高知
2016年08月14日
乗雲便りNo.14:寒蝉
『桑の実を前歯でちょっと噛み故郷』(池田澄子)
実際、故郷に帰り桑の実を食べたのか、違う場所で口に運び故郷を思い出したのか、どちらにしても浮かぶのは懐かしい故郷………私も桑の実を小学校に行く途中に食べたりしていました(笑) “おかいこさん”農家も今はほとんど残っていないのではないかと思います。桑畑も少なくなっているだろうなぁ。皆さまが故郷を思い出す“ひとかじり”“ひとくち”はなんでしょう?
11日に甲府で、コオロギの初鳴が観測(平年より3日早い)され、12日には新潟や名古屋でツクツクボウシの初鳴が観測されたそうです。こういうのを観測している人たちがいるのがスゴいな、と思いつつ……立秋を過ぎたのを虫たちの方がよくわかっているのですね(^o^;)
スーパーのチラシにあった七十二候(*)には『寒蝉鳴(ひぐらしなく)』の文字が。寒い蝉? 蝉が寒い? ヒグラシは「蜩」ではないの?………?(・_・;?
(*)http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
「寒蝉」は“かんぜみ”と読み、秋の末に鳴く蝉。ツクツクボウシまたはヒグラシの古称か。かんせん。 七十二候が中国から日本に伝来した当時のものは「寒蝉鳴」とあり、普通はこれで「かんせんなく」と読むそう。「時期は“立秋の末候”となっていますので「蜩鳴く」時期とはズレているような……。中国では鳴いているのかしらん? 寒蝉は秋の訪れを告げる蝉なのづ「秋つげぜみ」とも読まれることがあるらしい。ヒグラシよりもツクツクボウシが鳴く時期にあうのでは?ということで、“ツクツクボウシまたはヒグラシの古称か”となっているようです。しかし、ヒグラシは哀愁があり、夏をしみじみと惜しむ感じがありますが、ツクツクボウシは西川のりおさんのイメージが強いので「もう夏が終わり~? ざけんなよ、まだ遊ぶんだよ!」みたいな、なんとも言えない気分になってしまう世代です( ̄~ ̄;)
http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlko/200708200.htm
高知にお住まいのKIRARI様のブログに『よさこい』の記事がありました。祭りだ、祭りだ~!を楽しんで下さい(≧∇≦)
http://kirari-yume2.jugem.jp/?eid=658
http://kirari-yume2.jugem.jp/?eid=659
実際、故郷に帰り桑の実を食べたのか、違う場所で口に運び故郷を思い出したのか、どちらにしても浮かぶのは懐かしい故郷………私も桑の実を小学校に行く途中に食べたりしていました(笑) “おかいこさん”農家も今はほとんど残っていないのではないかと思います。桑畑も少なくなっているだろうなぁ。皆さまが故郷を思い出す“ひとかじり”“ひとくち”はなんでしょう?
11日に甲府で、コオロギの初鳴が観測(平年より3日早い)され、12日には新潟や名古屋でツクツクボウシの初鳴が観測されたそうです。こういうのを観測している人たちがいるのがスゴいな、と思いつつ……立秋を過ぎたのを虫たちの方がよくわかっているのですね(^o^;)
スーパーのチラシにあった七十二候(*)には『寒蝉鳴(ひぐらしなく)』の文字が。寒い蝉? 蝉が寒い? ヒグラシは「蜩」ではないの?………?(・_・;?
(*)http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
「寒蝉」は“かんぜみ”と読み、秋の末に鳴く蝉。ツクツクボウシまたはヒグラシの古称か。かんせん。 七十二候が中国から日本に伝来した当時のものは「寒蝉鳴」とあり、普通はこれで「かんせんなく」と読むそう。「時期は“立秋の末候”となっていますので「蜩鳴く」時期とはズレているような……。中国では鳴いているのかしらん? 寒蝉は秋の訪れを告げる蝉なのづ「秋つげぜみ」とも読まれることがあるらしい。ヒグラシよりもツクツクボウシが鳴く時期にあうのでは?ということで、“ツクツクボウシまたはヒグラシの古称か”となっているようです。しかし、ヒグラシは哀愁があり、夏をしみじみと惜しむ感じがありますが、ツクツクボウシは西川のりおさんのイメージが強いので「もう夏が終わり~? ざけんなよ、まだ遊ぶんだよ!」みたいな、なんとも言えない気分になってしまう世代です( ̄~ ̄;)
http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlko/200708200.htm
高知にお住まいのKIRARI様のブログに『よさこい』の記事がありました。祭りだ、祭りだ~!を楽しんで下さい(≧∇≦)
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2016年05月19日
香雲便りNo.20:木(曜日の)魚 >゜))))彡
テレビでタツノオトシゴの産卵の様子を見ました! あんなに小さいのに形はタツノオトシゴ! 当たり前ですが、不思議です。
不思議というか、小さくてちょっとブサイク(失礼!)でもなんか愛嬌のある、魚が表紙の雑誌を見ました。スポテッド・ガーパイク プラチナ(古代魚)というらしい(≧▽≦)
http://aquaroom-boss.com/blog/category/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%81%E3%83%8A%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC
北アメリカ大陸東南部に分布する古代魚、ガーパイク。私が見たのはラブリーでしたが、他のはなんか大きくて、とんがったクチバシで模様?もウツボみたいで美的じゃない~!! 性質は温和らしいですが、体長3mを越す場合もある大型タイプと、比較的小型で観賞魚としての歴史は長いのに分かれるようでした。
ガーパイクは体が硬い……( ̄▽ ̄;) なので「目安として体長が奥行きの8割位の最低ラインで、それ以上ある場合は大きい水槽に移しましょう!」とありました。小さすぎる水槽で飼っていると「背曲がり」になってしまう可能性があるんだそうです。また色んな場所に吻(クチバシみたいなヤツ)をぶつけてだんごっ鼻になってしまったりとか……鼻曲がりの鮭はまぁそういう習性(?)なので仕方ないですが、ペットとして飼われていたらそれはヒドイですよね。
魚つながりで……香雲便りNo.19:ヤマユリワラシ供養絵額の本に「五十集(いさば)」という言葉が出てきました。磯場とも書き、漁場、魚市場、魚商人や水産加工業者の意味で共通して用いた用語だそうです。江戸時代中期以降には、魚問屋や魚の仲買人をさすようになりました。「五十集役」というのもあり、これは江戸時代、主に魚問屋に課した税だそうです。
日本語でなぜ「五十」をもって「魚市」を表すのかは、語源的にははっきりした理由はわかっていないそうです。魚の種類が十じゃ少ないし百じゃ多いし……で五十に落ち着いたのかしら? 「磯場」よりモノがたくさんあるイメージが作りやすい……かな('_'?)
今が旬の魚といえば、やはりカツオでしょうか? カツオといえば高知、高知といえば「鯨飲」ですね(笑) 新聞の雑誌広告に「日本酒ブーム」「国際線ファーストクラスのSAKE」とかあって、飛行機内で日本酒(゜д゜)……急行列車内で出張帰りらしきサラリーマンがプシュ!とチューハイとか飲んでいるのは見たことがありますが、飛行機は乗らない、飲まない私なので、その文字だけでクラクラしてしまいました(^。^;) そして山梨のヒーロー(笑)中田ヒデさんのインタビュー、今は日本酒についてアレコレやっているようです(^^)/\(^^)
http://next.president.co.jp/
不思議というか、小さくてちょっとブサイク(失礼!)でもなんか愛嬌のある、魚が表紙の雑誌を見ました。スポテッド・ガーパイク プラチナ(古代魚)というらしい(≧▽≦)
http://aquaroom-boss.com/blog/category/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%81%E3%83%8A%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC
北アメリカ大陸東南部に分布する古代魚、ガーパイク。私が見たのはラブリーでしたが、他のはなんか大きくて、とんがったクチバシで模様?もウツボみたいで美的じゃない~!! 性質は温和らしいですが、体長3mを越す場合もある大型タイプと、比較的小型で観賞魚としての歴史は長いのに分かれるようでした。
ガーパイクは体が硬い……( ̄▽ ̄;) なので「目安として体長が奥行きの8割位の最低ラインで、それ以上ある場合は大きい水槽に移しましょう!」とありました。小さすぎる水槽で飼っていると「背曲がり」になってしまう可能性があるんだそうです。また色んな場所に吻(クチバシみたいなヤツ)をぶつけてだんごっ鼻になってしまったりとか……鼻曲がりの鮭はまぁそういう習性(?)なので仕方ないですが、ペットとして飼われていたらそれはヒドイですよね。
魚つながりで……香雲便りNo.19:ヤマユリワラシ供養絵額の本に「五十集(いさば)」という言葉が出てきました。磯場とも書き、漁場、魚市場、魚商人や水産加工業者の意味で共通して用いた用語だそうです。江戸時代中期以降には、魚問屋や魚の仲買人をさすようになりました。「五十集役」というのもあり、これは江戸時代、主に魚問屋に課した税だそうです。
日本語でなぜ「五十」をもって「魚市」を表すのかは、語源的にははっきりした理由はわかっていないそうです。魚の種類が十じゃ少ないし百じゃ多いし……で五十に落ち着いたのかしら? 「磯場」よりモノがたくさんあるイメージが作りやすい……かな('_'?)
今が旬の魚といえば、やはりカツオでしょうか? カツオといえば高知、高知といえば「鯨飲」ですね(笑) 新聞の雑誌広告に「日本酒ブーム」「国際線ファーストクラスのSAKE」とかあって、飛行機内で日本酒(゜д゜)……急行列車内で出張帰りらしきサラリーマンがプシュ!とチューハイとか飲んでいるのは見たことがありますが、飛行機は乗らない、飲まない私なので、その文字だけでクラクラしてしまいました(^。^;) そして山梨のヒーロー(笑)中田ヒデさんのインタビュー、今は日本酒についてアレコレやっているようです(^^)/\(^^)
http://next.president.co.jp/
2015年05月28日
碧雲便りNo.28:クジラ酔わせてどうするつもり~(´・ω・`)?
昨日読んだ『鴨川食堂』に高知まで出掛けた話があり、おみやげに「酔鯨」「南」という日本酒を父親が買ってきていました。 昔、「女房酔わせてどうするつもり?(///∇///)」というコマーシャルがありましたが「鯨酔わせてどうするつもり(;゜∀゜)」ですわ……さすが高知ですね!←誉め言葉です!
「鯨飲馬食」という言葉がありますが、まとまった形の四字熟語はないようです。「鯨飲」は史記・范雎(ハンショ)蔡沢(サイタク)列伝に、「馬食」は杜甫の『飮中(インチュウ)八仙(ハッセン)歌』からのようです。
戦国時代、魏の人范雎が秦昭王(ショウオウ:B.C.306~B.C.251)に「遠交近攻」を献策し、王の信任を得て宰相にまで上り詰めました。魏の国にいた時、宰相の魏齊(ギセイ)と須賈(シュカ)に、今で言うならば冤罪で死ぬ目にあわされました( TДT) 須賈が秦に来た時に報復としてこんなことをしたそうです。
……須賈を堂下に座らせ、その前に芻(まぐさ)と豆を置き、馬のように食らわせながら、責めて言った。「魏王に告げよ。魏齊の首を持ってこい。さもないと、国都を滅ぼすぞ、と」……馬食は、ただたくさん食べるというのではなく、箸を使わず馬のように、直接口で食べるということを言っているみたいですね。犬食いというヤツでしょうか(-_-;)
「鯨飮」は唐の時代、長安では愛酒家として名の高い人物として8人が知られていましたが、杜甫の『飮中八仙歌』にそのうちのひとり、左相(サショウ)のことを「遊びに大金を使って、飲みっぷりは、鯨が川を飲み干すよう(;´д`)」だと……。中国だとナマズのイメージがありますが、クジラもどこかにいたのかしらん?
幕末の土佐藩主・山内豊信(容堂)公は、自ら「鯨海酔侯」と名乗り『昨は橋南に飲み、今日は橋北に酔う、酒あり飲むべし 吾、酔うべし』と謳い、その見事な鯨飲ぶりは、外出の際、赤ひょうたんを腰から離したことはなかったと伝えられているそうです。リッパな呑んだくれですな( ̄▽ ̄;) しかし、彼の名前を聞いても山内一豊と松平容保をあわせたような名前だ、と思う私もどうかと……(゜゜;)
http://www.suigei.jp/
http://item.rakuten.co.jp/mashidayahonten/c/0000000123/
「山鯨」という言葉がありますが、こちらはイノシシの肉。獣肉をさすことも。獣肉を食べることは禁忌であったので言い換えたワケですが、もしかしたら酒豪の奥さまの隠語だと思っている人もいるかも(^o^;)
今日は5月最後の花木ハナモク(◎-◎;) 皆さま、にぎやかに楽しくお過ごし下さいませ♪
「鯨飲馬食」という言葉がありますが、まとまった形の四字熟語はないようです。「鯨飲」は史記・范雎(ハンショ)蔡沢(サイタク)列伝に、「馬食」は杜甫の『飮中(インチュウ)八仙(ハッセン)歌』からのようです。
戦国時代、魏の人范雎が秦昭王(ショウオウ:B.C.306~B.C.251)に「遠交近攻」を献策し、王の信任を得て宰相にまで上り詰めました。魏の国にいた時、宰相の魏齊(ギセイ)と須賈(シュカ)に、今で言うならば冤罪で死ぬ目にあわされました( TДT) 須賈が秦に来た時に報復としてこんなことをしたそうです。
……須賈を堂下に座らせ、その前に芻(まぐさ)と豆を置き、馬のように食らわせながら、責めて言った。「魏王に告げよ。魏齊の首を持ってこい。さもないと、国都を滅ぼすぞ、と」……馬食は、ただたくさん食べるというのではなく、箸を使わず馬のように、直接口で食べるということを言っているみたいですね。犬食いというヤツでしょうか(-_-;)
「鯨飮」は唐の時代、長安では愛酒家として名の高い人物として8人が知られていましたが、杜甫の『飮中八仙歌』にそのうちのひとり、左相(サショウ)のことを「遊びに大金を使って、飲みっぷりは、鯨が川を飲み干すよう(;´д`)」だと……。中国だとナマズのイメージがありますが、クジラもどこかにいたのかしらん?
幕末の土佐藩主・山内豊信(容堂)公は、自ら「鯨海酔侯」と名乗り『昨は橋南に飲み、今日は橋北に酔う、酒あり飲むべし 吾、酔うべし』と謳い、その見事な鯨飲ぶりは、外出の際、赤ひょうたんを腰から離したことはなかったと伝えられているそうです。リッパな呑んだくれですな( ̄▽ ̄;) しかし、彼の名前を聞いても山内一豊と松平容保をあわせたような名前だ、と思う私もどうかと……(゜゜;)
http://www.suigei.jp/
http://item.rakuten.co.jp/mashidayahonten/c/0000000123/
「山鯨」という言葉がありますが、こちらはイノシシの肉。獣肉をさすことも。獣肉を食べることは禁忌であったので言い換えたワケですが、もしかしたら酒豪の奥さまの隠語だと思っている人もいるかも(^o^;)
今日は5月最後の花木ハナモク(◎-◎;) 皆さま、にぎやかに楽しくお過ごし下さいませ♪
2015年03月17日
咲雲便りNo.17:珍味好きには嘘つき多し…σ( ̄∇ ̄;)?
なんだか急に春の陽気になってきましたが、身体がうまくついていかないですね~出掛ける時はアツくても帰る時には気温が下がり……で着るものにも困ります(~_~;)
昨日は休みだったので、本屋で盆栽の本なんか立ち読みしてから(笑)時代小説コーナーに平積みになっていた写楽絵風っぽいとぼけた顔の表紙とタイトルが気になり(Amazonなんかで検索してご覧下さい)3ヶ月連続刊行が決め手となって、風野真知雄さんの『隠密味見方同心』1&2巻を買ってしまいました。
月浦波之進は、南町奉行所に出仕して七年の腕利きの同心。剣も頭も冴え、しかも美男!! 切れ長でスッキリした目は「波の目」と呼ばれています~話していると、目の光が波のような強弱を孕んで押し寄せて来る気がして「あの波の目で溺れたい」んだとか( 〃▽〃) 月浦家の家族は母が亡くなり、父の壮右衛門、妻のお静、二つ年下の魚之進の四人家族。この弟は「魚の目」でよく言えば愛嬌のあるお顔、でも兄弟仲は悪くなく、ほのぼのします。
波之進に奉行の筒井和泉守から名指しで特命が下りますが、それは「味見方」として江戸の食いもの屋の動向を探り、悪事を隠密のうちに調べ、摘発していくという任務でありました。1巻目次には「禿げそば」「うなぎのとぐろ焼き」「くじらの姿焼き」「鍋焼き寿司」となんだ、それは~!と興味をひくメニューが。しかし……「美味の傍(そば)には悪がいる」という言葉を言い遺し、彼は刺客に襲われ死んでしまうのです。2巻は弟の魚之進が「兄の供養の為にも味見方同心を継げ」との命を下されて……切れ者の兄と違い気弱な性格の魚之進、大丈夫でしょうか?な展開になります。タイトルは『干し卵不思議』なんでしょうね(´・ω・`)?
さてさて、珍味もいろいろあると思いますが、週刊モーニングに短期集中連載『東京釣人』という漫画にハゼの親戚のドロメの画もあって(話のメインはアイナメ釣り)検索したら《土佐の海産珍味として名高いどろめ》とあって、漫画とは違うシラウオみたいなものの写真がありました。
「どろめは、古よりご飯の伴として愛された釜揚げちりめんの生で、土佐の方言でいわしの稚魚のこと」らしいです。語源の由来は不明、ですが、泥の中から大きな目だけをギョロと出している様子を見て「どろめ」と名付けられたと言った説もあるそうです。そして毎年4月、太平洋を舞台に赤岡町の浜辺で地曳き網でとれたてのドロメを味わうお祭りが開催~メインイベントは、男性は一升(1.8リットル)、女性は五合(0.9リットル)を一気に飲み干す「大杯飲み干し大会」!! 「飲み干す時間」「飲みっぷり」の総合得点を競うそうです。優勝者平均時間は男性が12.5秒、女性も10.8秒……(;゜∀゜) 「土佐流・少々(升・升)飲む」……私には無縁の世界ですが、スゴい!! 酒豪の皆さまにはぜひ参加してレポートしていただきたい(^◇^)
http://www.kojyanto.net/kochi_inf/kochi-meibutu/dorome/
さてさて、すっかり「おやぢ」が定着になったワタクシのブログ、最初の記事を書いてからマルっと5年になりました。訪問して下さる皆さま、コメントして下さる皆さま、どうもありがとうございます。これからもたくさんの珍妙な出逢いを求めて、いろんな世界をさ迷い歩きたいワタクシです、よろしこればまたどうぞお付き合い下さいませ。
昨日は休みだったので、本屋で盆栽の本なんか立ち読みしてから(笑)時代小説コーナーに平積みになっていた写楽絵風っぽいとぼけた顔の表紙とタイトルが気になり(Amazonなんかで検索してご覧下さい)3ヶ月連続刊行が決め手となって、風野真知雄さんの『隠密味見方同心』1&2巻を買ってしまいました。
月浦波之進は、南町奉行所に出仕して七年の腕利きの同心。剣も頭も冴え、しかも美男!! 切れ長でスッキリした目は「波の目」と呼ばれています~話していると、目の光が波のような強弱を孕んで押し寄せて来る気がして「あの波の目で溺れたい」んだとか( 〃▽〃) 月浦家の家族は母が亡くなり、父の壮右衛門、妻のお静、二つ年下の魚之進の四人家族。この弟は「魚の目」でよく言えば愛嬌のあるお顔、でも兄弟仲は悪くなく、ほのぼのします。
波之進に奉行の筒井和泉守から名指しで特命が下りますが、それは「味見方」として江戸の食いもの屋の動向を探り、悪事を隠密のうちに調べ、摘発していくという任務でありました。1巻目次には「禿げそば」「うなぎのとぐろ焼き」「くじらの姿焼き」「鍋焼き寿司」となんだ、それは~!と興味をひくメニューが。しかし……「美味の傍(そば)には悪がいる」という言葉を言い遺し、彼は刺客に襲われ死んでしまうのです。2巻は弟の魚之進が「兄の供養の為にも味見方同心を継げ」との命を下されて……切れ者の兄と違い気弱な性格の魚之進、大丈夫でしょうか?な展開になります。タイトルは『干し卵不思議』なんでしょうね(´・ω・`)?
さてさて、珍味もいろいろあると思いますが、週刊モーニングに短期集中連載『東京釣人』という漫画にハゼの親戚のドロメの画もあって(話のメインはアイナメ釣り)検索したら《土佐の海産珍味として名高いどろめ》とあって、漫画とは違うシラウオみたいなものの写真がありました。
「どろめは、古よりご飯の伴として愛された釜揚げちりめんの生で、土佐の方言でいわしの稚魚のこと」らしいです。語源の由来は不明、ですが、泥の中から大きな目だけをギョロと出している様子を見て「どろめ」と名付けられたと言った説もあるそうです。そして毎年4月、太平洋を舞台に赤岡町の浜辺で地曳き網でとれたてのドロメを味わうお祭りが開催~メインイベントは、男性は一升(1.8リットル)、女性は五合(0.9リットル)を一気に飲み干す「大杯飲み干し大会」!! 「飲み干す時間」「飲みっぷり」の総合得点を競うそうです。優勝者平均時間は男性が12.5秒、女性も10.8秒……(;゜∀゜) 「土佐流・少々(升・升)飲む」……私には無縁の世界ですが、スゴい!! 酒豪の皆さまにはぜひ参加してレポートしていただきたい(^◇^)
http://www.kojyanto.net/kochi_inf/kochi-meibutu/dorome/
さてさて、すっかり「おやぢ」が定着になったワタクシのブログ、最初の記事を書いてからマルっと5年になりました。訪問して下さる皆さま、コメントして下さる皆さま、どうもありがとうございます。これからもたくさんの珍妙な出逢いを求めて、いろんな世界をさ迷い歩きたいワタクシです、よろしこればまたどうぞお付き合い下さいませ。