2022年12月14日

夜霜雲便りNo.8:冬の読書

こんにちは🐥

津川絵理子さんの句集『夜の水平線』(※)にある「成人式ビニール傘の雨の艶」を読んで成人、ビニール、艶……からビニ本を思い出したヤバいおやぢなワタクシ、「古本に男のにほひ秋深し」には古本屋の独特の匂いって本の加齢臭なのかしら?などと考えたりする、そんな水曜日の昼さがり🥸

読書メーターに積読本として登録中の青空文庫作品をちまちま消化しています。短い話ばかり😅

今は出版社が無料全文公開してくれる作品もあって、この前読んだコチラの話は面白かったです。買ってから失敗した!率が減るのは嬉しい(笑) 

【松崎有理『シュレーディンガーの少女』刊行記念・収録作品より二編を全文公開!】
http://www.webmysteries.jp/archives/31003843.html


今日のフランス話🌹(笑)
ベルサイユ宮殿内のホテルの話。スゴい✨
http://kimikobotti.blog.jp/archives/52346414.html

あと「フランス落し」という言葉が気になり、なんだそりゃ?!と思ったら、鍵でした。アレはこういう名前だったのね💦
https://mikanyu.net/furansuotoshi/


ではでは ⁠(⁠*゚⁠ー゚⁠*⁠)⁠ノ



(※)https://furansudo.ocnk.net/product/2722



rohengram799 at 13:00コメント(2) 

2019年05月07日

景明雲便りNo.4:かいがん

10連休が開けました……昨日の日中はやたらに暑くて、買い物に行ったのはいいけれどクラクラしてしまいましたわ。帰り道、鍵が落ちていて(正直、自転車の鍵だったら素通りた)どう見ても、家の鍵であろうものが2つ………二重ロックにしても鍵がなければ大変だろう、と近くのドラッグストアーの店員さんに「お願いします」と預けてきました。持ち主に早く戻りますように。




♪あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか……

これは私の好きな正やんの『海岸通』(*)ですが、「海岸寺」も各地にあるのですね。私が読んだのは山梨のお寺ですが、石仏をながめてはぅ〜(*´ー`*)となりました。


【海岸寺】 http://harinezumiganemurutoki.com/outland/%e3%80%8e%e6%b5%b7%e5%b2%b8%e5%af%ba%e3%80%8f%e3%81%ae%e7%9f%b3%e4%bb%8f%e3%81%9f%e3%81%a1/ 


https://kenjanomori.com/shrines-and-temples/tsuganesan-kaiganji/2018spring-kaiganji/



こちらの石仏はなんともセクシー♪~(・ε・ )
http://naranokoto.seesaa.net/article/314656652.html

記事にある、道祖神さんを盗むと福がくる話、しあわせを分け合いましょう!的なものがあったんでしょうか? 興味深いです。


あと仏像で思い出しましたが、テレビで「兜仏(かぶとぶつ)」を知りました。戦乱の世、兜の中にお守りとして入れていた本当に小さい仏像。ウサ耳兜とか奇抜なデザインなものを見ては(*゚∀゚)となっていましたが、これは知らなかったです。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/agatai/entry-11213228013.html%3Fusqp%3Dmq331AQQCAEoAZgB2bmUxe7v_6rXAQ%253D%253D


海岸から開眼にはなかなか至りませんが(かいがんの濁点を取ったらカイカン♪なんて考えるおやぢですから! 開眼は甲斐犬………ポカッ!)こうして非日常が見つけられ楽しめるのは、出不精な人間には便利で有難いことです。


皆さまもよい1週間になりますようにヾ(´ー`)ノ



(*)https://sp.uta-net.com/movie/48469/




rohengram799 at 09:22コメント(4) 

2014年11月18日

琥珀雲便りNo.18:合鍵

しばらく放置していた、時代小説アンソロジー『秋びより』を読み終わりました。池波正太郎「市松小僧始末」、藤原緋沙子「秋つばめ―逢坂・秋」、岡本綺堂「菊人形の昔」、岩井三四二「蛍と呼ぶな」、佐江衆一「解錠綺譚」の5編。


最後の話に「別個の錠前を用いずに、鴨居や柱に彫った穴に桟を差し込んで固定する方法」として落し猿・上げ猿・横猿と見ざる・言わざる・聞かざるみたいなのがでてきたのですが、イマイチわからず……調べたら建築用語で使われていて、図もありました! ああ、コレのことを言うのかと納得しました(^◇^)
http://www.kenchikuyogo.com/211-sa/113-saru.htm


そして、いくらなんでもないだろうと思っていた「鍵」モチーフの紋もありました~ちょっとノコギリみたいなヌンチャクみたいなデザインもありますが、面白いですね。
《鍵家紋》
https://www.orenoaikagi.jp/blog/?p=23427



今、KinKi Kidsの『鍵のない箱』がよく流れていますが(松井五郎さんの詞はやっぱいいわぁ!)カギと言いますと、やはり「合鍵」でしょう~義実家に合鍵を渡すのはう~んな気分になりますが、ひとり暮らしの彼氏・彼女から合鍵を渡されたらやった!な気分になるのではないでしょうか( 〃▽〃) ワタクシもそんな初々しいオトメの時代がありましたわ。そして結婚して同じ家の鍵を持つようになり……もしかしたらこんな展開になる可能性もまだあるという大西民子さんの一句。


『帰らざる幾月ドアの合鍵の一つを今も君は持ちゐるらむか』


大西民子さんは盛岡に生まれ、昭和19年に釜石高等女学校の教師になり22年には釜石工業高等学校の教師・大西博と結婚。しかし、ダンナはよその女性のところにいってしまったようです……。この作品、彼女はひとり寒々しい部屋にいるのでしょう。遠くから靴音が響き、それが近づき扉の前で止まり、ドアの鍵が回され扉が開き……「ただいま」と帰って来るのではないかと。同じ鍵を持った夫が、出て行ったまま何日も帰ってこない。二人を夫婦としての証の指輪より、暮らし・生活に直結する形あるものが「鍵」。


鍵を持っているならいつかは帰って来るかも…帰ってきて欲しい。でも、その願いは叶わないのかもしれない……不倫だとハッキリしていなくても、ある日フラッといなくなられたらイヤですよね。そして、自分がもういいや!って踏ん切りがついた時にヘラヘラと帰ってこられてもむかつくしなぁΣ( ̄皿 ̄;;


アパートなど退去する時に鍵を返さない人や合鍵を作っている可能性があるので、大家さんは鍵交換をすると思いますが、たまにやらない場合もあるみたいで……コワイですね。田舎だと鍵はかけなくて大丈夫!とか言う人もいますが、イヤイヤ! 「戸締まり用心、火の用心」で気をつけていきましょう。



ここまで書いていたら、高倉健さんが今月10日に亡くなっていたというニュースが……83歳。合掌。……かなしい(´;ω;`)





rohengram799 at 11:47コメント(8) 
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