風と共に去りぬ

2016年08月12日

乗雲便りNo.12:我は草なり、故郷は緑なり

昨日は……しばらくなかったのに、また男子トイレ個室にパンツが脱ぎ捨てられていました(`Δ´) いつも思うのですが、その後はどーしているのでしょう? 帰宅するのか、いつも余分にパンツを持ち歩いているのか……昔のパンツ記事は第749号:はかなくもゴミと散りゆくわが身かな byトランクスです。この時一緒に働いていた不思議ちゃんはもう辞めていますが、彼女はまだマシだったな、と思えるくらい、その後は(;゜∇゜)な人が続いています……(´-ω-`)



そのおパンツを捨てるためにゴミ置き場に行く途中に、緑色した蛾のようなものが目に入りました。大きさはモンシロチョウくらい。あまりにもあざやかな緑で、若葉のよう……葉っぱに擬態しているのかと思うほどでしたが、あまりマヂマヂとは見たくない……そんなに虫は好きじゃないし。でも気になって仕事帰りにケータイで検索。虫の画像が出てきたらイヤだなぁ、と思ってドキドキしていたのに何かがへん……『高見順の有名な詩』『われは草なり』……ハイ(´・ω・`)? キーワードの入力が「緑の“蛾”」ではなく「緑の“我”」になっていました……( ̄▽ ̄;) しかし「緑の我」とはなんとも詩的! 昔習ったイドとか自我とか超自我とか思い出す!←言葉だけで内容は……(¨;)



《われは草なり》

われは草なり 伸びんとす
伸びられるとき 伸びんとす
伸びられぬ日は 伸びぬなり
伸びられる日は 伸びるなり

われは草なり 緑なり
全身すべて 緑なり

毎年かはらず 緑なり
緑のおのれに あきぬなり
われは草なり 緑なり
緑の深きを 願ふなり

ああ 生きる日の 美しき
ああ 生きる日の 楽しさよ
われは草なり 生きんとす
草のいのちを 生きんとす




ひらきなおりともとれる「伸びられぬ日は 伸びぬなり」が自分をよく理解している感じがして、なんかたまらなくいい!! 好きだなぁ(≧▽≦) なんで今まで知らなかったんだろう?



タイトルが「我は草なり」だけでは淋しい気がしたので「故郷は緑なり」を追加しました。映画に『故郷は緑なりき』という作品があるようですが、私が思い浮かべたのは宝塚の『風と共に去りぬ』でアシュレが歌った「故郷は緑なり」なのです(*´∀`)♪ 生まれ育った土地の緑の美しさ、田舎の山々を思い出します。



今日は日航ジャンボ機墜落事故から31年目。昼間だけでなく、夜遅く帰宅する時にも、飛行する機体のあかりを何回か目にする場所に住むようになり20年過ぎました。どうか安全に、どうか無事に……と空を見上げながら思っています。



皆さまの毎日もどうぞ「ご安全に」!!





rohengram799 at 11:06コメント(12) 

2014年12月27日

笑雲便りNo.29:ごおん With the Wind

風邪をひきそうな予感がして仕方ないワタクシ(O.O;)(oo;) 一昨日はパジャマを後ろ前に、昨日は裏表に着ていました……UNIQLOで買った総柄フリースで裏表の区別がつきにくいのよね~あははヾ(@゜▽゜@)ノって笑い飛ばしましたが……自分が思っているよりお疲れモードなんでしょうか(;´д`)



冬なのに『ひとなつの。真夏に読みたい五つの物語』を読み始めました。「ひとつなの。」と見間違いしてしまい、意味もなくドキドキしたりして…「ひと夏の経験」の百恵ちゃんを連想してしまうからでしょうか?←おやぢ発想! 海で逢った男性、スキー馬で逢った男性、街中だとアレ(丿 ̄ο ̄)丿と違和感ありまくり~なんて聞きますが、経験がないのでわからない……。


「ひとなつ」「ひとふゆ」そして「ひとはる」もまぁしっくりきますが「ひとあき」ってなんかヘン……「日と秋」って変換されてしまうから? なんかヘンといえば、コンビニにはもう「恵方巻き」の予約チラシが( ; ゜Д゜)……まだ年も明けていませんけど!? そして近くにはまだハロウィンの売れ残り商品(チョコとかシールとか)があるという……もっと季節感を大事にしましょう←なら冬の本を読めや(`Δ´)



昨日は『ご恩、お売りします。 恩屋のつれづれ商売日誌』(朝倉景太郎)を読みました。ラノベですな(笑) どんな願いも叶えてくれるという都市伝説「恩屋(おんや)」。「じつは幽霊」「ヤクザからも恐れられている」など、真偽不明の噂は絶えない。その店主・恩屋幸太郎を訪ね、今日も事務所に困った事情を抱えた人が訪れる……ワケですが、ネタバレになりますが、この『恩屋』という人物は1週間しか記憶に残らない人間なんですよね。だから恩屋は人に恩を売って、自分のことを覚えていてくれる人間を探している……ちょっとせつなさがある物語でした。


この本を買ったのはダンナさんがわりと「恩着せがましい」(恩恵を施して,いかにも感謝しろと言わんばかりの態度である)タイプなので、半分当てつけですね~わざとダンナさんの目につくところに本を広げて置いたりしていました(((^^;)


「恩返し」は誰かの恩に報いること。「恩知らず」は受けた恩を忘れること。そして「恩送り」という言葉もあります。受けた恩をその人にではなく、誰か他の人に送ること。ステキな言葉の余韻に浸りながらも、ワタクシは本人に「怨送り」をしてしまうくらい、イヤなことをいつまでもネチネチ覚えているタイプだな、と考えてしまいます。



『Gone With the Wind』という題名は、南北戦争という「風と共に」当時絶頂にあったアメリカ南部の貴族的文化社会が消え「去った」ことを意味するそうです。「ご恩」を受けた感謝は風の便りで届けてもらい、「ご怨」こそどこかに吹き飛ばしてもらいたいです←生き霊は困りますが(^。^;)



皆さま、今年最後の土曜日をどうぞ楽しくお過ごし下さいませ♪





rohengram799 at 11:34コメント(10) 

2010年06月17日

ひつじ雲便り71:真紅に燃えて

父の日の話に、南北戦争という言葉が出てきたので、思い出した『風と共に去りぬ』。


小説も読んだし、漫画も読んだし、映画も見たし~あのアシュレのどこが良いのか、理解に苦しむ外見(~_~;)~舞台も見ました。


私が観たのは、宝塚の舞台で夏休みにはじめて、東京宝塚劇場へ♪(新しい劇場には行ったことがナイ)


その中で、スカーレットが歌う『真紅に燃えて』が好きでした~(^-^)


…昨日を思って嘆くより今日だけは真紅に燃えて生きてゆこう…


時々うろ覚えの歌詞を思い出しては、自分を励ましています。


さてさて、例によって余談ですが、これが『真紅に萌えて』だと、アキバの人になってしまいます( ̄▽ ̄;)


元総理の麻生タンも大好きな漫画のキャラですから(笑)


わからない方には…『考えるのは明日にしましょう』byスカーレット・オハラ






rohengram799 at 00:05コメント(0)トラックバック(0) 
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