青池保子
2023年04月19日
陽春雲便りNo.15∶天空より愛をこめて……?!
こんにちは🐥
明日(4/20)インド洋~太平洋の地域で金環皆既日食が起こるそうですね日本では太平洋側の一部の地域で昼すぎに「部分日食」が見られるようですが、お天気はいいのかな?
https://weathernews.jp/s/topics/202304/150115/
金環皆既日食という言葉から赤江瀑さんの本にそんなタイトルがあったはず〜と検索したら『金環食の影飾り』でした。そして気づいたワタクシ! ずっと『金環食の首飾り』というタイトルだと思いこんでいたことを😱
https://kotyoudou.ocnk.net/phone/product/1659
先月末くらいに『エロイカより愛をこめて』が舞台化される話はきいていて、キャストを見ても神田沙也加ちゃんの元ダンナさんしか知らなくて、そして彼が少佐?!と思っていたのですが、ビジュアル解禁!!でまたなんとも言えないお姿を拝見し……アナタタチはダレ?!となったんですが、実際動いたり喋ったりしたら印象は変わるのかなぁ?https://natalie.mu/stage/news/520841
昔、舞台化されたおモーさまの『トーマの心臓』はNHKが劇場中継してくれたんですよね。ユリスモール役の人が萩原流行さんに似ている……と思ってみてました(笑) あとお母さま役がガタイがいい人だった気がする。何回も上映されているんですよね。
https://theatertainment.jp/japanese-play/108001/
私、漫画を舞台化したものって「ベルばら」(宝塚)以外では、劇団名は忘れたけど『カルキのくる日』(花郁悠紀子)が最初だった気がする。花郁さんが若くして亡くなられたのはショックでした。
https://alisato.web2.jp/book/kai/kai06.htm
漫画やアニメの舞台化って実写映画化と同じくらいフクザツですわ😓
昨晩から食堂のおばちゃんシリーズ13『初夏の春巻』を読み始めました。また寝る前に食べ物の話になってしまった😅
https://bookwalker.jp/de0b0eb569-c30b-4bde-9c54-7fa92a3e51ac/
では、またヾ(˙❥˙)ノ
明日(4/20)インド洋~太平洋の地域で金環皆既日食が起こるそうですね日本では太平洋側の一部の地域で昼すぎに「部分日食」が見られるようですが、お天気はいいのかな?
https://weathernews.jp/s/topics/202304/150115/
金環皆既日食という言葉から赤江瀑さんの本にそんなタイトルがあったはず〜と検索したら『金環食の影飾り』でした。そして気づいたワタクシ! ずっと『金環食の首飾り』というタイトルだと思いこんでいたことを😱
https://kotyoudou.ocnk.net/phone/product/1659
先月末くらいに『エロイカより愛をこめて』が舞台化される話はきいていて、キャストを見ても神田沙也加ちゃんの元ダンナさんしか知らなくて、そして彼が少佐?!と思っていたのですが、ビジュアル解禁!!でまたなんとも言えないお姿を拝見し……アナタタチはダレ?!となったんですが、実際動いたり喋ったりしたら印象は変わるのかなぁ?https://natalie.mu/stage/news/520841
昔、舞台化されたおモーさまの『トーマの心臓』はNHKが劇場中継してくれたんですよね。ユリスモール役の人が萩原流行さんに似ている……と思ってみてました(笑) あとお母さま役がガタイがいい人だった気がする。何回も上映されているんですよね。
https://theatertainment.jp/japanese-play/108001/
私、漫画を舞台化したものって「ベルばら」(宝塚)以外では、劇団名は忘れたけど『カルキのくる日』(花郁悠紀子)が最初だった気がする。花郁さんが若くして亡くなられたのはショックでした。
https://alisato.web2.jp/book/kai/kai06.htm
漫画やアニメの舞台化って実写映画化と同じくらいフクザツですわ😓
昨晩から食堂のおばちゃんシリーズ13『初夏の春巻』を読み始めました。また寝る前に食べ物の話になってしまった😅
https://bookwalker.jp/de0b0eb569-c30b-4bde-9c54-7fa92a3e51ac/
では、またヾ(˙❥˙)ノ
rohengram799 at 16:45|Permalink│Comments(4)
2022年03月30日
春和雲便りNo.24:Beast
鎌倉の 鶴岡八幡宮に向かう参道入り口に近い場所に「Z」の落書きがあったそうですね。「Z」はロシアのウクライナ侵攻への支持を意味するものと言われているので、このことと結びつけてのニュースも多いですが、ちょっとそれは考え過ぎなのでは? マスコミが使う「Z世代」の非常識な輩たちが「オレ様参上!」的に落書きしたのでは? と私は思ったのですが……。あたたかくなって、何かやらかしたくなったのでは? いずれにしても迷惑な話です。
https://www.smbcnikko.co.jp/terms/eng/z/E0146.html
この「Z世代」ってわざわざそんな言い方をしなくても、と思うのは「マジンガーZ」とか「フェアレディZ」を思い浮かべる世代だからでしょうか? (また「昭和39年の俺たち」を買ってしまったわ) でも一番思い出深いのはコチラの漫画です。
https://bookmeter.com/books/4132054
* * * * *
千早茜さんの『人形たちの白昼夢』を読み終わりました。
https://bookwalker.jp/de34215d5e-c7f6-4b93-b534-9549fbc04b81/
どのお話も不穏で怪しく妖しく美しくせつなくていとおしい……12編のショートストーリーのひとつ「ビースト Beast」にあった一文は確かに……となりました。
…… 人間は同じ言葉を話すのに、同じことを皆が聞いてはいないからです。マムウにはマムウにしか感じられない音や匂いがありました。他の動物だってそうです。自分の種族の大いなる流れに耳を澄まさない生き物はいません。人以外は。人はそれぞれが自分に都合の良い言葉を切り取っているように見えました。けれど、人の身の裡(うち)には常に深い空洞があり、埋まることがありません。……
(P90〜91)
表紙と本文中の挿画は岡上淑子さんのコラージュ作品だそうです。
https://www.kawade.co.jp/sp/isbn/9784309279114/
* * * * *
3月も明日を残すのみになりました。今月の更新はコレにて……です。今月もお付き合いいただき、ありがとうございました<(_ _*)> 来月もまたどうぞよろしくお願いいたします。ご自愛下さいませ。
https://www.smbcnikko.co.jp/terms/eng/z/E0146.html
この「Z世代」ってわざわざそんな言い方をしなくても、と思うのは「マジンガーZ」とか「フェアレディZ」を思い浮かべる世代だからでしょうか? (また「昭和39年の俺たち」を買ってしまったわ) でも一番思い出深いのはコチラの漫画です。
https://bookmeter.com/books/4132054
* * * * *
千早茜さんの『人形たちの白昼夢』を読み終わりました。
https://bookwalker.jp/de34215d5e-c7f6-4b93-b534-9549fbc04b81/
どのお話も不穏で怪しく妖しく美しくせつなくていとおしい……12編のショートストーリーのひとつ「ビースト Beast」にあった一文は確かに……となりました。
…… 人間は同じ言葉を話すのに、同じことを皆が聞いてはいないからです。マムウにはマムウにしか感じられない音や匂いがありました。他の動物だってそうです。自分の種族の大いなる流れに耳を澄まさない生き物はいません。人以外は。人はそれぞれが自分に都合の良い言葉を切り取っているように見えました。けれど、人の身の裡(うち)には常に深い空洞があり、埋まることがありません。……
(P90〜91)
表紙と本文中の挿画は岡上淑子さんのコラージュ作品だそうです。
https://www.kawade.co.jp/sp/isbn/9784309279114/
* * * * *
3月も明日を残すのみになりました。今月の更新はコレにて……です。今月もお付き合いいただき、ありがとうございました<(_ _*)> 来月もまたどうぞよろしくお願いいたします。ご自愛下さいませ。
rohengram799 at 06:50|Permalink│Comments(2)
2019年02月03日
令月雲便りNo.5:思い出の(イメージ)アルバム
今日は節分👹 豆を年の数だけ食べるのは絶対ムリ~お腹を壊してしまう!
年末から「平成を振り返る」特集がテレビや新聞、雑誌で目立ちますが、私は昭和を振り返りたくなる~というか、学生時代のあんなことやこんなことを思い出すようになりました。多分、今の情報社会(この言葉も古いような)についていけないのでしょう(´;ω;`)
今はアニメや漫画のドラマCDが発売されていますが、昔はイメージアルバムなるものが発売されていていました。LPレコードですね(笑)
山岸涼子さんが聖徳太子を描いた【日出処の天子】は、ドラマ仕立てではなく最初から錫杖の音と重低音の読経のようなものが流れてきて、夜中に聞くとヒャー!となりましたねぇ(笑) 専門学校時代、カウンセリングの授業を担当していた先生が厩戸さんと蝦夷の別れの場面について話していたのを思い出します。地面がビキピキってひび割れるのですが、その亀裂の入り方が云々…と言っておりました。吹き出しが四角いのも特徴的な作品でしたわ。
https://www.waxpend.com/items/10537
木原敏江さんの【摩利と新吾】は旧制高等学校を舞台にした話で、作品中で歌われていた校歌が入っていました。「北紀行」という歌を知ったのもこのアルバムからです。
http://www.billboard-japan.com/goods/detail/155801
当時、女子高生だったワタクシ、今のように「腐女子」だの「BL」だのといった言葉はありませんでしたが「お耽美」の世界に生きていましたので、そちら方面のお話を書いて楽しんでおりました。まだまだお子さまでしたので、内容などあってないようなものです(オヤジギャグではない)が、オソロシイことに木原先生にファンレターと一緒にそれを送ってしまったことも←すみません、バカです………でもその後、私の好きなキャラのおねーさまの名前がちょっとだけ似た名前で登場したのと、私が「うふふ(*ノωノ)」と思っていたカップリングで、その構図も「ウヒャ(*゚∀゚)」な表紙の回があったこともあり、ひとりで喜んでおりました←ハイ、おバカさんです(-ω-;) 今でも木原先生の作品は好きです♪(´ε`*)
青池保子さんの【エロイカより愛をこめて】はドラマ部分がありました。エロイカは野沢那智さんだったか!(笑)
https://blogs.yahoo.co.jp/marohoiz/16272089.html?__ysp=44Ko44Ot44Kk44Kr44KI44KK5oSb44KS44GT44KB44GmIOOCpOODoeODvOOCuOOCouODq%2BODkOODoA%3D%3D
B面(笑)の最後の♪背中にグッド・ラックは好きでした(*´∀`)♪
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/from-eroica-with-love/entry-10351538725.html%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D
あと、当時文通していた女の子が萩尾望都さんのイメージアルバムをカセットテープにダビングしてくれて、その中で一番印象的だったのが♪ターコイズ・ブルーカラー スフィンクスの目~ という歌詞の曲だったんですね。でもそのアルバムのタイトルが全く思い出せなくて………読書メーターでつぶやいてみたらすぐ探して下さった方がいて(本当に有難い!)【エトランゼ】だとわかりました。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/luna-raitin/entry-12142966497.html%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D
自分で検索してもわからなかったので(調べ方がヘタだったのでしょう)本当に感謝であります(о´∀`о)
イメージアルバムを探している時に、私が見つけて「なんじゃこりゃ!?」と思った記事がコチラです。まさかの【明太子の缶詰め】Σ ゚Д゚≡( /)/エェッ!!
https://blog.goo.ne.jp/hayatinocans/e/128ebb3af510e23c10f5ba7f05374f07
追記∶アメブロで妄想追加記事🥸
https://ameblo.jp/ayaka4131-off/entry-12815909599.html
年末から「平成を振り返る」特集がテレビや新聞、雑誌で目立ちますが、私は昭和を振り返りたくなる~というか、学生時代のあんなことやこんなことを思い出すようになりました。多分、今の情報社会(この言葉も古いような)についていけないのでしょう(´;ω;`)
今はアニメや漫画のドラマCDが発売されていますが、昔はイメージアルバムなるものが発売されていていました。LPレコードですね(笑)
山岸涼子さんが聖徳太子を描いた【日出処の天子】は、ドラマ仕立てではなく最初から錫杖の音と重低音の読経のようなものが流れてきて、夜中に聞くとヒャー!となりましたねぇ(笑) 専門学校時代、カウンセリングの授業を担当していた先生が厩戸さんと蝦夷の別れの場面について話していたのを思い出します。地面がビキピキってひび割れるのですが、その亀裂の入り方が云々…と言っておりました。吹き出しが四角いのも特徴的な作品でしたわ。
https://www.waxpend.com/items/10537
木原敏江さんの【摩利と新吾】は旧制高等学校を舞台にした話で、作品中で歌われていた校歌が入っていました。「北紀行」という歌を知ったのもこのアルバムからです。
http://www.billboard-japan.com/goods/detail/155801
当時、女子高生だったワタクシ、今のように「腐女子」だの「BL」だのといった言葉はありませんでしたが「お耽美」の世界に生きていましたので、そちら方面のお話を書いて楽しんでおりました。まだまだお子さまでしたので、内容などあってないようなものです(オヤジギャグではない)が、オソロシイことに木原先生にファンレターと一緒にそれを送ってしまったことも←すみません、バカです………でもその後、私の好きなキャラのおねーさまの名前がちょっとだけ似た名前で登場したのと、私が「うふふ(*ノωノ)」と思っていたカップリングで、その構図も「ウヒャ(*゚∀゚)」な表紙の回があったこともあり、ひとりで喜んでおりました←ハイ、おバカさんです(-ω-;) 今でも木原先生の作品は好きです♪(´ε`*)
青池保子さんの【エロイカより愛をこめて】はドラマ部分がありました。エロイカは野沢那智さんだったか!(笑)
https://blogs.yahoo.co.jp/marohoiz/16272089.html?__ysp=44Ko44Ot44Kk44Kr44KI44KK5oSb44KS44GT44KB44GmIOOCpOODoeODvOOCuOOCouODq%2BODkOODoA%3D%3D
B面(笑)の最後の♪背中にグッド・ラックは好きでした(*´∀`)♪
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/from-eroica-with-love/entry-10351538725.html%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D
あと、当時文通していた女の子が萩尾望都さんのイメージアルバムをカセットテープにダビングしてくれて、その中で一番印象的だったのが♪ターコイズ・ブルーカラー スフィンクスの目~ という歌詞の曲だったんですね。でもそのアルバムのタイトルが全く思い出せなくて………読書メーターでつぶやいてみたらすぐ探して下さった方がいて(本当に有難い!)【エトランゼ】だとわかりました。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/luna-raitin/entry-12142966497.html%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D
自分で検索してもわからなかったので(調べ方がヘタだったのでしょう)本当に感謝であります(о´∀`о)
イメージアルバムを探している時に、私が見つけて「なんじゃこりゃ!?」と思った記事がコチラです。まさかの【明太子の缶詰め】Σ ゚Д゚≡( /)/エェッ!!
https://blog.goo.ne.jp/hayatinocans/e/128ebb3af510e23c10f5ba7f05374f07
追記∶アメブロで妄想追加記事🥸
https://ameblo.jp/ayaka4131-off/entry-12815909599.html
rohengram799 at 10:12|Permalink│Comments(4)
2017年01月18日
夢雲便りNo.10:見ろ!のヴィーナスたち
青池保子さんの漫画『イブの息子たち』シリーズに見せたがりのヴィーナスが出てきたことがありました。あまりにも見せたがりなので、フローラが髪の毛をボンドでガッツリかためていましたわ💦 よく教科書などで見る、大きい貝殻の「ヴィーナスの誕生」を思い出して下さいませ(((^^;)
年末からチマチマとミロの『乳房の神話学』(角川ソフィア文庫)という本を読んでおります。このミロという人はヘンなことに研究熱心なのか、他にも共著でありますが『おなら大全』とか『でぶ大全』とかあります。
エロ本ではなくて、神話の時代から豊穣の象徴としての乳房、彫刻やら絵画やら、文学やら、本当に色んな話が詰まっていて、なかなか先に進めません。信じられないことでありますが、とにかく胸を見せたい!チラリズムではなく、バーン!となんの恥じらいもなく見せまくる女性が溢れた時代があり、教会にも平気で行ったらしいです。隠しなさい!イヤよ!で、教会などが困っている様子などが書いてありました。フランス、ルイ王朝の時代の話ですかね。肉体美(?)に目覚めた女性たちが凄すぎます・・・!
「この聖なる場所に来たりて、なにゆえかほどに身を飾り立て、体形をわざわざ見せつけてまで、人々の視線を集めようとなさるのか。胸も肩も腕もむき出しにするのみならず、贅を凝らした服装をするのがふさわしいとお考えか。ここは偉大なる救世主であられる主が、至高の肉体を通じて、不滅を願う魂に滋養を与え、貞潔への愛を吹き込み、色欲の焔を消して下さる場所。だのにあなた方ときたら、あえて申し上げるが、自分の肉体で人々の目を奪い、魂を惑わせ、官能をかき立て、情欲の火に油を注いでいるではないか。この不信心はいかなるものか。イエス・キリストの肉体にあなた方の肉体を、神の慈愛にあなた方のみだらな愛欲を並べようとでも言うおつもりなのか。」(p77〜78)
本当はもっと口汚く罵りたいのでしょうけど( ̄~ ̄;)
1692年には、胸を隠すファッションが流行した。といって、まったく隠してしまうのではなく、「スティンケルク」という薄手の肩掛をかけるだけだったのだが、それはその年の夏、ベルギーのスティンケルクで、取るものも取りあえず戦闘に加わり勝利を収めたフランスの将校連中が、ぞんざいにネクタイをしめたままで戦ったことに由来する、いわば戦勝記念のファッションであった。(P80)
『ベルばら』を読んだことがある方ならわかると思うのですが、パリの下町のおかみさんたちが肩にかけて胸のところで結んでいるショールみたいなヤツ、あれは「フィシュー」というらしいです。アントワネットの晩年の肖像画にも見られますね。貴族の方々などは豪華なものを身に着けていたようです。
https://blog.goo.ne.jp/asumirio63/e/13446ac231f3b7f84579ecf02444bf0b
こちらのブログは他の記事も家具や人形、時計などアンティークでステキな物の話がたくさんなので、漫画に興味ない方でも楽しますので・・・オススメします(*^^*)
この本には文学の中の乳房についてもたくさん書かれていて、短歌や詩、風刺画やポスターなどの写真もあり、世の中の移り変わり等もわかります。まぁ買うのにちょっと勇気がいるかもしれませんが。また500ページ近くあるので持ち歩きには適さないかも(´-ω-`) サクサク読めないし、私も自宅でしか読まないです。だからいつまでも読み終わらない!
大きくても小さくても、女性ならこのうっとおしさがわかるのではないかしら、という桂信子さんの歌で今日は〆たいと思います。
『ふところに乳房ある憂さ梅雨長き』
年末からチマチマとミロの『乳房の神話学』(角川ソフィア文庫)という本を読んでおります。このミロという人はヘンなことに研究熱心なのか、他にも共著でありますが『おなら大全』とか『でぶ大全』とかあります。
エロ本ではなくて、神話の時代から豊穣の象徴としての乳房、彫刻やら絵画やら、文学やら、本当に色んな話が詰まっていて、なかなか先に進めません。信じられないことでありますが、とにかく胸を見せたい!チラリズムではなく、バーン!となんの恥じらいもなく見せまくる女性が溢れた時代があり、教会にも平気で行ったらしいです。隠しなさい!イヤよ!で、教会などが困っている様子などが書いてありました。フランス、ルイ王朝の時代の話ですかね。肉体美(?)に目覚めた女性たちが凄すぎます・・・!
「この聖なる場所に来たりて、なにゆえかほどに身を飾り立て、体形をわざわざ見せつけてまで、人々の視線を集めようとなさるのか。胸も肩も腕もむき出しにするのみならず、贅を凝らした服装をするのがふさわしいとお考えか。ここは偉大なる救世主であられる主が、至高の肉体を通じて、不滅を願う魂に滋養を与え、貞潔への愛を吹き込み、色欲の焔を消して下さる場所。だのにあなた方ときたら、あえて申し上げるが、自分の肉体で人々の目を奪い、魂を惑わせ、官能をかき立て、情欲の火に油を注いでいるではないか。この不信心はいかなるものか。イエス・キリストの肉体にあなた方の肉体を、神の慈愛にあなた方のみだらな愛欲を並べようとでも言うおつもりなのか。」(p77〜78)
本当はもっと口汚く罵りたいのでしょうけど( ̄~ ̄;)
1692年には、胸を隠すファッションが流行した。といって、まったく隠してしまうのではなく、「スティンケルク」という薄手の肩掛をかけるだけだったのだが、それはその年の夏、ベルギーのスティンケルクで、取るものも取りあえず戦闘に加わり勝利を収めたフランスの将校連中が、ぞんざいにネクタイをしめたままで戦ったことに由来する、いわば戦勝記念のファッションであった。(P80)
『ベルばら』を読んだことがある方ならわかると思うのですが、パリの下町のおかみさんたちが肩にかけて胸のところで結んでいるショールみたいなヤツ、あれは「フィシュー」というらしいです。アントワネットの晩年の肖像画にも見られますね。貴族の方々などは豪華なものを身に着けていたようです。
https://blog.goo.ne.jp/asumirio63/e/13446ac231f3b7f84579ecf02444bf0b
こちらのブログは他の記事も家具や人形、時計などアンティークでステキな物の話がたくさんなので、漫画に興味ない方でも楽しますので・・・オススメします(*^^*)
この本には文学の中の乳房についてもたくさん書かれていて、短歌や詩、風刺画やポスターなどの写真もあり、世の中の移り変わり等もわかります。まぁ買うのにちょっと勇気がいるかもしれませんが。また500ページ近くあるので持ち歩きには適さないかも(´-ω-`) サクサク読めないし、私も自宅でしか読まないです。だからいつまでも読み終わらない!
大きくても小さくても、女性ならこのうっとおしさがわかるのではないかしら、という桂信子さんの歌で今日は〆たいと思います。
『ふところに乳房ある憂さ梅雨長き』
rohengram799 at 12:30|Permalink│Comments(8)
2015年11月07日
暁雲便りNo.16:オスカーより愛をこめて
最近のSoftbankのコマーシャルが酷い……セーラームーンにアトムにゴルゴ13にケンシロウ……原作ファンをバカにしているとしか思えない(特にゴルゴ!)……auに変えスマホデビューするべきか?とか考えてしまう(~_~;)
マンガつながりで……先月発売の『ダ・ヴィンチ』に青池保子先生の「エロイカより愛をこめて」の特集があり、懐かしくなって今発売されている分を大人買いしてしまいましたわ。途中まで持っていたのですが、ひとり暮らししていた時に兄が「借りていく」と言って持っていったきり30年近く返してもらっていないので……兄ちゃん、オレのエロイカはドコにあるの?
来年で連載開始40周年!なんですが、 ダンナから「おかーさんはいつから読んでいるの?」ときかれたので「連載開始から」と言ったら「えっ、おかーさんって小学生の頃から“ホモ好き”だったの( ̄□ ̄;)!!」と言われた………なんなんだ、その言い方は!
たしかにホモホモしい展開はありますが、あのくらいでは……ねぇ?……って誰に同意を求めている!? 美術品大好きな麗しい金髪の泥棒貴族ドリアン・レッド・グローリア伯爵(通称エロイカ)と「鉄のクラウス」ことNATOの情報将校である、クラウス・ハインツ・フォン・エーベルバッハ少佐の噛み合わない美に対する価値観(古今東西いろんな美術品が出てきてフムフムします)やスパイ社会や(コードネームがまた笑える)国際情勢など面白おかしく学べることがたくさんあるというのにぃ~! ちなみにドイツのエーベルバッハ市は日本人観光客がたくさん訪れる、ファンの聖地であります(笑)
そして昨晩は金曜ロードショーで「るろうに剣心」(映画)をダラダラと見ました。「るろうに」は流れ者や放浪者を意味する造語だそうな。ジャンプ連載中もなんとなくダラダラと読んでいましたが、登場人物の関係性がよくわからない。ああ、こんな人いたわ~みたいな。そして女優陣が可愛くないのが残念な作品……なんかイメージが違うんですよね。他のキャスティングもですが。志々雄さまの藤原竜也くんは演技力があるのでOK!(笑)
イケナイ!と思いつつもやはりツッコミを入れたくなってしまうのがオバチャンの性(さが)! 処刑場シーンでは斬首といいながら、ナゼ髪を切り、首をあらわにしない?(実際は斬首しなかったのでまぁいいのか?) 船内セットはどちらかというと舞台向きでは? 来年かな、宝塚で舞台化されるそうなので、そちらにいいかもなんて思ったり……。甲板での戦闘(?)場面は斬られ役の皆さまが巧すぎる!!(笑) 刀の重量感もないし(松平健とか里美浩太郎のようなどっしりした構えが欲しい)それを持つことの重み、責任感が言葉だけで薄っぺらいような……刀剣を大事に扱っている雰囲気もないし………変にアクロバティックなチャンチャンバラバラが続いてなんだかなぁ……歯こぼれしてんじゃないの?とか三人斬ったらもう使い物にはならないんじゃあ?とか……ラストもなんかパッとしなくて……そして一番困ったのが「緋村」と呼ぶ時にバナナマンの日村が頭に浮かぶことでした~! この映画がお好きな方がいたら大変申し訳ございません!
マンガ、小説、アニメの映画化って多いですが、別作品として楽しめるものってなかなかないですね。産婦人科医の「コウノドリ」は主人公がピアニストとして登場する時のヘアスタイルが酷すぎて泣けました( TДT)
タイトルは「愛をこめて」なのにグチグチ書いてしまいましたね……すみません(´;ω;`) 11月も1週間過ぎました。なんだか気忙しいですが、皆さま、お身体に気をつけてお過ごし下さいませ。
マンガつながりで……先月発売の『ダ・ヴィンチ』に青池保子先生の「エロイカより愛をこめて」の特集があり、懐かしくなって今発売されている分を大人買いしてしまいましたわ。途中まで持っていたのですが、ひとり暮らししていた時に兄が「借りていく」と言って持っていったきり30年近く返してもらっていないので……兄ちゃん、オレのエロイカはドコにあるの?
来年で連載開始40周年!なんですが、 ダンナから「おかーさんはいつから読んでいるの?」ときかれたので「連載開始から」と言ったら「えっ、おかーさんって小学生の頃から“ホモ好き”だったの( ̄□ ̄;)!!」と言われた………なんなんだ、その言い方は!
たしかにホモホモしい展開はありますが、あのくらいでは……ねぇ?……って誰に同意を求めている!? 美術品大好きな麗しい金髪の泥棒貴族ドリアン・レッド・グローリア伯爵(通称エロイカ)と「鉄のクラウス」ことNATOの情報将校である、クラウス・ハインツ・フォン・エーベルバッハ少佐の噛み合わない美に対する価値観(古今東西いろんな美術品が出てきてフムフムします)やスパイ社会や(コードネームがまた笑える)国際情勢など面白おかしく学べることがたくさんあるというのにぃ~! ちなみにドイツのエーベルバッハ市は日本人観光客がたくさん訪れる、ファンの聖地であります(笑)
そして昨晩は金曜ロードショーで「るろうに剣心」(映画)をダラダラと見ました。「るろうに」は流れ者や放浪者を意味する造語だそうな。ジャンプ連載中もなんとなくダラダラと読んでいましたが、登場人物の関係性がよくわからない。ああ、こんな人いたわ~みたいな。そして女優陣が可愛くないのが残念な作品……なんかイメージが違うんですよね。他のキャスティングもですが。志々雄さまの藤原竜也くんは演技力があるのでOK!(笑)
イケナイ!と思いつつもやはりツッコミを入れたくなってしまうのがオバチャンの性(さが)! 処刑場シーンでは斬首といいながら、ナゼ髪を切り、首をあらわにしない?(実際は斬首しなかったのでまぁいいのか?) 船内セットはどちらかというと舞台向きでは? 来年かな、宝塚で舞台化されるそうなので、そちらにいいかもなんて思ったり……。甲板での戦闘(?)場面は斬られ役の皆さまが巧すぎる!!(笑) 刀の重量感もないし(松平健とか里美浩太郎のようなどっしりした構えが欲しい)それを持つことの重み、責任感が言葉だけで薄っぺらいような……刀剣を大事に扱っている雰囲気もないし………変にアクロバティックなチャンチャンバラバラが続いてなんだかなぁ……歯こぼれしてんじゃないの?とか三人斬ったらもう使い物にはならないんじゃあ?とか……ラストもなんかパッとしなくて……そして一番困ったのが「緋村」と呼ぶ時にバナナマンの日村が頭に浮かぶことでした~! この映画がお好きな方がいたら大変申し訳ございません!
マンガ、小説、アニメの映画化って多いですが、別作品として楽しめるものってなかなかないですね。産婦人科医の「コウノドリ」は主人公がピアニストとして登場する時のヘアスタイルが酷すぎて泣けました( TДT)
タイトルは「愛をこめて」なのにグチグチ書いてしまいましたね……すみません(´;ω;`) 11月も1週間過ぎました。なんだか気忙しいですが、皆さま、お身体に気をつけてお過ごし下さいませ。
rohengram799 at 11:07|Permalink│Comments(16)