黄葉

2013年11月09日

わた雲便りNo.9:高揚する初冬の出来事

曇天の土曜日ですね~天丼の土曜日((o( ̄ー ̄)o))だったらどんなに嬉しかったでしょう~!


『主婦です赤信号も渡らねば』(平岡久美子)というほど家事に勤しんでもいないし「はぁ…」と♪吐息を白い薔薇にかえて……みたいなことをしていたならば『夜の電話声の彼方に薔薇ありて』(久保田慶子)と浮気相手の奥さまとひと騒動の後に『桜紅葉これが最後のパスポート』(山口紹子)で、現在は『紅薔薇や誰も知らない私生活』(水口佳子)だったら……とアホまるだしで妄想竹をスクスク育てるしかありませんわ( ̄▽ ̄;)


近くの公園の銀杏も半分くらい黄葉してきました。楓(かえで)など赤くなるものは“紅葉"で銀杏(いちょう)など黄色くなるものは“黄葉"と書きますが、両方「もみじ」と読むそうです。

今日使わせていただいた俳句にある「桜紅葉」(サクラモミジ)ですが、桜の紅葉は他の木に比べて早く、9月の末ごろにはすでに赤く黄ばみ、他の木の紅葉するころおおかた散ってしまうそう。この句では春に出逢って何年か過ごしたけれど、この夏のまぶしい日々を想い出にしてサヨナラ(/_;)/~~でしょうか? 最後の…という部分に熟年の恋が終わり、余生は外国で穏やかに…と勝手にドラマを仕立ててしまうのは、おやぢ乙女ですから、もう仕方ないことですね┐(-。ー;)


作家に明野照葉さんがいらっしゃいますが、秋の季語「照葉」(てりは・しょうようともよみます)は、草木の葉が紅葉して、美しく照り輝くことを意味するそうです。人生も晩年は誰が見ても美しくありたいものですが……『柿落葉老いていとしきものふゆる』(戸板幽詩)みたいに、しがらみとは違う、有形無形の「いとしきもの」たちに振りまわされる予感がします。これはこれでシアワセなのだと思いたいですね(;´д`)


今日のタイトルは以前読んだ『紅葉する夏の出来事』からいただいきましたっ!高揚ではなく妄想する出来事の話になってしまいましたが~まぁいつものことですから(* ̄ー ̄)





rohengram799 at 17:10コメント(6) 
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