高校入試
2018年03月13日
桃月雲便りNo.14:コミュニケーション
昨日は近くの幼稚園で卒園式が・・・4月にはランドセルを背負って小学校に。自分の小さい頃や子どもたちのことなど思い出しました。
さてさて・・・千葉県公立高校入試後期の国語問題には足立巻一(あだちけんいち)さんの『親友記』と小川軽舟さんの『俳句と暮らす』などがありました。
【親友記】
https://sumus.exblog.jp/7606229/
足立さんは生まれてすぐに父親を亡くし、母親は再婚、祖父母に育てられたそうです。東京を転々とし、祖母が亡くなると祖父と長崎まで行き、その祖父も亡くなり、親戚の家々で暮らしていたので、友だちができる機会がなかったようです。神戸の伯父さんのところに落ち着いたのは9歳の時(大正11年)・・・他の作品も1980年代に発行されたものが多いようです。
記述問題もあったのですが、2つの意見を読んであとの条件に従い、あなたの意見を書きなさい、というもの。
意見A:私は、友だちとの会話の中では、互いの考えていることを、てきるだけ言葉にして伝え合うのがよいと思います。
意見B:私は、友だちとの会話の中では、互いの考えていることを、全部は言わなくても、できるだけ察し合って心を通わせるのがよいと思います。
条件に「はじめに、意見Aと意見Bのうちに、あなたが大切だと思う意見とその理由を書き、次に、このことに関連して、友だちとのコミュニケーションにおいて大切にしていることについて、あなたの考えを書くこと」とありました「どちらを選んでも、そのこと自体が採点に影響することはありません」と言われても、ちょっと難しくないですかね~?
多分、どちらかといえばこちらの意見かな、という感じで受験生は書いたのだと思いますが、悩むわ~言葉にするほどウソくさくなる可能性もあるし、察してちゃんも困るし。受け取る側との関係もあるし・・・「友だち」という範囲が曖昧だし。国語の問題って難しいなぁ~( ̄~ ̄;)
4月からの学校生活が明るく楽しい毎日でありますように、辛いことがあっても何か解決策が見つかりますように・・・とおばちゃん、願わずにいられませんわ。
さてさて・・・千葉県公立高校入試後期の国語問題には足立巻一(あだちけんいち)さんの『親友記』と小川軽舟さんの『俳句と暮らす』などがありました。
【親友記】
https://sumus.exblog.jp/7606229/
足立さんは生まれてすぐに父親を亡くし、母親は再婚、祖父母に育てられたそうです。東京を転々とし、祖母が亡くなると祖父と長崎まで行き、その祖父も亡くなり、親戚の家々で暮らしていたので、友だちができる機会がなかったようです。神戸の伯父さんのところに落ち着いたのは9歳の時(大正11年)・・・他の作品も1980年代に発行されたものが多いようです。
記述問題もあったのですが、2つの意見を読んであとの条件に従い、あなたの意見を書きなさい、というもの。
意見A:私は、友だちとの会話の中では、互いの考えていることを、てきるだけ言葉にして伝え合うのがよいと思います。
意見B:私は、友だちとの会話の中では、互いの考えていることを、全部は言わなくても、できるだけ察し合って心を通わせるのがよいと思います。
条件に「はじめに、意見Aと意見Bのうちに、あなたが大切だと思う意見とその理由を書き、次に、このことに関連して、友だちとのコミュニケーションにおいて大切にしていることについて、あなたの考えを書くこと」とありました「どちらを選んでも、そのこと自体が採点に影響することはありません」と言われても、ちょっと難しくないですかね~?
多分、どちらかといえばこちらの意見かな、という感じで受験生は書いたのだと思いますが、悩むわ~言葉にするほどウソくさくなる可能性もあるし、察してちゃんも困るし。受け取る側との関係もあるし・・・「友だち」という範囲が曖昧だし。国語の問題って難しいなぁ~( ̄~ ̄;)
4月からの学校生活が明るく楽しい毎日でありますように、辛いことがあっても何か解決策が見つかりますように・・・とおばちゃん、願わずにいられませんわ。
2018年02月15日
恵風雲便りNo.10:問題の問題 (´・ε・`*)
昨日の朝刊に、千葉県公立高校入試問題と解答があったので、国語ではどんな小説から問題が出されているのかな?といつものようにチェックしたら、冲方丁さんの『光圀伝』から引用されていました。「読んでないわ~」と意味なく焦ってしまったワタクシ(^o^;)
センター試験では井上荒野さんの『キャベツ炒めに捧ぐ』という連作短編集の中から「キュウリいろいろ」が採用されていましたが、なんと、井上さん、自分で問題を解いてみたそうなΣ(・∀・;)
週刊ポストの2/2号の記事からですが
「どうにか全問正解だったので良かったです(笑)。小説の読解に正解はないと考えていますが、今回の問題は間違いの選択肢に『明らかにこんなことは書かれていない』という記述が含まれていて、消去法で選べるようになっていた気がします。
ただ、『問6』の小説のテクニックについての設問では、たぶん多くの小説家が無意識にやっていることの理由を厳密に問うていました。受験生には相当難しかったのではないかと思います。」
「問6」ってどんな問題だっけ?と新聞の束をひっくり返してひっくり返して探してしまいましたよ~!
6つある中から違うものを2つ選ぶというもので、問題文を読むとなんだか小説を読むという楽しみが半減するというか、こんなこと考えながら本を読みたくないわ~と思ってしまいました。
そして必ずしも作者の考えと出題者の考えが合致するとは限らないパターンもあるんですよねぇ。
本当の国語力を点数化するのって、ムリなんじゃないかと、毎年思いながらも出題作品をチェックしてしまう私なのでしたヾ(@゜▽゜@)ノ
【光圀伝 オフィシャルサイト】
http://shoten.kadokawa.co.jp/mitsukuniden/
【キャベツ炒めに捧ぐ】
http://pro.gnavi.co.jp/magazine/article/column_1/c1128/
http://madameh.exblog.jp/17665277/
【追記:入試問題の著作権について】
https://www.w-as.jp/staff-blog/%E6%A8%A9%E5%88%A9%E8%80%85%E3%81%AF%E4%BA%BA%E5%8A%9B%E3%81%A7%E6%8E%A2%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81%E3%80%80%E5%85%A5%E8%A9%A6%E9%81%8E%E5%8E%BB%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AE%E8%91%97%E4%BD%9C/
センター試験では井上荒野さんの『キャベツ炒めに捧ぐ』という連作短編集の中から「キュウリいろいろ」が採用されていましたが、なんと、井上さん、自分で問題を解いてみたそうなΣ(・∀・;)
週刊ポストの2/2号の記事からですが
「どうにか全問正解だったので良かったです(笑)。小説の読解に正解はないと考えていますが、今回の問題は間違いの選択肢に『明らかにこんなことは書かれていない』という記述が含まれていて、消去法で選べるようになっていた気がします。
ただ、『問6』の小説のテクニックについての設問では、たぶん多くの小説家が無意識にやっていることの理由を厳密に問うていました。受験生には相当難しかったのではないかと思います。」
「問6」ってどんな問題だっけ?と新聞の束をひっくり返してひっくり返して探してしまいましたよ~!
6つある中から違うものを2つ選ぶというもので、問題文を読むとなんだか小説を読むという楽しみが半減するというか、こんなこと考えながら本を読みたくないわ~と思ってしまいました。
そして必ずしも作者の考えと出題者の考えが合致するとは限らないパターンもあるんですよねぇ。
本当の国語力を点数化するのって、ムリなんじゃないかと、毎年思いながらも出題作品をチェックしてしまう私なのでしたヾ(@゜▽゜@)ノ
【光圀伝 オフィシャルサイト】
http://shoten.kadokawa.co.jp/mitsukuniden/
【キャベツ炒めに捧ぐ】
http://pro.gnavi.co.jp/magazine/article/column_1/c1128/
http://madameh.exblog.jp/17665277/
【追記:入試問題の著作権について】
https://www.w-as.jp/staff-blog/%E6%A8%A9%E5%88%A9%E8%80%85%E3%81%AF%E4%BA%BA%E5%8A%9B%E3%81%A7%E6%8E%A2%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81%E3%80%80%E5%85%A5%E8%A9%A6%E9%81%8E%E5%8E%BB%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AE%E8%91%97%E4%BD%9C/