縁起物を置くかわりに餅や祝儀をもらう。家々の戸をたたくときの音、又は家々をまわるときに唱える「ほとほと」という声が名前の由来らしい。
読了日:12月12日 著者:小川 未明

♪紅茶の美味しい喫茶店〜 と柏原芳恵ちゃんの歌が脳内に😄 表紙とタイトル買い。もっと軽いノリの話かと思ったけれど、そうでもなかった。感情が「色」で見える共感覚の主人公。美人な大家さんに誘われ紅茶店でバイトを始めるが、普通の店ではなく23時からの予約制。ちょっとカウンセリング的な感じ? 大家さんの苗字が「椿紅(つばい)」と変わっていて石川県に多い苗字らしい。続編ありかな?
Spinさんのイラストを使用した表紙が美しい✨
https://www.pixiv.net/users/15659716
読了日:12月13日 著者:杜宮 花歩

タイトルから想像していたのとは違った、34のそれぞれの記憶のカケラを集めたような物語。突然の別れ、曖昧な出来事、昔と今と自分がいなくなった未来……自分の思っていた事が正しく遺された人たちに繋がるとは限らない。それはわかっているけれど、やっぱりちょっとかなしいなと思ったり。淡々とした語り口なのがまた「そうなんだよねぇ」となって、こんな気分で暮らしているのは自分だけじゃないんだと思って安心したりする😅 ブックカルテで選んでもらった1冊。
読了日:12月13日 著者:柴崎 友香

映画の番宣を続けて見ているうちになんだか気になって買ってしまった1冊。WOWOWでドラマにもなっていたようですが、映像作品は見ていない。結末は変えてあるらしいですが、まぁ改変したくなるだろうなと思いました。でも文庫化にあたりそれをしなかった作者には敬意を。文庫に解説がなくて作者のあとがきだけなのもよかった。「ベンゾー」というあだ名がツボに入ってしまった。生きるため、真実をあきらかにするための逃亡、その先々で彼が見せるやさしさがとてもせつなかった。
読了日:12月14日 著者:染井為人

竹下しづの女が「短夜や乳ぜり泣く児を須可捨焉乎(すてちまおか)」と詠んでいたけれど、子育ては可愛い可愛いだけではなくて、イライラすることも多く、他の人たちはみんないいお母さんで自分だけがダメなんじゃないかと思ってしまう。タイトル買いした1冊だったけれど、子育て真っ最中な時期には読まない話だなぁ。もう一段落したから読める話だと思う。ダンナさんは理解のあるいい人だと思うが、なんか一番わかってほしいところはスルーされているような。タイムリープ物かと思っていたけれどそうじゃなかった。そこはよかったのかも。
読了日:12月16日 著者:樋口美沙緒

多分タイトル買いしたのだと思う。最初、なんかいかにもな三角関係の話かと思って読むのをやめようかと思った💦 まだスマホじゃなくてケータイの時代で電池パックにプリクラとかあったなぁ、とバブルの残滓を感じるような物語。この人とあの人って…という人間関係がチラリなんだけど、そのあたりは書き込まれず……エミリの家族関係をもう少し知りたかったな。なんとなくここは中途半端な気がした。エミリと孝太の関係って共依存ぽい? 幸せになれるのか、どうも不安。彩に感情移入をすることもなく登場人物はみんな好きになれなかった。
読了日:12月17日 著者:LiLy

タイトルは「米寿」に掛けてなのか😆 階段の詩があったけれど、まど・みちおさんの階段の詩とはまた違うな、と当たり前だけど思ったり。「顔は蓋」やあとがきにあったひらがな回帰に現象についての話もよかった。表紙も好き出し持ち歩き安い薄さもいい。ページ数と内容の濃さは比例しないのだ。
読了日:12月19日 著者:谷川 俊太郎

おすすめされて読んでみましたが、かっ、かわいいっ!(笑) 大正時代設定の作品ってたくさんありますが、その中でも絵も可愛いしキュンっ❣️となる度合いがかなり高い😆
坊っちゃんとの新婚生活、波乱もありそうですがしあわせな結末でありますように。続きが楽しみです。
読了日:12月19日 著者:粥川 すず

芝居の一場面のような。ダメンズ銀さんを見捨てられない女の心情が哀れ。絶対、コイツはダメだと思う。 「空を仰いで虹のやうな息を吐く。」という文章がイイ。「お前そういつておいでだけども、ねえ、銀さん、何も時と時節だわね。そう一酷こくにさ、いや忌々しいの、腹が立つのといつていたんじや、一日だつて世の中に生きていられはしないよ、
世の中が思つたり適つたりで暮らせる位なら、人間にア涙なんてえものァいらないものさ。それがある点とこがうき世をいつたものじやないの。」
読了日:12月20日 著者:清水 紫琴

「命を捨てたいわけじゃない。誰だって、自分の命がなくなるのなんて嫌ですよ、せっかく生まれてきたんですから。でも、明日をどうしても迎えたくないと思ったら……しょうがないじゃないですか。」(P347)だからやたらにタイムリープ物や異世界物が増えているのかな。自分ひとりで世界を完結出来ず、だ他人を巻き込むのはやはりボウヤだよ、と思ってしまった。家庭内のことは他人からはわからない。調べたら私は日曜日生まれだったが、マザー・グース、私はそんな子どもじゃなかったぞ!となんとも言えない気分をごまかしたくなる。重い話😑
読了日:12月20日 著者:重松 清

裏表紙に「竜晴の真の使命が明らかになる最終巻!」とあったけれど、明らかになったその先は「オレたちの戦いはまだまだこれからだ」的な。恋愛より友情を取ります、舞台をかえて新章突入します!みたいでスッキリよりモヤモヤが残った感じ💦
読了日:12月21日 著者:篠綾子

やはり生のモミの木を飾るのは……と思ってしまった。短い間だけもてはやされたモミの木、気の毒といえば気の毒ではあるけれど。若い時をもっと有意義にいろんなものに目を向け心を寄せていたら、同じ結末でも思うことは違ったのかな。心あたたまる話ではないのがなんとも😅
https://ecotopia.earth/article-5569/
読了日:12月21日 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン

サブタイトルにある料亭駕籠、駕籠に揺られながら仕出し弁当を食べるとか絶対吐くだろ!?と思いながら読んだ😂 おのぶちゃんと仲良しで何より。3巻も読まねば!
読了日:12月22日 著者:風野 真知雄

シリアスな場面もすべてお笑いに感じさせるフジリューの銀英伝もとうとうここまで話が進んで来たか!って感じ。エヴァにロイと戦わなければならないかも…の話をした場面、原作のエヴァの言葉を入れて欲しかったなぁ。ロイエンタールの大バカヤロー! そしてベルゲンのことを思うと😭😭😭
読了日:12月22日 著者:藤崎 竜

グロい描写もあるので読む時間帯には注意が必要かも……内容自体は目新しさはないのだけれど(失礼💦)コマ割りがスッキリしていて読みやすい。人の思い(込み)ってやっぱり怖い。
こちらの記事を読んで、今、御茶漬海苔先生ってこんな状態なのかと…😟
https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/yt22f323bc8a234fea9e9456c3d648bc0c
読了日:12月22日 著者:御茶漬海苔

おのぶちゃんがご懐妊🤭 「きったねうどん」とか相変わらずネーミングがスゴい💦 「棘の蜜」ってなんだかアダルティなタイトルだったけど、内容は…。祖父が沖縄本土復帰してすぐだったか、沖縄に行った時にサトウキビをおみやげに買ってきてくれたような気がする……そんな曖昧な記憶がよみがえった。
読了日:12月22日 著者:風野 真知雄

誰かを恨むって自分のエネルギーを全部そっちに取られてしまうのだから、どうにかしてうまくその気持ちを消化(昇華)させた方がいい。2話の「彼らのしあわせ」がよかった。自分で自分を救えるように、処方箋となるアレコレを本の中からたくさん見つけておきたい。
読了日:12月23日 著者:ひとみ翔,紫陽

アニメを見ていたので懐かしくなり…KindleUnlimitedで。
https://sp.b-ch.com/titles/3109/001
読了日:12月23日 著者:宮本 ろば,GONZO

ケメトスは星になったのではなく彗星になったのか……じいさんの言葉が余計に彼を彗星に近づけてしまったのかも。最近、正やん(伊勢正三)が歌う「星空」をよく聴き返していたのだけれど、なんとなくこの歌詞を思い出してしまった。
https://www.uta-net.com/movie/223613/
読了日:12月25日 著者:豊島 与志雄

『花は散っても』改題。単行本の方が表紙が素敵かも。戦争がふたりの運命を変えたのか、殿方の存在がなければまた違ったのか。養女にしてもらった咲子、その家の娘の龍子。共依存ぶりがなんだか怖い。「人ってどうして、花鳥風月を愛でるだけでは満足して生きてゆけないのかしら」(P286)のつぶやきに「お腹いっぱいにならないから」と教え諭すことが出来なかったのは罪深くないか? 自分たちの自己満足な世界に巻き込まれた人たちが気の毒に感じる。吉屋信子的な世界は好きなんたけれど、この話はちょっとなぁ😟
読了日:12月25日 著者:坂井 希久子

真っ赤な瞳を持つのマリアンナは誰からも恐れられる魔力の持ち主だが、幼い頃から大好きな王太子・アレクシスの妃の筆頭候補に。しかしお約束のライバル・エレナの出現で自分は悪役令嬢でバッドエンドまっしぐら…!? 定番パターンのおバカ王太子かと思ったらそうではなく、予想以上に話は練られていたように感じた。コイツはスゴい!とかイヤなヤツ!と特出したキャラがいるようには思えなかったのと、最後がなんとなくバタバタしていたのが惜しい気がする。イラストは私のイメージとは合わなかった。KindleUnlimitedで。
読了日:12月26日 著者:谷六花

KindleUnlimitedにもあったのか〜本屋で見て綺麗な表紙だから買ってしまったじゃないか😅 映画化の記事をいくつか見たけど、思ったより薄い本だった。福井藩の町医者が主人公。私財をなげうち生活を賭け天然痘の予防接種に尽力する。奥方の心情などもう少し詳しく知りたいなと思った。資料、史料を読み込む吉村昭先生らしい作品。演じる側はいろんな葛藤を表現するのが難しそう。オーバーアクションばかりでは嘘っぽくなりそうだし。
天然痘というとベルばらのルイ15世と帚木蓬生氏の「アフリカの蹄」を思い出す。
読了日:12月26日 著者:吉村昭

1度目のクラウスのまぁ酷いこと、酷いこと! 親もどうかとは思うけど、わがままな王子過ぎる。2度目の人生では孤児になり……3度目の人生でやっと婚約者だったリーゼと多忙でしあわせな人生を!
過去生を振り返り悶絶する姿は面白かった。これがあるからやたらに重いじっとりした雰囲気にならず、ファンタジーの世界を楽しめたように思う。だけどイラストがなぁ……ちょっと私の好みではなかった😅 KindleUnlimitedで。
読了日:12月27日 著者:海野はな

帯に『「ただひたすらに美しい」とヨーロッパで絶賛された真実の愛の物語。』とあったけれど…たしかに文章は綺麗かなと思ったけれど、内容は…そうか?と思ってしまった。浮気男の都合のいい幻想のようにしか思えなかった。私には真実の愛がわからないのかも😵💫😵💫😵💫
読了日:12月27日 著者:チンギス アイトマートフ

表紙とタイトルからいささかヤバいないようなのか?と思ったが、残念ながら!?そんなことはなかった。隣国子爵令嬢(家を出て女騎士として活躍中)にとりあえずの婚約者になってもらうってなかなかのムチャな設定ではあるけれど、王子との掛け合いや心をゆるしていく過程などはキュン💕としてしまった。しかし初夜がうまくいきました、メデタシメデタシの終わり方はアレ?だったので、その後のふたりの様子も少しは書いて欲しかった。媚薬効果もある麻薬の白い花…は似たような話をどこかで読んだ気がする。
読了日:12月27日 著者:大江戸ウメコ

ターニャちゃんがあんなに後方勤務!と切望しているのに叶う気配がない💦 レルゲンとの仲はもう公認なのね🤭 彼の胃痛も気になるけれど まだ髪の毛は大丈夫そうだからターニャちゃんを守ってほしい。
読了日:12月28日 著者:東條 チカ

最初はツヨちゃんのイメージと重ならなくて、うーん、この人物を演じたのか?と思っていたのだけれど、だんだん合っているかも、と思うようになり、最後の方はうん、ツヨちゃんだわ、となりました。
いいラストだった。父娘の関係も綺麗事じゃないかと思う人もいるだろうけれど、それでも(笑)囲碁はやったこともないし「ヒカルの碁」を読んだのもだいぶ前なので、対局の様子がなかなか想像出来なかったのは(自分の知識不足たけれど)残念。
読了日:12月28日 著者:加藤 正人

侯爵令嬢のリズは婚約者である王太子の浮気により一方的に婚約破棄されてしまう。そのかわりに 王王弟ポール・アンセンと結婚したらいいって……自分の叔父さんと結婚しろとは、コレはまた…このポールという人物は太っているし、話し方もオドオドしていて嫁の来てなどなく……でもそこからの大逆転! 外見が変われば年長者らしい落ち着きと色気が🤭 あら、まぁまぁ〜!と面白く読みました。KindleUnlimitedで。
読了日:12月29日 著者:桜 百合

3巻完結だったのでKindle版を購入し読む。🔔🌹を読んだ時にはマリーさまってワガママな人のイメージが強かったけれど、こちらも歳を重ねマリーさまに関する情報なども見聞きするようになり、彼女の抱えていたさみしさや辛さなどを考えるようになっだったので、ただ転生してJKライフを楽しむパターンではないのもよかった。好きなものを好きだと言えない、それを否定されるってどの時代でもイヤだよなぁ。絵柄も可愛いし、さらりと読んで楽しめる漫画だった。原作は未読。
読了日:12月29日 著者:花園 あずき

ラストが怖い……😱😱😱 なんかバブルの余韻を引きずっているような人たち。歳をとれば恋愛も貪欲なだけでなくうまく自分の中で整理できるようになるのか…のならない人もいるんだろうな。ドラマは見ていない。
https://lemino.docomo.ne.jp/ft/0000084/
読了日:12月29日 著者:小手鞠るい

タイトルと表紙に惹かれ……漫画だったのか。話も絵柄も美しくて大晦日に読む〆の1冊としてお耽美でよかったかも🤭
KindleUnlimitedで。
読了日:12月31日 著者:もりもより
読書メーター
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2024年12月03日
冬茜雲便りNo.2:2024 NOVEMBER 〜 11月の本棚
11月の読書メーター
読んだ本の数:43
読んだページ数:7809
ナイス数:1139
雪の降った日の感想
♪ぼろは着ててもこころの錦……水前寺清さんの「いっぽんどっこの唄」を連想するような、貧しくとも正直に生きている人の話。出てくる母親ふたりの立場は違えど人としてこうありたいと思った。
話と関係ないけど水前寺清子さんの押し花?作品、素敵😊
https://chita365.net/anthology.html
読了日:11月01日 著者:小川 未明
新装版-朱唇-中華妓女短篇集 (中公文庫 い 92-33)の感想
タイトルと表紙買い。表題作を読んでからだいぶ間が空いてしまったが、技女と呼ばれる人たちの矜持に胸を突かれる。歴史には全く詳しくないので、元になった話が何なのか解説にあったけどワカラナイ😓 でもそんなことは関係なく、どの話も面白かったので映像で見たくなる。本当に見事な短篇集。一番好きなのは「背信」かなぁ。「自分だけ高潔な人になって、残されていきていくあたしのことなど、考えもしないで、ほんといにずるい……」(P84)なぜか前川清さんの♪女心の悲しさなんてわかりゃしないわ 世間の人に〜 が浮かんできた🥸
読了日:11月01日 著者:井上 祐美子
星の牧場 (角川文庫 緑 313-3)の感想
宝塚でツレちゃん(鳳蘭さん)がモミイチを演じたという記事を読んでから半世紀近く経ってからようやく…の読書😅 1話1話が短く、スキマ時間に1話ずつ読むのもよさそう。戦争体験により記憶が欠落しているモミイチ。仲良しだった馬のツキスミの蹄の音を聴き、その姿を追い求め、いろんな出会いと体験をする。「ジプシーたちがみんなそろって笛をふいたりラッパをふいたりするのは、みんなちからいっぱいためいきをついているみたいなものなのだ」(P221)串田孫一さんの解説ではない解説(笑)もよかった。いろんな読み方が出来る1冊。
読了日:11月01日 著者:庄野 英二
耳無芳一の話の感想
UV検定ライトという日焼け止めについてのサイトを見ていたら耳にも忘れずに、とあったので(笑)だいたいのあらすじは知っていたけれど、読んだのははじめてかも。
https://cosme-ken.org/uv_kentei/
読了日:11月02日 著者:小泉 八雲
アンソロジー 死神 (角川ソフィア文庫)の感想
最初が水木しげるさん、最後がつのだじろうさんの漫画で、落語も童話も戯曲も実話もあるアンソロジー。「死神になった男」(源氏鶏太)が一番好きかも。織田作之助の「死神」は未完なのか。
読了日:11月03日 著者:
鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)の感想
「鉄道員」は既読だったけれど、お盆の頃に「うらぼんえ」をすすめられたので、コレが収録されている短編集を購入。他「ラブレター」「悪魔」「角筈にて」「伽羅」「ろくでなしのサンタ」「オリヨン座からの招待状」。生きている人間の方がユーレイよりも不気味で始末におえないのでは、と思ったり。すすめられた「うらぼんえ」はおじいさんの気持ちがたまらんかった😭 解説に「登場する夫の親戚たちを描きわける筆致の冴えを見られたい」とあったけれど、田舎の厭らしさが満載だった。若い時に読むより今、読んだのがよかったのだと思う。
読了日:11月05日 著者:浅田次郎
あかとき星レジデンスの感想
あかとき星レジデンス 日本のどこにでもある公団住宅。だがそこに入居しているのは遠い星からきた宇宙人だった。彼らは自分たちの星の寿命が近づいているため、新しい移住先の候補として地球の調査に来ていた。地球人に擬態し仕事を持ち地球人と共に家族として暮らしながら調査を進める彼らだったが、日々の暮らしを営むうち次第に小さな変化がおとずれるー。今日はアパート記念日だというのでアパートが舞台の話をマンガ図書館Zで。
https://www.mangaz.com/book/detail/205841
読了日:11月06日 著者:犬上すくね
秋の牢獄 (角川ホラー文庫)の感想
やはり今日は読まねばと表題作のみを。北風伯爵が年を重ねた北風小僧の寒太郎だったら、とか再読するとアホなことばかり考えてしまう。さて、明日はどっちだ!?
読了日:11月07日 著者:恒川 光太郎
包帯ごっこ 1 (マーガレットコミックス)の感想
包帯と学校で寺山修司の「包帯を巻かれて消えしわが指が恋し小学校の吸血鬼かな」を思い出したりして…特に関係はないけれど😅 あぁ少女漫画の世界らしくていい展開ですな😍
読了日:11月07日 著者:山形 あおな
七つの死者の囁き (新潮文庫)の感想
読んだことがあるような気がする作品もあった。吉来駿作さんは初めて。ホラーで怖いッ!というよりもこれからも生きていくために背中を押してくれた、と感じた。表紙もなんとなく可愛いし(笑)
読了日:11月07日 著者:有栖川 有栖,石田 衣良,鈴木 光司,小路 幸也,吉来 駿作,道尾 秀介,恒川 光太郎
みずいろのマフラー (絵本・こどものひろば)の感想
コチラの記事を読んで。小学生時代、ジャンケンで負けたら荷物持ちとかやっていました。ひとりに集中することはなかったけれど。お母さんが「みずいろ」を選んだ理由、子どもが好きな色だから、毛糸が安かったから(おい!)とかいろいろあるんだろうけれど、どこまでもつながっている空の色だからなのかなぁ、と思ったり。
https://note.com/stu11/n/na57392619571?from=notice
読了日:11月08日 著者:くすのき しげのり
オールアラウンドユー(定価1980円税込)の感想
「生きてみることが答えになるような問いを抱えて生きていこうね」……はい🥹🥹🥹
二男が誕生日にブックカルテをプレゼントしてくれて、選んでもらったうちの1冊。布張りだとは思わず、内容より先に本の佇まいに感動🥸 届いたのはこの書影の色だったけど他もステキ。
https://nanarokusha.shop/items/633b81105976200a1d267a3a
読了日:11月08日 著者:木下龍也
少年の感想
仕事中なのにフラフラと…働き過ぎということはないだろうけれど、自転車にしか乗れない少年には自動車は憧れだろうしそこに美女がいたら……白昼夢のような雰囲気もあるが。最後はナニ? 事故に遭うのか?
読了日:11月08日 著者:原 民喜
コーリング・ユー (集英社文庫)の感想
好きだったスターさんがディナーショーで歌った曲と同じタイトルだと思って買った気がする1冊😅
海洋研究所で働くイーサン。国際バイオ企業から依頼が入り、間もなく捕獲された仔シャチがやってくる。セブンと名付けられたシャチは訓練を開始すると人の意図を理解し、驚異的な能力を発揮して……メルヘンチック、ファンタジーっぽいところと科学的、専門的なところが混ざったような話で、生物兵器が思い浮かんだ。余談⇒ヘラジカを狩るシャチ
https://forbesjapan.com/articles/detail/74899
読了日:11月10日 著者:永原 皓
巣立ち(新潮・堀辰雄全集第3巻)の感想
青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001030/card47871.html
くだけたオタク構文庫で読むのもまたいいかも。アカハラと夫婦の話。ラストの一文は青空文庫とオタクでは印象がかなりかわる(笑)
https://otakobun.bunko.jp/books/47871
読了日:11月10日 著者:堀辰雄
「貝の穴に河童がゐる」の感想
泉鏡花作品に対する堀辰雄の感想?だった。萩原朔太郎の「自分は怪談と云ふものを好まない。ちつとも怖いと思つたことがない。しかし。さう云ふ怪談にエロチックな要素が這入つてくると、それが妙に怖くなり出す。だから『牡丹燈籠』のやうな怪談だけは好きだ。」にムフ🤭 鏡花は読みにくいので現代語訳されたものがないかなぁ、「貝の穴に…」読まねば!
読了日:11月10日 著者:堀 辰雄
銀のロマンティック…わはは (花とゆめCOMICS)の感想
NHK杯と真央リンクのニュース記事を読んだので懐かしくなり😄 今は4回転が当たり前になっているのがスゴイですね。
https://maorink.com/
読了日:11月10日 著者:川原 泉
貝の穴に河童の居る事の感想
現代語訳やあらすじなどをまとめた記事と合わせながら頑張って読んでみたけれど、河童が話す時の語尾につく「まっしゅ」「でっしゅ」ばかりが頭に残ってしまい……エロカッパという言葉はここからなのだろうか、とちょっと考えてしまった。
読了日:11月11日 著者:泉 鏡花
婚約破棄するはずが、囮として王子に匿われています (フェアリーキス ピュア)の感想
一言で言えばモダモダした若いふたりの話。ちょっと長くて飽きてしまい、読むのに時間がかかってしまった。
読了日:11月12日 著者:藍川竜樹
君のことを好きにはなれないと言われたので、白い結婚を続けて離縁を目指します (メリッサ)の感想
少しばかり婚期が遅れた侯爵令嬢のセレーナ。どうしてもと頼みこまれて公爵令息のオスカーと結婚することに。しかし初夜に「君のことを好きにはなれないかもしれない」と言われ……なんだよ、コイツは?!な話。銀英伝のオスカー・フォン・ロイエンタールもかなり歪んだ性格だったけど、コイツには惚れた😍なんてならないな。後半は拗らせた分、がっついていたし(描写はそれほどでもない)……軽く読む分にはいいと思う。
読了日:11月13日 著者:桜百合,三浦 ひらく
かもとりごんべえの感想
今月19日「埼玉鴨場」で32か国の外交団をもてなすとの発表(接待は2019年の冬以降、コロナ禍で中止されていたため、5年ぶりの開催)にこの昔話が浮かんだので、絵がかわいいコチラを読んでみた。他の話もいくつか読んでみたが、ビミョーに内容が違って、最後も火事のパターン(この絵本は火事)とドジョウなどを手に入れるラッキー?なターンがあるよう。
読了日:11月13日 著者:creative fantasy
独楽の感想
初めて聞く名前。1910年、岡山生まれ詩人。県邑1936年、國學院大学を卒業。叔父の経営する貿易会社に就職し、翌1937年、結婚を機に宮部に改姓。神奈川県に転居。1944年、第四詩集『夜のひきあけ』を発表後、徴兵され、陸軍少尉として南方戦線へ。1945年、ビルマ(現ミャンマー)の野戦病院にて病没。享年35。青空文庫にある他の作品はキリスト教なのかな、その色が強くて読んでも全くわからなかったので途中でお手上げ。この詩集も入院中の気分が書かれているようで、難しいのだけれど。とりあえず最後まで読んだ。
読了日:11月13日 著者:高祖 保
悪役令嬢に転生した私と悪役王子に転生した俺 (ドラゴンノベルス)の感想
小説の悪役令嬢と悪役王子に転生してしまった「私(クラリス)」と「俺(エディアルド)」。原作では主役の勇者と聖女に嫉妬して闇堕ちするのだが、そんなのはジョーダンじゃない!と原作とは違う道を歩み始める。お互いに転生者とは知らないまま婚約、お互いに好意も生まれ……それぞれの視点で話が進む。原作ではモブキャラだったであろう人たちの活躍も楽しくサクサク読んでいたら、えっ、ここで終わり?! 続きものだったか💦
読了日:11月14日 著者:秋作
悪役令嬢に転生した私と悪役王子に転生した俺2 (ドラゴンノベルス)の感想
まだまだつづく……だった😱
だんだん役者が揃ってきた。イラストは私のイメージとは違うんだよなぁ。
WEB版を見つけたので、続きはそれを読むことにする。https://ncode.syosetu.com/n1408hn/
読了日:11月14日 著者:秋作
にわか婚約者は幼なじみを落としたい (フェアリーキス)の感想
ずっと片思いしている幼なじみのクラウドと恋人の振りをすることになったアレット。このチャンスを生かしてクラウドと両思いに!と思うのだが、なかなか素直になれない。クラウドからは本物らしく見せるためと恋人のレッスンを……もしかしてからかわれているのでは?!とアタフタジタバタする恋する乙女! 両片思いだとわかっているので、読んでいる方は高みの見物的な(笑)
読了日:11月15日 著者:夏目みや
回復職の悪役令嬢 エピソード1 私だけが転職方法を知っている (MFブックス)の感想
前世で遊んでいたゲームの世界で暮らしていたことに気がついた主人公・シャーロットは王太子から婚約を破棄された。職業が〈癒し手〉である乙女ゲームのヒロインと比べられ、しかも「笑いもせずつまらない〈闇の魔法師〉の女は世界の平和でも祈ってろ」と言われ…「それなら敵国で〈癒し手〉に転職します!」 と国を出て冒険の旅に! 悪役令嬢っぽいところはないのだけれど。ゲームの知識を活かし、仲間と協力しジョブチェンジしていく様子は楽しい。そして続きものだったので2巻へ😅
読了日:11月15日 著者:ぷにちゃん
賞金稼ぎスリーサム! (小学館文庫 か 57-1)の感想
何故か砂金を取りに行くアメリカンドリームな話だと思っていたので、アレ、外国が舞台じゃないわ…となった😅 思っっていたよりも壮大な事件に巻き込まれていてビックリした。そしてキャラが極端というかぶっとんでいるというか……でもどこかにこういう人たちっているのかも、と思ってしまう。あのまるい鳥の巣にはそんな危険が……! ペットショップの火事から広がる闇が深い。警察へのチクチクしたイヤミ?もたまらん(笑) シリーズ化されているようなので次も読みたい。
読了日:11月16日 著者:川瀬 七緒
飴っ子おこうの物語の感想
殿村進さんについて調べていた時に見つけた話。YouTubeの朗読動画で。
気立ての優しい働き者の娘「おこう」が「白ひげ大神」に助けられたことから、病に倒れる人々のために薬のアメを作ろうと頑張り、夢枕に立った白ひげじいさまの教えをうけ、とうとう薬のアメを作り上げるという物語。
作:佐藤 吉彦
絵:殿村 進
https://yamanosu.com/blog-entry-180.html
読了日:11月16日 著者:
雨の中で踊れ 現代の短篇小説 ベストコレクション2023 (文春文庫 編 23-1)の感想
タイトル買い。梅雨時に読もうと思って買ったはずなのに、最初の1編だけ読んで長い事放置していたアンソロジー。「走れ茜色」(君嶋彼方)を読んだ後に「より多く愛した者が敗者である。そして苦しまねばならぬ」という言葉を思い出してしまった。三角関係にもならない、彼と彼と彼女の関係。高校生だからまだどこかもしかしたらいずれどこかに救いがあるのでは…と考えてしまう。初読みの作家さんもいてタイトルも内容も面白い作品が多くて楽しめた。
読了日:11月17日 著者:日本文藝家協会編
ラ・マルディシオン: 呪い (蒼コミックスBLACK BUNKO 怪奇恐怖全集 18)の感想
なんとなく表紙が気になり…最初が「『ナメクジの島」……絵柄が古賀新一先生や伊藤潤二先生だったらもっとキモチワルイな😰と思いながら読んでラストに😱😱😱「ベネーニャ」は麻薬系のお菓子と環境問題などが絡む社会派ホラー?な感じ。「孤島の秘密」「グリーン」「魅惑の指輪」「ラ・マルディシオン」の短編集。
読了日:11月17日 著者:北川 玲子
箱男 (アリス文庫)の感想
タイトルの「箱男」はオールカラー。淋しい子は楽しい夢を見せられたあと、箱に閉じ込められさらわれちゃうよ?! セリフはなし。他の「グリーン」「魅惑の指輪」「ラ・マルディシオン」は既読だった。
読了日:11月17日 著者:北川玲子
二回死ぬ事ができるなら : ー運命の再構築ーの感想
コチラの記事を読み、KindleUnlimitedで。
数枚、イラスト(カット)がある。
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=281433
読了日:11月18日 著者:TSUBASA
大人の眼と子供の眼(小学館の名作文芸朗読): 小学館の感想
朗読ではなくえあ草紙で。
子ども時代に見たものと感じたこと、考えたことが大人になってから振り返ると……どちらも必要ではないかと思ったりする。「子供の眼が夢を見る眼ならば、これは実在を見る眼である。それが幻影を見る眼ならば、これは現実を見る眼である。(略)同時にまた贋物にのぼせ上がり、くわせ物にだまされることのなくなったのが、大人の眼の効果である。」
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/53186.html
読了日:11月19日 著者:水上 滝太郎
染盛はまだかの感想
「田村はまだか」(朝倉かすみ)ってあったな、と思いながら読む。窓拭きアルバイトをしている染盛とそのまわりの人たちとの話。お仕事漫画になるのか? 高所作業は怖い💦 窓拭きアルバイトは「青空のルーレット」(辻内智貴)も思い出した。KindleUnlimitedで。
読了日:11月20日 著者:清田聡
あやかし手製本編纂館 あなたの想い、紡ぎます (角川文庫)の感想
製本に関するブログ記事を読むことがあり、あやかしとついたタイトルにうーん、と思いつつ購入。ファンタジーといえばファンタジーなんだけれど、お仕事小説でもあるのかな。「本当はむかついていることが山ほどある癖に、言葉にも態度にも出さないで、愛想笑いでやり過ごしていれば丸く収まるだろうみたいな考え方。どうせ言っても理解できないだろうって、相手に何の期待もしない。それって、相手をめちゃくちゃ馬鹿にする考え方だってこと、気づいています?」(P158)ちょっと無理矢理な感じもしたけど、続編があるなら読みたいかな。
読了日:11月20日 著者:森原 すみれ
海賊忍者の感想
海賊と忍者の組み合わせ? へんなタイトルだと思って、コチラの試し読み部分のみ。文庫になった時にまた全部読むか考えることにする。
https://note.com/kadobun_note/n/n1720270f9131
武田水軍って知らなかったなぁ。
https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?id=1000282784&page=ref_view
読了日:11月21日 著者:諏訪 宗篤
私たちのおやつの時間 (宝島社文庫)の感想
表紙とタイトル買い。スイーツ女子の軽い話かと思っていたので、最初からアレ?となる😅 連作短編集だとも思っていなかった。出てくる料理の大部分が初めて知るものだった。途中で調べたりすると話が途切れてしまい楽しめなくなるので読み終わるまで我慢。京都に土地勘があったり言葉のイントネーションがわかっていたらもっとよかったんだろうなぁ。
読了日:11月22日 著者:咲乃 月音
昭和の名短篇 (中公文庫 あ 96-1)の感想
深沢七郎の「おくま嘘歌」が読みたくて購入。読み終わったあとはしばらく次の話を読めなかった。63歳のおくまは夫に先立たれたが、それなりに幸せに暮らしている。実年齢より大きな数を言って「若く見える」ことを喜んだりして見栄っ張りの田舎のおばちゃんなのかと思うが、読んでいくとせつなくなる。時々バスに乗り孫の顔を見に行くのだが、本音は娘が心配だから。重くなった孫をおんぶするのは辛いのだが、それを言ったら娘が気にするから大丈夫と言う。そういうやさしさがおくまの嘘には隠されている。最後の一文もまた彼女らしくて泣ける。
読了日:11月23日 著者:
魯肉飯のさえずり (中公文庫 お 101-1)の感想
表紙買い。就職活動がうまくいかず、大学卒業後、渡りに船のような状態で結婚した、母親が台湾人の桃嘉。愛情はあったはずなのにダンナがダメ男だった😓 母親の秀雪も娘のことをとても気にかけているが、秀雪もまたその母には大事な娘。「だれといても、どこにいても、自分のいちばん近くにいるのは自分自身なのよ。だからね秀雪、だれよりもあなたがあなた自身のことをいちばん思いやってあげなくては。自分自身をないがしろにしながらひとさまのことを大事にしようだなんて、そんなのできっこないのよ」(P134)母娘、家族の物語。
読了日:11月25日 著者:温 又柔
おひとりさま日和 ささやかな転機 (双葉文庫 に 03-09)の感想
サブタイトルの「ささやかな転機」にあるように、他人からしたらそんなことかもしれないけれど、本人にしたら結構な出来事や出会いだったりする。「アンジェがくれたもの」(大崎梢)では犬が「この扉のむこう」(咲沢くれは)では猫が出てくる。離婚式を扱った「リフォーム」(坂井希久子)が一番好きかも。第3弾もあるならまた読みたい。
読了日:11月28日 著者:大崎 梢,岸本 葉子,坂井 希久子,咲沢 くれは,新津 きよみ,松村 比呂美
昭和39年の俺たちの感想
◆三島由紀夫は結局、美智子さまとお見合いはしなかった、でいいのか?◆4カ国麻雀をやっていた頃のタモリさん、懐かしい!今の若者には『笑っていいとも!』のタモさんも「知らない」になるのかなぁ。◆市原悦子さん、家政婦シリーズだけではない、名作9本。『翔べ!必殺うらごろし』見た記憶がない◆ROCKER三原じゅん子! デビュー曲くらいしか知らない😅◆昭和版・家族の肖像 モラハラ、パワハラ、DVてんこ盛りのドラマがいっぱいだったな。「寺内貫太郎一家」なんてヤバすぎる。でも父親の役割がハッキリしていたような。
読了日:11月30日 著者:
風貌―太宰治のことの感想
青空文庫で。太宰治の可愛らしい、愛すべき人柄が語られる。井伏鱒二か書いた太宰の話などもあり、実際、会って太宰と話してみたかったなと思ってしまった。とてもせつなくなる哀悼の文章だった。
読了日:11月30日 著者:小山 清
夢の感想
短い話なのに引き込まれてしまう。古本屋のじいさん…とばっちり!? 天本英世さんで脳内再生されてしまった。https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009071247_00000
読了日:11月30日 著者:原 民喜
読書メーター
読んだ本の数:43
読んだページ数:7809
ナイス数:1139

♪ぼろは着ててもこころの錦……水前寺清さんの「いっぽんどっこの唄」を連想するような、貧しくとも正直に生きている人の話。出てくる母親ふたりの立場は違えど人としてこうありたいと思った。
話と関係ないけど水前寺清子さんの押し花?作品、素敵😊
https://chita365.net/anthology.html
読了日:11月01日 著者:小川 未明

タイトルと表紙買い。表題作を読んでからだいぶ間が空いてしまったが、技女と呼ばれる人たちの矜持に胸を突かれる。歴史には全く詳しくないので、元になった話が何なのか解説にあったけどワカラナイ😓 でもそんなことは関係なく、どの話も面白かったので映像で見たくなる。本当に見事な短篇集。一番好きなのは「背信」かなぁ。「自分だけ高潔な人になって、残されていきていくあたしのことなど、考えもしないで、ほんといにずるい……」(P84)なぜか前川清さんの♪女心の悲しさなんてわかりゃしないわ 世間の人に〜 が浮かんできた🥸
読了日:11月01日 著者:井上 祐美子

宝塚でツレちゃん(鳳蘭さん)がモミイチを演じたという記事を読んでから半世紀近く経ってからようやく…の読書😅 1話1話が短く、スキマ時間に1話ずつ読むのもよさそう。戦争体験により記憶が欠落しているモミイチ。仲良しだった馬のツキスミの蹄の音を聴き、その姿を追い求め、いろんな出会いと体験をする。「ジプシーたちがみんなそろって笛をふいたりラッパをふいたりするのは、みんなちからいっぱいためいきをついているみたいなものなのだ」(P221)串田孫一さんの解説ではない解説(笑)もよかった。いろんな読み方が出来る1冊。
読了日:11月01日 著者:庄野 英二

UV検定ライトという日焼け止めについてのサイトを見ていたら耳にも忘れずに、とあったので(笑)だいたいのあらすじは知っていたけれど、読んだのははじめてかも。
https://cosme-ken.org/uv_kentei/
読了日:11月02日 著者:小泉 八雲

最初が水木しげるさん、最後がつのだじろうさんの漫画で、落語も童話も戯曲も実話もあるアンソロジー。「死神になった男」(源氏鶏太)が一番好きかも。織田作之助の「死神」は未完なのか。
読了日:11月03日 著者:

「鉄道員」は既読だったけれど、お盆の頃に「うらぼんえ」をすすめられたので、コレが収録されている短編集を購入。他「ラブレター」「悪魔」「角筈にて」「伽羅」「ろくでなしのサンタ」「オリヨン座からの招待状」。生きている人間の方がユーレイよりも不気味で始末におえないのでは、と思ったり。すすめられた「うらぼんえ」はおじいさんの気持ちがたまらんかった😭 解説に「登場する夫の親戚たちを描きわける筆致の冴えを見られたい」とあったけれど、田舎の厭らしさが満載だった。若い時に読むより今、読んだのがよかったのだと思う。
読了日:11月05日 著者:浅田次郎

あかとき星レジデンス 日本のどこにでもある公団住宅。だがそこに入居しているのは遠い星からきた宇宙人だった。彼らは自分たちの星の寿命が近づいているため、新しい移住先の候補として地球の調査に来ていた。地球人に擬態し仕事を持ち地球人と共に家族として暮らしながら調査を進める彼らだったが、日々の暮らしを営むうち次第に小さな変化がおとずれるー。今日はアパート記念日だというのでアパートが舞台の話をマンガ図書館Zで。
https://www.mangaz.com/book/detail/205841
読了日:11月06日 著者:犬上すくね

やはり今日は読まねばと表題作のみを。北風伯爵が年を重ねた北風小僧の寒太郎だったら、とか再読するとアホなことばかり考えてしまう。さて、明日はどっちだ!?
読了日:11月07日 著者:恒川 光太郎

包帯と学校で寺山修司の「包帯を巻かれて消えしわが指が恋し小学校の吸血鬼かな」を思い出したりして…特に関係はないけれど😅 あぁ少女漫画の世界らしくていい展開ですな😍
読了日:11月07日 著者:山形 あおな

読んだことがあるような気がする作品もあった。吉来駿作さんは初めて。ホラーで怖いッ!というよりもこれからも生きていくために背中を押してくれた、と感じた。表紙もなんとなく可愛いし(笑)
読了日:11月07日 著者:有栖川 有栖,石田 衣良,鈴木 光司,小路 幸也,吉来 駿作,道尾 秀介,恒川 光太郎

コチラの記事を読んで。小学生時代、ジャンケンで負けたら荷物持ちとかやっていました。ひとりに集中することはなかったけれど。お母さんが「みずいろ」を選んだ理由、子どもが好きな色だから、毛糸が安かったから(おい!)とかいろいろあるんだろうけれど、どこまでもつながっている空の色だからなのかなぁ、と思ったり。
https://note.com/stu11/n/na57392619571?from=notice
読了日:11月08日 著者:くすのき しげのり

「生きてみることが答えになるような問いを抱えて生きていこうね」……はい🥹🥹🥹
二男が誕生日にブックカルテをプレゼントしてくれて、選んでもらったうちの1冊。布張りだとは思わず、内容より先に本の佇まいに感動🥸 届いたのはこの書影の色だったけど他もステキ。
https://nanarokusha.shop/items/633b81105976200a1d267a3a
読了日:11月08日 著者:木下龍也

仕事中なのにフラフラと…働き過ぎということはないだろうけれど、自転車にしか乗れない少年には自動車は憧れだろうしそこに美女がいたら……白昼夢のような雰囲気もあるが。最後はナニ? 事故に遭うのか?
読了日:11月08日 著者:原 民喜

好きだったスターさんがディナーショーで歌った曲と同じタイトルだと思って買った気がする1冊😅
海洋研究所で働くイーサン。国際バイオ企業から依頼が入り、間もなく捕獲された仔シャチがやってくる。セブンと名付けられたシャチは訓練を開始すると人の意図を理解し、驚異的な能力を発揮して……メルヘンチック、ファンタジーっぽいところと科学的、専門的なところが混ざったような話で、生物兵器が思い浮かんだ。余談⇒ヘラジカを狩るシャチ
https://forbesjapan.com/articles/detail/74899
読了日:11月10日 著者:永原 皓

青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001030/card47871.html
くだけたオタク構文庫で読むのもまたいいかも。アカハラと夫婦の話。ラストの一文は青空文庫とオタクでは印象がかなりかわる(笑)
https://otakobun.bunko.jp/books/47871
読了日:11月10日 著者:堀辰雄

泉鏡花作品に対する堀辰雄の感想?だった。萩原朔太郎の「自分は怪談と云ふものを好まない。ちつとも怖いと思つたことがない。しかし。さう云ふ怪談にエロチックな要素が這入つてくると、それが妙に怖くなり出す。だから『牡丹燈籠』のやうな怪談だけは好きだ。」にムフ🤭 鏡花は読みにくいので現代語訳されたものがないかなぁ、「貝の穴に…」読まねば!
読了日:11月10日 著者:堀 辰雄

NHK杯と真央リンクのニュース記事を読んだので懐かしくなり😄 今は4回転が当たり前になっているのがスゴイですね。
https://maorink.com/
読了日:11月10日 著者:川原 泉

現代語訳やあらすじなどをまとめた記事と合わせながら頑張って読んでみたけれど、河童が話す時の語尾につく「まっしゅ」「でっしゅ」ばかりが頭に残ってしまい……エロカッパという言葉はここからなのだろうか、とちょっと考えてしまった。
読了日:11月11日 著者:泉 鏡花

一言で言えばモダモダした若いふたりの話。ちょっと長くて飽きてしまい、読むのに時間がかかってしまった。
読了日:11月12日 著者:藍川竜樹

少しばかり婚期が遅れた侯爵令嬢のセレーナ。どうしてもと頼みこまれて公爵令息のオスカーと結婚することに。しかし初夜に「君のことを好きにはなれないかもしれない」と言われ……なんだよ、コイツは?!な話。銀英伝のオスカー・フォン・ロイエンタールもかなり歪んだ性格だったけど、コイツには惚れた😍なんてならないな。後半は拗らせた分、がっついていたし(描写はそれほどでもない)……軽く読む分にはいいと思う。
読了日:11月13日 著者:桜百合,三浦 ひらく

今月19日「埼玉鴨場」で32か国の外交団をもてなすとの発表(接待は2019年の冬以降、コロナ禍で中止されていたため、5年ぶりの開催)にこの昔話が浮かんだので、絵がかわいいコチラを読んでみた。他の話もいくつか読んでみたが、ビミョーに内容が違って、最後も火事のパターン(この絵本は火事)とドジョウなどを手に入れるラッキー?なターンがあるよう。
読了日:11月13日 著者:creative fantasy

初めて聞く名前。1910年、岡山生まれ詩人。県邑1936年、國學院大学を卒業。叔父の経営する貿易会社に就職し、翌1937年、結婚を機に宮部に改姓。神奈川県に転居。1944年、第四詩集『夜のひきあけ』を発表後、徴兵され、陸軍少尉として南方戦線へ。1945年、ビルマ(現ミャンマー)の野戦病院にて病没。享年35。青空文庫にある他の作品はキリスト教なのかな、その色が強くて読んでも全くわからなかったので途中でお手上げ。この詩集も入院中の気分が書かれているようで、難しいのだけれど。とりあえず最後まで読んだ。
読了日:11月13日 著者:高祖 保

小説の悪役令嬢と悪役王子に転生してしまった「私(クラリス)」と「俺(エディアルド)」。原作では主役の勇者と聖女に嫉妬して闇堕ちするのだが、そんなのはジョーダンじゃない!と原作とは違う道を歩み始める。お互いに転生者とは知らないまま婚約、お互いに好意も生まれ……それぞれの視点で話が進む。原作ではモブキャラだったであろう人たちの活躍も楽しくサクサク読んでいたら、えっ、ここで終わり?! 続きものだったか💦
読了日:11月14日 著者:秋作

まだまだつづく……だった😱
だんだん役者が揃ってきた。イラストは私のイメージとは違うんだよなぁ。
WEB版を見つけたので、続きはそれを読むことにする。https://ncode.syosetu.com/n1408hn/
読了日:11月14日 著者:秋作

ずっと片思いしている幼なじみのクラウドと恋人の振りをすることになったアレット。このチャンスを生かしてクラウドと両思いに!と思うのだが、なかなか素直になれない。クラウドからは本物らしく見せるためと恋人のレッスンを……もしかしてからかわれているのでは?!とアタフタジタバタする恋する乙女! 両片思いだとわかっているので、読んでいる方は高みの見物的な(笑)
読了日:11月15日 著者:夏目みや

前世で遊んでいたゲームの世界で暮らしていたことに気がついた主人公・シャーロットは王太子から婚約を破棄された。職業が〈癒し手〉である乙女ゲームのヒロインと比べられ、しかも「笑いもせずつまらない〈闇の魔法師〉の女は世界の平和でも祈ってろ」と言われ…「それなら敵国で〈癒し手〉に転職します!」 と国を出て冒険の旅に! 悪役令嬢っぽいところはないのだけれど。ゲームの知識を活かし、仲間と協力しジョブチェンジしていく様子は楽しい。そして続きものだったので2巻へ😅
読了日:11月15日 著者:ぷにちゃん

何故か砂金を取りに行くアメリカンドリームな話だと思っていたので、アレ、外国が舞台じゃないわ…となった😅 思っっていたよりも壮大な事件に巻き込まれていてビックリした。そしてキャラが極端というかぶっとんでいるというか……でもどこかにこういう人たちっているのかも、と思ってしまう。あのまるい鳥の巣にはそんな危険が……! ペットショップの火事から広がる闇が深い。警察へのチクチクしたイヤミ?もたまらん(笑) シリーズ化されているようなので次も読みたい。
読了日:11月16日 著者:川瀬 七緒

殿村進さんについて調べていた時に見つけた話。YouTubeの朗読動画で。
気立ての優しい働き者の娘「おこう」が「白ひげ大神」に助けられたことから、病に倒れる人々のために薬のアメを作ろうと頑張り、夢枕に立った白ひげじいさまの教えをうけ、とうとう薬のアメを作り上げるという物語。
作:佐藤 吉彦
絵:殿村 進
https://yamanosu.com/blog-entry-180.html
読了日:11月16日 著者:

タイトル買い。梅雨時に読もうと思って買ったはずなのに、最初の1編だけ読んで長い事放置していたアンソロジー。「走れ茜色」(君嶋彼方)を読んだ後に「より多く愛した者が敗者である。そして苦しまねばならぬ」という言葉を思い出してしまった。三角関係にもならない、彼と彼と彼女の関係。高校生だからまだどこかもしかしたらいずれどこかに救いがあるのでは…と考えてしまう。初読みの作家さんもいてタイトルも内容も面白い作品が多くて楽しめた。
読了日:11月17日 著者:日本文藝家協会編

なんとなく表紙が気になり…最初が「『ナメクジの島」……絵柄が古賀新一先生や伊藤潤二先生だったらもっとキモチワルイな😰と思いながら読んでラストに😱😱😱「ベネーニャ」は麻薬系のお菓子と環境問題などが絡む社会派ホラー?な感じ。「孤島の秘密」「グリーン」「魅惑の指輪」「ラ・マルディシオン」の短編集。
読了日:11月17日 著者:北川 玲子

タイトルの「箱男」はオールカラー。淋しい子は楽しい夢を見せられたあと、箱に閉じ込められさらわれちゃうよ?! セリフはなし。他の「グリーン」「魅惑の指輪」「ラ・マルディシオン」は既読だった。
読了日:11月17日 著者:北川玲子

コチラの記事を読み、KindleUnlimitedで。
数枚、イラスト(カット)がある。
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=281433
読了日:11月18日 著者:TSUBASA

朗読ではなくえあ草紙で。
子ども時代に見たものと感じたこと、考えたことが大人になってから振り返ると……どちらも必要ではないかと思ったりする。「子供の眼が夢を見る眼ならば、これは実在を見る眼である。それが幻影を見る眼ならば、これは現実を見る眼である。(略)同時にまた贋物にのぼせ上がり、くわせ物にだまされることのなくなったのが、大人の眼の効果である。」
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/53186.html
読了日:11月19日 著者:水上 滝太郎

「田村はまだか」(朝倉かすみ)ってあったな、と思いながら読む。窓拭きアルバイトをしている染盛とそのまわりの人たちとの話。お仕事漫画になるのか? 高所作業は怖い💦 窓拭きアルバイトは「青空のルーレット」(辻内智貴)も思い出した。KindleUnlimitedで。
読了日:11月20日 著者:清田聡

製本に関するブログ記事を読むことがあり、あやかしとついたタイトルにうーん、と思いつつ購入。ファンタジーといえばファンタジーなんだけれど、お仕事小説でもあるのかな。「本当はむかついていることが山ほどある癖に、言葉にも態度にも出さないで、愛想笑いでやり過ごしていれば丸く収まるだろうみたいな考え方。どうせ言っても理解できないだろうって、相手に何の期待もしない。それって、相手をめちゃくちゃ馬鹿にする考え方だってこと、気づいています?」(P158)ちょっと無理矢理な感じもしたけど、続編があるなら読みたいかな。
読了日:11月20日 著者:森原 すみれ

海賊と忍者の組み合わせ? へんなタイトルだと思って、コチラの試し読み部分のみ。文庫になった時にまた全部読むか考えることにする。
https://note.com/kadobun_note/n/n1720270f9131
武田水軍って知らなかったなぁ。
https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?id=1000282784&page=ref_view
読了日:11月21日 著者:諏訪 宗篤

表紙とタイトル買い。スイーツ女子の軽い話かと思っていたので、最初からアレ?となる😅 連作短編集だとも思っていなかった。出てくる料理の大部分が初めて知るものだった。途中で調べたりすると話が途切れてしまい楽しめなくなるので読み終わるまで我慢。京都に土地勘があったり言葉のイントネーションがわかっていたらもっとよかったんだろうなぁ。
読了日:11月22日 著者:咲乃 月音

深沢七郎の「おくま嘘歌」が読みたくて購入。読み終わったあとはしばらく次の話を読めなかった。63歳のおくまは夫に先立たれたが、それなりに幸せに暮らしている。実年齢より大きな数を言って「若く見える」ことを喜んだりして見栄っ張りの田舎のおばちゃんなのかと思うが、読んでいくとせつなくなる。時々バスに乗り孫の顔を見に行くのだが、本音は娘が心配だから。重くなった孫をおんぶするのは辛いのだが、それを言ったら娘が気にするから大丈夫と言う。そういうやさしさがおくまの嘘には隠されている。最後の一文もまた彼女らしくて泣ける。
読了日:11月23日 著者:

表紙買い。就職活動がうまくいかず、大学卒業後、渡りに船のような状態で結婚した、母親が台湾人の桃嘉。愛情はあったはずなのにダンナがダメ男だった😓 母親の秀雪も娘のことをとても気にかけているが、秀雪もまたその母には大事な娘。「だれといても、どこにいても、自分のいちばん近くにいるのは自分自身なのよ。だからね秀雪、だれよりもあなたがあなた自身のことをいちばん思いやってあげなくては。自分自身をないがしろにしながらひとさまのことを大事にしようだなんて、そんなのできっこないのよ」(P134)母娘、家族の物語。
読了日:11月25日 著者:温 又柔

サブタイトルの「ささやかな転機」にあるように、他人からしたらそんなことかもしれないけれど、本人にしたら結構な出来事や出会いだったりする。「アンジェがくれたもの」(大崎梢)では犬が「この扉のむこう」(咲沢くれは)では猫が出てくる。離婚式を扱った「リフォーム」(坂井希久子)が一番好きかも。第3弾もあるならまた読みたい。
読了日:11月28日 著者:大崎 梢,岸本 葉子,坂井 希久子,咲沢 くれは,新津 きよみ,松村 比呂美

◆三島由紀夫は結局、美智子さまとお見合いはしなかった、でいいのか?◆4カ国麻雀をやっていた頃のタモリさん、懐かしい!今の若者には『笑っていいとも!』のタモさんも「知らない」になるのかなぁ。◆市原悦子さん、家政婦シリーズだけではない、名作9本。『翔べ!必殺うらごろし』見た記憶がない◆ROCKER三原じゅん子! デビュー曲くらいしか知らない😅◆昭和版・家族の肖像 モラハラ、パワハラ、DVてんこ盛りのドラマがいっぱいだったな。「寺内貫太郎一家」なんてヤバすぎる。でも父親の役割がハッキリしていたような。
読了日:11月30日 著者:

青空文庫で。太宰治の可愛らしい、愛すべき人柄が語られる。井伏鱒二か書いた太宰の話などもあり、実際、会って太宰と話してみたかったなと思ってしまった。とてもせつなくなる哀悼の文章だった。
読了日:11月30日 著者:小山 清

短い話なのに引き込まれてしまう。古本屋のじいさん…とばっちり!? 天本英世さんで脳内再生されてしまった。https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009071247_00000
読了日:11月30日 著者:原 民喜
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rohengram799 at 07:20|Permalink│Comments(0)