2018年07月30日

炎昼雲便りNo.12:鳩乳

この前、真っ白い鳥が2羽飛んでいるのを見たのですが、大きさからしてハトっぽかったのだけれど、まるで手品のハトみたいでビックリしました。


もしかしたら全然違う鳥だったのかもしれないけれど、結構ハトを見かけるしなぁ~と思っていたら、新聞広告に『ハトと日本人』という本の紹介があって、そこに「鳩乳」という文字が・・・鳩乳?
鳩胸でなくて? と疑問に思い、検索したらありました。う~ん、生き物って不思議!


【鳩乳】

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/lezgedapartystarted.ti-da.net/a7458935.html%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D





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2016年10月24日

徳雲便りNo.17:鳥のトリコ

『ことり屋おけい探鳥双紙(たんちょうそうし)』(梶よう子)を読み終わりました。 凍雲便りNo.14:ことりに書いた小川洋子さんの小説が素晴らしかったのを思い出し、鳥物語にフラフラとひかれて買ってしまいました。


幻の青いサギを追って行方知れずになった夫・羽吉(はねきち)を待ちながら、小鳥を商う店「ことり屋」を切り盛りする女主人おけい。店に持ち込まれる事件の謎解きは特に目新しくはないし(申し訳ない)羽吉の行方も「ああやっぱりね……」なんですが、シリーズ化を考えての終わり方だったようです。


以前、加藤元さんの『四月一日亭ものがたり』という、銀座の裏通りにある西洋料理店の話を読んだことがありますが(大正末期のレトロな雰囲気がよかった)なぜ“四月一日”を“わたぬき”と読むのかは書いてなかったんですよ、たしか……その謎は第二羽(笑)の一文で解けました!


《まもなく四月だ。とくに四月朔日(ついたち)は綿抜きといって、この日を境に綿入れから袷(あわせ)に切り替わる。厚ぼったいものから、軽やかな衣装になって初夏を迎える。》


鷹がいないので小鳥が安心して遊べるから“小鳥遊(たかなし)”とか、難読名字の由来は面白いですわ。



玉詰まりだとパチンコ台をバンバン叩くオッサンを思い浮かべますが(偏見かしら?)鳥には「卵詰まり」という、体の中で作られた卵をうまく排出できずに詰まってしまう症状があるそうです。インコの他にもメスの鳥類ではよく見られる病気。一羽だけでも、成熟したメスの鳥なら卵を産むというのは聞いたことがありますが、詰まるとは……!


鳥類はフンも卵も同じところから排出するため、卵が詰まるとフンが出せなくなり、体内に蓄積してしまい、命を落とす危険が……おかしいぞ?と感じたら、すぐ病院に連れていって下さい。



そして『南総里見八犬伝』でおなじみの馬琴さんが相談役のような立場で登場。彼は鳥が大好きだったそうな。『大江戸飼い鳥草紙』(細川博昭著)とかに詳しく書いてあるようです。気分転換につがいの「ウソ」を買い求めたのをきっかけに「癒される~♪」と鳥のトリコになったようです……(゜゜;)\(--;)


数年後にはウソのほか、メジロ、キクイタダキ、ヨシキリ、サンコウチョウ、カナリア、ホトトギス、カッコウ、それにコガモ、オシドリ、バン、シギなどの水鳥も飼っていたそうです。特にハトは大好き!だったようで、「連雀鳩」という頭にタテガミ状トンガリを有した輸入鳩もいたらしいです。現代にいたら鳩レースとかに参加していたかも? ハトだけで8種類17羽も飼育していたそうですが、100羽以上にもなると世話も大変、餌代もバカにならない、鳥籠の置き場所にも困るようになり、カナリアだけを残してほとんどの鳥を売り払ったそうです。


馬琴の息子は医者なのに病弱だったとか、花鳥茶屋という、今でいう動植物園的なものがあったとか……江戸時代って変化朝顔に夢中になったりもしていたし、ペット事情も調べると楽しそう……文化・風俗の研究をする人の気持ちがわかる気がしました(o⌒∇⌒o)





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2016年08月24日

乗雲便りNo.21:白い鳩

「平成27年度地域別最低賃金改定」発表になりましたね。実施日は10月に入ってからまちまちのようですが、千葉は817円、東京は907円、山梨は737円……(´;ω;`) 気になったのは九州で、福岡は743円だけど、佐賀や大分など他の県は690円代で700円越えていない……物価とかかなり違うのかしらん? 私はもう最低賃金は一律800円にしてほしいですわ。  


さてさて布雲便りNo.16:気になる……!の後半に書いた名前の謎(?)ですが、あれから何回か買いに行き、店員さんの名札を確認しましたが「不折」さんは見つからず……だったのですが、やっとわかりました! 「○○不折さん」とフルネームで、店のオーナーでした。でも読み方はわからない……訊けなかった(; ̄ー ̄A


今日も昼頃に激しい雨になりました。その後は晴れて、空に何か白いものが……あれ、今日はそんなに風が強くないのに何でタオルが舞っているんだ('_'?)と思っていたら……白い鳩でしたぁ~どんだけ視力が低下しているんでしょう、私……! 鳩はわりと見かけるのですが、ドバトがほとんどであんな真っ白な鳩は初めてだったので驚きました。誰か飼育しているのかなぁ?


白い鳩といえば、 毎年8月15日に靖国神社で放鳩式を開催しているそうですね。飼育する白鳩は、全国の愛鳩家より奉納された50つがいの純白の伝書鳩を元にしたもの。飼育管理を行う「白鳩の会」は、平和の象徴といわれる純白の鳩を境内に放つことにより「みたま」を慰め、鳩の美しい姿を通じて、次の世代を担う少年少女の心に平和の尊さと「みたま」に対する感謝の気持ちを育むことを目的として1973(昭和48)年に発足。放鳩式は、翌年1974(昭和49)年から毎年8月15日に行われているそうです。


テレビや新聞など、今年は特にオリンピックがあったからかもしれませんが、8月15日を過ぎると「もういいよね」というように関連記事を縮小しているように感じてしまいます。あと『24時間テレビ』……まだやるのかと思ってしまう……かえっていろんな差別や偏見、誤解を拡げている番組ではないかと思ってしまいますわ。


日暮れが早くなりましたね。8月もあとわずか……皆さま、どうぞ楽しい思い出をつくって下さいませヾ(´ー`)ノ





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2016年07月09日

布雲便りNo.9:Saturday Night Fever

♪恋する女は 夢見たがりの いつも ヒロイン かの間の……


これは来生たかおさんの名曲『シルエット・ロマンス』でありますが、シルエットの語源が人物名からと知り、えっ(゜д゜)と思いました。「シルエット」の語源になった人物って、どんな人?をお読みいただけたらわかると思いますが、うん、意外でした! 違う名前の人だったらシルエットではなくカーディガンだったりブルマーだったりする可能性もあったワケですから( ̄▽ ̄;)



さてさて……吉村昭さんの動物小説集『羆(ひぐま)』を読み終わりました。山に入り嫁の敵のクマを撃ち(「羆」)ランチュウの飼育に夢中になり(「蘭鋳」)軍鶏師として優勝を目指し(「軍鶏」)遠距離の鳩レースに参加し(「鳩)」ハタハタ漁にも出掛け(「ハタハタ」)……グッタリ疲れましたわ! 動物たちの生態・本能と、それを利用したり操作したりする人間の傲慢さや愚かしさや身勝手な感傷など……それぞれの生と性と死が絡んだ生々しさ(ある意味、エロ本に見えないエロ本かも……昭和な時代臭もまたヨシ!みたいな)にう~ん、となりました!


そしてもう一冊『海馬(トド)』も買ってあります! こちらは「鰻」(これは映画『うなぎ』の原作だそう)「闘牛」「蛍」「鴨」「羆」「錦鯉」「トド」の7作品。またヒグマがいます……私の前世はマタギかクマだったんでしょうか? 体型はたしかに“クマモン”なんですが(-_-;)


クマやオオカミ、鹿を追っかけたりとマタギ関係の本は何冊か読んでいますし、鳩レースも関口尚さんの『はとの神様』を読んでいたので、ある程度の下地はあったからかわかりやすいというか、入り込みやすかったです。ランチュウにシャモ、ハタハタの話は読んだことがないなぁ……シャモやハタハタは食べたこともないし(^^;)(;^^) 何かオススメがありましたら、教えて下さい!←食べ物やお店ではなく小説をお願いします(笑)



蘭鋳ではありませんが、なんか岡本かの子(岡本太郎氏の母上)さんが金魚か鯉の話を書いていたような('_'?)……と思い出し、検索したら『金魚繚乱』というタイトルでした。


複一は東京のとある古い町の崖下にある金魚屋の跡取りとして育ちました。同じ年に、崖の上のさるお金持ちの家に女の子が生まれます。真佐子という名の少女は父親が金魚好きだったために毎日のように複一の家に来ては金魚を眺めて帰ります。赤い着物を着てふらふらとさまようように歩くその姿が複一にはまるで金魚そのものに見え、複一は真佐子に対して恋でもなく、愛情でもなく、尊敬でもなく、もはや畏怖に近いような念を持ち続けます。

「人間に一番自由に美しい生き物が作れるのは金魚だけじゃなくて」「素晴らしい、見ていると何もかも忘れてうっとりするような新種の金魚を造って。わたし、なぜだか自分が生む赤ん坊よりあなたが作るであろう金魚を見るのが楽しみなの」


うわぁ……こんな女の言葉に翻弄される男の物語らしいです(^。^;)



今日は土曜日、以前雑誌で見た《指月布袋》が♪Night Fever、 Night Feverな雰囲気で忘れられなかったので(ジョン・トラボルタって今はどうしているのだろう…まだ俳優さんなのかな?)タイトルにしました。『月をさすゆび』(福永一成)を思い出す……!


http://idemitsu-museum.or.jp/collection/sengai/sengai/01.php


台風の影響で西日本を中心に大雨、全国的に荒天になりそうですが、皆さま、お出掛けの時など特にお気をつけ下さいませ。運気好転、よい1日になりますように!






rohengram799 at 10:40|PermalinkComments(8)