週刊モーニング

2016年08月27日

乗雲便りNo.24:みのり

「新国立」旧案68億円支出……新聞の見出しにビックリしてしまいました! 旧計画に絡む支払いは終了したそうですが、なんてムダ遣いなんでしょう!旧デザインを監修したハディド氏側には約13円支払い……また公的年金の積立金を運用する「年金積立管理運用独立行政法人」(*)が4~6月期の運用収益が「約5兆円の赤字」にはこんな団体があったのかというのと、桁が多き過ぎて別世界の話のよう……「消費税が10%に?たいしたことじゃないだろ~( ̄ー ̄)」と言われているような気分にもなってきますわ。

(*)厚労省管轄。国民年金と厚生年金の保険料のうち、年金として給付されない積立金を、国内外の株式や債券で運用。世界最大級の機関投資家で、運用資産額は約130兆円。



先週発売の漫画雑誌「モーニング」から惣領冬実さんの『マリー・アントワネット』の連載がはじまりました。なんとヴェルサイユ宮殿監修です! もちろん史上初! 池田理代子センセーの『ベルサイユのばら』とはまた違った楽しさでワクワク((o(^∇^)o)) 『ベルばら』でもオーストリアからフランスに入る時に全部着替えさせられた場面がありましたが、これはいつ読んでもなんとも言えないせつない気持ちになります。故郷に関するものを全く持ち込めないわけですから。マリーはまだ王妃ではなく、幼い女の子ですからね。ルイ16世は理代子センセーより男前に描かれています(笑)


《ヴェルサイユでは人が訪れる度 私は着替えをしなければなりません しかも公衆の面前で呆れるほど恭しくー私はまるで着せ替え人形のようです いったいこのようなことに何の価値があるのかまったくもって謎です》


日本でもお姫さまはこんな感じだったんでしょうか? 人がくる度に着替えたという話は聞いたことはないですが、至れり尽くせり……というか何でもしてもらっていたんだろうなぁ。


同誌には隔月掲載ですが、山岸涼子さんがジャンヌ・ダルクの生涯を描く『レベレーション』もあって、フランスの歴史を学んでいるような気分になっています(笑)


山岸さんの作品では、顔のまわりに羽根がある天使というのをはじめて知りました。熾天使(してんし:Seraphim セラフィム)とか智天使(ちてんし:Cherubim ケルビム)とかいうヤツ(失礼)らしいです。人面魚とか人面犬とかとはもちろん違う、なんとも言えない不思議な感じ(◎-◎;) 宗教画をよく見ている人にはおなじみなのかも。



火曜日あたりに台風が関東にやって来そうです。明日は仕事が休みなので買い出しかしら……米もなくなったし(´;ω;`)……あ、米といえば誉田哲也さんの『幸せの条件』を読んで、米作り・野菜作り、農家の大変さをあらためて感じました。天気により大きな影響があります。実りの秋を無事迎えられますように……皆さまにもたくさんのいろんな“みのり”がありますように~(´ー`)ノ




*前の記事のお返事遅れますm(__)m





rohengram799 at 09:26コメント(9) 

2016年06月11日

閑雲便りNo.16:まるごとメロン~(;゜∀゜)!!

『腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)』……スーパーのチラシで見たこの言葉、なんかスゴい字面です。七十二候のひとつで、6月11日~15日頃。蛍が夜光を発しながら飛ぶ頃、それは「腐った草が蒸れて蛍になったのよ」って意味でいいのかしら…(´・ω・`)?

文化5年に発行された『改正月令博物筌』に「腐草はくされたる草なり。暑さに蒸されて蛍を生ず」と書かれているらしい……螢は腐った竹の根や、腐った草が蒸れて蛍に化したものだと考えられていたということですね。突然ピカピカ光る虫が出てきてビックリして考えた結果なんでしょうか、想像力がスバラシイ( ̄▽ ̄;) 


さてさて、週刊モーニングで毎号ではないのですが『そのおこだわり俺にもくれよ!!』というマンガが載っています。主人公を女性にしてドラマになってますね。以前書いた浮き雲便りNo.15:アイスミルクに登場した『東京都北区赤羽』を描いている清野とおるさんの自分なりのスゴいこだわりを持つ人を取材し、自分もチャレンジする、体当たりルポ(?)漫画です。私とオタ息子は結構好きなんですが、ダンナはイマイチだと言うこのマンガ、)今回は「メロンの女」でした!

メロンが大好きで(品種にこだわりなし)「メロンをまるかじり」しちゃう23歳の女性(^^;)(;^^) まず頭の部分を包丁でカットし、皮をピーラーで剥いていきます。皮に近い実の部分は甘くないのでケチらず派手に深く剥いて大丈夫(o≧▽゜)o

メロンは中心が一番甘いので、そこにむかってひたすらまるかじりそうして最も甘い部分に近づくとそれはもう濃厚なメロンのかほりがするらしいです。ここで「もうメロン、メロンだな!!」と言いたくなったアナタはオヤジ度MAXですから、気をつけましょう(; ̄ー ̄A

この真ん中が空洞化している場合は、メロン果汁がたまっていてまた美味なんだそう。そしてこれをトップバリューのやっすい(失礼)日本酒(ワンカップ)に2~3割入れるとフルーティーな純米酒に大変身するらしいです(^^)/\(^^) メロンに日本酒を入れて、メロングラスで呑むのもまたなんとも贅沢でたまらん《*≧∀≦》……らしいです。メロン果汁だけでなく、オレンジやリンゴでもイケるのかしら? 彼女はメロン果汁+ワインや梅酒も試してみようとワクワクしていました。

メロン……私はそんなに好きじゃないし、はじめて生ハムメロンを食べた時には何がウマイのかわからん……だったので、メロンまるかじりは一生やらないと思います(^。^;) メロンパンもあんまり……もしメロンLOVE・LOVEな方がいらしたらぜひチャレンジして記事にして下さい!

あ!『鬼灯の冷徹』というマンガも連載中なんですが(何回かブログに書いています)今回、猫(神)キャラの話題で《猫が威嚇する際「シャー」という特有の声を出すのは天敵の蛇を真似ているからだとか》とありました。ほー、そうなのか!

いくつになってもマンガから知識を得るワタクシ……これからもどんどんオモローな種を拾いま~す(*´∀`)♪





rohengram799 at 21:03コメント(6) 

2016年06月07日

閑雲便りNo10:三方一両損

週刊モーニングで連載中の『銀座からまる百貨店お客様相談室』というマンガで、祖母が高校入学祝としてピアスを買ってあげたことから問題が始まり……先週号で解決したのですが、まぁ嫁姑バトルがコワイ~((((;゜Д゜)))!!

母親は姑と折り合いが悪いのもあり「ピアスは早い!」と娘から取り上げ、返品にやってきました。基本、ピアスは返品不可だし、買った本人(姑)からの申し出でもないので返金も無理だし、デパート側は断ります。次に娘がやってきて「それは私が買ってもらったのだから返して!」と……イヤイヤ、それもムリですって!……娘は同じ商品を万引きしようとして見つかり……( ̄ヘ ̄)

母親と姑の醜いバトルがお客様相談室で繰り広げられ、父親登場でビシッ!と言ってもらえるかと思ったら、強面なのにどっち付かずのヘタレ親父で、店員もちゃんと治めてくれないのかよ、とガッカリ。クレーム処理対応の人って本当に大変ですわ。

結局は「タイムカプセル郵便サービス」に落ち着きました。卒業を迎える3年後にお届けしま~す(´∇`) 姑が反対したら嫁が「3年後だと形見になる可能性がありますしね」なんて言うし、姑は「30年後だって生きてやる!」って言うし……そして「3年後はイヤ!」という娘(孫)には声を揃えて『あなたもそれくらいの我慢ができなくてどうするの!!』と怒鳴る………!!

『三方一両損』……落語や講談でお馴染みのアレです! 左官金太郎が3両拾い、落とし主の大工吉五郎に届けるが、吉五郎はいったん落とした以上、自分のものではないと受け取らない。大岡越前守は1両足して、2両ずつ両人に渡し、三方一両損にして解決する……祖父や父と何回もテレビで見ましたわ、懐かしい!!

嫁姑バトルはよく聞きますが、婿さんと舅とかはあまり聞かないのは、女性パワーに圧倒されてしまって「お互い苦労するな」になるからかしらん?


「タイムカプセル郵便」って、郵政民営化になったからか、郵便局だけのものではないのですね。「みらいねっと」「未来郵便」「未来便.com」とか名称は微妙に違いますが(-o-;) 全く関係ないですが、精子バンクがきちんと法整備されていなくて個人でのやり取りが可能というのがコワイなぁと感じたことを思い出してしまった!

タイムカプセル郵便、だいたい保管期間は最長10年。預かって貰うのでお金もいくらかかかります。今は市町村合併よりも自然災害で住居が変わる可能性があるので、あまり先を予定していると迷子郵便になってしまうかも……。

子どもが生まれた時には誕生日ごとに手紙を書いて、二十歳の誕生日にまとめて渡すんだ(≧▽≦)なんて思っていましたが、書いたのは一歳の誕生日だけでした……私には思い出を保管する能力がないような気がします。

とりあえずこのブログが残っていて、子どもたちが気がついたら私からのタイムカプセル郵便になるかしらん? すでにバレていて受け取り拒否されたりして(ー_ー;)



rohengram799 at 17:44コメント(8) 

2015年10月09日

暁雲便りNo.6:HaHaの朝

シフト変更があり、休みを楽しんでいるワタクシです……こんな毎日が続いて欲しい……働きたくない……宝くじが当たらないかな……(^^;)))


毎週買っている『モーニング』に連載中の産婦人科医でピアニストという主人公のマンガ『コウノドリ』がドラマ化(なんでもかんでもドラマになったり舞台になったりでちょっとウンザリもしますがすが)……このマンガを読むとお産って本当に命がけなんだなぁって思います。マタニティマークを悪用する人とか妊婦様と揶揄されるような人たちがいるのは残念ですけど…。


そして私がかなり気にいっていた『HaHa[ハハ]』というマンガが終わってしまいました……亘江(のぶえ)というワイルドな母が息子に自分の両親の話をからめて昔話をするんですけど、本人も母親も父親もかなりクセモノでメチャクチャなところも……。下関の大きな旅館の娘で仲居さんたちもたくさんいて、頑固親父にキセル姿が似合いすぎる偉大な母。



『亘江 人間はお金を稼ぐための生き物ではないわ  楽しく生きるために努力する生き物よ…』



自分もなぁ……子どもたちにこんな言葉を遺せる母親でありたいと思いました。マンガを読むのも億劫になることがありましたが、やっぱりこういうのに出逢うといいな、やっぱりたのしいな、好きだなって思いました。



楽しく生きるために努力する……そのためには資金がないとかなしいしなぁ……がんばろう……こんなワタクシ、岸田智史さんの『きみの朝』を口ずさんでいます。



♪かわろうとする魂と よどんでしまう魂と
ああ 体じゅう輝きながら 旅立ってゆけ朝に
モーニング モーニング きみの朝だよ
モーニング モーニング きみの朝だよ






rohengram799 at 12:51コメント(18)トラックバック(0) 

2011年07月23日

第540号:もじもじライフ

週刊モーニングに『ケシゴムライフ』という漫画が短期連載されていました。私は結構気にいっていた漫画なのです♪


大きな蜂の巣をとってくれた先生にみんながスゲー!とか歓声をあげる中、もじもじして何も言えない少年。先生は「お礼を言おうとしてくれているんだね」と頭をなでてくれるのです。


ミツバチが八の字ダンスをして「ここに花があるよ」とか「巣を作ろう」と仲間にサインをおくっているように、人だって自分でも気がつかないうちにダンスを踊り、「僕はここにいるよ」ってサインをおくっていると優しく話してくれたんですよ~。


私も小さい頃は本当に「もじもじくん」で、よく母親に「ぐじぐじしない!」(これは方言なのか?)と怒られたものですわ(-_-;)今はおばちゃんになり、ある程度モノを言えるようになりましたが、ブログを書くようにはしゃべれません('~`;)


しかし、学生時代にどんな先生に出逢うかでかなり進む方向が違ってくる気がしますね。


そうだわ~、ワタクシ、高3の時、大学は全滅だし県内で就職もしたくないし、はぁ~あ!なんて毎日ゴロゴロして体重が増加しておりましたの!


そしたらですね、どうも担任(おばちゃん先生だが男子校にいたから気が強い系)はワタクシに赤ちゃんができたので(お腹に視線を感じた)進学も就職もしないと思っていたようです……まだ身体だけは清かったワタクシ「ひどいわ~!」と思いました( ̄▽ ̄;)


あ、結果的には専門学校進学で~す♪


rohengram799 at 10:40コメント(12) 
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ